≪沢登り≫

     【祖母山・ウルシワ谷】          

     朝霧山の会のメンバーで、祖母山「ウルシワ谷」を遡行してきました。
     トモエム落としのスラブや、ナメの美しさは特筆ものでした。

  【山域】・・・・・・・・・・祖母山系
  【山行形態】・・・・・・沢登り
  【遡行谷】・・・・・・・・ウルシワ谷
  【山行日】・・・・・・・・2001年8月17日(金)・前夜発夜行日帰り
  【天候】・・・・・・・・・・うす曇のち晴れ
  【メンバー】・・・・・・・長崎朝霧山の会のメンバー5名
              L/ Jimny
              SL/ Hじゃないと本人は言ってる・HなランナーHさん
              ヤンマー礼子改めプリティー礼子と本人は言ってる・滑落礼子さん
              沢登りを始めても相変わらず美白の女王・ビューティーそのこさん
              屋久島・トムラウシ・・と早々と夏山が終わってしまって元気がないmimimama
  【コース】・・・・・・・・尾平(7:00)〜ウルシワ谷(7:20)〜落水谷分岐(10:00/10:30)〜 九合目水場
              (12:50)〜九合目小屋(13:00/13:40)〜宮原(14:20)〜尾平(15:40)
                     *タイムは参考程度にしてください。

朝霧山の会は長崎市に本拠を置き、ハイキングから冬山までを楽しんでいる総合山岳会です。
沢登りも結構会員には人気があり、毎年沢開きには20人ほどが参加します。
今回は、会員の中でもJimny一族とその親戚のみの参加となった。

前夜、長崎を出て緒方町の「原尻の滝・道の駅」まで車を走らせる。
ライトアップされた「原尻の滝」を見ながら、軽く祝宴を開く。
女性三名はテントに、男二人は星空を見ながら駐車場の片隅でごろ寝する。




翌朝、5時に起床し尾平へと向かう。
尾平の駐車所には7〜8台の車が停まっていた。
身支度をして出発する。

登山道を黒金尾根登山道の方に向かい、
川上本谷とウルシワ谷との別れ辺りで入渓する。
入渓してすぐに右手に大スラブが見えてくる。
「トモエム落とし」だ。

この辺りから、美しいナメが続く。

深い釜を持つトユ状のナメは、左をトラバースし、
倒木にロープを掛けてゴボウで下る。
ナメが終わると、ゴーロの谷となる。
小滝が適当にあるが、ロープを出すほどもなく
全員快調に登ってくる。

左から「ウラ谷」が出合う。
この夏、同じ山の会の「対馬のやまねこさん」
遡行したらしい。

「ウラ谷」出合いを過ぎても、ゴーロの谷が続く。
木々は大きく、谷幅は広くすがすがしい気分だ。
更に遡行を続けると、
左から「ハンサコ谷」が出合う。

「ウルシワ谷」は水量が少ないと聞いていたが、
この辺りまでは水は多い。

4m、6mの連瀑に出合う。

Jimnyが上から確保に回り、
Hさんが直登にトライするが
ホールドがなく断念する。
左から高巻く。

水量が少なくなってきた頃、
左手に「落水滝」が見えてくる。
「落水谷」との分岐だ。

ザックを置いて、「落水滝」を見に行く。

40mの高さから、水がサラサラと落ちている。
迫力はさほどないが、優雅な滝だ。

「ウルシワ谷」に戻り、
水を補給して再び遡行する。

ここからは水流はなく、
大岩を乗り越えたり岩の間をすり抜けたりと、
体力を消耗する。

だんだん傾斜も急になり、
谷幅も狭くなってきた。
大きなチョックストーンがいくつも現れる。

谷はガレたルンゼとなり、
足場やホールドがすぐに崩れるので
慎重に登る。

そろそろ詰めも終わりに近づく頃、
標高1550m辺りの側壁に
「キレンゲショウマ」の群落があった。

黄色い花をたくさん付けていて、
これからが見頃を迎えそうな感じだった。

九合目小屋の水場の下には、
昔は散乱していたというゴミもなく、
気分よく遡行を終了することが出来た。

ネット仲間の祖母山清掃登山
ご苦労に感謝しながらの
沢登りフィナーレだった。

誰もいない九合目小屋で休憩して、
宮原を経由して尾平へと下山した。
 
下山後、尾平の青少年旅行村で
お風呂をいただき、
小屋番さんを捜してみるが
先ほど我々とは入れ違いで
出て行かれたとのこと。

残念・・・と思いながら、
帰路に着いて車を走らせるが、
途中に小屋番さんの車を発見!
山の中に入っているらしい。

大声で呼んでみたが反応はなく、
またの機会を楽しみに
長崎へと車を走らせた。