DDS-VFO制御AT90S2313プログラム(Ver.5b以降)用
		VFO番号バイナリ出力デコード外付回路と応用

	これはな〜に?		AT90S2313制御のDDS-VFOに付ける付加回路です。
	対応するのは?		頒布版の(ウェブ公開版ではない)Ver.5b 以降のバージョン。
	なにをするの?		それを、これから説明します。

  頒布版のどのバージョンもDDS−VFOとしての操作は何ら変わりませんが、Ver.5bは…
・電源オンの後、最後にメモリーされたバンドでVFOが動作を始める時、或いはUやDスイッチで バンドを変えるときに、VFO番号の情報をDDSのポートから出力するようにしました。
・DDS基板には発振出力端子の他にパラレル出力端子,PO1〜PO4があります。この4ビット パラレル端子に、現在のVFO番号がバイナリ出力されます。
・DDS基板のパラレル出力を取り出し、TTL-ICで作る「外付け回路」とつなぎます。回路は、 4ビット入力から16本の出力の1つを選択する「デコーダー」です。
・デコーダー基板では、VFO-A〜VFO-Pに対応する16本の出力のうち、現在のVFOに対応する 出力がオン、他の15本はオフになります。
デコード回路は…
1、4ビット全てをデコードするには74シリーズTTLの154なら1個、 137/138/155などは2個使います。 2、上位3ビットだけをデコードするには上のどれかを1個、部分的に使うか 42を1個、部分的に使います。 この場合、PO4〜PO2をデコードして、2バンド区切りの8グループに 分けられます。 3、上位2ビットだけをデコードするには上のどれかを1個、部分的に使うか 139を1個、部分的に使います。 この場合、PO4とPO3をデコードして、4バンド区切りの4グループに 分けられます。 4、上位1ビットのPO4だけを使う場合はデコード用TTLは不要ですが、 PO4の後に1個の7404インバータの2回路を直列に使い、非反転 バッファを付けます。 この場合、VFO-A〜VFO-HとVFO-I〜VFO-Pの2グループに分けられます。
デコード用のTTLは、どれも負論理ですから選択出力はLレベル,それ以外が Hレベルとなるため全ての選択出力を論理反転する必要があります。 論理反転にはインバーターTTLの04を1個で6出力、反転バスバッファTTLの 466/540などが1個で8出力が反転できます。 ・外付け回路の16本の出力は、DDS周波数と水晶発振周波数を合成したプリミクスVFO 方式のマルチバンド機において・・・ 1、使用するバンドに対応する水晶発振回路の出力を選択する。 2、複数の周波数ミクサーを持つ場合、DDS出力を注入するミクサー回路を選択する。 3、複数の周波数ミクサーを持つ場合、使用するバンドに対応するミクサー出力を選択する。 ・デコードせずに単純に4ビット⇒7セグLEDドライバーTTL、9368や9370を 使えば0〜9,A〜Fの7セグ表示ができます。 9368、9370が入手困難であれば、7446/47、74246/247で0〜9 の7セグ表示ができますが、A〜F(VFO-K〜VFO-P)は正しく表示されません。 ・PO1〜PO4は、DDS基板の端子番号D〜Gに対応しています。 (秋月DDSキットのマニュアル「製作C」ページ参照) DDS基板のパラレルポート出力 LCD表示 PO4 PO3 PO2 PO1 0 VFO=A 0 0 0 0 1 VFO=B 0 0 0 1 2 VFO=C 0 0 1 0 3 VFO=D 0 0 1 1 4 VFO=E 0 1 0 0 5 VFO=F 0 1 0 1 6 VFO=G 0 1 1 0 7 VFO=H 0 1 1 1 8 VFO=I 1 0 0 0 9 VFO=J 1 0 0 1 10 VFO=K 1 0 1 0 11 VFO=L 1 0 1 1 12 VFO=M 1 1 0 0 13 VFO=N 1 1 0 1 14 VFO=O 1 1 1 0 15 VFO=P 1 1 1 1
SN74154を1個使って作った、4ビット→16線デコードの参考回路。選択出力は 負論理のため通常H、選択された出力だけがLレベルになる(アノードコモン)。 写真はVFO−H(LEDを上列の左端から千鳥に数えて8つ目)のカソードがLに落ちて、 電流が吸い込まれて点灯している様子。 外付けデコード回路 74LS138を2個使い、4ビットで16本から1本を選択する回路がAT90S85x5のDDSコントローラーに あります。 その回路を使ってください。
おわり
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