…大正末期から昭和初期にかけて起こった恐慌を、「ソテツ地獄」と呼んでいる
調理を誤れば命をも奪う「ソテツ」を食べるしか、飢えを凌ぐ方法がなかった事による
この為、あのような悲しい目を二度と見ることがないよう、食堂などでは「常に大盛り」で出てくるのである…
「おとなの沖縄ドリル」より 抜粋
これから4回に渡って沖縄を特集していこうと思います。
沖縄と言えば、そのグルメがかなり独特です。
「テビチー」とか「ミミガー」、「ソーキ」に「ヒージャー」…
分かっていないと、想像もつかない事態になりかねない。
それどころか、分かっているハズのものが、全然違った内容である事も多い。
都内と同じような頼み方をすると、ご飯が3つも4つも出てきたりする…
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ここでやらねば、誰がやる
今回の つったか隊
はですね、こーした…
「沖縄固有の謎 (特にグルメ)」
を特集しようと思います。
尚、特別編成5号列車
の企画も兼ねていますので、以降
沖縄の「自然」…海・名所編
沖縄の「文化」…石垣・シーサー編
沖縄の「データ」…リンク・お取り寄せ
と続いていきます。
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では、早速軽ぁ〜るいところから行きますか。
実はですね、沖縄の「吉野家」では「タコライス」が食せるのであります。
以前、青い看板の「吉野家」
の特集をした事がありました。
あの店は蕎麦が食せるのでしたね。
何だか「吉野家」って、持ってるイメージと結構離れたところにいる。
アレ…全然沖縄っぽくないですか ?
では、こんなネタなんてどうでしょう。
沖縄で「ぜんざい」と言えば「カキ氷」の事なんだそうだ。
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| 「黒糖ぜんざい」とある |
物件確定 |
関係ないが、気になったので… |
「何だ、アズキのかき氷じゃん」
と思う輩は、まだ沖縄が分かっていない。
アズキと言うより、煮豆の上に氷が乗っている感覚で、豆の粒も大きく(アズキではないと思う) 量も多く、意外と腹持ちがしてしまうのである。
そして、いよいよ「焼きそば」へ行く。
沖縄の「焼きそば」は「ケチャップ味」がデフォルトなのだ。
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| 物件確定 |
お食事の店「くろちゃん」外観 |
籠の中身は試食自由 |
え〜、よくあるお笑いを一席。
とある沖縄の食堂で、「やきそば」と「チャンプルー」、「味噌汁」、「ご飯」を頼みました。
そして出てきたものは…
「やきそば」 x 1
「チャンプルー」 x 1
「味噌汁」 x 3
「ご飯」 x 4
となる。
冒頭の挿話のように、また、写真 : 左のように、単品とゆー発想がないのが、沖縄の食堂の特徴なのだ。
例え「味噌汁」を頼んでも「ご飯」は付いてくる。(都市部では、さすがになくなってきたみたいですが)
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エト、話戻りますが、この「ケチャップ味の焼きそば」は、凄くご飯に合うんですね。
そーは思わないでしょ。
コレがまた旨いんだな。
ちなみに、籠の中の「サーターアンダギー (アンダーキー)」は、基本10個 \200 で売られている。
しかし、試食が可能なのである。
従って、一袋買っていこうという場合、中身が減っちゃってる可能性があるので要注意だ。
なんか、沖縄がじんわり分かってきましたか ?
では、いよいよ沖縄料理の基礎編に行きます (オイ、これからかっ)
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| 「うみぶどう」を前菜に |
「ジーマーミ」豆腐と「テビチー」 |
「ポーポー」で〆る |
「うみぶどう」というのは、何てゆーのかなー、このプチプチの中身がオイリーなんですね。
何故、植物なのに「オイリー」を感じてしまうか…
たぶんですね、コンブとかのネトネトが、その正体なんじゃないかと思います。
食べてシャキシャキ、後味マッタリ。
「ジーマーミ」は、よく言う沖縄の固い豆腐とはまた違って、ごま豆腐のトロッとした食感がする豆腐。
また、「ポーポー」は早い話が「チヂミ」ですね。
フルーツやクリームと一緒に巻いて、クレープみたいな食べ方をしている所もありました。
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| 「石垣牛」が有名らしい |
「シャコ貝」も絶品っ |
「沖縄そば」は、蕎麦ではない |
海産物で言うと、島の魚なんかは当たり前に旨ぇですが、「大シャコ」が群抜いてます。
貝柱…写真 : 中の右側です…は、一瞬イカかと思ってしまいますが、実はシャキシャキのシャコ。
シャキシャキが行き過ぎると、瓜みたいな歯ざわりなるんですね。そんな貝です。
あっ、冒頭の用語系、全然やってませんね。
エト、「イリチー」系は煮る、「イリチャー」系は炒めが基本です。
…そんな事を滔々と始めてもしょうがないか。
部位で言ったら分かりやすいかな。
まず「チラガー」。良くテレビで見る「豚の顔」ですね。
これが耳だけになると「ミミガー」。最近コンビニなんかでも売ってます。
面 (ツラ) がチラガー、耳がミミガーです。
次、胴体。
「ソーキ」は骨付きスペアリブ、「ラフテー (ラフティー)」はバラの三枚肉の部分。
「中身汁」の中身の意味は、ホルモンとゆーか臓物ですね。
「テビチー」は豚足。(手を煮るの意か)
「テビチー」に限らず、上記はすべて豚が前提です。
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さて、いよいよ沖縄料理の応用編。
海産物を食べに、国際通りの「公設市場」へ行ってみます。
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| 漬物とか、いくつかの島がある |
下の魚屋で選んで |
上の食堂で料理する |
「公設市場」というのは、一言で言うと「アメ横」と「吉祥寺駅前」を足して 1.3 で割ったようなところです。
魚屋の前で立ち止まると、ニーニーがコンシェルジュの役割をやってくれる。
「じゃあね、コッチの魚をいくつか刺身にして、\1,000 ぐらいでいい ? オコゼは唐揚げにしようね、\1,500 ぐらいでいい ? エッ、シャコ ? 旨いよコレ、じゃ\2,000 で損させないからね、ハイ、オバァが案内してくれるから、上に行って」
で、上の食堂 (数件あるが、選ぶのはオバァ) で、別料金 \500 を払って、料理してもらう。
そーゆー仕組みだが、大抵食いきれなくなるので要注意だ。
さて、そんなところが、沖縄グルメの特殊性です。
最後になりましたが、つったか隊
の研究テーマもココでまとめておきます。
「止まれの路面標識」
は、これで、日本全国完全攻略を成した。
全くバカげた事に、金と労力を費やしたものである。
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| 沖縄…基本形の亜流だった |
三重に非常に近い |
比較対象の「基本形」 |
プロの目で見ると (って何がプロじゃ)、沖縄の「止まれ」は、基本形のように縦の中心線が揃っていない。
これは、三重や高知に見受けられる現象である。
「三分割」と名づけているこの現象は、沖縄本島と石垣島でも確認してある。
また、「おきなわワールド」の出口に、あの名作の誉れも高い「岐阜型」があった。
中京と沖縄は、どーゆー関係があるのだろうか。
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| 「ダイブノーズ」タイプがあった |
アライメントは約7.5度 |
泡盛で酔ってるような赤ら顔 |
また、カーネルおじさんのタイプ分類
の方では、基本の「ダイブノーズ」があったので、測定してみた。
右手が左手に対してどれだけ上に来ているかを、このサイトでは「ケンタッキー・アライメント」と呼んでいる。
その結果、7.5 度とゆーのは、「杖なしヤング」に近い平行ブリで、「ダイブノーズ」の新記録である事が分かった。
いずれにしても、沖縄のカーネルは、頬に少し朱がさしていて (他の場所でもそうだった)、少し独特である。
酔っぱらっていてこの記録は、さすが「蒸留系」に強い人種の成せる技である。
そんな感じで、ザーッと沖縄の特殊性について見ていただきました。
次号・5/17号は、今度は観光編。
沖縄の「自然」…海・名所編
を取り上げます。
>>>続編追加されました。第五水牛号弐号車
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