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「ピサの斜塔」と、中世のまま時代が止まった街「シエナ」 第4〜5日目


 「ピサってイタリアにあったのかあ…」というのが、ツアーのカタログをみての正直なところ。しかし、どうせならピサの斜塔も見たいなあ、ということでやってまいりました。確かに傾いてますねえ。
 傾いているので、いっぺんに登れる人数は制限されてます。私は登らずです。

 ピサの斜塔って、斜塔があるだけじゃないんです。
 斜塔(ドォーモの鐘楼)は、奧のほうに写ってますが、その手前にはこんな立派な洗礼堂やドォーモがあります。ガリレオ・ガリレイはピサ生まれですが、ドォーモのなかにはガリレオが「振り子の原理」を発見したという逸話のあるランプがあります。斜塔の上から鉄球を落とす実験をした話も有名です。いずれも弟子による伝記に書かれているそうですが、事実ではないらしいです。
 
 ピサには1時間ほど滞在したのち、またフィレンチェのホテルにもどりました。フィレンチェでの夕食はオプショナルツアーで食べましたが、ワインが飲み放題でした。さすがイタリア。
 リストもピサに旅行してきたことがあるようです。1838〜39年にかけてということですから、今から170年くらい前のことですね。私の好きな曲のひとつであるリストの「死の舞踏」は、フレスコ画「死の勝利」=ピサの斜塔近くの墓所(カンポ・サント)にある壁画を見てインスピレーションが湧いて作曲したのだそうです。これまた旅行後に例の本を読んで、気付いてがっかりしました。せっかく近くまで来てたのにって。でも、たぶん、この超多忙ツアーでは、そんな余裕はなかったと思われます。リストもピサの斜塔を見たのだろうなあ、と、まあ、そんな感じで満足することにします。
 本当に音楽が目的で行くなら、私が以前ウイーンに行ったときのような「音楽好き向きツアー」に参加しないといけないようです。今回は、最初からそれはあきらめていたから良いのです。「旅行」って、行けるときに、行ける方法で行っておかなければ、結局行き逃してしまうと思うからです。前にも書いたと思いますが。人生もそんなものかもしれません。いやいや、この旅行自体がすでに人生の一部なわけですよね。

 プッチーニは、ピサの劇場でヴェルディ「アイーダ」を見て、オペラ作曲家になることを決意したのだそうです。イタリアって、やっぱり、いろんなクラシック音楽が生まれていった国なんですね。




「シエナ」

 ヴェネチアに行ったときも、中世にまぎれこんだ気がしましたが、ここも中世のまんま。森に囲まれた、丘の上のその街は、いまでも時間がとまっているんじゃないかと思うくらい、本当に静かに時がながれていました。先日、トスカーナを舞台にした映画が公開されていました。見てませんが、こんな感じのところが舞台だったのでしょうか?。

 イタリアに行ったら絶対食べてみたいと思っていたもののひとつを食べることが出来ました。

    

 ジロラモさんの本「極楽イタリア人になる方法」 に書いてあったコルネです(だと思います)。前にも書きましたが、イタリア人の気分を少しでも味わえた気がしました。

 

 世界一美しいと言われるカンポ広場(上写真)のまわりにオープンカフェや土産物屋さんなどいくつか店があり、そのうちのひとつでコルネを買いました。
 自分にとっては、「世界一美しい広場」というより、「コルネのおいしかった広場」って印象になってしまいました。
 ちなみに、白っぽいハトがいたので、この写真を撮影しました。


 ここシエナを観光したのち、いよいよ最終旅行地、ローマです。この日の昼食後はもうローマを観光してました。なんだか、あっという間で残念…と思ってしまいました。(2005.2.19記)



 


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