JR<青春18きっぷ>で日着19都府県通過(栃木県〜徳島県) 乗車日 2013.1.1(祝) ...ダイヤは乗車当時のダイヤです
ルール@JR<青春18きっぷ>を利用して、同じ駅を通らない一筆書きの日着でできるだけ多くの都道府県を通る。
時刻はダイヤの時刻 ただし状況により実際の時刻を注記する。
(ダイヤ時刻はJTB時刻表(2013年1月版)およびJR時刻表(2013年1月版)のもの)

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以前に各都道府県で最低1度途中下車することを条件に1日で16県を踏破した。
その際に、実はもっと多くの都府県を踏破できるルートがあった、と記した。
大みそかの終夜運転を利用すればもっと多くの都府県を踏破できたことを失念していたのだ。
2012年大みそかの終夜運転のダイヤが発表になったので、それを利用してルート検証を行っていると、 途中下車を行わないなら通過する都道府県の数を19都府県まで伸ばせることが分かった。
途中下車にこだわらなくても踏破する都府県数が多い方がよいので、今回はこのルートにトライする。

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12.31(月)に<青春18きっぷ>を購入して出発した。
2012冬シーズンは12.1〜12.31の発売で、有効期間は2013.1.10までとなっている。
この日は東北本線「野木」まで移動して、1.1には「野木」から出発する。

私の<日着>は午前0時〜午後24時と規定している。 意識の上では12.31の深夜でも、0時を回れば1.1になるのだ。まあこの夜ばかりは世界中がそうだと思うが。
東北本線(湘南新宿ライン)の終夜運転列車の中に、「野木」0:02発というのがある。
「野木」は栃木県最南端の駅で、この列車で乗り継ぎをスタートさせるスケジュールを組んだ。

今回は途中下車しない県があるので、いちいち下車して入場券を収集したりはしない。
その代わり、通過する県の駅名標(形式は問わず)を最低1枚写真に撮ることにする。
デジカメで撮影したJpegファイルに撮影日付を表示するフリーソフト <JPEG Time Stamper>を 入手したので、これを利用して日付を入れた写真を別ページに掲示する。

栃木県をスタートし、終夜運転を利用してまずは関東南部を乗り回る。

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野木(0:02)−大宮(0:42)  湘南新宿ライン 宇都宮発逗子行 9510Y E231系近郊タイプ(クハE231-6032 宮ヤマ)
形式表示はすべてWikipediaに依る。

0:00になると同時に「野木」の改札外の写真を撮影して改札内に入る。 ホームでも駅名標を撮影してから乗車した。

E231系10連の最後尾に座る。ロングシートだ。
9000番代の列車番号は臨時列車のため。湘南新宿ラインで2便目の終夜運転列車だ。
「野木」発車時点ではこの車両の乗客は自分だけだった。大宮(氷川神社)への参拝客の端境時間帯になるのか。拍子抜けした。

次の「古河」は茨城県になる。
「古河」の駅名標を撮影するため、「野木」への移動の途中にいったん下車して駅名標の位置を確認しておいた。
この列車の最後尾に乗ったのはこの撮影のためだ。
東北本線で茨城県を通過するのは「古河」だけなので撮影に失敗すると取り返しがつかない。
準備の甲斐あって無事に「古河」の駅名標をカメラに収めた。
せっかくなので、一歩ホームに出て撮影した。単に列車で通過しただけじゃないというせめてもの自己満足。

「古河」の次の「栗橋」からは埼玉県に入った。
この先の「大宮」で東北本線から高崎線へ終夜運転列車同士を乗換える予定だ。
駅名標はその際に撮影すれば良いので焦ることは無い。
乗客が少しずつ増えてきた。といっても席を選べるくらいの余裕がある。

「大宮」で乗換えた。初詣に行くらしい人がまだいた。 ―栃木県(1)、茨城県(2)、埼玉県(3)

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「大宮」で駅名標を撮影して、向かいのホームに停まっていた「上野」行きに乗換えた。
同一ホームで互いに接続を取って乗換えられるようにダイヤが設定されていた。

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大宮(0:45)−上野(1:10) 高崎線 籠原発上野行 9844M E231系近郊タイプ(サハE231-3058 横コツ)

15両編成の後ろから2両目。セミクロスシートだった。車両には女性の2人組がいるだけ。
「さいたま新都心」から家族グループが乗ってきた。初詣に出かけるようだ。
「赤羽」から東京都に入り、「上野」の高い方のホームに到着した。 ―東京都(4)

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ここから、終夜運転している山手線電車に乗換える。「秋葉原」で総武線に乗換えて千葉県に向かい、また東京都に戻ってくる。

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上野(1:10)−秋葉原(1:14) 山手線外回り 9089C E231系500番台(クハE231-540 東トウ)

山手線の終夜運転は約10分間隔で行われている。この列車が多少遅れていたため予定より1便前の列車に乗ることができた。
3分くらい遅れていただろうか。席は充分空いており普通に座れた。
元々乗る予定の電車は次に遅れずにやってきた。どちらにしても「秋葉原」から乗る電車は同じだ。

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秋葉原(1:30)−西船橋(1:56) 総武線各駅停車 武蔵小金井発千葉行 9436B E231系(クハE231-57 八ミツ)

初詣の人や東京ドームのイベント帰りの人で満員。そのせいか2分ほど遅れてやってきた。
秋葉原で降りる人も多かったが代わりに乗る人もかなりいて、結局ずっと座れなかった。
自分の前に座った人がずっと降りなかったのだ。両脇の人は途中で降りたのだが。

「錦糸町」では東京スカイツリーが見えていた。「市川」から千葉県に入り、 「西船橋」で乗換えた。 ―千葉県(5)

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西船橋(2:25)−東京(2:52) 武蔵野線快速 西船橋発東京行 9226E 205系(クハ204-52 千ケヨ)

武蔵野線は「東京」−「西船橋」間で終夜運転が行われている。2:05に着いた電車はリゾート施設帰りの人で満員だった。
折り返しの列車の最後部に乗り込む。この時間帯は50分間隔で運転されており、自分の他に1グループだけの状態で「西船橋」を発車した。

「舞浜」でどっと乗ってきて立つようになった。
京葉線でも終夜運転が行われており15分間隔のダイヤになっているが、 リゾート施設の年越し営業が朝7時まで行われているので帰る人が途切れることがない。
「葛西臨海公園」から東京都に戻り、京葉線地下ホームに到着した。

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ここからは西に向かう。その際に東海道本線を経由するよりも中央本線経由の方が通過する県が多いので中央本線経由のスケジュールを組んだ。
もちろん中央本線経由の方が時間がかかるが、終夜運転のおかげで接続良く乗り継ぐことができるのだ。
すぐに中央本線で行っても早すぎるので、しばらく時間潰しをして中央本線電車を1本落とした。

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東京(3:24)−高尾(4:39) 中央本線各駅停車 東京発高尾行 9349T E233系(クハE232-32 八トタ)

10両編成の先頭車に座る。「東京」を発車した時点では車両に自分の他に1人しか座っていなかったが、「水道橋」でほぼ満席になった。
東京ドームのイベント帰りの人がこの時刻になっても残っていたようだ。
その後「新宿」でいっぱいになった。だんだん空いてくるかと思って見ていたが、途中の駅で降りる人はいるが乗る人もいて席が空いていくわけでもない。
結局「高尾」まで8割方の席が埋まった状態が続いた。
こちらはその間ずっとうつらうつらしていた。

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「高尾」に着いた大半の人は京王電鉄への連絡改札に歩いてゆく。高尾山からの初日の出を見に行くのだ。
京王電鉄もケーブルも終夜運転している。
乗り継ぎの電車に乗るまでに中央線電車が2本やってきたが、どちらの乗客も大半が京王電鉄に乗り換えた。

「高尾」の駅員さんが終夜運転の掲示を剥がし始めた。
「高尾」発の「東京」行初電は4:28発で、もうこの時刻からは通常の休日ダイヤが始まっている。
5:14発の<成田エクスプレス1号>が入線してきた。何人かがカメラを向けていた。

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高尾(5:14)−大月(5:51) 中央本線 高尾発大月行 1353M E233系(モハE232-15 八トタ)

この区間では暖気確保のためボタン式の半自動ドア扱いになるとのこと。車内は満席とまではいかないがそこそこ乗っている。
小仏トンネルを抜けると神奈川県に入る。 「相模湖」でちょうど目の前に駅名標の付いた柱が止まったので撮影した。
ここでも一歩ホームに降りて撮影する。自己満足だが。
神奈川県は「相模湖」「藤野」の2駅を通過するのでどちらかでは撮影できるだろうとあまり心配していなかったが、一応きちんと写真に取れたので満足だ。
せっかく神奈川県を通るのだが、ここで1本落とすとその後の接続がうまくいかないので<通過ルール>とせざるを得ない。

いくつかトンネルを抜けて「上野原」からは山梨県。 その後もトンネルをいくつか通って「大月」に到着した。 ―神奈川県(6)、山梨県(7)

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大月(5:54)−甲府(6:43) 中央本線 大月発甲府行 323M 115系(クモハ115-310 八トタ)

3両編成の最後尾、セミクロス車のボックス部分に座った。着席率50%くらいの乗り。
6:08に笹子トンネルに入る。先日中央自動車道のトンネルで事故があったばかり。少々黙祷した。
中央道笹子トンネルは自分で運転するわけではないが年に1〜2度往復する。こればかりは運としか言いようがない。

「東山梨」6:27発。少し明るくなってきた。山の稜線がくっきりと見えている。
富士山もはっきり見えている。途中で富士山が見えていると車内アナウンスがあった。
普段も行っているとは思えないが、今日は1月1日だから特別かもしれない。
中央に八神峰の一つである白山岳を抱えた三峰型で自分にはなかなか馴染みがない富士山だった。

すっかり明るくなって「甲府」に到着した。

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甲府(6:46)−塩尻(8:13) 中央本線 甲府発松本行 423M 115系1000番台(クモハ115-1007 長ナノ)

6両編成の最後尾、セミクロス車のボックス部分に座った。車掌の喚呼の声がキビキビして気持ち良い。
富士川の支流の釜無川に沿って北西に進む。車窓左手には雪をかぶった南アルプスの稜線がくっきり見えている。
車窓右手の八ヶ岳は頂上部が雲に隠れている。

「日野春」7:12発。線路の周囲にも雪が見え始めた。八ヶ岳が少しずつ晴れてきた。

「小淵沢」で小海線を右手に分岐する。有名な大カーブに向けて中央本線よりも急勾配で離れていった。
次の「信濃境」から長野県に入った。ここからドアを半自動扱いにするとのこと。
中央本線で最も標高の高い「富士見」ではホームも駅の周囲も雪でいっぱいだった。

八ヶ岳の登山基地である「茅野」を過ぎると単線区間がある。「上諏訪」〜「岡谷」で諏訪湖を望む。途中には湖の近くを走る区間もあった。
「岡谷」からは複線の塩嶺トンネルで「塩尻」に到着した。

余談だが、自分は塩嶺トンネル開通前に旧線区間で<あずさ>を撮影したことがある。たぶん1983年だったと思う。 ―長野県(8)

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塩尻(8:17)−中津川(10:01) 中央本線 松本発中津川行 1824M 313系1300番台(クモハ313-1313 海シン)

「松本」始発の「中津川」行が待っていたので乗換える。2両編成のワンマン仕様で前の車両だけドア扱いする。後ろの車両に乗った。転換クロスだった。

梓川の支流の奈良井川に沿って南西に勾配を登り、鳥居トンネルで西側に抜ける。木曽川の上流部に入って川の流れが逆になった。
こちら側は晴れている。沿線に残る雪を見ながら木曽谷を南西に下っていく。
後ろの車両にはだいたい転換クロスの2席に1人の割でお客が座っている。前の車両のお客は時々入れ替わっているが、後ろの車両の乗客はほとんど変わらない。
ほとんどの人が「松本」か「塩尻」で乗ってきて、「中津川」かさらにその先まで行くようだ。
朝から(正確には前日の夕食を最後に)何も食べていないのでさすがに空腹になってきた。昨夜駅まで歩く間に買っておいたパンを半分食べた。

木曽川がずっと車窓右手を流れている。何も考えずに進行方向左側に席を取ったが、車窓的には損だった。
中央西線を昼間走るのはたぶん30年以上の御無沙汰だったのに勿体ないことをした。

しだいに雪が少なくなって「坂下」から岐阜県に入ると雪がなくなった。木曽川の北斜面を走っているからだろう。
次の「落合川」辺りでは南斜面を走るのでまだ雪が残っていた。
谷が開けて「中津川」に到着。 ―岐阜県(9)

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接続する「名古屋」行きにそのまま乗り継ぐ。
30分待てばJR東海自慢の313系8000番台を使用した<セントラルライナー6号>があったが特に乗る気もなかった。
列車の遅延や運休のリスクを少しでも小さくしようという考えもあった。
ところが今この記事を書くために資料を見ていたら、<セントラルライナー>は2013年3月のダイヤ改正でなくなるとのこと。惜しいことをした。

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中津川(10:08)−名古屋(11:27) 中央本線快速 中津川発名古屋行 5720M 211系5000番台(クモハ211-5022 海シン)

8両編成の最後尾に座る。ロングシートだった。
「恵那」は市の代表駅だけあって少し大きな街だった。その後に分水嶺を越え、土岐川に沿って南西に谷を下る。少し下っては駅の繰り返し。
線路に沿った田んぼが一段ずつ低くなっているのがわかる。
「多治見」〜「高蔵寺」間は川幅が狭くなって渓谷を形成しており、趣があった。その間に愛知県に入る。
「定光寺」は通過するので愛知県の最初の停車駅は「高蔵寺」だった。

土岐川が庄内川と名を変えて線路も名古屋市の近郊都市部に入り、 「金山」で進行方向を変えて「名古屋」に到着。 ―愛知県(10)

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中央本線経由で「名古屋」に到着した。ここからはひとまず東海道本線で西に向かう。

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名古屋(11:30)−大垣(12:01) 東海道本線新快速 豊橋発大垣行 5319F 313系300番台(クモハ313-306 海カキ)

6両編成の最後尾に座る。転換クロスだった。なぜか後ろの2両は空いていて2席に1人の割で座っている。
東海道本線を北西にぶっ飛ばす。転換クロスで気持ちよく、ほとんど寝ていた。
その間に木曽川を渡って再び岐阜県に戻る。「岐阜」から西に進行方向を変え、長良川、揖斐川を渡って「大垣」に到着した。

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大垣(12:12)−米原(12:47) 東海道本線 大垣発米原行 3215F 313系5300番台(クハ312-5020 海カキ)

すごく混んでいた。
漏れ聞く会話を聞くと、「東京」を東海道本線の初電でスタートすると自分の乗った1本前の快速で「大垣」に着き、この列車に乗ることになるそうだ。
先頭車両の優先座席に荷物を置いている人を見つけ、座らせていただく。

右手に「美濃赤坂」への支線を分け、その先で東海道本線下り迂回線(勾配緩和線)を分けた。
北の山裾を走る下り迂回線の線路を目で追いながら景色を楽しんだ。

「関ヶ原」で迂回線と合流した。
駅のホームに<関ヶ原の戦い>に参陣した両軍武将の名前、領地、石高などが載ったパネルが掲示してあった。

列車は東海道新幹線をオーバークロスしてトンネルに入る。その西に県境があり、「柏原」から滋賀県に入った。
勾配を緩めるために線路が大きく迂回して敷設されている。「近江長岡」の手前で伊吹山が大きくなった。

谷から平地に出てきて「米原」に到着した。 ―滋賀県(11)

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すぐに乗換えても1本落としてもこの先の「草津」で乗換える列車は同じ。
改札外に出て西口のカレーショップで食事した。

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米原(13:20)−草津(13:52) 東海道本線新快速 長浜発網干行 3257M 223系2000番台(サハ223-2004 近ホシ)

堂々の12両編成で転換クロス。前から3両目に乗車した
「長浜」始発だが「米原」の発車時点ではガラガラだった。

新快速は近江平野を南西に向かってブッ飛ばす。線形も良いんだろう。130km運転を行っている筈だ。
途中5駅に停まりながら45kmを30分そこそこで走破した。

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このまま西に向かうのではもったいない。三重県と奈良県を経由する時間が捻出できる。
まずは草津線経由で三重県を経由し、関西本線経由で京都府と奈良県を通過するスケジュールだ。

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草津(13:57)−柘植(14:39) 草津線 草津発柘植行 5352M 113系7700番台(クハ111-7702 近キト)

転換クロスで2席に1人の割で座っている。
野洲川に沿って上流に、南東方向に進む。左には三上山(近江富士)、正面には鈴鹿山脈が見えている。
「貴生川」で乗客の大半が下車した。

さらに南東に進み、新名神高速道路をくぐって分水嶺を越えたはずだが寝ていて全く記憶がない。
周囲がバタバタしたので目が覚めると「柘植」に到着していた。 ここから三重県だ。慌てて下車した。 ―三重県(12)

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柘植(14:42)−加茂(15:35) 関西本線 亀山発加茂行 245D キハ120形(キハ120 15 近カメ)

今回初めての気動車。2両編成でワンマン運転を行っている。前の車両はロングシート車だったが後ろのキハ120 306はセミクロスシートだった。
そっちに行ってもボックスに4人掛けを強いられるのでロングシート車両に乗った。

「柘植」はSL時代の有名撮影地だった加太越えを西に下った地点で伊賀盆地の最東部になる。
木津川の上流に当たる柘植川に沿って西に下っていく。ただ乗車中はてっきり上り勾配だと思っていた。
川は西に下ってゆくが、鉄道は集落に設置する必要性と勾配緩和の必要性から明らかな下り勾配とはなっていない。

時々、軒先に日の丸を掲げた家を見かけた。今日は1月1日だと思い出す。

「伊賀上野」で伊賀鉄道と別れてさらに西に走る。「月ヶ瀬口」から京都府に入った。
ただしここは京都府相楽郡南山城村で、月ヶ瀬は奈良県である。梅林があって有名な観光地だ。
「月ヶ瀬口」の次は「大河原」。南山城村役場がある。
実は大学の先輩にこの地域の出身者がおり、関西本線沿線のこの辺りが京都府域と聞いて驚いた覚えがある。

谷あいから開けた扇状地に出て「加茂」に到着。 ―京都府(13)

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加茂(15:39)−大阪(16:51) 関西本線大和路快速 加茂発大阪環状線行 3455K 221系(クハ221-47 近ナラ)

8両編成の最後尾の1号車に乗る。転換クロスだった。
「木津」まで西に走り、その後に南に方向を変える。京奈和自動車道木津インターチェンジの辺りから奈良県に入った。
すぐに「平城山」に停車した。付近はマンション群だ。大阪、京都、奈良のどこにでも通勤できるのだろう。

次の「奈良」で駅名標を撮影する。例によって一歩ホームに降りて撮影した。
「奈良」を発車する時点で車両には3人しか座っていなかった。

奈良盆地を南西に走り、「王寺」からは大和川の渓谷に沿って西に走る。
などと書いているが実際には「郡山」辺りからずっと寝ていた。この区間は何度も乗っており景色に目新しさがない。
この間に「河内堅上」から大阪府に入っており、進行方向が北西に変わる。

「久宝寺」の西から昔は阪和貨物線が左に分かれていた(路線自体は「八尾」から設定されていた)。
「加美」の手前で現在でも廃線跡を目で辿ることができる。

「新今宮」から大阪環状線に入る。環状線に入っても「大阪」までは快速運転だ。
太陽が西の雲間に沈んでゆく。
「大阪」で下車した。列車自体はそのまま大阪環状線を「天王寺」まで行く。 ―奈良県(14)、大阪府(15)

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東海道本線に戻った。ここからは再び東海道本線、山陽本線で西に進む。

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大阪(17:00)−姫路(18:02) 東海道本線新快速 野洲発網干行 3275M 223系1000番台(クハ222-1010 近ホシ)

再び新快速12連。今度は先頭車の1号車に乗った。
すぐに新淀川を渡る。「塚本」辺りで<はまかぜ4号>とすれ違う。キハ189系車両を見たのは初めてかもしれない。
神崎川を渡り、「尼崎」から兵庫県に入った。

「神戸」17:26発。すっかり暗くなった。もう景色も見えない。山陽本線を西に向かって軽快に飛ばす新快速電車に身を委ねるだけ。
走行1時間で「姫路」に到着した。 電車は「網干」行きだが「岡山」方面の電車が先に発車するのでここで乗換える。 ―兵庫県(16)

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姫路(18:05)−岡山(19:31) 山陽本線 姫路発岡山行 1333M 115系(クハ115-326 岡オカ)

4両編成の先頭車に乗車。湘南色だった。それはいいのだが内部もセミクロスだった。ボックスシート部分に座る。
それなりに混んでいて、自由に席を選ぶどころではなかった。

県境の船坂トンネルを抜けて、「三石」から岡山県に入る。
前回乗車した時に途中ガラガラになることはないと知ったので、ゆっくり寝るのは諦めるが、 それでもうつらうつらしているうちに「岡山」に到着した。 ―岡山県(17)

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この時刻に「岡山」に到着すると、さらに山陽本線を西に進んであと2県山口県まで行ける。
しかし同じ2県なら、翌日の帰宅の便を考えて南に進路を変えて四国に渡る。

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岡山(19:42)−高松(20:36)  瀬戸大橋線快速マリンライナー59号 岡山発高松行 3159M 5000系(5205 四カマ)

5両編成の2号車(前−四国側から2両目)に乗車した。
Wikipediaによると5両編成の<マリンライナー>の四国側3両はJR四国の車両で、岡山側2両はJR西日本の車両とのこと。
しかし1号車の2階建て車両はともかく、他の車両は素人目には内装の違いは分からない。

<南風18号>の到着が遅れたために2分延で発車した。駅構内から宇野線への分岐区間は単線なのだ。
<南風18号>はアンパンマン列車だった。

岡山平野を南西に進み、「早島」からは南に進路を変える。「茶屋町」−「児島」間は新線でトンネルも多い。そこを<マリンライナー>が疾走する。
鷲羽山トンネルを抜けて瀬戸大橋に掛かる。といっても闇の中。鉄橋を渡る音でそれとわかるだけだ。
最初の下津井瀬戸大橋の途中で香川県に入る。10分近く掛けて瀬戸大橋を渡った。
埋立地を走る高架の途中で「宇多津」の構内の分岐を左にカーブして「坂出」に向かい、 さらに東に進んで「高松」に到着した。 ―香川県(18)

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「高松」に来るのはもしかしたら20数年ぶりのような気がする。だいたい宇高連絡船が廃止されて以来初めてではないだろうか。
瀬戸大橋は何度も渡ったが、いつも「坂出」止まりだった。
調べたら2001年に駅舎が移転され、300m西寄りになっていた。
ここから徳島県まで行ってこの日の行程は終わりだ。

前回16県踏破を行った際に、愛媛県に行くのに一筆書きが達成されるのされないの、と頭を悩ませたが、今思えば笑止千万だった。
前回のスケジュールでも<マリンライナー>を高松まで乗って「徳島」まで行くことができ、それで堂々と一筆書きだった。
この日は前回より1時間先行のスケジュールで「高松」まで来たが、「徳島」行きは1時間後の発車なので結局同じになる。

改札外のハンバーガーチェーンで夕食を摂る。駅に戻ると<サンライズ瀬戸>が入線していた。

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高松(21:43)−徳島(23:27) 高徳線 高松発徳島行 387D 1500形(1552 四トク)

この日2度目の気動車で1500形の2両編成。
1500形はキハ58、65系気動車との入替えを目的に普通列車用として製造されたそうで、eco-trainのロゴが入っている。
シートは転換クロスだった。
JR四国のキハ58、65系気動車はすでに全車が廃車されているとのこと。

「高松」発車時点では自分を含めて1両に6人の乗車だった。
昔は「高松」「栗林」「屋島」「八栗口」「志度」「造田」という駅の並びだったが、国鉄末期から新たに駅が設置されている。
実際に、「高松」〜「志度」で並行する高松琴平電鉄はさらに駅が多い。
「栗林」から何人も人が乗ってきて驚いた。もちろんこの辺りも都心部だが。

列車は南東方向に走る。昼間なら海の至近を走る区間もあるのだが夜では景色も見えない。ずっとうつらうつらしていた。

「阿波大宮」から徳島県に入る。いったん南に坂を下って吉野川の流域に出て東に進路を変え、もう一度南に向かい、吉野川橋梁を渡る。
市街地に入り、「徳島」に到着した。 ―徳島県(19)

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これで19都府県を通過した。
しかし行程の関係上、あと一駅乗車して今日の行程を終わる。

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徳島(23:37)−阿波富田(23:40) 牟岐線 徳島発阿南行 4591D キハ40形2000番台(キハ40 2109 四トク)

この日3度目の気動車。ワンマン運転だった。セミクロスシートだが半室はロングシート。牟岐線の最終列車で、「高松」からの特急の到着を受けて発車した。
一駅乗って「阿波富田」で下車。降りる人もいたがここから乗車する人もいた。

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最後の駅名標を撮影し、駅から外に出て写真を撮った。無事乗継が行えたことに感謝。

2013.1.5公開、2013.12.15訂補



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