STANDARD CLOTHING × RAINBOW COUNTRY
AN-J-3A





◆マテリアル ホースハイド ダークシールブラウン、アニリンフィニッシュ
◆ファー クラシックブラウン ムートン

◆定価 176,400円

2009.11.25 スタンダードにて購入

 AN-J-3AといえばホースハイドのG-1であるみたいに思われるフシもあるかもしれないが、実際には殆どがゴートスキンで、ホースハイドが使用されたのは1946年のウイリス&ガイガー製だけである。それをベースに復刻したのがこのスタンダードオリジナルのJ-3Aです。

 G-1系の元祖は1940年に遡ったM-422で、ウイリス&ガイガー社はコントラクトナンバー16957、74982という2パターンを最初に納入したことでも知られていて、G-1メーカーとしては老舗中の老舗といえよう。
 そして1941年にはM-422Aのコントラクトナンバー85956をやはり最初に納入。
 三番目のモデルであるAN6552orJ-3Aが1944年に誕生すると、同年コントラクトナンバー28628を納入、続いて1945年にコントラクトナンバー32357、J-3Aとしては1946年にコントラクトナンバー35805(すなわちホースハイドのこれ)を納入したが、55J14を始めとするG-1を冠したモデルは一度も納入していない。
 初期の最も凝った製造を経験していながら皮肉な話だと思うのはぼくだけだろうか。


 ホースハイドのG-1が着てみたい・・・というユーザーのニーズを実現すべく、2004年のTHE FEWにおいてモナークのJ-3Aを本来ゴートスキンであるのに「J-3Aにはホースハイドもあった」という事実を拡大解釈してホースハイドでリリース、以来「J-3AといえばホースハイドのG-1」という一つの過った認識を作り上げたと同時に、G-1系を幅広く楽しむという提案をしたという、功罪両方があるといえよう。

 フライトジャケットのファンとして、FEWのモナークネームホースハイドのJ-3Aは大変楽しいし、とても気に入っている一方で、しかし「アレンジジャケットではないか」という引っかかりが僅かながらあったということは否めない。
 しかし、それらを全て払拭するような傑作がこれ、史実に基づいたウイリス&ガイガーのホースハイド製J-3Aである。
 
 実名復刻ではないのが残念といえば残念かもしれないが、ぼくは昔からスペックタグの文字表示よりもジャケットとしての全体的仕上がりの方を優先するので全く問題ではない。


 殆ど漆黒と呼ぶに相応しい黒に極限的に近いブラウン、燃え立つようなオレン時のボア、実にカッコイイですね。
 着込むことで早々に下地のブラウンが出てきて、いい感じの経年変化を楽しめそうです。


 とにかく、いい匂いがします(笑

2009.11.28



 ※興味を持った方はスタンダードさんのサイト
にてご確認ください。


2009.11.28〜

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