








チベット高原には、広々とした草原、山、川、峡谷、そして、実に多くの湖があった。まだ茶褐色をした草原には、数え切れないほどの羊やヤクが放たれ、その背後に、コバルトブルーの湖と真っ白い雪山が見え、通り過ぎる峠や丘には5色のタルチョが風にはためいている。....まさにこれがチベットの大自然であり、美しくも雄大な風景そのものであった。以下に、カイラス・ツアーの際に撮影した風景のダイジェスト版と、ナムツォ、ヤムドク湖を始めとしたラサ周辺地域の自然について、写真を中心にご紹介する。
― タルチョのある風景 ―
エベレストBCにて
カイラス山にて
タルチョのある丘の上から、まだ氷の張ったナムツォ湖を見下ろす。
馬の絵を描いた「ルンタ」(上)
<タルチョとは>
聖なる山や湖、峠や丘などの神聖な場所に飾られる5色の祈祷旗。5色とは、「白」=雲の他、自然の4大要素である「青」=天(風)、「黄」=地、「赤」=火、「緑」=水を表すという。旗にはチベット仏教の経文が書かれている。
― 湖と川と草原のある風景 ―
ナムツォ湖とチベットの山並み
川辺の放牧風景
ヤムドク湖畔の放牧
チベットのヤクや羊が食んでいる草はコケのように短い。スイスや北海道などのような豊かな牧草地とは違って、草はそれほど密に生えている訳ではなく、短い芽を懸命に、砂と一緒にそぎ取るように食べるのだ。折りしも、生まれたばかりの可愛いい子羊達がその横を跳ね回っていた。
― 山と高原のある風景 ―
マナサロワール湖畔の放牧とナムナニ峰
シシャパンマ峰
ガネシュヒマールの山並み
日喀則から羊八井に迂回する途中の道から見えた山々
カロー峠から見た氷河のある山
ロンボク寺からみたエベレスト。
カイラスへ行く途中では、ヒマラヤ山脈を見ながらの旅がずっと続いた。
ベースキャンプから見上げたエベレストの勇姿。さすがに世界最高峰だけのことはあった。