大会の基礎知識

2008.2.27

大会の種類

年齢区分

国際大会オリンピック
ISU選手権
  • 世界選手権
  • 世界ジュニア選手権
  • ヨーロッパ選手権
  • 四大陸選手権
  • 1〜3月に開催される、すべての国に開かれた大会。
    (もちろんヨーロッパ選手権はヨーロッパの、四大陸はそれ以外の国々のみ)
    四大陸以外では、1国から複数のエントリーが可能かどうかは
    前年の成績による。注1
    ISUグランプリシリーズ
  • スケートアメリカ
  • スケートカナダ
  • 中国杯
  • エリックボンパール杯
  • ロシアカップ
  • NHK杯
  • グランプリファイナル
  • 10〜12月に開催され、
    前年度の得点ランキング上位者など選ばれた者だけが出場できる大会。注2
    ファイナルはシリーズの成績上位者が進出できる。
    元々は独立した大会だったが、ISUによってまとめられた。
    ISUジュニアグランプリシリーズ
    8大会とファイナル
    開催地は不定
    8〜10月に8つの大会が開催される。エントリーについては注3
    シリーズの成績上位者は12月ごろのファイナルに進出できる。
    以上の大会はISUの管轄下にあり、そこでの得点はISU公式記録となる。 以下では一部の例外を除いて参考記録。
    国際大会その他の国際大会(シニア)
  • ネーベルホルントロフィー
  • ゴールデンスピン
  • カールシェーファーメモリアル
  • フィンランディアトロフィー
  • ネペラメモリアル  など
  • すべての国に開かれた大会。
    9〜11月に開催され、GPシリーズに出られない選手も多く参加する。
    結果として World Standings のポイントが加算される場合が多い。
    その他の国際大会(シニア・ジュニア・ノービス)
  • メラーノカップ
  • ニースカップ
  • クリスタルスケート
  • ロマンメモリアル
  • NRWトロフィー  など
  • すべての国に開かれた大会。
    その他の国際大会(特別なカテゴリによるものなど)
  • ユニバーシアード
  • アジア大会  など
  • 特定の選手しか出場できないため、Standingsのポイントは加算されない。
  • 日米対抗戦
  • 変則的で、エキジビション的な大会。
    国内大会
  • 全日本選手権
  • 全日本ジュニア選手権  など
  • (注1) 順位をポイントに置き換え(16位までは順位そのまま、17位以上は16ポイント、フリーに進めなかった者は18ポイント)、
    その合計(3人出場の場合は上位2人分)で次のように決まる。(ISU規定378条2項)
    1人出場の場合2ポイント以内→3枠獲得10ポイント以内→2枠獲得
    2人以上出場の場合13ポイント以内→3枠獲得28ポイント以内→2枠獲得
    なお、オリンピックでは、世界選手権と異なって全体のエントリー数がシングル30人、ペア20組、アイスダンス24組と限られており、すべての国に1枠があるわけではない。2枠以上が与えられる場合は同様に直前の世界選手権の結果で決めるが、1枠を与える国についても一定のところ(シングル24枠、ペア16枠、アイスダンス19枠)まで、その世界選手権の結果で(上位の選手から順に)決めてしまう。残りについては(上記を辞退した分も含め)、オリンピック予選会を指定し、そこで決定する。(ISU規定400条)
    (注2) ISU規定で決められているわけではないので、シーズンに先立ってその都度発表される。以下は2007年の例。
    • まず、世界選手権6位まで(欠員が生じれば、その6人・組以上のシーズンベストスコアを有する者、世界選手権7位〜の優先順で補充)が、2大会ずつシードされる。
      明記されていないが、通常上位3人・組が第1シード、残りが第2シードとして6大会に分散される。
    • 次に、世界選手権7位〜12位の6人・組(欠員が生じれば、その6人・組以上のシーズンベストスコアを有する者、世界選手権13位〜の優先順で補充)は、2大会保証される。
      明記されていないが、通常第3シードとして各大会2人・組ずつ分散される。
    • Standing24位以内、またはシーズンベストスコア24位以内は、1大会保証される。
    • 世界ジュニア3位以内、またはジュニアGPファイナル3位以内は、1大会保証される。
    • 開催国は上記も含めて3人・組まで自国の選手を出場させる権利がある。
    • 各大会の出場枠は、シングルが10〜12人、ペア6〜8組(※)、アイスダンス8〜10組であり、
      残りはシーズンベストスコア75位以内から選ばれる。
    • シングル・アイスダンスでは、出場できるのは2大会。
      ペアでは、ポイントは付かないものの3大会目も有り得る(上記※を満たすため)。
    • 1つの国から一度にエントリーできるのは3人・組まで。
    上のようにいろいろと決められているが、シングルなら最大でのべ72人がエントリーできるわけで、シーズンベストスコア24位ぐらいまでなら2大会が充分に割り当てられる。また、引退やジュニア残留、あるいは当初エントリーがあっても故障などで辞退する場合が少なくないので、結果的に見れば、シーズンベストスコア35位ぐらいまで広げても2大会出られる可能性は高い。
    なお、シーズンベストスコアはISU公式記録しか認められないため、位置付けとしては、ISU管轄の大会に出場し、そこで好成績を収めた選手たちに用意された特別なステージということになろう。
    (注3) シニア同様シーズンに先立ってその都度発表されるが、シニアと違って選手の入れ替わりが激しい(年齢のこともあるし、また好成績を収めてシニアへ上がる場合もある)ため、出場枠は国に対して与えられる。以下は2007年の例。
    • 【シングル】世界ジュニア選手権上位5カ国(ポイントに置き換えるわけではなく、その国の最上位選手の順位=国の順位)は、8大会すべてに2人ずつ出場させられる。続く5カ国は8大会すべてに1人ずつ出場させられる。その他フリーに進出できた国は7大会に1人ずつ出場させられる。以下略。ただし、開催国は3人まで可能。
    • 【ペア】すべての国が3組ずつ出場させられる。ただし、開催国は無制限。
    • 【アイスダンス】世界ジュニア選手権上位5カ国は、8大会すべてに2組ずつ出場させられる。その他の国は8大会すべてに1組ずつ。開催国は3組まで可能。

    年齢区分

    学年年齢ジュニアシニア
    大学2年7〜3月生まれ19歳シニア
    大学1年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ18歳ジュニア
    6年目
    シニア
    高校3年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ17歳ジュニア
    5年目
    シニア
    高校2年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ16歳ジュニア
    4年目
    シニア
    高校1年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ15歳ジュニア
    3年目
    シニア
    中学3年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ14歳ジュニア
    2年目
    シニア
    中学2年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ13歳ジュニア
    1年目
    中学1年4〜6月生まれ
    7〜3月生まれ12歳ノービス
    小学6年4〜6月生まれ

    シーズンは7/1〜翌年の6/30。
    その初めの時点で何歳になっているかによって、
    出場可能なカテゴリが決まる。(ISU規定108条2項)

    • オリンピック・世界選手権・ヨーロッパ選手権・
      四大陸選手権は15歳以上。
    • GPシリーズなど、
      その他のシニア国際大会は14歳以上。
    • 世界ジュニア選手権・ジュニアGPシリーズなど、
      ジュニア国際大会は13歳以上で、かつ下を満たす者。
      • 男女シングルについては、19歳未満。
      • ペア・アイスダンスについては、
        女性が19歳未満、男性が21歳未満。

    シングルに関して、日本の学年との対応は右の通り。
    シニア・ジュニアどちらも可能な年齢では、当事者が選択する。
    両方出るのも構わないが、演技時間が違うなどの困難が伴う。
    ただし、ペアを除いて、ジュニアGPシリーズとGPシリーズは掛け持ちできない。