自転車用語 (続き44)自転車探険!

オーバルスポーク (oval spoke)

  空気抵抗を減らすために、断面形状を楕円にしたスポーク楕円スポークと同じ。

カーボンリム (carbon rim)

  炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗に言うカーボン)で作ったリムクリンチャーリムおよびチューブラーリムがある。
多くはエアロリム(空力リム)となっている。
アルミ合金リムに比べて高価ではあるが、軽いために主に競技用の自転車に使われる。
アルミ合金リムに比べて剛性を大きくできるので、スポーク数を減らして車輪を軽くできる利点もある。
リムブレーキブレーキパッドは、カーボンリム用(カーボンリムブレーキパッド)でなければならない。
  メーカーは、AX-LightnessBitex IndustrialGipiemmeXpace Industrial 、など。

横剛性 (lateral stiffness/rigidity)

  フレームまたはホイールなどを横方向に変形させるのに要する外力の大きさ。コーナリングにおいては、自転車が傾くので横方向の力が働く。

トリプルコンパウンド (triple compound)

  特性の異なる3種類の材質の要素で構成した部品。
次にリムブレーキパッドに関して、トリプルコンパウンドの2例を示す。
  (例1) 摩擦係数の異なる3種類のブレーキパッドが装着できるようになっており、 その位置の組合せによって目的および好みに応じたブレーキの利きが得られるようになっている。
  (例2) 乾燥状態で利くパッド、雨で濡れた状態で利くパッドおよびブレーキ鳴きをしないパッドの3種類のパッドで構成している。
  なお、3種類以上の構成は、マルチコンパウンドとも呼ばれる。2種類の材質の要素で構成した部品は、デュアルコンパウンド と呼ばれる。
デュアルコンパウンドタイヤのことを、トリプルコンパウンドタイヤと呼んでいるタイヤメーカーがある。

ひざ痛 (knee pain)

概要
  ペダルを漕ぐと、ひざに痛みを感じること。
原因
  次の3項目がある。(1)サイクリング特有の原因 、(2)自転車特有の原因および(3)サイクリスト特有の原因。
対策
  (1) サイクリング特有の原因対策
    今までよりも走行距離および転がりを急激に増加させない。ケイデンスは70rpm以上とする。
  (2) 自転車特有の原因対策
    サドル高さおよび前後位置を適切にする。クランク長が長い場合は、適切な長さとする。ひざはペダル回転面上で動かす。左右の動きが大きいと、ひざ痛を起こすこす可能性がある。
  (3) サイクリスト特有の原因対策
    左右の足の長さが異なる場合は、クリートシムを使って脚長を合わせる。

リューブ (lube)

  潤滑油 のこと。

マルチコンパウンド (multi compound)

  特性の異なる3種類以上の材質の要素で構成した部品。
次にリムブレーキパッドに関して、マルチコンパウンドの2例を示す。
  (例1) 摩擦係数の異なる3種類のパッドが装着できるようになっており、 その位置の組合せによって目的および好みに応じたブレーキの利きが得られるようになっている。
  (例2) 乾燥状態で利くパッド、雨で濡れた状態で利くパッドおよびブレーキ鳴きをしないパッドの3種類のパッドで構成している。
  なお、3種類の構成は、トリプルコンパウンドとも呼ばれる。2種類の材質の要素で構成した部品は、デュアルコンパウンド と呼ばれる。
デュアルコンパウンドタイヤのことを、トリプルコンパウンドタイヤと呼んでいるタイヤメーカーがある。

工具セット (tool set)

  携帯などに便利なように、複数の工具を一体に組み付けたもの。マルチ工具 と同じ。なお、工具を一式まとめた工具キットとは異なる。

真直ぐスポーク (straight pull spoke)

  エルボのない真っすぐなスポーク。 一端には鍛造で作った頭があり、他端にはニップルを付けるねじを切る。専用のハブ(ストレートプルハブ)が必要。 ニップルを回すと頭も回るものは、車輪組みに手間がかかる。頭の下の首の部分に最大応力が働く。
  歴史的には、昔々は真っすぐなスポークしかなく、その後エルボの付いたスポークが考案されそれが一般的となった。

防水ジャケット (waterproof jacket)

  品物は、防雨ジャケット と同じ。

テントペグ抜き (tent peg remover、tent peg puller)

  テントペグを地面から抜くための道具。



シフトパターン (shift pattern)

  変速機において、ギア比を小から大に変えていくための切換え順序。
内装変速機シフターは一つで単純であるが、外装変速機クランクスプロケット(チェーンリング)とカセットスプロケットの組合せとなるため複雑となる。
   参考資料    「多段ギア比

テントペグ (tent peg)

  地面に打ち込みテントを支持するロープを保持するためのくい。長さは、13〜19cm。
材質は、合金鋼、チタン合金、アルミ合金、マグネシウム合金および炭素繊維強化樹脂など。


ロールアウトテスト (rollout test)

  転がり試験 のこと。

フレームジグ (frame jig、frame building Jig)

  フレーム溶接ロウ付け又は加工を行うために、それらの構成要素を正確な位置に固定する装置。
治具(じぐ)という当て字が使われる。フレームの両側から作業ができるよう垂直に固定する形が一般的であるが、水平に固定する形もある。
  各種のフレーム仕様に合わせた、管などの位置決めのための固定並びに寸法および角度の調節ができるようになっている。
  単純なものから複雑なものまであり、その構成は多種多様。










ほとんどは、フレーム製作業者が独自に作ったものであるが、市販品もある。
趣味用に販売している木製ジグがある。
フォークのジグであるフォークジグもある。
  メーカーは、Anvil BikeworksArctos JigsBringheliJiggernaut 、など。




転がり制限 (rollout restriction)

  青少年の自転車競技において、転がりに設けられた制限。

バーエンドキャップ (bar end cap)

  ハンドルの両端にはめるキャップ。バー(棒)はハンドルバーの略語。使用目的は、手に対するハンドル端部の安全、雨水の進入防止および美観のため。模様の付いた形がある。材質はアルミ合金、チタン合金、ステンレス鋼および炭素繊維強化樹脂など。
ハンドルへの固定は、1〜2本のねじなどで行う。 キャップはにぎりと接する。左右一式の質量は、20〜40g。
ハンドル端に差込む形は、エンドプラグ と呼ばれる。
  メーカーは、Acros SportBlackspire DesignsDeityStraitline Components 、など。

半放射組 (half radial spoking)

  後輪のホイールにおいて、右側(駆動側)は接線組そして左側は放射組とするスポークの組み方。
駆動のない左側は放射組の利点を持たせ、駆動トルクの働く右側はそのトルクに対応できるように接線組にしている。
放射組はスポークが短いので幾分軽くなる。
半放射組みのホイールは、ハーフラジアルホイールと呼ばれることがある。

ナイトライド (night ride、night bicycle ride)

  夜間走行のこと。
夜に自転車(主にマウンテンバイク)に乗って
オフロードなどを走ること。
前照灯が必要。
ヘルメットライトを使うこともある。




工具キット (tool kit)

  自転車の整備、修理および改造などに使う工具を一式まとめたもの。自社で生産していない工具は、それぞれのメーカーから調達している。
二つ折りなどの工具ケースまたは工具箱に入れてある。工具の種類(15〜25種)はメーカーおよび形式によって異なる。


































  メーカーは、ホーザンAvenirBBB Bike PartsLifu BicyclePark ToolPROTopeakUniorVelomann 、など。



インテグラルシートポスト (integral seatpost)

  インテグレーティッド シートポスト又はインテグレーティッド サドル支柱。 すなわち、サドル支柱フレームと一体となった 一体サドル支柱 のこと。

一体サドル支柱 (integrated seatpost、integrated seat post)

概要
  立管(シートチューブ)がサドルの下まで伸びており、
立管がサドル支柱を兼ねている形。右図に3例を示す。
自分に合ったフレームサイズなどが既に分かっている競技者などを主な対象としている。
サドルクランプ部は、サドル支柱に差込む形が多いが、被せている形もある。
  立管が上管(トップチューブ)から上に伸びた部分は、シートマストと呼ばれることがある。
特徴
  主に、炭素繊維強化樹脂(俗に言うカーボン)製のフレームに使われる。軽量化および意匠などを意図している。 サドル支柱の幅が立管の幅と同一となるため、サドル支柱の剛性は少し大きくなる。 立管とサドル支柱の間に雨が入らない及びサドル支柱が立管との間で滑りがない、という利点もあるが、一体型でなくともこのような問題はない。
問題点
  サドル高さを調節するには、支柱を切断する必要がある。 サドルレールからサドル上面までの高さが異なるサドルと交換すると、サドル高さが合わなくなる。 運搬のためにサドルを下げることはできない。高くするためにスペーサーを入れるようにしたメーカーもある。

転がり試験 (rollout test)

  •  車輪1回転で進む距離を測ること
       サイクルコンピュータの入力データを得るために測る。タイヤ接地部側面と路面に、マーカーなどで印を付け、次に自転車を押して前輪が1回転した路面に印を付け、その距離を巻尺で測る。 その際、乗車姿勢で自転車に乗ってタイヤに体重をかけた状態で、友人や家族に自転車を押してもらう。次の場合は、計算値よりも距離が短くなる。 1)タイヤのトレッド厚さが小さい、2)体重が大きい、3)タイヤ圧力が小さい。

  •  クランク1回転で進む距離を測ること
       青少年の自転車競技においては、足の保護のためにクランク1回転で進む距離に制限を設けることがある。例えば次のようにして距離を判定する。転がり制限の距離の始点および終点に進路と直角の直線の印を付ける。 チェーンを前最大スプロケットおよび後最小スプロケットに移す。クランクを垂直にして始点の印の位置に合わせる。自転車を後に押して、クランクが1回転する位置で止める。 垂直になったクランク位置が終点に達していなければ合格。

ペダル反射器 (pedal reflector)

  ペダルの前面及び後面に取付けて、夜間に自動車の前照灯の光を反射して、運転手が自転車の存在を視認できるように加工したプラスチック製の安全用反射器具。 ペダルは動いているので、反射光も動いて眼にとまりやすい。ねじとナットで固定した形および接着剤で接着した形がある。
  米国の CPSC は、ペダルには反射器が付いていなければならないと規定している。

制限ねじ (limit screw)

  前ディレイラーおよび後ディレイラーにおいて、チェーンがスプロケット群の外へ外れないように制限するねじ。
  • 前ディレイラー
      大スプロケットの外へ外れないようにするねじ(H制限ねじ)および小スプロケットの外へ外れないようにするねじ(L制限ねじ)がある。
  • 後デイレイラー
      最大スプロケットの外へ外れないようにするねじ(L制限ねじ)および最小スプロケットの外へ外れないようにするねじ(H制限ねじ)がある。

トウクリップペダル (toe clip pedal)

概要
  トウクリップを付けることのできる
ペダルまたはトウクリップの付いたペダル。
固定方法
  一般に、トウクリップ取付ねじ用の穴がケージに2つ開いており、トウクリップを2個のねじ及びナットで固定する。ナットには回り止めが付いている。
特徴
  結合ペダルと違って、冬に金属クリートおよびペダルからの放熱がない。
自転車通勤などで靴を履き替えたくない場合などに使われることもある。
人にもよるが、靴の装着及び取外しの操作は結合ペダルの方がやり易い。
トラックペダル
  トラック競技の自転車に使われるものは、トラックペダルと呼ばれる。
特殊仕様
  トウクリップは使わず、幅広のひも(ストラップ)をペダルに対角線状に取り付けて足を固定する方式もある(左図)。 ひもの長さは六角レンチでねじを回してひもを移動させて調整できるようになっている。

マイクロアジャスト シートポスト (micro adjust seatpost、microadjust seatpost)

  マイクロアジャスト サドル支柱 のこと。

マイクロアジャスト サドル支柱 (micro adjust seatpost、microadjust seatpost)

  サドルクランプの角度、従ってサドル角度が微調整できるサドル支柱。2本ボルト(または1本ボルト)で無段階に角度調整できるもの及び0.5°おきに調整できる形などがある。 無段階調整できる形の一例は、クランプ下部が円弧状になっており、同じく円弧状になった支柱上端の中で回転する。前後のボルトの引きの違いによって角度が決まる。なお、サドル角度の標準は0°(水平)。

荷重 (load)

  自転車などの構成部分又は全体に加わる力。その加わる様式によって、静荷重、動荷重、繰返し荷重および衝撃荷重がある。自転車の多くの部品には荷重が加わる。

防雨ジャケット (showerproof jacket、shower proof jacket)

  (軽い)雨を防ぐためのジャケット。水をはじく素材を使ったもの、または水をはじくコーティングをしたものなどがある。
首から雨が入らないように、えりが高い。機密性の高いものは、身体から発生した湿気を逃すために、袖および横にメッシュの換気孔を設けた形もある。 前傾姿勢に対応して、背中を長くした形もある。
軽量で折りたたんで自身のジャケットの背中のポケットに入る。
軽いものは、質量約150g。サイズは、S、SS、MおよびLなど。通勤および旅行などに使われる。
雨着(レインジャケット又はレインコート)と同じ。

重力 (gravity)

  地球上の物体に働く地球の引力。物体の重さの原因となっている。
地球の引力 [N] = 重力の加速度 [m/s2] x 物体の質量 [kg]
  重力の加速度は場所によって異なるが標準重力加速度9.81m/s2を使えば、例えば、体重60kgの人に働く引力 = 9.81x60 = 589N(ニュートン)。
  引力は英国の物理学者・天文学者・数学者であるニュートンが1665年に発見した。

MF (multiple freewheel)

  シマノマルチプルフリーホイール の記号。

スプロケット磨耗指示器 (sprocket wear indicator)

  シマノのHGおよびIGカセットスプロケットの磨耗を点検する工具。
測定できるスプロケットの歯数は、12〜21T。
  使用方法は次の通り。工具のチェーンをスプロケットに掛けて、ハンドルを駆動方向に力を入れて押す。テストローラーが歯のへこみで自由に動けば、まだスプロケットは使える。 テストローラが歯の中へ軽く動かなければ、歯の磨耗が大きくスプロケットは交換する必要がある。
  メーカーは、KMC ChainRohloffUnior 、など。

じてつう (bicycle commuting)

  自転車通勤 のこと。

マルチプルフリーホイール (multiple freewheel)

  スプロケットフリーホイールを一体にしたフリーホイール。対応するハブのボスの雄ねじにねじ込んで取付ける。
ペダルを漕ぐとチェーンによってねじは締まる。外すときは、マルチプルフリーホイール抜きを使う。
シティ車およびマウンテンバイクなどの5段、6段および7段のスプロケットとして使われる。 1980年代後半までは、この形式しかなかったが、シマノがカセットスプロケットを出してからは、カセット式が一般化した。
カセットスプロケットはハブとフリーホイールを一体にしたフリーハブに取付ける。

コースターブレーキハブ (coaster brake hub)

  コースターハブ と同じ。

シフトランプ (shift/shifting ramp)

  クランクスプロケットまたは後輪スプロケット(カセットスプロケット)の側面に付いていることのある傾斜または突起であり、シフト時にチェーンを大きいスプロケットに移すときにチェーンを持上げて自分の歯に乗せる働きをする。 写真はクランクスプロケットにおいて、中間スプロケットから大スプロケットへランプがチェーンを持上げている状況。各スプロケットのランプの位置関係は決まっている。
  1990年にハイパーグライド(HG)のスプロケットに最初に導入された。アルミ合金製のスプロケットに機械加工またはプレス加工でランプを作ると、チェーンによる磨耗で効果がなくなるので、対磨耗性のランプまたはピンを取付けることが多い。 ランプの本来の意味は、段違いの二面を結ぶ斜面のこと。光を出すランプ(lamp)とはつづりが異なる。

ハンガードロップ (hanger drop)

  ハンガー下がり または BB下がり のこと。ハンガーはボトムブラケット(BB)のこと。

コースターハブ (coaster hub)

概要
  コースターブレーキを組み込んだハブ。後ハブのみ。コースターブレーキハブともいう。写真はいずれもコースターブレーキおよび7段内装変速機を組み込んだハブ。
ブレーキ
  コースターブレーキブレーキフリーホイールの役目をするコースター(滑るという意味)を組み込んだブレーキ。 コースターブレーキから出ているブレーキアームはその端をチェーンステイに固定する。シュー式およびディスク式がある。
特徴
  ペダル(クランク)を逆回転させるとブレーキが作動する構造となっているのが大きな特徴。手でブレーキを操作する必要がないという利点がある。雨の影響を受けない。 また、握力の小さい子供用の自転車にも向いている。
構造
  前進するようにペダルを漕ぐと、スプロケットの回転によってドライバーをクラッチに入れる。クラッチはハブシェルを回転させて前進する。 ペダルの回転を止めると、クラッチはハブシェルから離れる。 ペダルを逆回転させると、クラッチはブレーキシューに入る。シューは左側のコーンを回転させ、シェル内の摩擦が増大してフレームに固定したブレーキアームは、左側のコーンの回転を止める。 ブレーキ操作時に、リムブレーキよりもスポークに大きな力が働く。
メーカー
  シマノKun Teng IndustrySRAM 、など。

ハンドルグリップ (handle bar grip、handlebar grip)

  にぎり のこと。

脱脂剤 (degreaser)

  潤滑油およびグリースを除去するために溶解させる薬品。溶剤とほぼ同意語。ディグリーサーとも言う。
チェーンなどの部品の汚れた潤滑油の洗浄に使う。
灯油をベースにしたものが多い。灯油そのものは安価であるが可燃性がある。爆発性は無い。ガソリンは爆発性があり、使用は禁物。

表面硬化 (surface hardening)

  金属の耐摩耗性を増すために、表面を硬化すること。内部は元の弾性の大きい状態のままとして、高い応力に耐え、かつ耐疲労性を保つ。 チェーンのピンおよびスプロケットの歯などの表面処理として使われることがある。表面硬化処理の方法としては、浸炭焼入、窒化、高周波焼入れ、炎焼入れなどがある。

ケブラービード (Kevlar bead)

  タイヤの端部の補強材としてケブラー製のロープを入れたビード。WOタイヤ(クリンチャータイヤ)の端部はビードという。ビードには環状にしたワイヤーロープまたはケブラーロープを入れて補強する必要がある。 ケブラーロープで補強すると、ワイヤーロープに比べてタイヤ1本当たり約50g軽くなる他、折りたたみやすくなる。なお、ケブラーはアラミド繊維に付けたデュポン社の商品名。

操舵角 (steering angle、steer angle)

  ハンドルを切った角度。操縦角とも言う。

自転車スタンド (bicycle/bike stand)

  •  自転車一体
    自転車と一体になっていて、自転車が転倒しないよう、立たせる装置。
    1本スタンドおよび両立スタンドがある。スタンドは立たせると言う意味。
  •  自転車置き
    スタンドが付いていない自転車が転倒しないように支持する器具(右図)。
    家庭用と駐輪場用では形状および大きさが異なる。
      メーカーは、AndystandVelomann 、など。
  •  自転車作業
    自転車の保守および修理に使うスタンドは、作業スタンドという。
  •  自転車保管
      自転車を屋内に保管又は展示するためのバイクスタンド

チェーン飛び (skipping chain)

  チェーンローラスプロケットの歯と正しくかみ合わず、チェーンのローラが歯の上を滑って越えること。歯飛びともいう。上り坂などでチェーンに大きな力がかかったときなどに起こりやすい。 チェーン飛びによって、クランクのスプロケットからチェーンへの動力伝達またはチェーンから後輪スプロケットへの動力手伝達が出来なくなる。
  原因は、(1)チェーンのピンなどの磨耗によるチェーン伸び、(2)スプロケットの歯の磨耗による歯形の変形、(3)リンクが1箇所で動きが硬くなっている、等。

ピッチ伸び (pitch elongation、chain pitch elongation)

  チェーン内リンクブッシュのピン穴およびピンが磨耗すると、ピン穴とピンの隙間が大きくなり、ピッチが大きくなる(伸びる)こと。
新品のチェーンのピッチp=12.7mm。1%以上ピッチが大きくなり、ピッチが12.83mm以上になるとチェーンは寿命。

PTFE (poly tetra fluoro ethylene)

  分子式が(C24nである熱可塑性樹脂。熱に強く、薬品にも侵されない。摩擦係数が非常に小さいので、変速機およびブレーキロープの皮膜およびアウターの内壁などとしても使われる。 微粉にして添加した潤滑油もある。デュポン社の商品名は、テフロン

クイックリンク (Quick Link)

  シマノの10速チェーンマスターリンクの名称。
マスターリンクは、工具を使わずにチェーンの内リンク同士を比較的容易に連結および取外しができるようにした外プレート

EBB (eccentric bottom bracket)

  偏心ボトムブラケットのこと。

ブッシュレスチェーン (bushingless chain)

   内プレートのブッシュ穴の部分をプレスで押出して片方のブッシュを作る。左右の内プレートが合わさると左右の半ブッシュが合わさって、ブッシュができる。 ローラチェーン(1リンク当たりの部品数は10点)に比べると、1リンク当たりの部品数が2点(ブッシュ2個)だけ減り、8点となる。右図に内プレートおよびローラの断面並びに内プレートを示す。

スポーク穴径 (spoke hole diameter)

  •  ハブフランジ
      スポークを通すためにハブフランジに開いている穴の直径。2.3 、2.5 、2.8 及び 3.1mm の4種類がある。2.5mm が一般的。
  •  リム
      スポーク(具体的にはニップル)を通すために、リムに開いている穴の直径。