愛媛県テコンドー連盟


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中年テコンドー蹴士 佐伯洋一55歳 昇段審査に臨む!(JTAテコンドー入門から現在に至るまで)
中年以降から新しくスポーツや武道を始めたり、若い頃にやっていた運動をまたやってみたいと思ったり、復帰されて実行されている中高年の人は沢山いると思います。JTAテコンドーにも、日々頑張って練習しているそんな人達が沢山いると思います。私もそんな"中年テコンダー"です。 JTAテコンドーを始めた動機は、人それぞれ色んな理由があったと思いますが、私の場合は、息子のクラブ活動入部の話を聞いたのと、自身の健康管理を考えていた時期に、インターネットでJTAテコンドーを知り、さっそく愛媛松山クラブに体験入門し、練習が終わった後のクラブ生の笑顔や、心地よい疲労感になんともいえない爽やかさを感じ、入門をさせて頂きました。 入門はしたのですが、私も50歳も過ぎたテコンダー。当時は、当然のことのように若いクラブ生のようなスタミナも体力も有りません。でも「気力だけは、若いクラブ生に負けないように...練習日は、可能な限り参加しよう。」と思いました。

【白帯での試練  移動稽古】
@ 片足を上げて、軸足スライド前進 (うぅ〜ん。持ち上げた自分の片足が重い〜。)
A ヨンソク(連続)蹴り  バランスがとても取りにくい。何より武道場の端から端まで往復して帰って着た時には、両膝に手をついて上体はうつむき、息は、ゼェーゼェーとなって思い切り肺に酸素を取り入れたくなる自分が情けない。先生とクラブ生は、優しく私の息が整うのを待ってくれている。(いつもこうでは、皆の練習時間を無駄にしている。何とかしなくては...)

対策として、休日にランニングしてみることに。何キロかランニングをし、苦しくなってきたらウォーキングに切り替え。あたりの風景を楽しみながら自宅近くの公園に到着。公園の端に鉄棒、すべり台などの遊具が有るので、少し活用させてもらい懸垂や踏み台昇降、腕立て伏せなどをセットで実施。映画のロッキーになったような気分。これなら出来そう。2ヶ月を過ぎた頃、少しずつスタミナ、体力もついてきたのを実感するようになってきました。

【初めての昇級審査にむけて】
入門して数か月が過ぎた頃、先生より次回の昇級審査受験を勧めてもらいました。いざ昇級受験が決定すると、少し不安だったので、会社の昼休みを利用して、会社建物裏の駐車場で練習してみることに。それまでの会社の昼休みといえば、サービスで仕事をするか、パソコンで何かしているかでした。 短時間ですが、練習が終わり、汗ばんだ体を濡れタオルで拭くと何とも心地よい気分。気分もリフレッシュされ、昼からの仕事にも新たに向かうことが出来ました。 「明日も頑張ろう」と思いながら始めた昼休みの練習は、クラブ練習の復習などで、今日まで続いています。当初は、誰かに見られたり、声をかけられると少し恥ずかしい気持ちになっていたのですが、今では、会社の人や関連会社の人との良いコミュニケーションに役立っています。

【大会出場と準備】
入門した年、「12月の高知県テコンドー大会に出てみませんか」と先生に勧められ、「年も年なので...」と先生に言いながらも7級で型と組手の部に出場参加申し込みをしました。 大会出場は、「先生に習ったことを他の道場生と比較して、何処まで出来ているかを確認する場所」と自分に言い聞かせて、練習を頑張りました。 参加を申し込んだ以上、勝敗に関係なく惨めな内容にならぬよう型の練習にも身が入りました。型は回し蹴りの型「青淵」を何度も何度も練習しました。組手は、スタミナを付けるのもあったのですが、まず頭に浮かんだのは、テコンドーの組手で、この身長165cmで重量級はヤバイと言うか、恥ずかしいと言う思いがよぎり、大会の約1ヶ月前より10kmを週に3日以上を目標にランニング。おかげでスタミナも若いクラブ生と同様に付いてきました。特別な技は練習せず、ランニングと公園で普段の道場稽古の復習、簡単な筋トレ。大会1週間前、寒い中の公園練習で、ギックリ腰になってしまい最後の1週間は、体を動かすことが出来ませんでした。大会出場棄権も考えたのですが、何とか動き出した体で出場。型は、気分が舞い上がってしまい、平常心を保つことが出来ず、初戦で敗退。組手は、トレーニングの成果が実ったのか、入賞することが出来ました。この大会に出場したことで、コンディション保持の大切さ、平常心の維持、そして「年をとっても出来るんだ」と言うことを学びました。

【公園練習】
青帯昇級審査まで1週間程度と迫ったクラブの練習日、試し割り練習をすることに。先生に板を持ってもらい、気合を入れ、後ろ横蹴りを蹴ってみたが割れなかった。ふがいない結果に練習後の夜から本格的に公園練習を取り入れだしました。 (この時の詳細は、ブログ過去のほう【練習生日誌】にコミカルに記載させてもらっています) 道場での練習は、屋内なので野外でやってみるとまた違う雰囲気でいいものです。 型の動作は、沢山練習していても、習った型を1ヶ月か2ヶ月 実施してないと直ぐに出てこないことがあるので、型の練習を主に、ラジオ体操か健康太極拳をやるくらいの気分で、気負うことなく公園練習をしています。 公園練習していると見知らぬ人から声をかけられることがあります。他団体のテコンドーを学んでいた青年には、ジュースをご馳走になりながら、幼い少年少女達には、戦隊○○レンジャーの様に見られたり。そんな時には、人とのふれあいを大切に、談笑し楽しい時間を過ごしています。 公園練習は、一人での練習も大切ですが、仕事の都合などで、なかなか定期的な道場稽古に参加できないクラブ生に声をかけて、クラブ生との型や約束組手の貴重な練習の場所にもなっています。そんなときの練習後の会話は、テコンドーの話はもちろんですが、世間話などしながら、お互いをより理解することができ、クラブの仲間一緒に頑張って行こうという気持ちになります。

【型の習得】
テコンドーの蹴り技(蹴美)は、高度で難しく、習得に期間を必要とします。私達、中高年テコンダーにとってはなおさらで、型もより難しくなり始めた緑帯昇級頃より、先生に指導して頂いたことを、メモするようにしました。メモを基に、自分の感想なども細部まで書き込みながら、自分なりの動作表を作成し、動作の意識付けを行っています。型に含まれる蹴りなど、上手く出来るようになったときには、なぜ出来るようなったのか? なぜ出来なかったか? 理由も整理するようにしています。 それと同時にJTA本部HPの動画を何度も確認し、練習するように心がけています。 人は50歳前後から、足が衰えるといわれています。JTAテコンドーの型は、蹴り技が沢山盛り込まれているため、足の衰え防止に最適です。そして練習後の気分は、なんとも爽快です。

【中高年テコンドー蹴士の皆様へ】
私は、数ある武道の中でJTAテコンドーに出会えて、本当に良かったと思っています。昇級審査課題の小論文を書く時、いつも真っ白な素直な気持ちになれ、自分自身を見直すことが出来ます。これからの気持ちの持ち方を再認識し、自分自身を高める方向に持っていくことが出来ます。 道場稽古、公園練習などで、JTAテコンドーを始めて生活にメリハリもでき、以前のようなダラダラした生活にさよならすることが出来ました。 JTAでテコンドーを学んでいる中高年の皆さん、蹴り技の習得、昇級・昇段目標達成およびテコンドーを通しての自分自身を磨くため、これからもマイペースで、そしてテコンドーを楽しみながら、お互いに頑張って行きましょう。 今回、JTAテコンドーで練習に頑張っている、中高年テコンダーの皆さんと昇級・昇段審査受験について気持ちを共有出来ればと、思いつくまま、簡単に書かせて頂きました。