エート、ボクちゃんもうすぐ40歳。
指の動きが活発でない子供が「ボク何歳 ?」なんて聞かれると、もどかしそうに指を立てたりするのだが、あの一本が10年だと考えると恐ろしいことである。
同時に、今は良き友人となっている大学の同期の方々とは、出会うまでの人生と、出会ってからの人生の長さがイコールになってしまっている。
更に、出会ってからの長さを現在に足すと、既に還暦が見えたりしている。
そーゆーお年頃な訳だ。
アレ? 何の話だったっけな。
そうだ、厄年の話だった。
エト、一般的には
・男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々」に通じる
ということで設定がなされており、でも科学的根拠はないみたいですよー、日ごろの心がけが大切ですー、なんてまとめているサイトが多いようだ。
ちょっと待て。
あんた達ゃ、所詮他人事だろ。
本当に科学的根拠はないっ、て言い切っていいのか。
人は世に問い、世は人に問う
そこで、今回の 湘南研
は、厄年に起こると言われる様々な事例の、その化学的根拠を T.T.T (徹底的) に洗い出そうというものだ。
主に、健康(老化要因)・事故(生活要因)・社会(環境要因)の3つに絞って、年齢との整合性をチェックしてみた。
■ 健康(老化要因)
・ 骨量の変化 = 最大骨量調査 参照サイト
最大骨量は「ピーク・ボーン・マス」と言うそうだ。
このグラフを見ると、男性のピークは36歳あたり、女性のピークは28歳あたりである。
当然ピークを問題としてもしょうがないので、カルシウムの蓄積が最大となった5年後あたりが「厄年」と一致しているという事実に着目すべきである。
・ ホルモン分泌量の変化 = 更年期障害調査 参照サイト
骨粗鬆症と共に、ホルモン量の変化も老化のバロメーターである。
女性なら「エストロゲン」、男性なら「テストステロン」というホルモンが関係しているらしい。
これまたピークを過ぎたあたりが「厄年」と一致している。
・ 免疫力の低下 = 疾患率調査
ガンの発生率とか色々と調べてみたが、有効なデータがなかった。
どなたかご存知でしたら教えてください。
・ アンチデータ = 壮年期男性からの相談事例
参照サイト
健康面の最後に、アンチデータもあったので載せておく。
148例の男性の電話相談を見ると、「厄年」の方は意外と少ない。
■ 事故(生活要因)
・ 警視庁の統計 = 交通事故の死傷者数調査 (2010年時リンク切れ確認)
リンクの最後の方に年齢別のレポートがある。
年齢別で比較してみるにあたって、これは当然免許の保有数と比較しなければならない。
その結果が以下のとおりである (カッコ内は保有数に対するパーセント)。
20代…死者82(0.00565)、重傷者372(0.02565)、軽傷者27907(1.92450)、保有数1,450,088
30代…死者53(0.00328)、重傷者229(0.01417)、軽傷者20640(1.27774)、保有数1,615,350
40代…死者31(0.00259)、重傷者126(0.01053)、軽傷者11420(0.95492)、保有数1,195,902
50代…死者49(0.00415)、重傷者159(0.01349)、軽傷者12817(1.08796)、保有数1,178,067
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20代から数値が減っていくのは道理であるが、50代で再び増加する。
これは運動神経とか、注意力とか、そーゆーことだと思われる。
20代のレートを稼いでいるのは主に20〜25の世代なので、「無茶しよりまんなぁ」とゆーことで外してみると、20代後半と30代は、実像はそんなに変わらないことになる。
年齢別と男女別が無かったので、少し主観でモノを言わせてもらうと、無茶によらない事故のピークは30代後半あたりにあるようだ。
・ 保険会社の統計 = 交通事故被害者調査 (同リンク切れ)
この傾向は、実は保険会社の統計でも裏付けられている。
30代をピークとして、20代と40代を比べると、保険会社の調査では40代の方が多いようだ。(つまり、30代後半が推定されるピーク)
これは、警察に届けたか、と保険を利用したか、の違いによるものであろう。
いずれにしても「厄年」との密接な関連は確認できなかったが、男性の41歳と女性の32歳が、共にボリュームゾーンに含まれているのは確かである。
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■ 社会(環境要因)
・ 住宅金融公庫の統計 =
マイホーム取得年齢調査 (同リンク切れ)
本当は、働き盛りである「課長就任年齢」などのデータがあれば良かったが、見つからなかった。
代わりに、「住宅取得年齢」のデータがあった。
リンクは何故か東海3県を軸にしているので要注意。
毎年年齢が若くなっているものの、「マイホーム」の欄の全国平均では、40歳近くがピークのようである。
曰く、無理をしがちな年齢ということになる。
後は、皆さんがこれらのデータをどう見るかである。
本人としては、来年 「佐野厄除大師」
にお参りするのは、やはり吝かでないところである。
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