言葉にならない 05年J1最終節

 

 

長かった1ステージ制。

ついに12月3日、最終節を迎えた。

試合前の勝ち点はこうだ。

 

セレッソ大阪    58  得失点差 8

ガンバ大阪     57  得失点差 22

浦和レッズ     56  得失点差 24

鹿島アントラーズ  56  得失点差 18

ジェフ千葉      56  得失点差 13

 

数字上、5チームに優勝の可能性が残されている。

だが、ジェフはさすがに厳しい。

上位4チームが全て負けなければ優勝できないので、

オシム監督が言うとおり

実際にはセレッソ、ガンバ、レッズ、アントラーズの

4チームに優勝の可能性があるといっていい。

 

試合カードはこう。

 

セレッソ × FC東京   長居

アルビ × レッズ     ビッグスワン

アントラーズ × レイソル カシマ

フロンターレ × ガンバ  等々力

 

今回、どこの会場に行くか迷ったが

家で全試合同時に見ることに。

 

NHK、 NHK−BS、 BS−i、 スカパー。

この4つを駆使して4つ同時に見るという

かなりムチャな行動にでた。

 

 

 

では、試合の流れをどうぞ。

 

 

 

カシマ

おっと、アントラーズ、本山がFWで出場。

アレックスミネイロと2トップだ。

そして深井は左サイドハーフ。

DFには大岩が戻ってきた。

控えにDFがいない!

とにかく攻めることしか考えていないようだ。

(まぁいざとなったら師匠をDF代わりに投入するだろうけど)

 

そして入れ替え戦参入が決定している

いわば消化ゲームであるレイソル。

薩川スタメン。

そして、矢野と宇野澤の2トップかと思いきや

クレーベルがFWか!

宇野澤はベンチ。これは変わった布陣だな。

 

 

長居

FC東京は予想通り、阿部吉朗のワントップ。

スタメンには規郎、戸田、栗沢・・・・

ササもルーカスもいない。

しかし、充分に脅威的なメンツだ。

セレッソ、甘く見てると死ぬぞ。

 

長居、完全に隙がないほどビッチリ埋まっている。完売。

おそらく今日は日韓W杯チュニジア戦以上の観客数ではないか?

 

 

等々力

フロンターレ。

退団が決定した相馬右サイド。

アウグストが左サイド。

お、谷口がついに復帰してきた!

アルビ戦でケガをして戦線を離脱したが

ボランチに入っている。

これはガンバにとっては嫌な状況だな。

谷口の復帰は凄く大きい。

 

 

ビッグスワン

おおー。相変わらず We are Reds!コールが凄まじい。

天気予想では暴風雪だったが、雪は降っていない。

 

 

アルビ、退団が決定したアンデルソンリマ、桑原がスタメン。

レッズは岡野がFWでスタメンだ!

永井がギリギリ間に合うかと思ったが

ベンチからのスタートのようだ。

 

 

 

 

さ ぁ 、 い よ い よ キ ッ ク オ フ 。

 

 

 

 

キックオフ直後・・・・・・

 

 

セレッソ先制!

セレッソ先制!

 

 

まさかこんな早い時間に・・・・!

久藤の本当に素晴らしいクロス!

西澤の本当に素晴らしいヘッド!

完璧なゴールだ。

小林監督もベンチでガッツポーズ!

 

いきなり動いた。

FC東京の守備陣、一瞬だけ隙があったか。

 

 

他会場でも

 

「セレッソが先制!」

「セレッソが先制しました。」

「ああ、長居で動きがありました。セレッソが先制です。」

「西澤の得点!セレッソが1点決めました」

 

アナウンサーが口々に叫ぶ・・・・・

 

 

そんな中、

 

今度はレッズ先制!

 

前半3分!

セットプレーからだが、

一度キーパーが弾く。しかし、堀之内が押し込む!

 

セレッソのゴールに触発されたのか、

どんどん試合が動いていく。

 

 

さらに今度はカシマスタジアムが動く!

 

アレックスミネイロのスルーパスに

野沢が走りこみ、スルーっと流し込んでアントラーズが先制!

 

また動く、また動く。

 

このシーン、レイソルの守備陣は人数足りているのに

野澤を完璧にフリーにさせてしまった。

この局面でカシマの攻めは

アレックスミネイロと野沢だけだぞ?

一方のレイソルなんか5人も守備陣がいたのに・・・。

ミネイロと野沢のクオリティが高すぎるのか、

レイソル守備陣がひどかったのか・・・・。

 

そして直後、

久々に復帰した大岩が足を痛めて、担架で運ばれる。

大丈夫かよ。

 

 

長居に戻る。

栗沢、藤本を抜けない。

セレッソDFの要、ブルーノクアドロスが累積で欠場。

ここで抜擢されたのが藤本だ。

ちくしょう。いい守備するじゃんかよ。

 

 

等々力。

大黒とアラウージョが久々にコンビを組む。

このところケガや累積などで、

中々この二人をセットで見ることがなかったから

結構新鮮な光景だ。

 

 

前半12分、この時点では

 

セレッソ 1−0 FC東京

アルビ 0−1 レッズ

アントラーズ 1−0 レイソル

フロンターレ 0−0 ガンバ

 

暫定順位表

 

1位 セレッソ

2位 レッズ

3位 アントラーズ

4位 ガンバ

 

 

カシマ。

ゴールエリア近くで小笠原が大野を倒してしまい、レイソルのフリーキック。

これが惜しい!

ゴール前でこぼれてしまい、

詰められて入るかと思った!

アントラーズDFが間一髪クリア。

 

 

と、ここでガンバ先制!

 

決めたのは得点王、アラウージョ!

フェルナンジーニョとの素晴らしいワンツーで

ミドルシュートを突き刺した!

ワンツーも凄けりゃシュートも凄い。

ここ数試合得点がなかっただけに、嬉しいだろうな。

 

 

 

続いて今度はビッグスワンで

マリッチが決める!

 

レッズ2−0でリード!!

いや、マリッチギリギリ触れてない!(笑)

これはポンテのゴールだ。

ビッグスワンに

「オー、ロービー、ビッテゴール!オー、ビッテゴール!」

とポンテのチャントが鳴り響く。

 

 

激しい。

本当に激しい。

4つの会場でもう5点も入ってる。

 

まだ前半20分だぞ?

優勝の決まる大一番だぞ?

 

なんだスコアのこの激しい動きっぷりは。

 

 

(長居)

今野のミドルシュート!

左足!しかしこれは吉田が正面でキャッチだ。

ちっ。

 

 

(等々力)

ジュニーニョから我那覇へ!

強烈なシュート!しかしこれは枠を外れる。

かなり惜しいシーンだった。

 

 

(長居)

古橋が今野に倒される!

セレッソが中々のいい距離で

フリーキックゲット。

なんだかこないだのヴェルディ戦を思い出すなー。

こえーなー。

しかも今回、古橋だけじゃなくて

ゼカルロスまでいるんだよなー。

 

蹴ったのは古橋!

しかし枠外!土肥ちゃんが思いっきりとびついたので

一瞬あせる。

 

 

そしてその後、FC東京が攻撃に転じ・・・・・

 

規郎!

ノリオ決めた!!

FC東京決めた!!!

 

同点!!ノリオキター!

 

これがノリオだ!見たかこの野郎!

角度のあまりないところから

左足で強烈に叩き込んだ!

当然、絶叫!

 

 

 

面白くなってきたよコレ。

 

 

だいたいセレッソからボールの奪い方が凄くよかった。

実にFC東京の好調さを感じさせるいい攻撃、

そして見事なゴールまでの流れだった。

最高。

 

 

(カシマ)

鹿島惜しいな!

フリーキックのこぼれだまの処理に

レイソル守備陣がもたつき、

アレックスミネイロがシュート!

これはなんとか防がれたのだが2点目は目前。

 

 

前半22分。この時点では

 

セレッソ 1−1 FC東京

アルビ 0−2 レッズ

アントラーズ 1−0 レイソル

フロンターレ 0−1 ガンバ

 

暫定順位表

 

1位 ガンバ

2位 レッズ

3位 アントラーズ

4位 セレッソ

 

 

一気にセレッソ4位まで落ちた!

とんでもない展開だな。

 

 

カシマスタジアムでの実況・解説。

 

「戸塚さんが隣にいるのですが、

 隣なのにほとんど声が届かず、

 会話が出来ません。

 マイクを通さないと・・・・伝わりません。」

 

カシマスタジアムでの

アントラーズサポーターの声援は恐ろしい程の声量のようだ。

 

 

(長居)

吉朗が強烈なシュート!

いやー東京、

両サイドからガンガンいくね。ガンガン。

ヒロミ続投だろこれは。

間違いない。

 

 

(等々力)

おっとー宮本にイエロー。

てか、この試合

主審・ジャスティス岡田さんじゃねーか。

よりによってこんな時に・・・・・・。

 

 

(ビッグスワン)

これ、暴風雪というより・・・

単なる雨のようだ。

寒そう。

 

 

(長居)

西澤が強引に抜きにかかって

強烈なシュート!

凄い存在感。

うーむ、背負ってるものが違うな。

 

 

梶山、いいシュート!

しかしこれは吉田がセーブ。

ゼ・カルロスのクロスを

ジャーンがガッツリ跳ね返す。

 

 

(等々力)

シジクレイ、いいカット。

まさに「残念、そこはシジクレイだ」。

宮本も相変わらずいい読みしてるな。

 

 

(ビッグスワン)

トゥーリオ、久々にあがる。

今日は自重してるのか?

解説にも

「トゥーリオ、今日あまりあがらないですね。」

などと笑われる。

 

 

(等々力)

セットプレーから寺田のヘッド!

これは惜しい!

わずかにクロスバーの上。

先ほどの我那覇のシュートに引き続き、

フロンターレの惜しいシーンだった。

 

 

ここでJ2。

仙台はアビスパ相手にドローだが

甲府がサンガ相手に1点リードされている!

ベガルタ相当有利な状況。

このままなら入れ替え戦はベガルタだ。

 

 

(長居)

吉朗、キリキリと音が鳴るような

切れ味鋭いドリブル、

あ、奪われた。

セレッソ速攻・・・・

 

 

・・・・・・!!!!

PK!

東京のファールでセレッソにPK!!

 

これは微妙だろ!!!

マジかよ!

・・・・・PKかよ。

ノリオが古橋にぶつかって

押したとされてPK宣告。

 

かぁ〜〜〜これは微妙だよな。

誰だよ主審 ・・・・上川だ。

おいおい。頼むよ。

 

キッカーはゼ・カルロス。

どうだ・・・・・

長い助走から・・・・

 

がぁ!土肥にイエロー!

執拗な抗議でイエロー。

勿体無い!落ち着け。

 

 

 

そしてついにPKをけり・・・・

 

 

土肥止めた!!

 

 

土肥が止めた!

ゼ・カルロス外す!いや、止められる!

これは・・・・・土肥、神!!!

 

熱い。これは熱い。

 

 

(等々力)

そしてその間にガンバが追いつかれる!!

決めたのは寺田!!

セットプレーからヘッドで押し込み、

さっきは外したが今度はしっかり決めて見せた!

 

追いつかれた。

追いつかれたよ。

 

 

 

前半41分

 

セレッソ 1−1 FC東京

アルビ 0−2 レッズ

アントラーズ 1−0 レイソル

フロンターレ 1−1 ガンバ

 

暫定順位表

 

1位 レッズ

2位 アントラーズ

3位 セレッソ

4位 ガンバ

 

現時点でレッズが首位!

アントラーズと得失点差争いだ。

これはもう取れるだけ取ったモン勝ちだな。

 

 

(長居)

クロスに西澤が競り勝って落とし、

ゴール前、超ドフリーで飛び込んできたのは森島!

しかし土肥が落ち着いてセーブ。

危ねえ!

 

そしてその後今度は畳み掛けるように

下村が実に素晴らしいミドルシュート!

しかし、また土肥が弾き返す!

土肥は神。

 

ここまで何度書いたかわからないけど

土 肥 は ネ申 。

 

涙でるよこれは・・・・。

 

 

そしてさらにファビーニョが強烈なミドルシュート・・・・!

もちろん、これも土肥が完璧にシャットアウト。

セレッソの分厚い攻撃。

しかしそれを全て止めているのが土肥だ。

ここまでで低く見積もっても3点分くらいは止めてるな。

書いてて汗かいてきた。

 

 

 

(カシマ)

アントラーズ2点目!!

 

フェルナンドのパス、本山の素晴らしい切り替えし、

そして最後はアレックスミネイロが

絶対に取れない、恐ろしいコースへと突き刺した。

もちろん、キーパー南、一歩も動けず。

こんなコースへ打てるとは・・・・。

 

それにしても、レイソル相手に完璧な試合運び。

パスもあり、シュートあり、コンビネーションありとやりたい放題だ。

まず間違いなくこのままレイソル相手に勝つだろう。

また、レッズもしかり。

 

 

となるとガンバとセレッソ。

この2チームの試合展開によって全てが決まる。

 

ここで後半は2画面に

長居と等々力を固定することを宣言。

 

 

前半終了。

 

セレッソ 1−1 FC東京

アルビ 0−2 レッズ

アントラーズ 2−0 レイソル

フロンターレ 1−1 ガンバ

 

 

暫定順位表

 

1位 レッズ

2位 アントラーズ

3位 セレッソ

4位 ガンバ

 

 

 

 運 命 の 、 後 半 開 始 。 

 

 

 

(長居)

ゼカルロスのシュートをクリアしたのだが、

こぼれ球が西澤の元に。

しかも西澤が何故かドフリー!

 

「やばい!」

 

そう叫んだ直後、

西澤が見事にゴールネットへ突き刺した!

 

セレッソ決めた!後半3分に西澤!

また西澤!また西澤。

 

これがエースか。

去年の最終節、残留かかる中で

2点決めて見せた大久保を思い出す。

 

こういったエースが点をとると勢いも増す。

なおかつマスコミの取り上げも派手だろう。

くそっ、ササかルーカスさえいれば・・・・・。

 

しかしいいゴールだった。

絶叫して親に 「ウルサイ!」 と怒られたくらいだ。

このままだとセレッソが優勝。

 

 

おっと、東京は栗澤に代えて宮沢投入。

まさかの2トップですかい。

宮沢、いきなりフリーキックで魅せる。惜しい。

そして直後にシュート打てコール(笑)

 

 

(カシマ)

鹿島がついに3点目を奪う。

さすがだな。

もうこれでセレッソとガンバは勝ち以外ダメとなった。

 

 

(等々力)

宮本――――――!

セットプレーでフェルナンジーニョのボールに宮本がヘッド!

ポストに当たってゴールへと吸い込まれた!

 

ガンバリード!

2−1!

 

この大一番で宮本のゴール。

これは絵になる。

フェルナンジーニョもベンチに向かって絶叫!

今まで相手に研究し尽され、得点がなかなか入ることがなかっただけに、

この2点奪ったことは大きい。

いけそうな気配を感じさせる。

 

 

(長居)

吉朗が決定機にシュートミス。

戸田からフリーでもらったが、

ゼカルロスの詰めがきつかったのもあり、枠を大きく外してしまう。

これは決めて欲しかった。残念。

 

 

(等々力)

アウグストのクロス。

これに競り勝ち、こぼれだまに反応した

ジュニーニョの強烈なシュート!

しかし藤ヶ谷が驚異的な反応で止めて見せた!

うはあ、これを止めるか。

 

 

しかし、ここで得たコーナーを・・・・・・

 

谷口がねじ込んだ!!

ガンバ、同点!

ガンバ同点!

 

2−2!

 

取った直後の同点劇。これは堪える!

心理的にもキツイ状況だ。

2度のリードを追いつかれるのは苦しい。

 

 

(長居)

セットプレーでジャーン!

吉田が飛びついてゴールならず。

 

 

(等々力)

フェルナンジーニョから大黒、これはいい位置でもらった!

しかし、トラップが微妙にずれてしまって

シュートはサイドネットへ・・・・・。

大黒、やっぱりまだ調子悪いのか・・・・。

 

 

J2、ベガルタがアビスパに0−1でリードされ、

甲府がドローに持ち込んでいる。

おおお、こっちもまだまだわからない。

 

 

レッズ3点目。

こちらも鹿島と同じく、もう決まりだろう。

完全にガンバとセレッソの結果次第となった。

 

 

(等々力)

ガンバ、やはりリードを追いつかれた苦しさからか

フロンターレに危ない場面を作られる。

ボールを奪われて速攻をやられてしまい、非常に見ていて危ない。

ジュニーニョが決めそうな臭いを醸し出す。

ゴールエリアでファールを犯してしまう。

苦しいぞ。

 

 

後半23分

 

セレッソ 2−1 FC東京

アルビ  0−3 レッズ

アントラーズ 3−0 レイソル

フロンターレ 2−2 ガンバ

 

暫定順位表

 

1位 セレッソ

2位 レッズ

3位 アントラーズ

4位 ガンバ

 

もうこの時点でアントラーズの優勝は

レッズとの得失点差の関係でほとんどなくなってしまった。

3−0でリードしているが、残酷なものだ。

 

セレッソはこのままリードし続ければ優勝。

しかし、同点に追いつかれれば終わり・・・

・・・プレッシャーがえらいことになってくるな。

 

そうなるとレッズがくる。

後は得点をさらに重ねるだけだ。

 

ガンバは同点に追いつかれたのが本当に苦しい。

 

 

(長居)

東京、祐介投入。

ここで決めたら今シーズンの汚名完全返上となるが・・・。

 

(等々力)

ガンバは大黒を下げて松波投入。

 

 

(長居)

後半30分、

いい位置でFC東京がフリーキックゲット!

しかし宮沢のキックは壁に当たる。

いい速攻からの久藤のシュートは力みすぎて枠外。

 

そしてまたもセットプレー。

うまい具合にこぼれ、ジャーンがゴールへ蹴りこむ!

入ったと思ったが

線上で柳本がかき出す!

あと数センチ、そんなところで柳本がかきだした。

 

 

(等々力)

主審・ジャスティスがガンバにPK宣告!

家長を森が押し倒してガンバがPKゲット。

 

どれどれ・・・・・スローでどんなファールだったかよく見てみよう・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

 

 

どう見ても森の余計なファールです。

本当にありがとうございました。

 

 

森、こんな時になんてことしでかすんだ・・・・。

なんて面白・・・・・ いや、なんて迷惑なやつだ・・・・。

 

 

この大事なゲームで途中投入され、

余計なファールでガンバにPK与える。

 

こんなファンタジープレイ、僕は未来永劫忘れません。

 

 

 

キッカーは遠藤・・・・。

ナビスコ決勝のあの失敗を思い出す・・・・

が、決めた!

 

ガンバ、三度リードを奪う。

ついに 3−2!

 

この3度目のリードはもの凄く大きい。

強烈に切れ込んでPKを奪った家長、

実に大きな仕事をしてくれた。

 

 

(長居)

宮沢の強烈なシュート!

吉田が少しファンブルするもキャッチ。

 

 

J2 

ヴァンフォーレ、ついに逆転!

ベガルタは依然、ドローのまま。

これでこの時点で入れ替え戦はヴァンフォーレのものになる。

ついに逆転したか。サンガ相手に。

 

 

(等々力)

フェルナンジーニョ退場!!!

 

ちょっ、おま、退場って・・・・!

主審・ジャスティスに

あざ笑う挑発拍手のパフォーマンスして退場・・・・。

 

お前、それビジャレアル戦でのルーニーと同じ退場劇じゃん・・・・。

 

まさかUEFAチャンピオンズリーグで見た後、

Jリーグでも同じ光景みるとは思わなかった。

 

ここで退場はやばすぎる。

リード守りきれるのか。

 

 

(長居)

ゼカルロスが足痛めて黒部と交代。

その黒部がいきなり突破してシュート!

しかしまた土肥がナイスセーブ。

 

 

 

後半42分。

まだわからない。

何が起こるかわからない。

 

セレッソ 2−1 FC東京

アルビ  0−4 レッズ

アントラーズ 4−0 レイソル

フロンターレ 2−3 ガンバ

 

 

この時点で

 

1位 セレッソ

2位 ガンバ

3位 レッズ

4位 アントラーズ

 

 

 

そして、ロスタイム。

劇的なシーンが訪れる。

 

 

 

近藤祐介の強烈なボレーシュート!

これをGK吉田がはじくが、

今野が詰めた!

決まった!

 

 

ロスタイムに同点!

FC東京がゴール!

 

 

セレッソ同点!!!

同点!同点!同点!

 

FC東京が同点に追いついた!!

 

恐ろしい!

鳥肌が・・・・・・鳥肌が・・・・・!

 

 

 

「いや・・・・これ・・・

とんでもないことになりました!」

 

 

アナウンサーの声も震える。

僕も震える。

 

後数分で優勝だったのがこぼれ落ちた。

恐ろしいシナリオだ。

 

 

そしてこのゴールの数十秒後、

等々力でアラウージョが決めた!

 

 

4−2!

4−2!

アラウージョ!

 

ロスタイム!

ダメ押し!

 

アラウージョ!

アラウージョ!

 

ガンバ優勝が大きく近づく!

むしろほぼ決定!

 

 

アラウージョ!

ゴール裏へと全力疾走!

ガンバサポーター、陸上トラックに乱入!

アラウージョら選手と抱き合う!

許す!

これは理性が吹っ飛ぶ瞬間だ!

 

 

恐ろしいドラマだ。

この時点ではガンバが優勝!

 

 

 

優勝か!このままガンバ優勝なのか!

 

そして長居でのゲームが終わった!

 

遅れること数秒、等々力のゲームも終わった!

 

 

セレッソ 2−2 FC東京

ガンバ  4−2 フロンターレ

 

 

1位 ガンバ     60  

2位 レッズ      59

3位 アントラーズ  59

4位 ジェフ      59

5位 セレッソ     59

 

 

2005年、Jリーグ優勝はガンバ大阪!

 

 

 

 

 

なんて結末だ・・・・・。

こんな流れ、こんな展開、こんな幕切れ・・・・・

誰が予測できたんだ。

 

1ステージ制。

とてつもない重みのあるリーグ優勝をガンバが掴み取った。

喜びに沸く選手・スタッフ・サポーター。

 

西野監督が泣く。

山口が泣く。

シジクレイが泣く。

 

そして宮本・・・・・。

優勝が決まって、試合が終了した直後、

宮本の手で顔を覆う姿・・・・・・。

そして涙がこぼれ、

ぐしゃっとした涙顔でチームメイトと抱き合う。

 

この表情が強烈に涙を誘った。

なんて涙なんだろう。

見ているだけで泣けてくる。

この優勝・・・・・宮本の涙は本当に・・・・・。

こっちもボロボロ泣いてしまった。

 

 

シジクレイも、後半肉離れでピッチを後にしただけに

最後は気が気じゃなかっただろう。

慣れないポジションながら本当に今シーズンよく頑張った。

Jリーグにもう何年もやっている素晴らしい選手が、

こうやって大きなタイトルを手にしてくれたことは本当に嬉しい。

おめでとう。

 

 

松波は今年限りでの引退を表明。

そして最後の年のこうしてリーグ戦というタイトルをとってくれたのは嬉しい。

昔から追い続けているサポーターからすれば

言葉にならないだろう。

おめでとう。

 

 

西野監督。

リーグ戦をとれたのは初めてのこと。

レイソルの時、年間勝ち点を一番多く積み上げたが

リーグ優勝のタイトルが取れなかったこともあった。

どうにもならないほど悪いスパイラルにはまってしまい、

解任寸前だったこともあった。

 

だが、こうしてついに4年目の今季、

1ステージ制でのリーグ優勝というとてつもなく大きなものを手にしたのだ。

ここまで、何度辛い時期があっただろう。

 

自分自身認める采配ミスもあった。

ケガ人も多くでた。

ナビスコ決勝ではジェフの前に敗れ去り、

クラブ初タイトルを逃した。

前線のトライアングルが得点を奪えず、

5試合で4敗してしまい、もうダメかと思わせることもあった。

だが、こうして最後の最後にタイトルを・・・・・・。

 

本当におめでとう。

 

 

 

そしてまた、セレッソのイレブンの光景も心打たれた。

ファビーニョの放心した表情。

フードをかぶり、うつむきながらピッチを後にする西澤。

ガックリと膝に手をつき、動けない久藤。

 

あと一歩だった。

89分までは優勝を手にしていた。

しかし、最後のロスタイムで失った。

前節もロスタイム、松田に決められ、ドローに終わった。

本当に後一歩。

後一歩で優勝を逃した。

 

内容も文句のつけようがないほど素晴らしいものだった。

見ていて、セレッソが優勝しても納得できるほど、

見ていて、思わず唸ってしまうほど、

見ていて、本当に強いと思わせる素晴らしいチームだった。

 

西澤と森島の好調は神がかっているほどだった。

競り勝ち、そしてキープできて2列目から飛び出す選手へ

見事なラストパスを送れる。

そして決定力もある。

それが西澤。

 

森島は大ベテランの域に達している年齢ともいえるが、

縦横無尽に走り回り、

相手のディフェンス陣を混乱させ、

絶対に欠かせないMFだった。

 

ファビーニョ、下村のダブルボランチ、

ゼ・カルロス、前田、古橋、

スーパーセーブを連発した吉田。

そして好調を常に維持していた久藤・・・・・

今季躍進の立役者を挙げればキリが無い。

 

今日のゲームではブルーノクアドロスがいなかった。

もし、彼がいたら2失点を喫してしまうことはなく、

優勝していたのかもしれない。

 

そしてこの「1ステージ制の麻薬性」というコラムの中で

「失礼を承知で言えば、セレッソはガンバとアントラーズに比べれば

そこまで優勝を逃した時のショックは強烈ではないだろうと個人的には考える。」

などと書いたのだが、

それは大きな間違いだったと今になってわかった。

 

こんな脳天ぶち割られる経験をした

セレッソの選手たち、サポーターたちは

相当強烈なショックを受けたと思う。

 

 

 

後半はガンバかセレッソかで注目し、

2画面で目を離さず凝視していた。

そして最後の数分でこんな劇的なものを見られるとは思わなかった。

本当に感動した。

第3者の立場から見ても、涙がでてしまうものだった。

 

 

言葉にならないほど

劇的で、面白く、心に残る素晴らしいものだった。

 

本当にありがとう!

 

(UP日05年 12月3日)

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