シリーズ「あの人は今・・・。」

その昔、犬ぞり界で一世風靡したとは言い過ぎかと思いますが、かつて活躍したマッシャー達がいました。
時はバブル真っ只中・・・。
江別の苅田名人にはじまり、滝川の・・・
(植村さんみたいな人)さん、滝野の阿良君や文乃ちゃん、札幌の寺岡君、旭川の中村君や神山さん、帯広の村中君や佐々木ユウト君、苫小牧警察訓練所の植田のフミちゃん、千歳の田中さん、東京の早川さん、秋田の小野さん、岩手の前川さん、京都の山城さん、群馬の山口さんやソリ作り名人の木沢さんなど、かつて活躍した彼らは今どうしているのでしょうか?
彼らの最新目撃情報や今どうしているかなど詳しい情報と写真をお待ちしています。
何とかシリーズ化したいと思いますのでご協力を願いいたします。

情報提供者のプライバシーはお守り致しますので、こちらまでお寄せください。

第1回 京都 山城さん

当時、毎年レースシーズンになると、はるばる北海道までハンドラーである奥さんと犬たちを乗せたドッグトラックで京都から遠征してきた人がいる。約2ヶ月間、東北・北海道の各地で開催される犬ぞリレースに出場し上位入賞してきた実力者でもある。また、彼は毎年3月アラスカで開催されるリミテッド・ノースアメリカン4頭引きにも出場たことがあり、趣味を超えた超ー犬そり狂いの一人だった。
その彼が犬ぞリレースに姿を見せなくなってからいったい何年経つだろうか?

彼は今・・・。
京都でドッグスポーツの裏方として今でも活躍していた。GIGレース協会の会長を務め愛犬との楽しみ方を新しい人たちに伝えようと自らマイクを持ち頑張っている。今ではGIGレースはシリーズ戦になり石川・札幌・京都で開催されるようになった。

山城さんからのメッセージ
「GIGレースを通じて、より多くの方に感動を伝えたいと思っております。もっと気軽に楽しくあなたのうちの家庭犬がヒーローになる時、もっともっと楽しい世界が広がることでしょう。そうなりますよう心から願っております。」

「これからもどんどん新しい人が始めるようになり、楽しい世界が広がるようになればいいね。
山城さん!これからもがんばっってね!!!」


第2回 岩手 前川さん

日本に初めてアラスカンハスキーを輸入した人、それが前川さんである。
当時、北海道はシベリアンハスキー人気が犬ぞりブームを生み、レースはテレビ中継もされ一番活気のあった頃だろう。苫小牧のレーシングシベリアンチームに対し、TOGOチームの吉住氏と現アラスカ在住の今野(道)が「打倒レーシングタイプ!」を合言葉に熾烈なトップ争いを繰り広げている時だった。
何の前触れもなく本州からふっと現れたアラスカンチームの前川軍団。これがなんと速いこと速いこと。出るクラスまるごとトップをかっさらっていった。あまりの速さとさわやかな前川軍団を目の前にし、北海道勢は素直に「お見事!」の言葉しか出なかった。人間が愛玩用の為に作り変えた、かわいらしいショータイプのシベリアンでは、まったく歯が立たないことを痛感させられ、新しい犬ぞりの幕開けとなったきっかけを彼は作った。

現在彼は、自ら中心となって金ヶ崎犬ぞリレースを開催し、仲間達のトレーニングのトレーナー兼アドバイザーとして活躍しているという。
今世界中でハウンドが流行しているが、この犬種の潜在能力を最大限引きだせる日本のトップトレーナーだと僕は彼のことを思っている。それはお世辞ではなく絶対的な根拠があるからだ。
彼はもともとプロのドッグショーのハンドラー兼ブリーダーで、日本人のマッシャーではめずらしい西洋的な犬との接し方をする。きっと犬を怒ったことないのではないだろうか?しかし、犬たちは彼の言うことを素直に聞き入れ彼の要望にこたえる。それはいったいなぜだろう?それは彼の生まれ持った才能がなす技である。間違いなくハウンドには彼のようなトレーナーが向いているはずだ。

前川さんからのメッセージ
「現在、スレッドドッグを所有していないので、犬ぞりからちょっと気持ちが離れています。最近は週に4回のテニスに、そしてドッグショーにと結構忙しい毎日を送っていますが、いつの日かまたカムバックできる日がくると思います!」

「再びハウンドで日本の犬ぞり界に新しい風を吹かせて欲しいものですね。」