ヴァンフォーレ○2−1●レイソル

(入れ替え戦 第1戦)

 

ネタの宝庫というべき

とんでもない試合だった。

 

 

ヴァンフォーレのサクサクと音立てるような素晴らしい攻めあり、

(4−3−3のフォーメーションで、

なおかつ見ててもの凄く楽しいサッカーを展開。

サイドバックはガンガンあがるわ、

中盤は完全に支配するわ、

中盤でボール奪うと一斉に前線の3人が

全力疾走、瞬く間に決定的なチャンスへとつなげるわ・・・・・。

最後は息切れしてしまったが、

後半25分あたりまでのヴァンフォーレは

文句のつけようがない素晴らしい内容。

 

長谷川。

チョコチョコ素早くて4−3−3のサイドFWがピッタリという感じ。

レイソルユース、さらにはレイソルジュニアユース出身なので、

レイソル相手に意識していないと言えば嘘だろう。

バレー。

もう上半身がムキムキ過ぎて・・・・・

それでいて長谷川と同じぐらいの速さで駆け上がるんだからとんでもない。

逆転弾をキッチリ決めるあたりさすがエース。

山本。

右サイドバックの杉山が出場できず、

代わりにそこへ入ったのだがそつなくこなしてみせた。

この人、本職はボランチと左サイドバック。

にも関わらず。である。

「右も左もそんなに変わらない。バランスよくやればいい」

と言ってのけただけある。)

 

 

めまぐるしい点のとりあいあり、

(いきなり100%で攻め込んで度肝を抜かせたヴァンフォーレだが、

先制したのはレイソル。

フリーキックをレイナウドがヘッドで合わせて決めた。

しかし、その後すぐにヴァンフォーレが同点に。

アライールのクロスをファーで待っていた

バレーが落とし、飛び込んだのは倉貫。

そこへさらに長谷川が飛び込み、同点に。

(記録上は倉貫のゴール)

そして後半開始してすぐ、バレーの逆転弾。

実に激しい好ゲーム。)

 

 

ペナルティエリア内・ゴールギリギリでのフリーキックあり、

(クロスボールの危ないこぼれ玉をGK阿部がセーブ。

しかし、ヴァンフォーレDFによるバックパスとみなされて

PA内でフリーキックに。

とんでもない近さだったがレイナウドが外す。)

 

 

極寒だというのにレイソルゴール裏に裸族あり、

(みぞれ降りしきるビッグスワンでも

レッズサポの裸族を見たけどさ。

気合入りすぎだろ!なんて奴らだ。凄まじい。)

 

 

矢野とアライールのガチ対決あり、

(裏へ抜け出そうと必死に走るレイソルFW矢野貴章、

そのマークについていたのがヴァンフォーレDFアライール。

この2人のやりあいがガチだった。

何度激しくぶつかり合うシーンみたか。

フクアリで見た ジュビロ・西 vs ジェフ・ストヤノフ 以来の激しさ。)

 

 

主審・ジョージ、第4審判家本という最凶タッグあり、

(なんかピッチ上に見覚えのあるとんでもないお二方が・・・・・。

まさかここで、この2人を起用するとは。

何考えてんだ。

(でもイエローはよくでたけど、無難な出来でした。)

 

 

そして停電あり・・・・・・。

(ロスタイム表示は4分。

ロスタイム入ったところで矢野貴章がドリブル突破、

PA内へ侵入し、甲府DFに倒されかけたところで

いきなりTV画面が真っ暗に。

スタジアムが停電!!!

アウェー・小瀬の恐ろしさが最後の最後で発動。

 

PKか?と思われる微妙なところで

全てをうやむやにする荒ワザ。

これはジョージといえど判定は下せません。

あまりにも絶妙なタイミングでフッと消えてしまい、爆笑した。

 

また、レイソルのオフィシャル、実況速報・・・・・

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後半44分 ロスタイム4分。

後半44分 レイソル、貴章がドリブル突破、

PA内へ入ったところでなんとスタジアムが停電!!!!

後半44分 非常灯はともっているが、

スタジアムは薄暗いまま、この試合はどうなるのだ!!!???

両チーム選手はいったんロッカールームへ引き上げ、電気の復旧を待つことに。

試合の行方はもちろんだが、

電車で日帰り予定のレイソルサポーターの皆さんが心配だ。

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確かに。心配だよな。

帰れねーよ。

 

停電復帰までに結構かかり、

その間レイソルゴール裏裸族の体温をじわじわと奪い、

永遠の眠りにつかせるんじゃないかと見てて心配になる。

 

復旧までの間に実況と解説が

まだ終わっていない今日の試合を振り返って喋っていたのだが、

もうヴァンフォーレ絶賛。

ヴァンフォーレの落としどころは

ハイボールに慎重気味になりすぎ、パンチングばかりで

不安定なGK阿部に対するぐらいで他はベタボメ。

そんでレイソルにはボロクソに言いたい放題。

 

確かに、決定機の数はヴァンフォーレの方が多かったし、

この試合、優勢だったのはホームのヴァンフォーレ。

 

 

そしてついに数十分後、試合開催。

なんと時計表示は130を超えている。

こんな表示初めて見た。

 

んで、結局2−1試合終了。

試合後のインタビューで開口一番

「まずはじめに、

柏レイソルの選手・関係者・サポータの皆様にお詫びをしなければならない」

ヴァンフォーレ・大木監督が謝る。)

 

 

と、まぁ話題が豊富な凄い一戦でした。

この試合、スカパーで放送してくれて本当に助かったよ。

これだけいい試合(ネタの多い試合)、見られなかったら悔やんでも悔やみきれない。

去年はTV放送がなかっただけに、大進歩といっていい。

去年のブチ切れぐあい

 

 

話しは少し変わるが、

試合前、僕はレイソルが間違いなく勝つだろうと踏んでいた。

根拠は二つ。

 

 

まず、去年の入れ替え戦の結果。

 

終盤に怒涛の連勝、勢いはMAXだったアビスパ。

かたやレイソルは終盤に大敗や悲惨なドローなどで勢いはゼロ。

そんなチーム状況もあって、

下馬評ではアビスパ有利だった。

しかし、それでもJ1J2の格の違いを見せつけ

レイソルがホーム・アウェー共に完勝。

この、去年の結果によって

「やっぱりJ1J2の差は大きい」

と思ったのが理由の一つ。

 

 

 

もう一つは

今年のレイソルはそこまでドツボにはまらなかったこと。

去年よりは幾分マシなシーズンであったこと。

 

04年は年間最下位に沈み、快勝試合もほとんどなく終わってしまったが

05年はそこまでではない。

国立でのレッズ戦、柏の葉でのFC東京戦、日立台でのガンバ戦、ヴェルディ戦など

スカッとするような勝利も数多くあった。

そして年間でも18チーム16位。ビリッけつではない。

という「レイソルの悪いムードがそこまでではない」

これが理由2つ目。

 

そんな根拠により、

まぁなんだかんだいってレイソルが勝つだろう・・・・と思ったが

それは結構甘い読みだった。

ヴァンフォーレは強い。

1戦は勝つべくして勝った。

 

 

2戦はレイソルのホーム。

どっちがJ1になるか。確率としては五分五分だろう。

結果はどうなるか全くわからない。

が、非常に面白い試合になると思う。

レイソルサポの方と一緒に、現地で見届ける。

(UP日 05年12月7日)

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