波が激しすぎる新潟

 

タイトルの通りで、あまりにも今年の新潟は波が激しすぎる。

20節終えた時点で 7勝 8敗 5分 の11位。

トントンというところだが、まず凄く際立つのが得失点差。

 

 

9  横浜F・マリノス   勝ち点 27  得失点差 -2

10 セレッソ大阪    勝ち点 27  得失点差 -5

11 アルビレックス新潟 勝ち点 26  得失点差 -10

12 大宮アルディージャ 勝ち点 25  得失点差 -4

13 清水エスパルス   勝ち点 22  得失点差  0

 

 

何故か新潟だけ目立つ得失点差。

なんで勝ち点はそこまで変わらないのに、

得失点差がここまで開いているのか。

それは今シーズン、大敗が非常に多いためだ。

昨シーズンの新潟はガンバとレッズに3点差で負けたりなどしていたが、

今年はもっとスケールアップした印象をうける。

 

 

 

まず開幕戦。

FC東京 ●0−4。

3節、マリノスに ●1−4。

9節、サンフレッチェに ●0−5。

そして先日の20節では鹿島に ●2−7。

 

いずれもアウェーである。

 

 

 

こんなデータだけ出すと、

「なんだ、新潟よえーな」

って思うところだが、

 

新潟の凄いところは

こういった試合の後、キッチリ勝っているということ。

 

 

 

1節 FC東京 ●0−4

2節 トリニータ ○2−1 

 

※試合終了間際にPKをとられるが、

 暴風雪でほとんど見えない中、野澤がPKセーブ

 

 

 

3節 マリノス ●1−4

4節 アルディージャ ○3−2

 

※リマのコーナーキックにファビーニョが合わせて89分に逆転。

 

 

 

9節 サンフレッチェ ●0−5

10節 フロンターレ ○2−1

 

※リマが直接フリーキック叩き込んで84分に逆転。

しかもリマが投入されたのはこのフリーキックの場面。

 

 

アウェーで壊滅的な大敗をした場合、

その次のホームゲームでは劇的な勝利を飾っている。

要は思いっきり沈んだかと思うと、

キッチリ3ポイントゲットという安定しない勝ち点のとり方。

しかも、ドローではなく、しっかり3ポイントとれるところが凄い。

 

私がこのことに気がついたのは10節の直前だった。

9節で寿人2ゴール含む、0−5でサンフレッチェに粉砕される。

で、次節新潟の相手はフロンターレ。

そこでなにげなく某フロンターレサイトを覗いたら・・・・・。

 

 

「なんでウチとの対戦前に、大量失点で負けちゃったりするわけ??

 こういう相手と当たるの、すごくイヤ。

 しかも向こうのホームゲームだし。必死になってくるに決まってるし。」

 

 

うーむ。確かに。

0−5で負けたとなれば、次のホームでは

それこそ死に物狂いで戦ってくるだろう。

で、その不安というか予想があたって見事アルビはホームで劇的な勝利をつかむ。

 

いくら死に物狂いでやったとはいえ、大敗した後、そう簡単には勝てない。

ヴェルディ見てみろ。

ガンバに1−7でボロ負けした後、

ホームでのレッズ戦は0−7の連続7失点大敗。

そう考えれば大敗した後キッチリ勝てる新潟が、いかに勝負強いかがわかる。

 

しかし、凄いと言えば凄いし、

大敗のショックを引きずらないと言えば聞こえは良いが、不安定。

波が激しすぎる。

 

 

また、全体の流れとしても安定感がないのは否めない。

 

 

例えば、アウェーでも大分に勝ってついに3連勝。

順位も9位まで上がった。

そんな上昇ムードの中むかえたアウェー鹿島戦。

いくら相手は首位とはいえ、小笠原は移籍問題で揺れているし、

大岩・岩政のセンターバックは2人とも出場停止。

 

こりゃー引き分けには持ち込めるかも、

いや、もしかして勝っちゃったり?

 

なんて思ったら 鹿島 7−2 新潟 だもの。

 

 

 

また逆のバージョンもあって、

アウェーで2連敗し、とうとう順位も15位まで落ちた。

で、相手は6位グランパス。

しかもグランパスは前節首位・鹿島に3−0と快勝。

 

こりゃーやばいんじゃね?

 

なんて思ったら 新潟 3−0 名古屋 だもの。

 

 

ホント波が激しい。

 

 

 

また、この “大敗→ホームで劇的勝利” という図式の流れのせいか、

異様にホームで強いのも05年アルビの特徴。

 

あれだけのサポーターの前で強くないのはおかしいとも考えられるが、

昨年の1stステージなんかホーム成績は

 

ヴィッセル △0−0

マリノス  ●1−3

ヴェルディ ●0−1

レッズ   ●0−3

ジュビロ  ●1−2

エスパルス △3−3

ガンバ   ●1−4

 

というように結局一度も勝てなかった。

 

 

 

しかし、今年は違う。

 

トリニータ   ○2−1

アルディージャ ○3−2

ジュビロ    ●0−1

エスパルス  △0−0

フロンターレ  ○2−1

アントラーズ  △2−2

ヴィッセル   ○3−2

グランパス   ○3−0

ガンバ     ○4−2

 

ホームで比類無き強さを発揮。

首位・アントラーズ戦では厳しいジャッジの中2点先行していたし、

ガンバ戦だって相手は2位なのにも関わらず、4点叩き込む勝ちっぷり。

 

ナビスコですらも、

ヴィッセル  ○1−0

アルディージャ △1−1

レッズ   ○3−0

という成績。

特に既に勝ち抜けを決めていたとはいえ、

レッズにこの大勝は驚きだった。

 

 

ホームでバカ強い。

アウェーでは大敗がデフォ。

大敗した後は必ず勝利。

勝ち方も劇的な勝利か、見事な大勝。

 

とんでもない激しさだ。

 

 

果たしてアルビサポーターは

このとんでもない浮き沈みを楽しんでいるのだろうか?

もうちょっと心臓にやさしい流れみせてくれよと思っているのだろうか?

もしくは、要所要所で勝ってくれているので文句なしといったところか?

 

 

傍から見ていると、大勝あり、大敗ありで結構面白い。

 

 

さて、ここまで書いたところでやっぱ気になるのが次節のジェフ戦。

鹿島にアウェーで2−7の大敗。

そして今度はホームゲーム。

 

・・・・勝つのだろうか。

(UP日 05年 8月25日)

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