ジェフ○0−0●ガンバ 後編

05年ナビスコカップ決勝

 

前編はこちら

 

ゴール前までボールが渡り、

あと少しで・・・という予感が生まれてきた後半。

 

そしてロスタイム、

左サイドから佐藤勇がクロス。

これにファーで待っていた巻が合わせ、劇的なゴール!

しかしこれはプッシングの判定でノーゴールに。

皆思いっきり釣られる。

 

 

確かに凄く微妙なゴールだった。

変なところに当たってねじ込んだようなゴールで、

ガンバのDFも倒れていたからひょっとしたら・・・という思いもあったし。

プッシングの反則だったのだが、

言われてみればそうかもなという感じ。

ビデオで見直すと、巻の手に当たって入ったように見える。

 

 

ちなみにこの試合の主審・松村さんは完璧だった。

実に空気読めていて、

このゴール取り消しにしても、これもし認めていたらそれこそガンバ側はたまらないだろう。

カードの出し具合にしても見事だった。

後半、抜け出したジェフFWを倒した山口のファールにしても、

ジョージあたりならレッド出すところを空気読んでイエロー提示に。

この試合のレフェリングを採点するとしたら7だな。

 

 

 

延長に突入してからも

それぞれビッグチャンスが一度ずつ。

 

まずは巻。

水野からのふわりとした最高の縦パスを受けて右足を振りぬく!

だがこれはゴールポストをわずかに外れてゴールならず。

 

次に大黒。

フェルナンジーニョのパスを身体を思いっきりひねって強引にシュート!

だがこれもゴールポストをわずかに外れてゴールならず。

 

 

そしてついにPK戦へ。

ジェフは途中から投入され、余力が残っている林、工藤、水野。

そしてキャプテンの阿部。

斉藤とじゃんけんをして勝った巻。

この5人が蹴ることに。

 

ガンバはまず最初に抜群のキック精度を誇る、

プレースキッカーの遠藤が。

 

 

一番手の遠藤のシュート・・・・

 

これを立石が見事にセーブ!

 

 

 

遠藤

「あれは完全に僕のミス。

もっとPKの練習をしなければならない・・・」

 

立石

「遠藤君はキーパーの動きを読むので

 こっちもギリギリまで動かないよう我慢した。」

 

まさにその我慢が実った。

 

 

ガンバのGKは後半戦に抜擢されてから

数々のビッグセーブを見せてきた藤ヶ谷。

ナビスコ準決勝でもPKをセーブしてみせた。

しかし、その藤ヶ谷を前にして

ジェフの選手は次々に決めていく。

ガンバもアラウージョ、シジクレイ、大黒と次々と決めていくが、

最初にとられた一本の差がある。

 

ガンバ5人目のキッカーはジェフユース出身、山口。

大ブーイングの中冷静に決めて、4−4。

これで後は巻が決めさえすればジェフの優勝が決まる。

 

 

そして、巻。

 

ゴール右に突き刺してジェフの初タイトル獲得を決めた。

 

 

決まった瞬間、凄い盛り上がりだった。

去年は当事者として熱く応援していたから、

周りを客観的に見ることができなかったが、

こうして見てみるとやっぱり優勝が決まった瞬間、

サポーターの喜びようは凄いものだなと実感。

 

 

帰ってからビデオ見て、

フェルナンジーニョのボロボロ泣いている姿にグッときた。

 

まだ24才だ。

これからだ。

タイトル獲得のチャンスはいくらでもある。

気を落とさず頑張れ。

 

 

 

 

さて、いよいよ待ちに待ったオシム監督の胴上げだ!

 

・・・・と楽しみにしていたのだが

なんとオシム監督、胴上げ拒否!!

 

「私の体重が重すぎて選手が怪我していまうといけないからです。」

・・・っておいおい。

 

確かに105キロだし、一理あるというか当然だが、

こっちは誰が力仕事担当だとか

事前に色々打ち合わせ・妄想してたんだYO

ジェフスレで色々談義されていたが、

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

       林    勇人      ←跳ねるだけ

   斉藤 スト 坂本 結城
   櫛野 (オシム) 立石   ←持ち上げる人達12
   水本 要田 山岸 阿部

      羽生   水野      ←跳ねるだけ

 

こういう風に並べば何とかいけそうかも。

単純に計算すれば一人に掛かる負荷は4.5kgぐらい。(待ち上げるとなるとアレだが…)

もしも落下した場合には林のムチムチボディと巻の鋼の肉体が盾となる…はず。

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なんて完璧な図案だ。

要田や結城は頼りになりそうだな。

 

そんな感じで結構楽しみにしていたのでちょいと残念だった。

 

 

試合終わった後、

各ジェフ系サイト・ブログを回って

皆喜んでいるな〜とほんわかしながら見てたら、

凄い喜び方してる人発見。

 

それはサッカーライターの西部謙司氏

以下、引用。

 

 

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では、採点。

あ、一部点数がヘンに思われるかもしれませんが気にしないように。

いちおう、いつもどおり10点満点ですから。

 

 

GK 立石    14.5  MOMゲット。入る気がしねえ

DF 斎藤    13.0  “戦うお父さん”はヘディングで負けません

   ストヤノフ 15.0  自信と実力の相乗効果というべきものを見せつける

   結城    12.5  アラ様をよく抑えた。自爆ドリブルもあったが……

MF 坂本    13.0  ほんとに丈夫なのね。カウンターでは惜しいパスあった

   阿部    14.0  ジェフで育ったキャプテン。次の世代が君を熱く見ています

   佐藤    13.0  遠藤相手に苦労もしたが互角に渡り合ったのはさすが

   羽生    12.0  サポ贈呈の“アルミ杯”を大事そうに持っていました

   山岸    12.0  イキのいい時間帯の二川に食いついていたのが後々効いた

FW 巻     14.5  まだうまくなる余地が十分ある。つまりもっと上へ行ける

   ポペスク  13.0  動ける時間帯は攻撃をリードしていた

 

交代 水野   13.5  右から再三のチャンスメーク。PKもバッチリ

    工藤   13.5  トラップの上手さだけで見る価値ある。キックを飛ばそう

    林     13.0  PKは一番安心して見ていられた。右足キック絶品

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

   !?

       !?

!?

      

ちょ――――っと待った。

10点満点だよね?

なんでメーター振り切ってんだ。

 

 

 

しかも、

MF 羽生  12.0  サポ贈呈の“アルミ杯”を大事そうに持っていました」

 

これ、全然採点の寸評になってないんですけど・・・。

 

 

ま、いいか。

(UP日 05年11月9日)

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