ジェッターマルスの概要です。

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ジェッターマルスって


ウフフ ぼくジェッターマルス!

2015年は、ぼくの生まれた年です。ぼくは人間のいちば〜ん素晴らしい知恵を集めて造られたロボットなんだ。だから正義を守る力は誰にも負けない!次回の「ジェッターマルス」、「2015年マルス誕生」でお会いしましょう!

<新番組予告より>
提供:HAYAKO氏




もう一人のアトムの物語

  ジェッターマルスは、昭和52年2月3日から同年9月15日に渡ってフジテレビ系で放映された原作:手塚治虫と手塚プロダクション、アニメ制作:東映動画(協力マッドハウス)によるカラー連続テレビまんがです。本作品は当初、アトムのリメイク(もしくは、続編)として企画されたものが当時の手塚先生を取り巻く状況(虫プロの倒産など)もあって、アトムを作る事が出来ず、やむなくマルスというアトムの分身とも言えるキャラクターを作り、作品世界も一新した形で世に出ることになったのです。このようにマルスが制作に至った経緯は複雑だったようで、その為か手塚アニメの中でも異色の作品として扱われる事が多いようです。またジェッターマルスという作品に対するイメージはいわゆる「手塚ファン」と一括りされる人達の間でも様々で、ある人は手塚治虫自らの手によるアトムのエピゴーネンとし、またある人はアトムのバリエーションの一つとして捉えていたりと、未だにその評価は定まっておらず、まともな作品評論すら無いのが実情です。

 本サイトの主旨の一つは、現在では視聴困難となってしまった本作品を、今集める事が可能なデータを元に、もう一度検証し再評価する事にあります。私自身、検証作業の中で、マルスという作品は、単なるアトムの二番煎じではない、「心」というテーマを掲げて真摯な姿勢で作られた極めて良質な作品であったことを確信しています。特に、マルスのドラマが持っていたテーマ性の高さや、子ども番組に必要なエッセンスがすべて凝縮された質の高い脚本等は、もっと評価されてしかるべきではないかと思います。また、マルスの制作には旧虫プロのスタッフが数多く参加していたり、おなじみの手塚キャラクターが大勢出演していて、手塚ファンに強くアピールする側面もマルスにはあります。一方、東映アニメ史的にも、マルスは、りんたろう監督の東映での初監督作品という点で大変重要な位置にある作品でもあります。このように、実はマルスは大変魅力的な作品なのです。願わくば、このサイトがマルスの再評価への一助とならんことを。

                                文責:MARS133

追記:ジェッターマルスは2009年3月にDVD化されました。




スタッフリスト

原案・設定:手塚治虫
企画:別所孝治(フジテレビ)、田宮武
制作担当:大野清(前期)、菅原吉郎(後期)
シリーズ構成:丸山正雄
脚本:辻真先、雪室俊一、鈴木良武、山本優、星山博之
チーフ・ディレクター:りんたろう
演出:千葉すみこ、石黒昇、水沢わたる、波多正美、佐々木勝利、芹沢有吾、泰泉寺博、生頼昭憲、りんたろう、他
キャラクター設計監修:杉野昭夫
作画監督:杉野昭夫、森利夫、神宮慧、大工原章、鹿島恒保、みぶわたる、芦田豊雄
美術設定:椋尾篁
美術:川本征平、椋尾篁、窪田忠雄
撮影:菅谷正昭
編集:花井正明
オーディオ・ディレクター:小出良助(アーツプロ)
録音:田中英行
製作協力:マッドハウス
製作:フジテレビ、東映(東映動画)
音楽:越部信義

その他に、湖川友謙(第20話)友永和秀(第23話)も作画監督として参加している。
出崎統も絵コンテでお手伝い程度に参加している(話数不明)。



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