TOPIX#2

 


NO46アラスカ遠征のテクニック?

今まで日本から何人のマッシャーがアラスカに来て、スプリントレースに参加したでしょうか・・・。それも犬達をレンタルしないで日本から犬共々アラスカ入りし、犬の体調の維持や精神面犬達のコンデション維持に苦労して、どうしても結果が出てこないなどよく聞く話なのです。ヨーロッパのマッシャーたちも同じ条件で活躍しているのを見ると、ちょっとした考え方の違いなどで解決できそうな何かがあるような気がします。日本よりはヨーロッパのほうがトレーニングの条件は良いでしょうが、ある程度同じ条件でアラスカ入りしているのですから、ヨーロッパのマッシャーたちのように日本人も結果を出さなくてはなりません。今までリミテッドクラスのレースでは、10位に入ってもよさそうなチームもなかなか結果が出せていないような気がします。たしかに代表的にヨーロッパマッシャーから比べるとレベルの差も多少あるかもしれませんが、それはいったいなぜなのでしょうか?

ウイルス性の下痢、ストレスからくる下痢、体調不十分による下痢、バクテリアが原因の下痢、これらはすべて薬で対処できると思います。あとは慣れない寒さの対処や、ドッグトラックに長い間とじこめられることによる犬達のストレス?これも日本からアラスカに向かう前に4週間ほど前からドッグトラックでの生活に慣らすとクリアーできるのではないでしょうか?アラスカでは寒さがきつくなると2頭一緒に犬をいれお互い体温で暖めあいます。そういうことも意識してアラスカ入りする前に慣らすのが大切なポイントです。アラスカに来て堅いトラック(トレール)いきなり超スピードで何度も走ってばかりいると犬達は本番のレースで速く走れなくなるでしょう。マッシャーのあせる気持ちは分かりますが、日本のソフトトレールを走ってきた犬達はいきなりアラスカの堅いトレールで何度も満開で走らすと故障をきたしたり、スピードと堅いトレールによるハイスピードにびびらせてしまったり、意欲をなくす犬も出てくる場合があります。アラスカでも毎回毎回満開のスピードで走らすマッシャーはいません。なぜいけないかと言うと、その犬はもともとスピードあっても、なれない条件の中満開で堅いトレールで走ることが怖くなるのです。ですから徐々にスピードに慣らすということが重要なポイントになってくるのではないでしょうか?犬達が最初にアラスカのトレールを走って気持ちよく感じるか、怖さや嫌な思いをするか、そこが重要な鍵を握っているのではないでしょうか。犬達は足だけでなく頭でも走ります。例えば、日本で速いといわれるリミテッドクラスの犬が僕のチームに付けて走るとどうなると思いますか?ほとんどの犬が、ビックチームの迫力とスピード、慣れない条件でストレスを感じてクイットするか、6マイル持たないで精神的にバテるかです。勘違いしないで下さい。大げさに言っているわけでも僕のチームが凄いといっているわけでもありません。新しい場所で環境も違うというストレス状態で、限界に近いことをすると犬達は恐怖や挫折を感じるのです。

こういう点に注意してアラスカ遠征を頑張ってみてください。間違いはほんとに簡単なことだったのかもしれない・・・。ではグッドラック!

「犬達は頭で走ります。そして犬達と一緒にアラスカでのレースを楽しんでください。」人間も犬達も楽しめばきっと良い成績がのこせることでしょう。


NO45 ビルコーンミュラーにインタビュー

念願のノースアメリカン3位入賞したビルコーンミュラーにインタビューに行ってきました。
まずは彼の賞歴から
アークティックサークルチャンピオンシップ(コツビュー)優勝ー1998,1999,2002,2004,2005
ファーランデブー世界選手権4位ー2003
オープンノースアメリカン3位−2006、4位ー2003
息子のマックスはジュニアアイディタロッド2000で3位入賞、次男のウイルは2005モンタナクリークで3位入賞
常にレースでは20頭から22頭のビッグチームを巧みに操り走る。54歳バリバリの現役20頭の犬たちが橇とラインに繋がるとマッシャーから先頭のリーダー犬まで30mの長さがある。1978年ニューヨークで初レース参戦!多分27歳の時だといっている。(4頭引き)アラスカ州ウイローに移住して14年。

ミチ「今年の3位入賞おめでとう。最終日の犬たち凄かったね」
ビル「ありがとう、今年は20頭のベストドッグが最後まで怪我しなかった。ラッキーだった。メインリーダーのマービンも頑張ってくれた」

ミチ「早速だけど自己紹介とケネルの紹介してください」
ビル「OK,今犬は90頭かな、今26頭のパピーがいる(今年の夏1歳になるのでイヤリングの意味)。これから今年のパピーが沢山  生まれてくるよ。毎年35頭から50頭くらいの子ども達が生まれる。5頭から多い時で7頭くらい一夏で交配させる。一腹丸ごとオープンで走れない犬しか出ないこともよくあることだ」

ミチ「そうなんだよね。家なんて犬たちを養える頭数がきまっているから、3腹くらいだよ。それ以上は難しい。16マイルの通常のオープンクラスレースは常にトップ5くらいいけるけど、オープンノースやファーランデブーでは難しくなる。最終日に何頭残るか、それを考えると毎年胃が痛くなる。数がいないと交代する控えの犬もいないしね。今年は犬の怪我が多く出場断念した。もっと余裕ある犬ぞりがしたいよ
ビル「オープンクラスなら最低5腹は毎年コンスタントに交配が必要だ。イーグルだって5腹は毎年取ってるだろう?その中でいいのが出てくるのは2腹くらいなんじゃないのかな?イーグルもインブリードが多くなリ、絶頂期より落ちてきているだろう?すべてのベストドッグがマイク(種オス)の血が入ってるんじゃないのかな?でも彼がいまだに速い理由のひとつに彼(イーグル)はここで・・・。アラスカでもっとも素晴らしい僕のパーフェクトトレールでトレーニングをしている。怪我犬もトレーニングでほとんどでないよ。オープンクラスは怪我との戦いだ。リミテッドクラスの犬は距離が短くていいからほとんど怪我なんてしないだろう」

ミチ「たしかに絶頂期に比べると多少遅くなってるね。」
ビル「僕もロキシーの種オス使ってインブリードになり2000年くらいからケネル全体のレベルが下がった。インブリードになったケネルは新しい血が必要になる。ロキシーもエディストリーパーもロスサンダーソンもインブリードで徐々に下がってった。」

ミチ「どれくらいの確立でオープンノースドッグやファーランデブードッグが作れると思う?」
ビル「10パーセントから16パーセントくらいかな?それ以外の犬も悪い犬じゃない。この2つのレースは別物だ。只、無理をして限界いっぱいに走っている犬もいる。そういう犬は1年でチームから外れていく。10パーセントと言うことは10頭生まれて1頭、7頭生まれたら一頭も残らないということもある。逆に3頭位出るケースもあるけどまれだよね。オープンノースやファーランデブーに出るとしたらかなりの数の子犬(ブリーディング)が必要になるし、当然コストもかかる。戦力として犬を買ってもうまくはしてくれない場合があるしね」

ミチ「リーダー犬の名前は?あと20頭のベストチームの犬の種類は?」
ビル「僕は1/4(クオーター)より1/8が好きかな。1/8が8頭、ハーフが2頭、ハスキーが10頭だ。僕のチームは、ファーランデブーやオープンノースで最終日の3日目犬達の頭数の多い一番の理由はハスキーが多いからだと思う。今日本もそうだと思うけど、ポインター、ポインターって言われてるけど、1995年オープンノースでは1位との差は12分はなれて僕は9位だった。10年後の今は12分はなれて3位だよ。他のマッシャーがトップと比較して速く走れなくなってるということ。ポインターはいい犬と悪い犬が極端に別れるということ。」

ミチ「あなたが思うオポインターとハスキーの比較は?」
ビル「ハスキーもポインタークロスの良い犬は、週に数多くトレーニングしてもどおってことないが、ハスキーはペース配分を覚えスタート直後満開で走るのを押さえる。ポーンたークロスはいつもスタートから満開なので良い犬と悪い犬の見分けが付きやすい。ポインタークロスは心配性で、環境に順応しにくいところがあるので扱いにくいと思う。日本のマッシャーがショートディスタンスしか知らないから、引きの強い(速筋)ポインターが言いと言う。僕のチームが3日目頭数が多いのはハスキー(が多いからだよ。確かにポインタークロスの良い犬はいいとおもうけど、バディストリーパーのリード1頭と僕のリード1頭はアラスカンハスキーなんだよ。もう1頭の僕のリードは1/8で、今までのリード犬の中で、最もいい犬だ。今年の10月で4歳になる。今のチームの速さは彼が作っている。次のスーパーリードが早く出で来ないと僕もうかうかしてられない立場になってしまうね。」

ミチ「なぜ20頭とか22頭つなぐの?」
ビル「18頭が一番速いスピードで走ることが出来ると思う。でも、大きなレースで最終日に数多く残すことが、スピードの繋がるだろう。今年も去年ものノースアメリカンで最終日に16頭の犬が走ってくれたよ。レース初日から16頭だと、最終日に数が少なくなってしまう。足をくじいたり調子の悪い犬も出れくるわけだからね。すべて最終日の為だ」
ミチ「僕のチームの状況から考えるとうらやましい話だよ。ここ数年、子犬を作る頭数も減ったし、ノースアメリカンでは初日から14頭とかだよ。連戦してるとチームの中で必ず2頭か3頭は、調子が悪かったり、足を痛めて休養が必要だったりするでしょう。通常の16マイルのレースで16頭いてもノースアメリカンの時期には、怪我犬が出て胃が痛くなる・・・」

ミチ「ほんとにファーランデブーとノースアメリカンは難しいレースだよね。」
ビル「オープンのチームに1頭調子の悪い犬がいたら直ぐドッグバックインになりタイムロスに繋がる。10頭引き以下のレースで1頭調子の悪い犬がいても、ごまかして走ればなんとかなるだろう。昔僕が10頭引きの速い犬を買って自分のチームにつないでみた。どうなったと思う?ほとんどがオープンクラスの名頭の多いビックチームつけたら走れなかった。頭の中や心がタフじゃない犬はオープンクラスでは走れないんだよ。モンスターパワーのオープンチームは簡単にそこそこ良い犬達をつぶしてしまう。ファーランデブーやオープンノースだともっと犬たちがつぶれる。ファーランデブーでイヤリングをつないでミチも何頭か潰したことがあったろう?オープンクラスのレースでもこの2つのレースは本当に難しい。」

ミチ「ビルは息子にジュニアアイディタロッドに参加させたことあるでしょう。どういうう感じだった?」
ビル「長距離のマッシャーはファーランデブードッグを欲しがる。これで出場する犬たちはスーパードッグだからだ。頭の中も心も強靭な犬たちだ。彼らディスタンスマッシャーは、犬以外にも速く走れない理由がありすぎてベストドッグを持っているマッシャーが勝つとは限らない。スプリントの場合はトレーニングのうまさもあるけど、ベストドッグをもって、良い食事、良いトレーニング以外のせいではないとおもう。ケンタッキーダービーのようにパーフェクトのトレールで速く走れる犬たちを決めるのがスプリントレースなんだ。マッシャーは犬達の潜在能力を引き出してあげればいい。簡単に言えば走らすことは、速い犬を持たないと難しいけど、速く歩かせることは速い犬じゃなくてもいいってことさ。」

ミチ「今日はインタビュー有難う。最後にあなたの夢は?イーグルをビート(倒したい)したい?」
ビル「それは難しいだろう。彼は良いマッシャーだし良い犬も持っている。ただ・・・もしこの場所じゃなく違う場所でトレーニングしているなら多少チャンスが出てくるのかもしれないね。ジョーレジンともいいトレール持ってるだろう?成績の良いチームは良いトレールを持っている。ミチは今年怪我犬が多かったろう。新しい場所に新居を構えて新しいトレールを作ったばかりだからだよ。」
ミチ「そうだね。ファーランでブーのトレーニングまでは犬たちは怪我犬はほとんどいなかった。レースが雨で中止になり、そのあとスピードアップしたトレーニングで犬達が足を傷めた。来シーズンはもう少しフラットなトレールに場所を替え作り変えるよ。」
ビル「僕はもう選手生命は長くない。あと5年か6年、トップクラスでレースを戦えればそれでもうしあわせだよ。あと6年くらい現役でいれることが夢だ。


NO44 アジアカップを終えて

3月4日、5日と開催されたアジアカップ。

今年の3月は昨年と違って残っている雪が少なく、朝夕の冷え込みも思ったよりありませんでした。大会までトレイル残っていてくれ〜っと何度祈ったことか・・・。木曜日からJFSS会員各位の協力で現地でのセッティング(テント、ネット、鉄ピン、テーブル、イス、看板などを運び設置)を開始しました。前日金曜日にトレイルの最終チェック。ネットは足りているか、マーカーの配置は適切かをチェックします。

大会当日は天候にも恵まれ、会場には続々とそりを積んだ車が乗り込んできました。受付準備をしていると、ちょっと緊張気味の表情で本部テントに近づいてくる親子1組を発見!岩手県から今年初めて北海道の大会に遠征してきたJFSS会員の中森さん親子でした。「ハスキーが走る気力をなくしているのです。」とおっしゃっていた中森さんでしたが、いざスタートしてみると犬たちもマッシャーもレースに集中して走り抜き、無事ゴール。ジュニアマッシャーが少なくなっている最近です。息子さんのこれからの活躍を楽しみにしています!

そして今年から3頭引きに挑戦し始めた1・2頭引き上位入賞常連者の入倉華奈子さん。1・2頭引きで鍛えたペダリングとその若さで3頭引きクラスに驚きを与えました。1日目、スタッフの手違いでコース切替が3頭引きファミリークラスのコースとなったため、本来5キロのはずがやむを得ず3キロに変更してレースを開始しました。少ないスタッフで運営せざるを得ず、みなさまにご迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思います。そのような状況の中で入倉さんは初日、犬たちの勢いにそりを扱いきれず、カーブで転倒しそうになりながら走行したにも関わらずタイムは45150で3位とまずまずの位置につけました。北海道で敵なしだった旭川の上川さんに迫る勢いです。
翌2日目はそりの扱いにも慣れ(さすが若い子は違う!?)、耽々と前のチームを追っていたのでしょう。101959でゴール。3位入賞を守り抜きました。
初めての北海道遠征、初めての多頭引き挑戦、いかがでしたか?新しいことにどんどんチャレンジして、楽しいドッグスポーツライフを送りたいですね。

最後にアジアカップを助成していただいた株式会社ニトリ様、アイムス・ジャパン株式会社様、会場を貸していただいている箱根牧場様、大会運営にご協力いただいた日本犬ぞり連盟会員のみなさま、吉田学園の学生のみなさま、ありがとうございました。

JFSS事務局 山田悦子


 

NO43カニクロス・アジアカップに参加して

 今年10月末、日本犬ぞり連盟の役員として韓国に行くことになった。

その目的は「カニクロス競技」を学ぶこと。

っといってカニクロスって聞きなれない競技はいったいなんだろう。

さっそくインターネットで調べてみた。そして私はビックリした。

この競技はなんと「自分も走るのか!!しかも距離は犬ぞりの3頭引きと同じ距離(4.8km)?!」

この時点で珍道中になることは決定した気がした。

大会前日に日本を出国し、定刻で無事韓国に到着。空港には懐かしい人が迎えにきてくれていた。

そう!昨年アジアカップにきていたKFSSの?(イー)さんだ。

1時間半ほど積もる話しをしながら宿泊先まで移動。そこにはKFSS会長(?さん)とIFSS会長(Tim White)もいて私たちを暖かく出迎えてくれた。

夕食を一緒に取って、その後は翌日が大会ということもあり早めに宿泊先で休むことに。

 翌朝7時宿泊先を出て会場に向かう。

今回の大会会場は漕艇場のある公園のような場所で、スタート・ゴールは芝。

途中はブロックが敷き詰められた池の周りを4周することになっていた。

これで4.8kmだ。受付でエントリーをしてカニクロスグッズを手渡された。

カニクロスグッズはいたってシンプル。

コルセットみたいなバンドを腰に巻きカチャッと止め、伸縮するゴム素材のラインでハーネスを着けた犬と自分をつなぐ。

引くことを理解し、集中して走れる犬と参加するならそこそこ形になるでしょう。

参加犬種はティーカッププードルなどの小型犬から、ハスキー・ボーダーコリーなどの中型犬、マラミュート・オールドイングリッシュシープドッグなどの大型犬まで。

クラブごとの参加が多く見られ、日本のドッグスポーツ界ではあまり見かけない犬種でも仲間が一同に集まって参加するためか、他犬種にわたるたくさんのワンちゃんが参加していた。

 私が一緒に走るのは4歳のハスキーの女の子「シェンラン」

自分の犬との違いは、ハーネスを見せても張り切らない、ちょっと太り気味、すぐ疲れてやる気が持続しない。(トレーニングしているのかな。心配。)

自分の犬と同じだなぁと思ったことは、やっぱり飼い主が一番。

知らない人の言うことなんて、いきなり聞けるかといった態度。うんうん、わかるよ〜。

でもコンビを組んだからにはできるとこまで頑張ろう!

スタートしてからゴールまでシェンランが私の前を引っ張って走ることがなかったため、カニクロスの感覚は味わえなかった私ではありますが、なんとか4.8kmを一緒に走りぬきました。

 参加者のマナー、競技としての認識を意識して高めていくことで、今後大会らしくなっていくスポーツではないかと思いました。

韓国に行く前は「カニクロス=自分も走る=疲れる」と思っていましたが、実際に参加してみて「カニクロス=自分も走って犬と呼吸をあわせる=疲れるけれど結構楽しい」に変わりました。

みなさんも一度体験してみませんか??

予断ですが、わが家のユーロハウンド(3歳の女の子)の話。

人が大好きで、特に私のことが大好きらしく、どこに行くにも姿を追い掛け回すストーカーである。

その彼女は今シーズン、リーダー犬としてチームの犬たちの先頭を走るトレーニングを始めました。そこで私は・・・。

いいこと思いついた!!っということで、韓国でカニクロスに参加したときの経験を活かし、韓国に行った時にもらったカニクロスグッズを引っ張り出し、時間のあるときに自分の前を走らせるトレーニングを自ら走ってやってみました。

なかなか楽しかったですよ。お試しあれ〜。

最後になりましたが、現地でお世話をしていただきましたKFSSのみなさんに感謝します。


NO42 アスリートドッグに大切な抗酸化物質について

若さを維持するためにはビタミンEがいい!ってことは皆さんもご存知だと思いますが、ビタミンEやCのほかにも若さを維持するためにいろんな物質が存在します。激しい運動によって酸素摂取量の多いアスリートやスポーツドッグにも抗酸化物質摂取が非常に重要です。なぜ抗酸化物質が必要かと言うと、肉体の老化と言うのは活性酸素によって年齢とともに身体が酸化してさびてくる現象です。アスリートが運動によってたくさん取り込んだ酸素が活性酸素に体内中で変化し、身体に悪影響をもたらします。それを取り除くために抗酸化物質が必要になります。活性酸素によって酸化する細胞組織を守るということがスポーツ界では重要なことなのです。

身体を老化させる活性酸素を取り除くために、世界トップクラスアスリートたちもビタミン・ミネラルのほかに抗酸化物質のサプリメントを使っています。体内中で作られる抗酸化物質は酵素としてSOD・カタラーゼ・グルタチオンペルオキシターゼなど、しかし残念なことにこの酵素である抗酸化物質は人間でいえば20歳くらいをピークにどんどん低下していきます。細胞の老化を防ぐ物質はアスリートドッグにとって大切なもの。犬と言う動物の寿命は短く選手生命も短いのは皆さんもご承知のとおりです。短い選手生命をのばす・・・または細胞を若がえらせ、疲れを取り除く、疲れのたまらない強靭な身体にする。ウイルスにかからない肉体や体調を維持する・・それが抗酸化物質摂取の目的です。

摂取によって免疫力アップにも効果的。運動量によってビタミン補給は必須です。

※SOD活性が高い種ほど長寿であり若さ(肉体的)を維持し、同時にビタミンE・Cなどの体内量が多い種ほど長生きである。人がサルより長生きで年をとるのが遅いのはSODなどの抗酸化物質の活性が高いため

※SODは体内の活性酸素と中和して酸素と過酸化水素水に分解オキシドールのような物質になり細胞や体内の殺菌作用がある。しかしそれは同時に正常な細胞も破壊することになる。

抗酸化物質とは活性酸素の発生を抑え害を防止するもので、活性酸素の種類によって対抗する抗酸化物質がそれぞれ異なり、体内で作られ抗酸化物質SOD(スーパーオキサイド)、カタラーゼ、グルタチオンベルオキシターゼなどの酵素類は人間で言えば20歳を超えたくらいから、製造過程が衰え始めます。体外から摂取しなければならないビタミン・ミネラルにも抗酸化物質があります。

ビタミンではβカロチン・ビタミンE・ビタミンCなど。ミネラルはセリウム・亜鉛などがそうです。

βグルガンはキノコに多く含まれ、がんや成人予防肉体的老化防止にその効力を発揮しています。βグルガンとは炭水化物の主成分であるブドウ糖(グルコース)が結合して出来た多糖類のことをいいます。アガリスクというキノコの名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか。そのアガリスクの20倍以上のβグルガンの含有量があるといわれるチャーガ(樺のアナタケ)もスーパーのつく良質の抗酸化物質です。

最近スポーツ界でも注目されている優れもの抗酸化物質の紹介します.アスタキサンチンは別名ヘマトコッカスといわれている藻類の一種に含まれる成分です。スーパー酸化物質といわれるこのアスタキサンチンは体内の入ると必要な文だけビタミンAに変化し、ビタミンEの500倍〜1000倍やβカロチンの50倍をはるかのしのぐ抗酸化力を持っています。また通常通過しにくい血液脳関門を通過できるので、こうの活性酸素も取り除いてくれます。βカロチンをはじめとするカロテロイドの仲間で鮭・海老・カニなど魚介類に多く含まれている赤色を形成している。活性酸素を除去するすぐれた作用があり、アスリートや犬ぞりスポーツ界でも今注目されています。


NO41 サト今野の世界女子制覇ドキュメント

愛犬ドッグジャーナルWEBサイトへジャンプ6月・7月連載号から

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NO40 リスドンスレッドの逆襲なるか?

アメリカ製リスドンスレッド。7年前まではアラスかのマッシャーの70%はこのソリを使用していたのではないだろうか?当時はとにかくリスドンだらけだった。カーボン製スウェーデンのOTスレッド、フランスのエキストラポールが出てきても、その人気は50%以上で一番だった。オーストリアのダンラースレッドが2000年くらいから猛威をうるい、3年ほどで逆転。理由はテリーストリパーが使い始めてから飛躍的に世界に広まった。その後ドイツのビーウイも出現し、各国産の激戦状態になった。今年、リスドンから3年のテスト走行を終え、新しいソリ、「リスドンユーロスレッド」が誕生した。このソリで激戦区になったアラスカでどう巻き返しを起こすのか、こうご期待。


NO39 もっとブティースをつかおう。

爪が割れていたり、爪が短くなって中の神経に触っていたり、パットの皮が薄くなって今にも破けそうだったり、パットとパットの間の奥が切れていたりして、ちょっとでも犬の動きに異常を感じたら練習を休ませよう。けっして根性根性でやってもいい結果は得られない。痛がらなくてもそういう場所を見つけたら抗生物質入りの薬を塗り、迷わずブッティーズをはかせよう。痛い足をかばっているのにそのまま走らせると他の何ともない足も怪我してしまう可能性が大です。
そういう場合の怪我は筋を痛めたり関節を痛めたりする場合が多いので結構治りが遅くなり、一シーズンまったく活躍できなくなることもあります。


 NO38 P‐TEX4000これできまりか?

現在、ソリのレールに簡単に奪着可能なQCRタイプではピーテックス4000が一番である。
他のソールと比べるとワックスの吸収力・滑走面で群を抜いている。
昔から使われている(ポリエチレン)黄色や黒のQCRは、ワックスはかなり浸透しにくい。
また、フッ素100%のワックスはソール面をコーティングするというイメージで、フッ素+パラフィンは技術によってフッ素+パラフィンも一緒に浸透させる点では優れている。
通常は、ピーテックスソールを使って、フッ素+パラフィンのワックスの上に100%フッ素で仕上げるのが理想だろう。

<<滑走面は製造するメーカーによって名称はそれぞれ異なるが大きく分けて4つ>>

1)ポリエチレン・ベース
最も一般的な滑走面素材で、押し出し成型によって製造されリペアが比較的容易である。

2)シンタード・ベース
滑走性とワックス保持性に優れた、高分子素材。レース用、上級者モデルの定番的素材。耐磨耗性も高くストーンマシンによる研磨が可能。

3)ダブル(トリプル)シンタード・ベース
焼結製法で製造された性質の異なる高分子ポリエチレンを2種類(3種類)使用した滑走面。滑走性よりもファッション性の高い素材でオールラウンド対応の上級者モデルに採用されている。マルチシンタード・ベースとも呼ばれている。

4)グラファイト・ベース
高分子ポリエチレンの中にグラファイトパウダーを混入した滑走面。グラファイトを混入する事によって滑走面は多孔性となりワックスの吸収性が高くなり、滑走面と雪面との間に発生する静電気の発生を抑え汚れも防御する。別名エレクトラ・ベース

<<ストラクチャー>>

チューニングにおいてすっかり定着したストラクチャー加工。これは、ベース(滑走面)に深さ数ミクロンの特定のパターン(ベースマーク)を加工する事。

滑走面と雪面との間に発生した水滴を効率良く利用してより一層滑走性をアップさせる為にストーンマシンによって加工されます。このストラクチャーは、加工するマシンによって異なるが基本的にはストレート(ライン)パターンとクロスパターンがあり、マシンの調整次第でそれぞれ溝の深さや幅も自在に加工が可能です。

このストーンマシンは、工業用ダイヤモンドによってパターンか刻まれたストーンで滑走面を研磨する機械です。刻まれたパターンは、通常ワンシーズンで壊れてしまう事はないですが滑走日数の多い方はハイシーズン用と春先用に2度加工するのがベスト。

もちろん、滑走面およびエッジがしっかり仕上がったスキーやボードに加工し、ワクシングもしっかりする事によって最大限に滑走性を発揮されますので基礎チューンはしっかりしましょう。

《滑走面の材質》

 現在、スキーの滑走面に使用されているのはポリエチレンである。ポリエチレンと一言に言っても、その製法、分子量などにより、多くの種類がある。その中でスキー滑走面に使われるポリエチレンを、製造方法から分類すると「押出し成形」と「燒結」に大別することができる。「押出し成形---射出成形」とは、ポリエチレン原料を高温、高圧で溶かし、射出機によって板状に成形する製法である。「燒結」とは、ポリエチレン原料を鋳型に入れて高温、高圧で溶かし円柱型ブロックを作る。そして、そのブロックを薄く削ってロールに巻き取っていく製法で、「シンタードベース」と呼ばれている。また、「エレクトラベース---グラファイトベース」と呼ばれる滑走面は、ポリエチレンに10〜20%の添加物(グラファイト)を混ぜたもので、静電気伝導効果が良く、汚れが付きにくい。また、気温が高い時ほど、その効果が発揮される。

 ポリエチレン滑走面の滑走性は、密度と分子量に関係する。
 分子量が大きい程、ワックス吸収性が良く、さらに、耐磨耗性が良いほうが滑走性が良い。分子量と密度のバランスによって、ワックス吸収性、耐磨耗性が決まってくるが、現在では、分子量が大きく、密度0.94までのポリエチレン(エレクトラを除く)が、スキーの滑走面に最も適しているとされている。例えば、P−TEXで言えば4000と6000がこれに当たる。

  分子量 耐磨耗性
mm3
ワックス吸収
mg/cm2
密度
g/cm2
製造方法
P-TEX N−100 20万 130 0.955 押出し成形
P-TEX Dura 30万 80 0.960 押出し成形
P-TEX 1000 50万 70 0.952 押出し成形
P-TEX 2000 350万 20 0.937 シンタード
P-TEX 2000エレクトラ 350万 30 0.990 シンタード
P-TEX 4000 800万 15 20 0.928 シンタード
P-TEX 6000 600万 17 12 0.932 シンタード

 《ワックスを浸み込ませるために》

 
ワックスを滑走面に塗る際、ワックスを充分に浸込ませるために、注意しなければならないポイントがある。

チューンナップ
 チューンナップの際、最も重要なことは、絶えず新しい滑走面を出したほうが、ワックスの吸収性が、(そして滑走性も)良い、という点である。新しい滑走面を出す方法には、次のようなものがある。

*手作業によるもの
 サンドペーパー、メタルスクレイパー、ファイルなどを使用

*ベルトサンディングマシーンによるもの

*ストーングラインディングマシーンによるもの

 この中では、ストーングラインディングが最も効果が高いのだが、さらに、サンドペーパー、ストラクチャーブラシなどを使用して仕上げると、ワックス吸収性がますます良くなる。(ストラクチャー仕上げ)
 滑走面にストーングラインディングを施すと、研削の際の摩擦熱によって、表面約100ミクロンの層が融解し、表面密度が変わる。そこを水で急冷すると、密度が下がり、ワックス吸収性が良くなる。したがって、ストーングラインディングを施した後、ホットワクシングを行えば、効果がより高まる。
 ただし、ストーングラインディングを施した後は、滑走面が酸化しやすくなるので、あまり長時間放置せずに、ホットワクシングしなければならない。
 新しい滑走面を出すことと同様に重要なのが、古いワックスや汚れを完全に除去することがあげられる。クリーニングワックスを使用すれば、リムーバーで取れない頑固な汚れや古いワックスも取り除くことができる。
 ワックスの吸収性とは直接関係ないが、チューンナップの行程で、フラット仕上げと、雪の粒や、濡れ具合にあわせたストラクチャー仕上げなどは、より良い滑走性のための重要なポイントである。


ワックシング

 ホットワクシングは、アイロン温度が高いほど吸収が良い。90度以上で効果が向上し、120度以上では変わらない。また、ホットワクシングは、時間も長いほど吸収が良い。例えば融けたワックスが滑走面上にある時間を2倍にすると、吸収性は1.4倍になる。しかし、ある一定時間(約2分)以上は、効果は変わらない。
 また、シンタード製法による滑走面は熱に弱く、ワクシングの際にベース面が変質してしまうこともあるので注意。
 融けたワックスが80度前後になるようにアイロンの温度を設定し、滑走面の上に融けたワックスが充分に乗るようにすると良い。ワックスが少ないと、アイロンの熱で滑走面をいためてしまうこともある。また、温度が高過ぎると、ワックスが横に散ってしまう。特にグラファイトワックスは注意が必要。
 ホットワクシングされたワックスは、通常約0.2ミリの深さまで浸透するが、滑走面に近い部分ほど吸収率は高い。
 ワクシング終了後のスクレイピイングの際は、強い力でスクレイパーをかけてはいけない。せっかく付けたストラクチャーが変化してしまうからである。中程度の均一な力で、ワックスが薄いフィルム状に削れるようにすることが大切である。滑走面の表面に残っている余分なワックスは、スクレイパーですべて取り除く。
 また、ストラクチャーの中にもワックスが残っているので、ブラッシングによってこれを取り除く。その際、摩擦熱が発生するが、特にエレクトラベースは熱に弱いので注意が必要。


  Holmenkol 「雪、その驚異の世界」 より抜粋


NO37 こんな新兵器が・・・

フェアバンクスのマッシャーが夏からのトレーニングで使うドッグホイールでは飽き足らず、犬専用スイミングプールを作った。これはもうサラブレッド調教の世界だ。すぐれもので合計9頭犬達がチェーンに繋がり同時にスイミングが出来る。前からは水がジェット噴射で流れ込み、水のろ過装置もついている。勿論温水プール。

 
これはすごいよね。もうサラブレッドのリハビリの世界だ・・・。


NO36 セウシウス(摂氏)とファレンハイト(華氏)について

華氏はドイツのファレンハイト医学博士によって考案された温度尺で、人間のだいたいの体温を100°(約37℃)、血液や肉が凍る温度0°(約−18℃)としています。水の沸点と氷点は尺度としたのが摂氏(℃)です。
アメリカでは摂氏(C)を使わず華氏(F)で温度を測定します。ちなみに摂氏0℃は、華氏32°Fです。
何年アラスカにいても馴染みづらいもので、華氏から32引いて2で割って…という感じでだいたいの温度を把握します。
でもこれがあれば一発でわかります。

 【摂氏(C)】
  セウシウス[Celsius]氏が考案した温度計の目盛り。水の氷点0°沸点100°
C=(F-32)x5/9

 【華氏(F)】
 ドイツのファーレンハイト[Fahrenheit]氏が考案した温度計の目盛り。水の氷点32°沸点212°
F=Cx9/5+32

ここに数値を入れてボタンを押して下さい。


NO35 アイムスセミナー、無事終了しました〜。一応、報告まで・・・。

今年は例年以上に多くの人たちが参加して開催されたアイムスセミナー今回のテーマは、アスリート犬の水分補給のあり方(ウォータリング)
 講師:北海道犬ぞり連盟会長 吉住 憲廣
繁殖周期別の食事管理 講師:アイムス・ジャパン 専属獣医師 荒井さん
ウォータリングのお話では、「真水」と「体液に近い水」を与えた時の排泄回数を比較したこと、トレーニング後の給水に適したスープについて、水分がきちんと足りているかを判断する方法、タイムリーなウォータリングとは?などについて勉強しました。
荒井さんからは、繁殖を考えた時に、愛犬に必要な栄養要求量はどれくらいなのか?ということや、排卵率を高めるための方法、繁殖時の食事管理などを4つのステージ別に講義して頂きました。
講義終了後には、参加者からの質問を受け、荒井さんより回答を頂きました。
また、今回のテーマに沿ったクイズが出題され、正解者にはアイムスオリジナルの商品をプレゼント!参加者は充実したひとときを過ごしました。

                                  Byエコ


NO34 身体の中の水分が重要な理由

身体の中には体重の60%が水分でしめられ、それは血液中の水分、細胞中の水分(体液)です。
そのうちの3%が失われると体温が上がったり循環機能の異常があらわれる
5%が失われると運動能力の低下、特に持久力が下がる。
7%が失われると幻覚症状があらわれる。
10%が失われると意識を失い死亡することもある。
犬達は脱水症状で簡単に死んでしまいます。歯ぐきの色を確認し、背中から首筋にかけての皮を引っ張って、もし戻らなかったら注意してください。

[犬のトレーニングやレースでも充分な水の補給は忘れずに!]


NO33 1932年記念すべき初のオリンピック公開競技

1932年、2月6−7日(25.1マイル×2日間)、馬以外の動物を使うスポーツオリンピック競技としてニューイングランド・スレッドドッグクラブの全面協力でニューハンプシャー州ニューヨーク(レイクプラッシッド)で開催された。
あのレオナード・セパラも出場!

Muher

Country

Owner

1st Race

25.1miles

2nd Race

25.1miles

Total

1、St Goddard Canada St Goddard 2:12:05 2:11:07.5 4:23:12.5
2、Seppala US Seppala 2:13:34.3 2:17:27.5 4:31:01.8
3、Russick Canada Russick 2:26:22.4 2:21:22.2 4:47:44.6
4、Wheeler Canada Wheeler 2:33:19.1 2:29:35 5:02:54.1
5、Haines US Taylor 2:34:36 2:31:31.3 5:06:27.3
6、Pouliot Canada Marquis 2:53:14.3 2:52:21.5 5:45:35.8
7、Defalco Canada Defalco 2:53:49.5 2:55:50.1 5:49:39.6
8、Belknap US Belknap 2:57:14 2:57:08.5 5:54:22.5
9、Murphy US McIlhenny, Jr 2:42:49.4 3:15:24.1 5:58:13.5
10、Sears US d'Avignon 3:00:21.7 3:01:49.5 6:02:11.2
11、Vaughan US Seeley (Mrs) 3:24:10 3:49:46 7:13:56
12、Seeley (Mrs) US Seeley (Mrs) 3:28:01.7 3:46:45 7:14:46.7

NO32 犬ぞりマッシャーがマッキンリー登頂!


Joe Redington Sr, Dogs and Susan Butcher

1979年5月28日、「アイディタロッドの父」と言われたジョイ・レジントン・シニア(故人)とアイディタロッド4タイムスチャンピオンのスーザン・ブッチャーがアラスカンハスキーたちと共に北アメリカ大陸で一番高い山であるマッキンリー山(通称デナリ山)登頂に成功した時の記念のフォトです。


NO31 北極圏の犬達は何故燃費が良いのだろうか?

シベリアンハスキーからアラスカンハスキー、そして今は日本でもハウンドが沢山走っているようですね。ソリ犬の主流が時代とともに進化しながら変わっていくわけですが、ハウンドに近くなればなるほどえさを良く食べますよね。よりエネルギーが必要な速筋の維持・コートの違いなどに違いがあるのでしょうがアラスカンハスキーの2倍食べる犬なんてざらにいるのではないですか?シベリアンハスキーやマラミュートなど昔から北方圏で運搬用として使われていた犬達は、極寒の厳しい気象条件の中、そりに載せる荷物も限られ長距離移動する為、充分なコートを持ち、がっちりとした体型の割に少量のエサを与えるだけで痩せない犬が作られてきました。

北方圏の中でもコツビューはスプリントレースが盛んで、血統の優れたレース用のアラスカンハスキーも沢山輸入されているわけなのですが、世界のトップクラスのスプリントマッシャー達の仲間入りはなかなか出きません。理由は北方圏の交通機関に問題があり、肉やドライフードの空輸に高額な費用がかかります。そのためスピードがあっても1歳ぐらいの段階でエサを異常に食べる犬はケネルに残ることは出来ません。下手すると2頭分のエサ代がかかるのですから。
また彼らはきちんと整備していないトレールでトレーニングする為犬達の怪我が多いようです。スピードの速い犬になればなるほどロングゲージで走るわけですから関節を痛めたりなど多くなります。良い犬は必然と怪我も多くなるわけですから、そう言う犬たちも本当は良い犬なのにケネルに残ることは出来ません。結局残った犬達は燃費の良い真面目な犬達です。
というわけで世界に通用する速いスプリントチームは作れないのが現状のようです。


NO30 皆さんどんなQCR使っていますか?

イエロー・ブラック・ホワイト・ブルーやグリーンなどQCRに種類はたくさんありませが、競技スキー用のシンタード(Pテックス)を貼り付けたソールが一番よく走ルことは皆さんご存知のことかと思います。そのピーテックス(シンタード)の中でも一流メーカー品でありながらスキーの値段によって性能はかなり違います。
シンタード2000とかシンタード4000、シンタード6000となっていますが数字が高くなるほどポリエチレン分子量の密度が高く、硬い高性能ソールと考えていいでしょう。ロシニョールではR-Ptex9700なんていう優れたものも出しています。数年前のレース前に、同じワックスを塗ったピーテックス2000・ピーテックス4000を手で滑らせて見たことがあるのですが、明らかに4000のほうが素晴らしくすべりに違いがありました。高価な最高級ワックスを素材が良くない黄色のQCRに塗ってすべりを比べてみてもこの2台のソリとはまったく違いが明らかでした。

滑走面に使用されているソールはメーカーによって呼び方は様々ですがエクストリューデッドベースピーテックス(シンタードベース)があり、両者とも分子レベルでしかワックスの染み込む穴しかあいていませんが、非常に微量の液体を吸収します。シンタードベースのほうが、不規則(結晶状でない)なためエクストリューデッドベースに比べはるかに吸収します。シンタードベースは超高分子量ポリエチレンから生産され、分子量はエクストリュードの10倍です。すべてのスキーやスノーボードのベースマアティリアルはポリエチレンです。ポリエチレンには多くの種類があり、通常ポリエチレン分子に含まれる炭素分子のナンバーによって分類されます。(分子量と呼ばれるもの)エクストリュードの分子量は溶解(溶ける)されシート状に押し出すことが出来る低さで、低価格セットスキー&スノーボードに使われています。ソリのソールも溶かして作られたエクストリュードで、競技用ソール素材としては最低のものがソリ用QCRです。シンタードベースは溶けても流れないため押し出し成形することは出来ません。透明な乾燥したパウダーを加熱し圧力をかけ固めたものを薄く剥ぎ取り生産されます。シンタードはソール面の分子レベルの穴に染み込み、毛細化現象のようにソールにワックスを染み込ますことができます。理由はシンタードの透明なパウダー一粒一粒が、結合した結晶の間のスペースに吸収されるものと考えられています。エクストリュードは毛細か現象でソールに染み込むことはほとんど出来ずソール面の分子レベルの穴にとどまるだけでワックスの持続力も当然シンタードと比べると落ちます。

ライバルにもう一息、いつも10秒くらいで負けてしまっているひとは試してみてはいかがですか?高性能ピーテックスは各スキーメーカーには補修用の張替えソールがあります。日本でも買うことは可能かと思います。


NO29 秋からのトレーニング前の回転木馬ならぬ回転犬

アラスカ・ヨーロッパではこんな機材が以前から使われている。犬達を速く走る為には充分な基礎体作りが必要。秋からの4輪バギートレーニング前にこの機材を使い筋肉をほぐし活性化させておくとすんなりバギトレに入っていける。


      これは本来の形            コレはジョーク?ネズミじゃないんだから(笑)


NO28 ライブカメラで遊ぼう!

ファーランデブー(RONDY)やアイディタロッドがスタートするアンカレジ4thアベニューに設置されてるライブカメラを見てみよう!レース当日、ライブカメラに有名マッシャーが手を振ってくれるかもね!
※ライブカメラは20秒に1回画面が変わるようセッティングされています。実際のスターティングエリアはライブカメラ設置位置から1ブロック先にありますのでこの場所はパドックになります。マッシャー達がレース直前にあわただしく犬達をフックアップしてる様子が見れます。

2月21ー22ー23日(アラスカ時間は3日間とも午後1時スタート)フェアランデブー(RONDY)ワールドチャンピオンシップ。
日本時間は2月22〜24日朝7時スタート

3月1日アイディタロッド
日本時間3月2日午前7時スタート

↓下をクリック

http://camera.touchngo.com/


NO27 本州勢すごいぞ!

11月現在でJFSS公認レースは過去最高の9レース。北海道が4レースで本州が5レースになった。ついに本州のレース公認が北海道より上回った。これは本当に素晴らしいことだ。

日本犬ぞり連盟は基本的にレース公認費で運営されている。しかし、現状はIFSSWchにナショナルチームを送り込むための支援金獲得・会報発行・ポイント集計などはボランティアや役員が協力し合い、この不景気を乗り切ろうと力を合わせやってきた。いかにお金をかけないでボランティア運営していくかということだけで精一杯だった。

これからの日本犬ぞリ連盟は日本の犬ぞりスポーツ発展のため、犬ゾリ人口の増加・マッシャーの卵の育成やアラスカで開催されているJrチャンピオンシップへ出場のジュニアマッシャーの選考や支援も視野に入れ、スポンサー獲得や公認レースの増加に力を入れ組織自体が資金力をつけていかなければならない。

今から10年前日本は、目指せオリンピック正式種目!の合言葉とハスキーブームで犬ぞり第一次ブームがおこった。テレビはレースの1時間特番や特集で新しい冬のスポーツ”犬ぞりスポーツ”を紹介し、雑誌にも犬ぞりの記事で賑わうようになった・・・。

『みんな取り組み方は違っても犬ぞりスポーツを愛していることには変わらない。みんなが力を合わせ、第二次犬ぞりブームを引き起こそうよ!』


NO26 バギートレーニングでの注意事項

11月に入りバギトレも中盤に差し掛かりましたね。犬達の調子はどうですか?バギトレは、基礎体力強化・筋肉を作る・筋や腱の強化やボディバランス作りが基本です。レース時に怪我をしないため筋肉の鎧(ヨロイ)を身にまとわせるのです。レース時期中盤(2月中旬〜)から後半にかけて、なぜか犬達が遅い・・・。これは精神的な疲れからや身体のあちこちの痛みの原因であることがよくあります。
今時期のバギトレでスピードあげることなんかまったく必要ありません。まだ筋肉が出来上がっていないのに犬達を速く走らせると気付かぬうちに大きな怪我をさせ、シーズンを棒に振るってしまうことさえあります。大きな怪我は足の甲の亀裂骨折・じん帯損傷・筋や腱の損傷・筋肉損傷・関節炎などです。トレーナーのミスで怪我犬を出してしまうことは簡単なことです。
また、パット(足の裏)損傷による痛みから、その足をかばい逆の足を痛めてしまったり・・・。ですからブーティーズ(靴下)この時期犬にとって重要なアイテムになります。犬がパットを痛めていたら回復するまで犬を休ませてください。勿論、足や関節に違和感を感じているようなそぶりを見せたらその犬だけ休ませます。
ホントに気をつけてくださいね。良い犬ほど激しい運動(ハードワーク)をしますから怪我をしやすくなるのです。

バギトレで時速25q/h以上のスピードなんかまったく必要ありませんよ。バギトレの時期は、時速20km/h以下で粘り強くギャロップで走らせることが出来るかが重要なことなのです。(スピードが遅いからといってトロットで走らせても良くありません。)ただし凍った水溜り・凸凹道などではその区間だけ犬を歩かせ(トロット)てください。氷でパットをカットしたり、足首をひねってねんざなどの怪我をします。爪が短くなりすぎて、そこからばい菌が入って犬が痛がる場合も、抗生物質を投与して炎症を抑えてあげて3日ほど休養させます。
痛がってるのに、根性根性ど根性!で走らせても良い結果はえられません。(日本人の古いスポーツ美学)

犬達はレースとトレーニングの違いの区別がつきます。どんなにトレーニングで速く走ってもレースで遅ければまったく意味がありません。

忘れないで下さい。
「犬達は頭で走っているのです。足と体力だけで走っているわけではありません。」
この言葉を完璧に頭の中で理解できた時、きっとあなたはスーパーマッシャーになれるでしょう。


NO25 トレーニングスケジュール

トレーニングを週3回〜4回の回数でただ漠然とやるよりも、12月後半までの4ウイラー(バギー)のトレを逆算して考えるのが効率がいいですよ。ソリに変わるときは、いきなりフルスピードで走らせずにスピードを抑え距離を短めから(たとえば4キロ)はじめましょう。

例えば10月から12月まで週3回トレーニングするなら、合計48回トレーニングが出来ますよね。最初は無理せず1キロぐらいからはじまって最長8kmまでやりたいなら、カレンダーとにらめっこしながら逆算しながら予定をカレンダーに付けていくんです。(同じ距離は最低4回以上は必要です。)

もし予定のスケジュールに犬がついて来れないようなら、週4回やればトレ回数が増えますからスケジュール予定の距離ははそんなに崩れないでしょう。
ただ注意することはリピタイション(REPETITION)を必ず入れることです。特にチームの中で2頭くらいとトロットになってしまったらその時点で必ず止めて休息(リピタイション)を取るのです。(そのときによりますが30秒から3分くらいまで。)それと気温の高い時には、トロットにならなくてもリピタイションを入れましょう。また休息時はリーダーをかならずステイさせてふらふらあっち行ったりこっち行ったりさせないで下さい。

4キロ以上になるとそのチームによってレベルの差もあるでしょうから、犬が苦しそうなら今やってるその距離をある程度持続します。月に2回くらいに3日間連続したトレーニングも犬をタフに作れます。ただこの3日間連続トレは12月まででいいでしょう。(レース初戦が1月下旬からの予定なら1月上旬に最終3日間連続トレをしても犬達は充分レース初戦まで回復します。)のトレーニング犬がきつそうなら3日目は距離が短くなっても構いません。

こんな感じで、ガンバッテやってみてねー!


NO24 スクワエル・テール(リスのシッポ)

こんなに可愛い名前の雑草が犬にとって危険な草だった。稲科の植物で秋にかけて枯れる時、花の部分(稲の穂)が広がり茎からちぎれて転がる。雪融けの春にも強い風によって何処からとも無く転がってきて、犬がその穂の部分に、じゃれて遊ぶため顔付近に刺さり顔面が腫れあがる。ケネル周辺や道路の周辺など、いたるところに生えているので、マッシャ‐達はこの雑草を見つけると必死で根っこから抜き取っている。


咲きはじめ                  こうなると危ない


NO23 デナリ国立公園では冬の交通機関として今だに犬ぞり!

世界的に有名な野生動物を観察できるデナリ国立公園では、一般車両・スノーモビル・バギーの立ち入りは禁止。冬は今でも犬ぞりを使ってレンジャーがパトロールしている。北海道の約1/3の広さ(四国と山口県を合わせたくらい)があり、野生動物の減少や自然破壊をストップさせようという考えで犬ぞり・クロスカントリー・シュノーシュハイク以外は冬に公園内に入ることは出来ない。

デナリ公園のシーズンインは5月下旬から9月中旬まで。世界中から野生動物や手付かずの自然を鑑賞しにたくさんの観光客でにぎわう。頻繁に観察出来る動物は、グリズリーベアー・カリブー・ムース・ヤマアラシ・ドールシープ・マーモット・地リスなど。まれにリンクス・ウルフのような非常に警戒心の強い動物達にも遭遇することが出来る。公園内にあるレンジャーの司令塔では一日に3回犬ぞりデモンストレーションがあり、観光客の人気の的である。


NO22 ハンドラーってどんな仕事するの?

ハンドラーの仕事ってどんなことをするか知っていますか?日本では、大会でチームの手伝いやスタート前リード犬や激しくジャンプする犬を押さえたりする人のことを言うのでしょうか?アラスカでハンドラーとは、秋からシーズンが終わるまでの約6ヶ月間、(最低でも12月〜3月下旬までの3ヶ月間)雇われたケネルの手伝いをしながら犬ぞりを学ぶ人のことをいいます。
1日の仕事の内容は、朝起きてから犬の糞とりとスープに始まって、トレール整備、パピートレーニング、犬達の食事つくり、雑用係、犬のケアと言ったかんじでしょうか。あっという間に一日が過ぎてしまいます。もちろん犬のトレーナーとは違うので給料は出ません。手伝いながら無給で犬ぞりを学ぶのです。
将来マッシャーを目指すアメリカ人、ヨーロッパ人、最近では少数ですが日本人のハンドラーいるようですね。しかし、雇われたそのケネルによって、かなり当たり外れもあるようです。

3年間毎年、アイディタロッドマッシャーのハンドラーを経験した、北海道在住のT君は、犬のトレーニング方法を学びたかったのですが、毎日、100頭以上の犬達の糞とりとマッシャーや他のハンドラーの食事つくりで(もともと彼の職業はコックさん)、ほとんど犬のトレーニングをさせてもらえず、シーズンが終わったといいます。ただ、その年によって違うケネルではパピートレはさせてもらえたようです。それでも犬ぞりが大好きだったので、夏は日本で仕事をしてお金を貯め、毎冬アラスカでがんばってきたようです。

昨シーズン、フェアバンクス在住ドイツのマッシャーのハンドラーをした犬達の糞とりとスープ、犬達の食事、ケネルオS子さんは、毎日、100頭の犬の世話とオーナーの子供の子守りばかりだったそうです。あまりにもきつくて夜逃げしようと考えたことも何度もあったとか。(笑)彼女はまったく犬ぞり経験がなかったので、なかなかトレーニングはさせてもらえなかったようですね。

しかし、当然、一流ビックケネルのハンドラーになりに行くわけですから、もしあなたがマッシャーなら、腕を磨くには最高の場所かと思います。犬の食事方法、スポーツ獣医学、トレーニング、犬のケアなど日本では経験できないハイレベルなことを無料で学ぶことができるのですから。もちろん、英会話も上達します。良いケネルにあたると、そこのケネルオーナーも糞とり、スープ、犬の食事なども手伝ってくれ、トレーニングでダブルスレッドの後ろのソリにも乗せてくれたりもします。また、地方遠征やビッグレースにも連れて行ってくれることもあります。また、3月のシーズン終わりのレースに出場させてくれたりと、夢のようなフルコースもあります。まあ、有名なケネルから犬を1ヶ月くらい借りて、家にステイさせてもらってLNAC(リミテッド・ノース・アメリカン・チャンピオンシップ)に出場するだけで、アラスカでのレンタルの相場は$4000と言われてますから、長期間犬ぞりを学ぶことができ、レンタル料なしでレースに出場させてもらえるのですからラッキーな話ですよね。

どうですか、日本のマッシャーや予備軍の皆さんもハンドラーにチャレンジしてみては?


NO21 糞食い石ころ食い

犬の糞食いや石ころ食いなどの悪癖で困っている方いませんか?

美味しそうに自分の飼い犬達が糞をほおばる姿を見ると、本当にがっかりさせられます。その口で顔を舐められたものなら、飼い主はたまったものではありません。こういう犬達、何故かソリ犬に多いですよね。

その理由は大半がミネラル不足が原因のようです。犬ぞりという激しい運動をするハスキー達は、人間のアスリートと同じで、食べて栄養になったものをエネルギー代謝する為に必要なビタミン・ミネラルが運動をしない犬に比べて大量に必要になります。
アスリートは食事の他に、一般人の数倍から数10倍のビタミン・ミネラルをサプリメントで補うと言います。これはスポーツドッグ(特に激しいスポーツの犬ぞり)にも言えることです。

通常、石ころ食い・糞食いなどの悪癖は各種のミネラル投与で高い効果が上げられるはずなのですが、現実にはなかなか効果が上がらないようです。 その理由はそのサプリメントの吸収力の問題や長い時間かかって犬が癖になってしまった場合が主な原因です。また多少悪癖が遺伝もするようですね。

ー手軽な対処方法ー

地中からのミネラルは汚染されていて、吸収力も20%ほどで、植物からのミネラルは消化しやすく80%が消化可能と言われていますが、なかでも海藻は良質のミネラルが多量に含まれてます。

充分な栄養やビタミン・ミネラルなどのサプリメントも与えていても、石ころ食いが直らないようなら、犬小屋を石ころのないところに移動するか、犬小屋の下にコンパネを敷いて対処してください。もし犬が石を飲み込んでしまって出てこないようなら切開手術が必要になります。そうなると10万円は飛んでしまいますからね。

そしてエサに乾燥ワカメや海苔を混ぜて与えます。その犬の個体差にもよりますが、翌日から目に見えた変化があるはずです。ただし、完璧に石ころ食いが止まる犬と、かなり量は減るがほんの少しだけ食べ続ける犬もいるようです。糞食いにも同様の効果が得られます。
いずれにしても高い効果がありますので、日本では比較的安く手に入る物ですから試して見てはいかがですか?

( 与える量は25kgくらいの犬なら、乾燥ワカメこさじスプーン1杯・海苔1/4枚程度から初め、徐々にその犬の適量を見つけてください。効き目が充分あるなら量を若干抑えて、効かない様なら量を少々増やしてください)

注意
海藻類には有害なヒ素が含まれています。昆布以外の海藻にはヒ酸塩という有害なヒ素と結び付きヒ素を無害な物にして体外に排出されますが、昆布にはヒ酸塩は含まれていませんので、昆布は犬には多量には使わないほうが良いかもしれません。

NO20 ドリームキャッチャー

テレビドラマ『ビューティフルライフ』の影響
杏子が柊二に買ったアメリカ土産ドリームキャッチャーが以前日本でもブレイクしたらしいですね。
ネイティブアメリカンの人達の口承に
よるとドリームキャッチャーという名前自体も、意味も
「良い夢だけを穴の部分から通し悪い夢はクモの巣状になった部分にからませて朝日とともに消えていく」

と伝えられていますが、これは比較的新しい意味のようです。アメリカンネイティブのサイ族(たしかサイ族)が言い出したことが始まりといわれているそうです。

ネイティブの友人に聞くと、もっと違う奥の深い意味があり、「サークル・オブ・ライフ」が適切とか。
魂は蘇り、その人の一生は本体の円(サークル)で表し、そのサークルのなかで網に引っかかった石や玉ビーズはその人の苦悩や立ちはだかる人生の壁をあらわしている。

通常お土産屋さんで売られているものは、お土産業者が作ったカラフルに飾られ羽に色が塗られていたりするものがほとんどだが、ネイティブが心をこめて作った本物はいたってシンプルで味がある。
手作りで材料の皮も自分たちでなめして作ったものなので、手間もかかり値段もお土産用と比べると高い。

アラスカマッシャー達は縁起を担いで大きいのものは家に、小さなものはドッグトラックのルームミラーに飾ってるよ!

ちなみに僕も’98にネイティブが心をこめて作った不思議な魅力のあるドリームキャッチャーを手に入れ、その数日後自分でもびっくりするような大きな夢をつかむことができました。

だから・・・。ぼくはドリームキャッチャー信じちゃうんだよね。

家の壁に飾られている大きなもの 車のルームミラーにぶらさげる小さなもの

NO19 日本にもあったらいいな。犬ぞリショップ

アラスカにはアンカレジ・ワシラ・ウイロー・フェアバンクスなどに犬ぞりショップがあります。犬ぞり用具からドライフード・冷凍肉・サプリメント・医薬品にいたるまで何でもそろいます。商品を見ているだけで楽しくなってしまうようなこんな店、日本にもあったらいいのにね。
 


No18 ウルフドッグって今でも日本ではめずらしい犬なの?

昔、札幌のペットランドっていうイベントで、ウルフドッグが注目を集めてたけど、まだ珍しい犬種なのかな?
その犬がまたどこからどう見てもお世辞にもウルフには見えなかった。普通の犬よりはちょっと野性味はあって目がすわってたかな。多分、血量は50%くらいなのだとおもう。おまけに毛色は白。その後、札幌在住のウルフドッグを3頭持っている人が1頭100万円だ!といって自慢しに連れて来たことがあるけど、これまたどうみてもせいぜいマラミュート。何でこんな犬に100万円もかけるの?って感じでした。

今年のペットランドはまたウルフドッグくるのかな?ほんとにかっこいいウルフドッグは、狼の血量94〜98%くらいの目がゴールドアイでルックスも野性味たっぷりのこんな犬のことをいうのです。じゃーん!

アラスカにはミニハスキーといわれるコンパクトなシベリアンハスキーもいます。わーかわいー!