●21世紀 神楽ほら日記●三遊亭神楽の嘘と誠を見極められられるか?!


<2002.1/20 鰍沢〜富士宮>

青春18切符期限切れ間近。
早朝4時起きで甲府を目指す。

まずは定番の駅弁をゲット。
底冷えの山国らしく、駅弁とともに豚汁も販売していた。
なかなか気の利いた商売をしている。

身延線に揺られ、到着したのは「鰍沢」
知る人ぞ知る、落語のネタにもなっている地だ。
かつて船着場として栄えた面影を残す町並みを抜け、
登ること1時間、山を背に立つ山門まで辿り着いた。

妙法寺。日蓮上人により改宗したという、時代を感じさせる境内。
残念ながら本殿は火災により焼失してしまったとのこと。
しかし、未だ上人の念がこもると言う伝説の「毒消しの護符」は健在だ。

売り場の信者なる女性によると、
その効能たるや効果絶大である。
マムシの毒を消すのは朝飯前、
一度息絶えた者でさえ、この薬を服せば、再び目を開くという。
、、、真偽の程はいずれにせよ、噺のネタにはもってこいだ。

毒消し 毒消し

再び身延線に乗り、降り立ったのは「下部温泉」
信玄公の隠し湯として栄えた湯治場だったという。

、、、だったのだ!
町にも満たないであろう集落。
こんなにさびれて良いものか、というほどひっそりとしている。

数少ない観光スポットを訪れる前に、まずは腹ごしらえ。
3軒しかない蕎麦屋の一軒に目星をつけて来店。
「かしわそば」 いとしこいし師匠にちなんで)
当たりだった。野ネギはちと匂いがきつかったが
地鶏&蕎麦を堪能。

下部温泉郷

続いて全国から送られた松葉杖などが奉納されているという神社を目指す。
途中、町興しの一環であったのであろう
展望台(錆びかけ)と大滑り台(そりで人工芝を滑降)も周る。


能楽堂の隣りの本殿には、一瞬ギョッとするほど
たくさんの願い事が直接書き込まれていた。
裏には噂の奉納小屋が。
古びた松葉杖やら使用済みのギプスが山積みに。
みな完治した感謝の書き込みがあったので、良いことだが、
ゴミの分別上、不燃物のギプス(鉄板つき)は勝手に置いて行くのは禁止だそうだ。

神社本殿 落書きだらけ

そしてメインの公衆温泉へ。
ぬるく当りの良い湯質で、時間の少ないことが惜しまれた。
全国初(自称)の金山博物館
イワナレースも覗いてみたかったが
そのためだけに再訪することはおそらく無いだろう。

公共温泉 公共温泉浴場

居眠りから覚め、急いで、降り立ったのは「富士宮」
宇都宮の餃子の町よろしく
ズバリ「やきそばの町」なのだという。

確かに地図には50を越す店が載っている。
コメントから選んだ3件を連続で制覇。
基本数ヶ条を基に、店ごとそれぞれ違った味なのが面白い。
特徴は麺のコシと、削り節か。

腹のキツサをおさえつつ帰途へ。
22時間5000円強の、充実の旅であった。

やきそばマップ