DVと共依存

私が悪いんだ、私がもっとこうだったらという思いは捨てましょう。愛で解決できるものと出来ないものがあります。ま
た、「結婚したら何があっても耐えて死ぬまで添い遂げる」という思いは逆に重荷になって行動に移せません。あなたが
「今」、「今後」どうしたいか?思い込みを捨てた上で本心に正直になりませんか?

【暴力のサイクル】 [1]→[2]→[3]→[1]→と繰り返す
[1]
緊張状態が蓄積される時期・・・言葉の暴力や、脅迫が行われる。
ストレスが溜まって息抜きしたいんだよ!そうやってがみがみ言うとパチンコしたくなるだろ!
[2]
暴力の爆発期・・・身体的・性的など暴力がふるわれる。
パチンコに行く、借金をする。止めようとすると殴る、大声で怒鳴る。
[3]
ハネム−ン期
「俺が悪かった。もう2度としないから」など甘い言葉をかける。
妻も今度こそ立ち直ってくれるのね。もう一度信じてあなたに尽くすわとなる。


多くの女性は、相手の言葉を信じる。気持ちも揺らぐ。相手を信じたいと思う。だが、現実はまた、このサイクルが繰り
返される。妻が共依存の場合、ハネムーン期に「やっと元のあなたに戻ったのね」と思い「やっぱりこの人なしではいら
れない」と思い込み、信じる。夫がパチンコにのめり込み、借金をしてしまったのは一時の気の迷いと思ってしまう。そし
て、またスリップという現実が繰り返され、妻の精神状態はボロボロになっていく。

共依存の妻は自己評価が低く、世話を焼くことで自分の存在価値を見出そうとします。そのために夫に何をされても耐
えること、尽くすことで存在価値を確認してしまうのです。そのことを夫は見抜いていて(無意識なんだけど)、「こいつは
尻拭いしてくれる」「どんなに遊んでも文句言わないだろう」と思うのです。ですから、暴力を止めるためにも、尻拭い、
我慢はやめましょう。

【ノーと言おう】
夫から受けた行為が苦痛なら、「嫌だ」という意思をあきらめずに見せましょう。殴るなどの身体的暴力がある場合はま
た別ですが、精神的、経済的暴力は「ノー」と言うことで伝わることもあります。そのためにはまずお互いを対等なんだと
思うこと。顔が向き合ってても心がそっぽ向いていたらいつまでたっても、状況が変わることはありません。
「相手に思いを伝える」=コミュニケーションは話し合うことで可能なのです。黙っていても伝わる思いはあるでしょうが
(しょう油とってとか)、本当に伝えたいことは自分で言葉にしないと伝わらないのです。言葉にしても行き違いや誤解が
生じますが、そしたら何度でもあきらめずに分かりやすい言葉で話すとか、機会を改めるなど工夫も必要です。
そうした努力をして伝わって初めて「コミュニケーション」が成立すると思います。

あなたが泣いていて、泣くほど悲しいことが夫に伝わっていますか?あなたが困っていても、困ってる様子のみで、あな
たが何に対して困っているのか、夫に伝わっていますか?うちの夫もそうですが、言わないと「それでもいいってことな
んだ」って思われます。せっかく口が利けるように、相手の話が聞こえるように、相手の表情を感じるように生まれたの
ですから、有効に使わないともったいないですよ。

【あなたは一人じゃない】
あなただけが苦しいんじゃありません。みんな状況は違くても、同じ悩みを持つ人間が必ず地球上のどこかにいます。
あなただけが暴力に苦しんでいるのではありません。一緒に悩み闘う仲間がいるということを忘れないで下さい。
そして、あなたが困ったときに手を伸ばしたときに、必ず手を握り返してくれる人が必ず地球上のどこかにいるのです。
それが誰なのか、探すのはあなたの行動のみです。

Top
Back