STANDARD CLOTHING CO
15th ANNIVERSARY


"AN6552"

BOGEN&TENENBAUM

REPRODUCED BY THE STANDARD
SPECIFICATIONS
・Marerial : Goat skine
・Colour : Vintagel Brown
・Zipper : Conmar
・Finish : Aniline
・Lining : Rayon
・Knit : Wool 100%
・Fur : Classic Brown

定価 176,400円


















 ボーゲン&タネンバウムは1944年に一度AN6552を納入していますが、今回の復刻は1945年に二度目の納入をしたモデルになります。

 AN6552は1940年のM422に始まるG-1系の歴史の中で、M422→M422A→AN6552(AN-J-3A)と三番目にくる初期の頃のモデルになります。AN-J-3Aと別物のように感じますが、実際は同じスペックです。
 このあと、55-J-14のときに初めてG-1という称号が与えられますが、M-422の頃から非常に僅かなマイナーチェンジしかされてないので、我々フライトジャケットファンの間ではG-1系として総称しています。
 スペックタグが消失しているヴィンテージの場合、ジャケットだけ見るとM-422Aや55-J-14との判別が困難ですが、ボア裏のステンシルが「US」のみなので容易に判別できます。
 しかし、後期モデルのJ-3Aには一部USNのステンシルがされているものがあり、紛らわしい(^^;

 ANということで陸海軍共通使用を目的に生まれたわけですが、実際に陸軍航空隊で使用された事実は皆無であり、事実上海軍ジャケットです。
 だからエアフォースマーク等のAAFカスタムも理屈の上では問題ないが現実にはそぐわないものとなるわけです。
 

 さて、本品についてです。
 我が師であり親友でもあり兄貴分でもある熊本STANDARDの下村さんが、スタンダード15周年を記念して昨年フルオリジナルでA-2をリリースしましたが、それに続いて今回はAN-6552をフルオリジナルでリリースしました。
 
 つい数ヶ月前に件のA-2を買ったし、その後間もなく同じく15周年記念スーベニアジャケットを購入したし、友人とはいえここまで付き合えば充分と思って(≧▽≦)この6552は購入するつもりが全く無かったんですよね(^^;
 
 何度か随所で言及していますが、そもそも、G-1系はどうもレプリカを買う気になれないんですよね。何故なら、程度のいいヴィンテージが多数現存し、しかも比較的廉価なのです。かなりのミントコンディションだったとしても、FEWやマッコイズはおろか、バズリクソンズの新品よりも安く買えるんです。
 元々古着好きからレプリカ界に入った私としては、どうしてもまずヴィンテージありきなんですよね(^^

 だから、6552を出すというときは「へえ」くらいに思っていたんだけど、完成したものを画像で見るとどうも良さそうだ。なにかオーラを感じたんですよね。

 それで下村さんに電話したら、たまたまキャンセルになった42があるというので即決、オーダーしました。

 届いたのを見て感動しましたね。
 今まであらゆるレプリカのG-1を見てきましたが、ここまで素晴らしいものは無かったと思います。
 
 細かな作りや縫製なんて正直今更そんなに私は気にしないです。素晴らしいステッチワークを期待するならばフライトジャケットじゃなくてももっと凄い世界がある。

 私が最も大事にするのは見た瞬間に感じるものです。
 細かいディテールから入る人はなんにもわかっちゃいないと思う。
 ツウぶった素人にそういう輩が多い。そんな人のことを半可通という( ̄ー ̄)フッ

 まずは全体を見て感じなければ!

 いやあ、ビシビシ感じましたね。たかが皮ジャンにここまで感動するなんて滅多にないです。
 なんでもかんでも感動した初心者の頃ならまだしも、今の、これだけ擦れたクールなキンちゃんをここまで感動させるとは!

 レプリカのフライトジャケットにここまで痺れたことは殆ど無かったと思う。

 そして、全体的な魅力を感じてから改めて細かいところに入るわけですが・・・私が最も感動したのは皮ですね。
 まず見た目に素晴らしいです。
 そして分厚くてズシッとしているのにしなやかでゴワゴワしてなくて、キュッキュキッという妙な音もしない。
 もっともっと着込んでみたい!そういう気分にさせる心地よいホールド感です。

 フライトジャケットを購入してこんなに感動したのは何年ぶりだろう?

 今や辛うじて業界人だし(^^;どうしても欲しいという段階じゃなくても取り敢えず勉強のためとか付き合いとかなんとなくノリで色々買うようになりました。
 その流れで、服を買うということにどこか惰性的になっていた部分があったのだけど、久し振りに目が醒めましたね。

 もう二度とレプリカG-1は買うまい。そして、いずれジェット・リンクでフライトジャケットを手掛けるようになったとしても、G-1系はやるまいと思いました。
 なぜなら、これを超えるG-1が作れるとはとても思えないし(^^;、そしてこれ以上のものは必要無いと思ったからです。

 キンちゃんのG-1レプリカ人生をあっさりと打ち止めにしてしまった一着、本当に素晴らしいです!

 問い合わせは
 
スタンダードさんにどうぞ! でももう完売らしいですが(^^;

 できれば20着くらい作って欲しかったですね(^^;
 こんなに素晴らしいものをたった10人程しか楽しめないとは、愛他的なフライトジャケットファンであるキンちゃんとしては実に心苦しいです。
 
 ああ残念(´ー`)






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2008.2.7〜