ホーム>ドラフト>2003年>12球団ドラフトニュース>ダイエー
2003年ドラフトニュース    福岡ダイエーホークス         

2003.11.19    最終編成会議 
自由獲得枠で九共大・馬原の獲得が決まっているダイエーは、今日19日のドラフト会議で高校生中心の補強を展開する。センターライン強化を目的に中京・城所の獲得を目指すほかに、全国的には無名ながら俊足強打の山梨学院大付・明石健志内野手をリストアップ。明石は今年セカンドを守っていたが広い守備範囲を誇り、ショートも守れる逸材だ。さらに、高校通算43本塁打を誇る県岐阜商・黒瀬春樹内野手の獲得も狙っており、馬原、竹岡も含めて6、7選手の補強となりそうだ。  

 
2003.11.19    ポスト村松に中京・城所が候補に! 
4年ぶり日本一に輝いたダイエーが、今日19日に都内のホテルで行われる新人選手選択(ドラフト)会議で、ポスト核弾頭を指名する。すでに自由枠ではアマNO・1右腕、馬原孝浩投手(22=九共大)を獲得。4巡目以降で、走攻守3拍子そろった城所(きどころ)龍磨外野手(18=中京)を指名する方向で、1番中堅の「ポスト村松」として期待される。なお、今季大リーグ・ブレーブス傘下3Aリッチモンドなどでプレーした逆輸入右腕、竹岡和宏投手(28=フリー)の獲得も決めた。
ダイエーが高校球界では指折りの走攻守3拍子そろったリードオフマンをドラフトで指名する。中京の1番を務めた城所は、昨秋の明治神宮大会で1番センターとして優勝に貢献した。2年の夏、3年の春には甲子園にも出場。計4試合で打率3割3分3厘(18打数6安打)をマークした。公式戦通算打率4割5分を超えるハイアベレージに加え、高校通算36本塁打を放つなどパワーも十分。さらに遠投110メートル、50メートル走も5秒8。広い福岡ドームの外野手として必要な走攻守3拍子は申し分ない。プロ10球団が調査書を送る逸材を、4巡目以降で指名する方針だ。 スカウト陣はチームの将来を見据えて、例年以上に高校生野手を中心に逸材を探していた。投手陣についてはエース斉藤を筆頭に和田、新垣、杉内らが台頭。投手王国ダイエーが建設されつつあるものの、野手陣については、チームの核となるセンターラインの野手強化が急務だった。さらに、今オフには小久保が無償トレードで巨人へ移籍、村松もオリックスへのFA移籍が決定的。1番中堅として活躍してきた城所には、「ポスト村松」の期待もかかる。外野手の層も薄くなることを考えれば、城所の獲得はチームの底上げにもなる。
高校球界屈指のリードオフマンを獲得し、2年連続日本一、そして黄金期を築き上げる。


 ◆城所龍磨(きどころ・りゅうま)1985年(昭60)9月24日、愛知県生まれ。一宮中ではボーイズリーグ「オール豊川」に所属。高校2年夏、3年春の甲子園に外野手として出場し、通算4試合で18打数6安打の成績を残した。高校通算36本塁打、50メートル走5秒8、遠投110メートルと、走攻守3拍子そろったリードオフマン。176センチ、75キロ。右投げ左打ち。 
 

 
2003.11.19    2巡目で山梨学院大付・明石健志内野手(17)を指名する!? 
連覇への“隠し玉”がいた。ダイエーがドラフト2巡目で山梨学院大付・明石健志内野手(17)を指名することが18日、分かった。明石は北海道・旭川出身で山梨学院大付へ野球留学して1年夏からベンチ入り。今夏は一番・二塁としてチームをけん引した。だが、甲子園経験はなく全国的には全く無名で、他球団の指名候補リストには載っていない。ダイエーは早い段階から50メートル6秒1の俊足と広い守備範囲に注目。今季ブレークした4年目の川崎と同タイプの野手として評価し、2巡目という上位での指名を決めた。 ダイエーはかねて故根本陸夫氏の徹底したスカウト戦略でチームの弱点を補強。高校時代は無名だった斉藤、駒大進学が決まっていた城島などその年の目玉ではない選手も積極的に獲得し、チームの中心選手に成長させて“常勝軍団”の礎を築いた。今季は日本一に輝きながら主砲・小久保を巨人へ放出。村松のFA移籍も決定的となるなど揺れる中、将来を見据えた戦力補強を行う。今なお根付いている“根本イズム”。自由獲得枠で地元・九州共立大の馬原を獲得しており、19日のドラフトでは2巡目で他球団をあっと言わせる。


連覇を狙うタカ軍団に”隠し玉”がいた。きょう19日のドラフト2巡目で山梨学院大付・明石健志内野手(17)を指名することが18日、明らかになった。明石は甲子園出場こそかなわなかったが、50メートル6秒1の俊足と広い守備範囲が魅力。ダイエーは日本シリーズで大ブレークした4年目の川崎と同タイプの野手として大きな期待を寄せ、中央球界無名の逸材に白羽の矢を立てた。

 
2003.11.19     前3Aの竹岡投手を指名 
18日、都内で編成会議を開き、今季途中まで米球界でプレーした竹岡和宏投手(28=フリー)を下位で指名することを確認した。竹岡は社会人野球から2000年11月に米大リーグ、ブレーブスとマイナー契約した異色の経歴を持つ28歳。中継ぎとして一時は3Aリッチモンドに昇格したが、今年4月に2Aグリーンビルに降格し、6月に解雇されていた。191センチの長身ながら横手投げの右腕。王監督は「くせ球とか変わったところがあるのがいい。即戦力と考えている」と、中継ぎとして大きな期待を寄せていた。


日本一になったダイエーは編成会議で今季途中まで米球界でプレーした竹岡和宏投手を下位で指名することを確認した。
竹岡は社会人野球から2000年11月に米大リーグ、ブレーブスとマイナー契約した異色の経歴を持つ28歳。中継ぎとして一時は3Aリッチモンドに昇格したが、今年4月に2Aグリーンビルに降格し、6月に解雇されていた。191aの長身ながら横手投げの右腕。王監督は「くせ球とか変わったところがあるのがいい。即戦力と考えている」と、中継ぎとして大きな期待を寄せていた。


福岡ダイエーがきょう19日のドラフト会議で米球界からの逆輸入右腕、竹岡和宏投手(28)=近大―日本IBM野洲―中山硬式クラブ―米3Aリッチモンド=を指名することが18日、分かった。191センチの長身、ダイナミックなサイドスロー。王監督は早くも「もちろん、即戦力です」と期待をかける。中継ぎ投手陣を補強する異色の剛腕として大いに注目される。 


ダイエーは都内のホテルで最終の編成会議を開いた。すでに自由獲得枠で九州共立大・馬原孝浩投手の入団が内定しており「2巡目以降は高校生中心」と王監督。大分・揚志館高の左腕・伊藤鉄朗投手ら、将来性重視の指名を確認した。また、下位で前ブレーブス3Aの竹岡和宏投手(28)=近大卒=を指名する方針も固めた。


東京都内のホテルで編成会議を開き、きょう19日のドラフト会議で今年まで米大リーグ・ブレーブス傘下のリッチモンドでプレーした竹岡和宏投手(28)を指名する方針を固めた。竹岡は右のサイドスロー投手。1メートル91の長身から米国で習得したツーシームなどを駆使し、攻撃的なピッチングを持ち味にしている。


さらなる投手王国強化へ、ダイエーが異色の経歴を持つ即戦力右腕をドラフト補強する。この日の最終的な編成会議で、今季まで米大リーグ・ブレーブスの3Aリッチモンドなどでプレーした竹岡の獲得を決めた。


竹岡は近大からIBM野洲、中山硬式クラブを経て00年11月にブレーブスとマイナー契約。今季は同3Aリッチモンドで9試合に登板し0勝0敗0セーブ(防御率2・31)だったが、4月末に2Aグリーンビルに降格。6月に解雇通告を受け、10月上旬にダイエーの入団テストを受けていた。191センチの長身ながら右横手投げの変則右腕。シュート、スライダーを武器としており、王監督は「ハングリー精神もあり、面白い存在。クセ球とか変わったところがある」と入団テストの際の投球の印象を振り返った。ダイエーでは今季救援陣に不安を抱えていたことから、中継ぎとしての活躍を期待している。 


ダイエーは18日、今季途中まで米大リーグ、ブレーブス傘下の3Aリッチモンドに在籍した竹岡和宏投手(28)を下位指名することを決めた。自由獲得枠の九州共立大・馬原孝浩投手(21)とともに即戦力候補となる。その他は、高校生中心の指名となることが確認された。「190センチの長身からサイドスローでシュート、スライダーを駆使した攻撃的なピッチングをする。セットアッパーとして期待しています」と小川編成部長が説明。雁の巣球場で行われた10月5日のテストでは、実戦派らしいマウンドさばきを披露していた。竹岡は1997年に近大卒業後、社会人の日本IBM野洲から中山硬式野球クラブに渡り、2000年11月にドラフト外でブレーブスとマイナー契約。昨オフにはエクスポズ・大家と合同自主トレを行い、渡米3年目は3Aリッチモンドでスタートしたが、4月には2Aグリーンビルに降格。6月24日に解雇された。王監督もMAX148キロの逆輸入右腕に大きな期待を寄せた。「アメリカ帰りでハングリー精神に富んでいる。丁寧に投げるので、ウチの投手のお手本になる」と即戦力の評価。手薄だった中継ぎ陣に異色の切り札が加わることになった。

 ◆竹岡 和宏(たけおか・かずひろ)1975年1月25日、滋賀県生まれ。28歳。191センチ、87キロ。右投右打。滋賀・守山高から近大を経て、日本IBM野洲入り。99年にプロ入りを希望し、同野球部を退団したが、ドラフト指名にはかからなかった。中山硬式野球クラブでプレー後、00年の11月にドラフト外でブレーブスとマイナー契約。今季の3A成績は9試合で0勝0敗0セーブ、防御率2・31。家族は両親と姉。  

 
2003.11.18    糸島高・白仁田、山梨学院大付高・明石 “隠し玉”高校生ドラフト指名へ 
福岡ダイエーが19日のドラフト会議で、2人の高校生を指名する方針であることが17日、明らかになった。今夏の福岡県大会でチームを5回戦に導いた糸島高の右腕エース白仁田寛和投手と、山梨学院大付高の明石健志内野手。ともに全国的な知名度は高くないが、潜在能力は一級品。日本一チームに将来性豊かな新戦力が加わることになる。隠れていた逸材が掘り起こされた。日本一チームの選手リストに書き加えられる可能性が出てきたのは、「無印良品」の2人の高校生だ。地元・福岡の「ドクターK」こと白仁田寛和は、186センチの長身から投げ下ろすMAX142キロのストレートが持ち味。今夏の甲子園大会福岡県大会では、3試合連続2ケタ奪三振を達成。公立高ながら、激戦の同県大会でチームを5回戦まで導いた。大会中にはセ、パ両リーグ合わせて6球団のスカウトがネット裏から熱視線を送ったが、ホークスは地元ということもあって高い評価を与えたようだ。福岡大学への進学予定も、あくまでプロ入りが第1希望だ。山梨学院大付高の明石は1、3番のリードオフマンタイプ。甲子園出場経験はないが、若手が激しい争いを続ける内野競争に割って入る可能性を秘めている。ドラフトの展開次第では、長打力と俊足を兼ね備えた黒瀬春樹内野手(県岐阜商)の指名も予想される。来季は小久保、村松がいないが、松中、城島、バルデスらが顔をそろえる野手陣は、今季と比べても遜色(そんしょく)ない布陣となりそう。さらに和田、杉内、新垣といった若手の台頭が著しい投手陣には、自由獲得枠でアマナンバーワン右腕・馬原孝浩(九州共立大)が加わる。その状況を踏まえると、今季のドラフトは即戦力よりも、将来性を見越した高校生の獲得に重点を置くことになりそうだ。 

 
2003.10.30    編成会議 
福岡ドーム内の球団事務所で編成会議を開き、ドラフト会議で、すでに入団が内定した九州共立大の馬原孝浩投手(21)以外に、自由獲得枠を使わないことを再確認した。  

 
2003.10.29    九共大・馬原の入団決定 
日本一の王ダイエーが速攻補強だ。28日、小川一夫編成部長らが北九州市内の九州共立大を訪れ、151キロ右腕の馬原(まはら)孝浩投手(21)にあいさつ。ドラフト会議での自由獲得枠入団を決めた。日本一効果は絶大だ。小川編成部長は条件(契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円)を提示して席を立とうとしたが、シリーズ第6戦をスタンド観戦した馬原の思いは、福岡ドームに飛んでいた。 「ずっと地元の球団に行きたいと考えていました。話は早いほうがいいので…」。午前11時過ぎ、今ドラフトの自由獲得枠選手として、入団が決まった。ダイエーは今回のシリーズ第3、4戦とサヨナラ負けを喫し、救援陣の不安が露呈した。九共大でリリーフもこなした馬原は、即戦力になる。「大学4年間で一度もひじや肩を故障していません」と九共大の仲里清監督。小川編成部長も「連投しても肩が張らない。新人にストッパーは酷だが、セットアッパーなら十分、いけます」と期待を寄せた。「入団の決め手? あれだけすごい打線なら、援護が期待できるということもあります」と馬原。強力なチームが、新たな好選手を呼び込む。日本一から一夜明けての速攻補強に、強さの秘密が隠されていた。

ダイエーが速攻でアマNo・1右腕を獲得した。日本一達成から一夜明けた28日、ダイエーの小川一夫編成部長らが福岡・北九州市内の九州共立大を訪れ、馬原孝浩投手(21)と交渉。契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円で合意した。ダイエーは即日、コミッショナーに自由獲得選手として届け、契約締結内定選手として公示された。最強右腕の加入で王監督が初の日本一連覇へ踏み出した。若タカ投手“王”国建設へ。MAX151キロのアマ球界No・1右腕・馬原のダイエー入りを聞いた王監督は「ピッチャーはどれだけ数がいても、これで十分というのはない。今年活躍した選手が来年も同じ成績を残す保証もないからね」と口元を緩めた。日本一の余韻が冷めないこの日、ダイエーの小川編成部長、永山チーフスカウト、福山スカウトが九州共立大を訪れ、意中の恋人との第1回交渉に臨んだ。契約金などの条件面の提示を行い、小川部長が「考える時間を取って(返事は)後日でも」と席を立とうとした時だ。馬原がいきなり入団を表明した。「僕もダイエーに行きたいと思っていました。早い方がいいです」。同部長らは即座に球団に報告。球団はパ・リーグ・小池会長を通じコミッショナー事務局に馬原を「自由獲得選手」として届け出た。馬原は12球団最速の「契約締結内定選手」として公示された。王監督にとって即戦力・馬原の獲得は連覇への大きな追い風になる。今季は20勝エースの斉藤を軸に、和田、杉内、新垣らの若手投手でローテーションを回してきた。和田、杉内は日本シリーズで急成長し、来季も柱として期待されているが、エースの斉藤は右肩故障の不安を抱えており、2年連続で好成績を挙げられるかどうかは未知数。もう一人の右腕・新垣も8月に右足首を故障。一年間通してローテーションを守れる保証はない。そこに馬原が加入すれば、右のローテーション投手の一角が固まり、連覇への視界は大きく開けてくる。馬原は九州共立大で新垣の1年後輩。150キロを超える速球にスライダー、チェンジアップ、フォークと多彩な変化球を操る。細身だが大きな故障は一度もない。「目標は20年投げられる投手です」とプロ入りに不安は全く感じていない。仲里清監督も「新垣がプロで70勝なら馬原は150勝できる」と断言する。王監督は馬原獲得だけでは満足していない。外国人補強ではストッパーを探すことを明言した。常勝軍団へ王ダイエーは立ち止まらない。

自由獲得枠候補に挙げていた馬原孝浩投手(21=九州共立大)が28日、ダイエー入りを表明した。北九州市の学校内でダイエー小川編成部長らと面談し、最高条件(契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円)の提示を受けた。「最高の条件で日本一のチームに呼ばれてうれしい。地元だし熱いファンの声援もある。来年、あの(日本一の)場にいられるようにしたい」と話した。相思相愛の151キロ右腕から内定をもらった小川編成部長も「今年のアマの中ではNO・1でプロでも十分にやっていける。精神的にも肉体的にもプロ向き。先発、リリーフにも使えるし幅広い適性がある」と、ガッチリ握手を交わした。正式契約はドラフト終了後になる予定で、背番号は未定だ。一方、王監督は、感激も冷めやらぬこの日朝「ストッパー補強」を宣言した。「新外国人選手? 探していますよ。阪神は7、8、9回までリードしていると(救援陣で)逃げ切れるのが強み。ウチも99、00年のときのようなことをできれば。夢をもう1度だね」と早くも連覇に意欲だ。阪神との死闘で「守護神」の重要性を痛感させられた。今季は抑え役に期待したスクルメタが右肩痛で18試合の登板に終わった。日本シリーズでも新垣を救援で登板させなければならなかった。11月上旬には平野渉外担当を米国へ派遣する予定。3A選手を中心に15人ほどリストアップしており、絞り込みに入る。今季はオフもハードスケジュールが組まれているが、王監督自ら渡米する可能性もある。

九共大の本格派右腕、馬原孝浩投手(21=熊本市立)の自由獲得枠でのダイエー入りが28日、内定した。この日午前、ダイエー小川一夫編成部長らが北九州市内の九共大で交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で合意した。ダイエーが27日に日本シリーズを制覇したばかりとあって「日本一のチームに呼ばれて光栄。あの熱い声援の中で投げたかった」と話した。小川編成部長は「大学で即戦力の力をつけてくれた。1軍でも中心投手に十分なれる」と期待の高さを強調した。

自由獲得枠第1号は馬原。大学球界屈指の本格派右腕、九州共立大・馬原(まはら)孝浩投手(21)の自由獲得枠でのダイエー入りが28日、正式に決定した。ダイエー・小川編成部長、永山チーフスカウト、福山スカウトが福岡・北九州市の同大を訪問して交渉。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で合意。契約締結内定選手として、コミッショナー公示された。ダイエーの日本シリーズ制覇から一夜明けたばかりとあって、馬原は「日本一のチームから最高の条件を提示されて光栄です。前々からダイエーに行きたかった」と上気した笑顔。27日はテレビ観戦していたといい「熱い声援の中で投げられるのは幸せ。できれば先発をやりたい。来年は(日本一の胴上げの)あの場にいたい」と早くも若鷹(たか)軍団の一員気分に浸ってローテーション入りへの意欲を示した。150キロの剛速球と切れ味抜群のスライダーを武器にする将来のエース候補をゲットして小川編成部長も満足そう。「持病や故障もないし、球種も多く粘り強い選手。大学で即戦力の力をつけてくれた。先発かストッパーかは適材適所だが、1軍でも十分、中心投手になれる。キャンプに入ってからですよ」と期待の大きさを説明した。 

自由獲得枠で獲得を目指していた九共大の馬原が、同大のキャンパスでダイエー小川編成部長らの指名あいさつを受け、正式にダイエー入りを表明。12球団トップを切って、大学屈指の右腕獲得が内定した。「けがなく20年投げられる投手になりたい。先発? 与えられたポジションならどこでもいい」。あこがれのプロ入りを決めた馬原は、自慢のタフさをアピールした。正式契約はドラフト後で、背番号は未定。小川編成部長は「精神的にも肉体的にもプロ向き。先発、リリーフにも使えるし幅広い適性がある」。今季、チームがリリーフ陣にちょっぴり不安を残しただけに先発、中継ぎともにこなせる万能右腕の誕生を喜んだ。
この日、馬原は球団から最高条件(契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円)の提示も受けた。「最高の条件で日本一のチームに呼ばれてうれしい」。前夜(27日)日本王者の戦いぶりを野球部寮でテレビ観戦。この日も、はやる気持ちを抑えられない様子だった。第6戦は福岡ドームで試合観戦しただけに「鳥肌が立った。マウンドに立ってみたい。来年あの(日本一の)場にいられるようにしたい」。馬原の視線は、来季の福岡ドームのマウンドへ向けられていた。

◆馬原孝浩(まはら・たかひろ)1981年(昭56)12月8日、熊本市生まれ。託麻原小4年から野球を始める。帯山中から熊本市立(現必由館)を経て、九共大に進学。大学2年の秋に自己最速151キロをマーク。趣味はショッピング。家族構成は父幸基さん(52)母孝子さん(49)兄一幸さん(28)姉美幸さん(26)。181センチ、77キロ、右投げ右打ち。血液型A。 

 

 
2003.10.25    28日にも「ダイエー馬原」が誕生!? 
今秋のドラフト自由枠で獲得を目指す九州共立大の馬原孝浩投手(21)が23日、公式戦全日程を終え、プロ入りを表明した。ダイエーは日本シリーズ後に交渉を行う予定で、28日にも「ダイエー馬原」が誕生する。馬原はこの日、福岡ドームで行われた九州大学選手権決勝に先発したが、九国大に1−4で敗退。「神宮に行くことが目標だったけど、僕には高いレベルでやるという目標がある。今まで培ったことを生かして、上(プロ)でやって行きたい」と話した。  

 
2003.10.17    スカウトが九共大訪問 
ダイエー小川編成部長らが16日、自由枠での獲得を目指す馬原孝浩投手が在籍する九州共立大を訪れた。小川編成部長は仲里清監督と会談した後「(監督を通じて)プロ入りの意思確認をした。日本シリーズが終わってからあらためて(正式に)話を持ってきたい」と説明した。 九州共立大は福岡六大学リーグ5連覇を達成し、18日からは明治神宮大会の出場権を懸けた九州大学選手権も開幕する。馬原は「いまはチームを最優先に考えている」と、大学での残りの試合に集中していることを強調した。

小川編成部長らが16日、自由枠での獲得を目指す馬原孝浩投手が在籍する九州共立大を訪れた。小川編成部長は仲里清監督と会談した後「(監督を通じて)プロ入りの意思確認をした。日本シリーズが終わってからあらためて(正式に)話を持ってきたい」と説明した。九州共立大は福岡六大学リーグ5連覇を達成し、18日からは明治神宮大会の出場権を懸けた九州大学選手権も開幕する。馬原は「いまはチームを最優先に考えている」と、大学での残りの試合に集中していることを強調した 
 
2003.10.14   九共大・馬原もプロ入りを宣言 
自由獲得枠での獲得を目指す九州共立大・馬原孝浩投手(22)=181センチ、71キロ、右投右打=が12日、福岡六大学リーグの全日程を終え「1番上のレベルでやりたい」と、プロ入りを宣言した。ダイエーでは16日に大学側に正式あいさつに訪れる予定。 

今オフの新戦力補強で自由獲得枠での獲得を目指す九共大・馬原孝浩投手(4年=熊本市立)に16日、獲得に向けたあいさつを行うことになった。12日、福岡6大学野球の秋季リーグ全日程が終了し、馬原投手は「上(プロ)のレベルでやっていきたい」とプロ入りを表明。ダイエー側は小川編成部長らが16日にあいさつを行い交渉を始める予定だ。馬原は「どういう評価をして頂いているか、聞けるのを楽しみにしている」。九共大は九州大学選手権(22、23日・福岡ドーム)に出場することになっており、同選手権終了後に「ダイエー馬原」が誕生することになりそうだ。 
 

 
2003.9.16    編成会議 
今秋ドラフトの自由獲得枠で馬原(まはら)孝浩投手(九州共立大)を指名する方針をあらためて確認した。前日14日に大阪市内のホテルで王監督、小川編成部長らが編成会議を行い、馬原以外にも社会人、高校生ら指名候補選手を十数名に絞り込んだ。さらにこの日、永山チーフスカウト、金森スコアラーが来季に向け、外国人調査のために渡米した。 

 
2003.8.10    早大 鳥谷獲得断念 ドラフト戦略方針転換 高校生中心か 
自由獲得枠で狙っていた今秋ドラフトの目玉、早大・鳥谷敬内野手(22)の獲得を断念したことが8日、明らかになった。これまでの周辺調査で鳥谷が「在京セ・リーグ球団」への入団希望を固めたとの情報をキャッチ、獲得が難しいと判断したもので、ドラフト戦略の方針転換を迫られることになった。東京六大学の三冠王、好守好打の鳥谷は各球団とものどから手が出るほど欲しい逸材。昨年、激しい争奪戦になった1学年先輩の和田を口説き落とし、早大側とパイプを得たダイエーも早くから獲得へ向けた調査を行ってきた。ほかにも巨人、阪神、ヤクルト、横浜、西武なども熱心に調査を続けてきたが、ここにきて鳥谷サイドが希望を在京セ・リーグ球団に絞り込んだという。ここ数年、ダイエーは毎年のように目玉選手を獲得してきた。昨年が寺原、杉内なら、今年は和田、新垣。今秋ドラフトもアマ球界ナンバーワン投手の呼び声が高い、九州共立大・馬原孝浩投手(22)の獲得が濃厚とみられており、鳥谷との両取りに他球団のスカウトは戦々恐々としていた。ダイエーはあらためて指名候補選手をリストアップ。チーム状況を踏まえて絞り込んでいくことになるが、中内オーナーが「将来性のあるスケールの大きな野手が欲しい」と話していることから、高校生中心の選択になる可能性が高そうだ。 

 
2003.8.7    馬原以外は未定 都市対抗を待つ 
今後の動きは流動的だ。自由獲得枠で九州共立大・馬原孝浩投手(21)を獲得する方針は決まっているが、現在のところ、その他の戦略は未定になっている。「都市対抗が終わってからでないと決まらない。自由枠も1人にするか2人にするかも決まっていない」と球団首脳。8月下旬に予定されているスカウト会議で大枠を固める方針だ。 

 
2003.6.20 自由枠で馬原を獲得する方針 
今秋のドラフトで、最速151キロ右腕の馬原孝浩投手(九共大4年)を自由枠で獲得する方針を固めたことが19日、明らかになった。馬原は伸びのある速球と高速スライダーで今春の全日本大学選手権でチームをベスト4に導いた逸材。即戦力投手の補強で「投手王国」に磨きをかけることになった。ドラフトでは自由枠以外は高校生野手を中心に指名し、5選手程度の補強となる予定だ。王ダイエーが馬原獲得で「投手王国」を構築する。今秋ドラフトの目玉、最速151キロ右腕を自由枠で獲得する方針を決定。一昨年には寺原と杉内、昨秋は和田、新垣とアマ球界トップクラスの獲得で投手力アップを図ってきたが、今回も大学球界NO・1投手の補強で「常勝球団」への階段を上り詰める。ダイエーは九州共立大時代の山村、新垣に熱視線を送る一方で、馬原にも密着マークを続けてきた。さきの全日本大学選手権には、編成部から5人もの担当者を送り込んだ。「馬原を獲得すれば今後、10年近く、投手力でも群を抜くチームになる」と球団関係者。現在、チーム防御率3・63はリーグトップ。首位を走る最大の原動力となっている斉藤、和田、寺原、杉内、新垣らの若き先発陣に、馬原加入をもくろむ。熊本出身で九州共立大に進学した馬原の獲得は、地元に根ざす球団運営の方針からも逃すわけにはいかなかった。馬原以外では、小久保や松中、井口、城島らに次ぐ野手補強を重要視。特に二塁手、遊撃手の獲得に全力をあげており、ドラフトでは自由枠以外は高校生野手を中心に指名する予定。今オフの新人補強は5選手程度に絞られそうだ。常々、王監督は「投手陣を前面に押し出した戦いが理想」と話してきた。アマ球界屈指の快速右腕の補強。王ダイエーがまた1歩、理想に掲げる球団に近づくことになる。 

 
2003.6.15 「高校生中心に」補強 
今秋のドラフト指名は高校生中心!? 14日、中内正オーナーが「今度はスケールの大きい高校生を補強したい。次の世代の中心になる野手が欲しい」などと話したもので、今年は将来性をにらんだドラフト戦略を練っているようだ。もっとも九州共立大・馬原孝浩投手(21)の自由枠獲得も確実視されており、今年は自由枠を1人だけにとどめ、将来有望な高校生野手を指名していく可能性が高そうだ。 

 
2003.3.11 馬原獲り全力 
今秋のドラフト自由獲得枠で九州共立大・馬原孝浩投手(21)の獲得に全力を尽くすことが10日、分かった。MAX151キロのストレートと、高速スライダーが武器の右腕をダイエーは高校時代からマークしていた。九共大とも強いパイプがあるため、あわよくば自由獲得枠以外で、という思惑があったが、ここに来て“逆新垣効果”で悠長に構えていられなくなった。これまで福岡六大学の中でも九共大は、常に全国大会で上位進出する強豪校。おまけに、同大学の先輩・新垣が、オープン戦ながらプロを手玉に取る実力を発揮。負けず劣らずの力を持つ馬原も、今後の争奪戦が激しくなるのは必至の状況になった。「12球団が目をつけているはず。きっちりと仕事をしないと」と球団首脳は危機感を募らせる。すでに西武が、昨年2月の春野キャンプに参加したときから高い評価を与えており、中日、阪神なども興味を示している。ダイエーは自由獲得枠で、馬原の他に早大・鳥谷敬内野手(21)、三菱ふそう川崎・森大輔投手(20)、東芝・香月良太投手(20)をリストアップしているが、まずは新垣の後輩獲りに本腰を入れる。 

 
2002.12.30 来季も満点狙う!馬原、森、香月、鳥谷とアマ球界屈指の選手総どりをもくろんでいる 
今秋には和田、新垣の大学生の即戦力投手の補強に成功。ここ2年間でも山田、山村、寺原、杉内とドラフト戦線では他球団を圧倒してきたが、来季もアマ球界屈指の選手総どりをもくろんでいる。社会人では東芝・香月良太投手(20)三菱ふそう川崎の森大輔投手(20)をリストアップ。大学からはNO・1投手の呼び声高い地元、九州共立大の馬原孝浩投手(21)早大・鳥谷敬内野手(21)の獲得を目指し、黄金期到来を狙う。し烈な争奪戦は覚悟の上だ。「社会人3羽ガラス」の1人、香月は最速146キロの即戦力右腕。安定度NO・1と称され、当然、他球団も自由枠での獲得を狙う逸材だが、地元福岡の柳川高出身だけにダイエーも負けられない。三菱ふそう川崎の森は最速149キロを誇る本格派。七尾工高時代の00年夏石川県大会では23奪三振でノーヒットノーランを達成。社会人入り後も今年5月のベーブルース杯でMVP獲得、10月アジア大会でも全日本入りと成長を続けてきた。もちろん、大学球界の有力選手も逃さない。熊本出身の151キロ右腕の九州共立大・馬原だ。速球と高速スライダーが武器。ダイエーには柴原、山村、新垣の同大OBがいるだけに徹底マークを続けてきた。即戦力3投手の補強で、念願の「投手王国」を築き上げる構想だ。早大・鳥谷は2年春に東京6大学で3冠王に輝くなど打撃センスは抜群。守備範囲も広く、今年2月には高知春季キャンプにも参加しており実力は把握済みだ。 

 
2002.12.28 森大輔投手(20)=三菱ふそう川崎=の獲得に向け調査を進める 
来年の自由獲得枠の目玉である森大輔投手(20)=三菱ふそう川崎=の獲得に向け調査を進めていることがわかった。現在、横浜が一歩リードと伝えられている森争奪戦だが、逆転を狙う。森は最速148`を誇る左の本格派。七尾工時代から注目を集め、3年夏の石川大会1回戦・輪島実戦で23奪三振のノーヒットノーランを記録。社会人でも今年10月の釜山アジア大会で初めての全日本入りを果たした。また、馬原孝浩投手(21)=九州共立大=、鳥谷敬遊撃手(21)=早大=も自由獲得枠の有力候補としてリストアップしている。