FC東京○4v−3●ヴェルディ

ナビスコ準決勝

 

 

 

歴史に残るダービーマッチでした・・・・・。

スタジアムにはオマーン戦に世間の注目が集まってる中、

16000人近くが集まりました。

絶対決勝行くぞ!

 

 

まずジャーンがいきなり根性でねじ込むようなヘッド炸裂させ

先制!わずか6分。

 

 

その後前半だけでなんと3−0という圧倒的な楽勝ペース。

おまけに林がわずか22分で退場!

 

 

この日主審はジョージ・柏原。

別にただちょこっとひっぱったくらいのファール。

 

 

 

柏原、あまりにも厳しい判定・・・・・だけどまぁいいか。

 

 

 

とにかく前半のFC東京は凄まじかった。

プレスがガンガンきいてて中盤でボール拾いまくり。

フミタケ、今野凄かった。

 

そしてなにより石川。

久々にキレキレの石川見たなぁ・・・・という感じ。

2点目のアシストなんかもうハンパない。

ボールもらった後けたたましく、荒々しくドリブルを繰り出し

抑えに来たヴェルディDFの腰がガクガクに砕けるほど。

あのドリブルは並のDFじゃ止められない。

 

怖すぎる。

 

 

2点目のシーンは流れ的にも素晴らしかった。

 

ボールカットして石川に渡り、爆走。

グランダーのクロスをケリーが絶妙なスルー、

それをルーカスが完璧にとらえてスカッとする爽快なゴールだった。

 

 

そして3点目のアシストもまた凄かった。

ドリブルで駆け上がった後ルーカスにピンポイントでクロス。

これをルーカスがバッチリ決めて3−0。

 

おまけに馬場の美しいシュートがクロスバーに弾かれる始末。

内容的にも、点差的にもFC東京は凄まじい強さを披露した。

ヴェルディは完全に敵ではない。

むしろ、この強さを決勝でもだせたならば間違いなく優勝できると思った。

もうこの時点で圧勝で終わると思いました。

 

 

 

「いや〜ダービーなのに5−0とかで勝っちゃいそうだな〜」

 

 

なんて思いました。

おまけにあのレッズ○7−2●ヴェルディを思い出すようなプレスの甘さ。

そして1人退場。

これはヴェルディ厳しいだろ・・・・・。

 

 

 

特にGK高木しょぼいな〜。

ジャーンのヘッドとか防げそうに見えたけど・・・。

 

 

したら後半開始直後の3分、

サイドからのクロスに平本が高い打点で競り勝ち、

その競りとったボールをキャプテン山田卓がヘッドでねじ込んだ。

おいおい、アッサリした失点だな・・・・。

この2人、実に高かった。摩天楼殺法というのが頭に浮かんだ(謎)

 

 

しかし、流れは圧倒的にFC東京だったので

なんとも思わなかった。ゴール裏では変わらずに応援歌ってたし。

 

 

 

直後、何故かヴェルディのペナルティエリア内でファールがあったようで、

珍しいペナルティエリア内間接フリーキックが宣告。

おいおい、なんなの一体?

 

 

 

柏原、正直どこがファールなのか

全くわからなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・が、まぁいいか。

 

 

 

 

ヴェルディにしてみりゃ全く納得いかない判定。

それにエキサイトして選手は異議となえまくり。

 

 

 

なんと!ここで柏原主審、

壁作ってるヴェルディの選手達に対しイエロー連発!!!

 

 

 

 

 

柏原、いくらなんでもやりすぎだが・・・・・まぁ、いい・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・いや、よくない。

 

 

 

 

ぜんっぜんよくない。

 

 

 

 

ふざけんな柏原!

 

 

オメーが主役じゃねーんだって

何度言えばわかるんだこのボケ!

テメーの主演リサイタル聞きに来てんじゃねーんだよ!

 

 

お前は

 

 審 ・ 判 ・ な ・ の !

 審 ・ 判 !

 

 

オメーは小学生時代、劇で主役とれなくていつも

「森の木 役」 だったとかのトラウマでもあんのか!?

 

お前はドラえもんの石ころ帽子でもかぶってろ!

 

 

もうね、私がヴェルディサポだったら許せないよ。

なんなの、「俺に逆らうな」ばりにイエロービシバシだしやがって。

ヴェルディ、袋叩きにしろ。許す。

 

 

試合が壊れんだよ!

 

 

 

その後もバシバシFC東京がシュート打ちまくる。

だが、中々入らない。

そう、さっきバカにしたGK高木が

後半から見違えるような凄さを発揮し始めたのだ。

 

三浦ののミドルをセーブしたかと思えば、

馬場のヘッドを片手でかきだす。

最初は無謀な飛び出しシーンとも思ったのも、

ここにきて実に素晴らしい勇気溢れる飛び出しに見えてきた。

一発カウンター狙いのFC東京の攻撃も高木が

鬼のようにゴールエリアから飛び出してきてクリアされる。

 

高木、バカにしてごめんなさい。凄かった。

 

 

 

このFC東京のおせおせムードに放ったシュートが

全て高木にセーブされた後、

 

徐々に、不気味に、そして確実に

流れはヴェルディへと傾いた。

 

 

 

全くよくなかった桜井がしりぞいた後、

ウーゴや平野が投入されたのが効いたのか、

それとも柏原にブチ切れ、その怒りが原動力になったのかは不明だが

 

後半20分過ぎごろからヴェルディはありえない強さを発揮し始めた。

 

78分、79分と2分間で立て続けに決め、まさかの同点劇がおきてしまった。

 

 

 

 

相馬。

 

左サイドでまさに脅威の存在だった。

ドリブルでかけあがり、ことごとくクロスあげてきて非常に困る。

FC東京の右サイド藤山を明らかに穴として狙ってきたような攻め上がり。

来年、2年後には間違いなくヴェルディの左サイドでレギュラーはってるだろう。

 

 

小林大悟。

 

本当にこいつ21才かよ・・・・・・。

ヴェルディの攻撃を組み立て、リードしてるのは間違いなくこの男だった。

パスにシュートに全てにおいて攻撃陣を引っ張った。

後半30分ごろ、ワンタッチで攻撃のリズム切らすことなく

左足のアウトサイドで相馬へ実に見事なロングパスを送ったシーン。

なにげないプレーだったが、凄かった。

スタンドから「おおおお・・・・」という小さな歓声がもれた。

底知れぬセンスの高さを感じとれたシーン。

 

 

ウーゴ。

 

もうFC東京イレブンは完全にパニックにおちいっていた。

集中できず、ヴェルディの攻撃に対し慌てふためき、崩されていたが

中でもこのウーゴの存在に焦っていた。

そこまで決定的な仕事をしてるわけではないんだが、

明らかに異質なリズムを放ち、何かしでかしそうだというオーラがでて、

非常に見てて恐ろしかった。

 

 

そして平本。

 

何故ヴェルディの11番を背負っているのか・・・・・

何故エムボマを放出したのか・・・・・・・・・・・・・・・よくわかった。

 

 

あまりにも恐ろしい。

シャリシャリと音をたてるようなドリブルで切れ込んでき、

前半の石川を超えるような怖さだった。

 

 

ヴェルディ1点目のアシストは平本。

高い高いヘッドで完全に競り勝ってのアシスト。

 

ヴェルディ2点目は平本。

小林大悟のシュート、このこぼれ球を見逃さず獣のように襲いかかって決めた。

 

ヴェルディ3点目のアシストも平本。

右サイドを切り裂き、ゴール前ドフリーの小林大悟へ

完璧なグランダーのパスを供給し、貴重な貴重なアシストを記録。

 

そう、1得点2アシスト。

本当にこのゲームでの平本は凄かった。

鬼だった。

 

 

昔、名門と呼ばれたヴェルディをまた新たなる高みへと導くために

先陣きって引っ張っている若きエース・・・・・

それが私の平本に対するこのゲームでのイメージ。

 

 

 

そう、飯尾でも森本でもない。

ヴェルディでエースなのは間違いなくこの平本だ。

 

 

 

もう、最初はベンチに飯尾がいたとき

「また飯尾にやられちまうよ〜」

なんてフザけて思ったけど今やそんなバカなこと考える余裕もなくなった。

あまりにも危機的状況におかれたため、

「頼む、このまま延長まで逃げ切ってくれ守りきってくれ」

としか思えなくなった。

 

 

ヴェルディが3点目決めて奇跡の同点劇起こした時、

ヴェルディサポーターが絶叫し跳ね上がってるかたわら、

私は顔を覆ってぶっ倒れそうになった。

 

 

そしてとても冷静に2階のU自由席で見ている状況じゃなかったため、

1階に下りてA自由席へと移った。

 

(もちろん係員見てないスキを狙って爆走して進入)

 

 

本当にヴェルディは恐ろしい。

信じられない・・・・・。

1人退場して10人なんだろ?

なんなんだこの強さは・・・・・・。

 

FC東京サポーターも全く落ち着けなかった。

選手も見るからに慌てふためき、どう見ても焦ってた。

 

後半投入された鈴木が軽率なミスした時なんかも

スタンドから

 

 

「ノリオ!テメェ、軽いプレーしてんじゃねーよ!」

 

と、いっせいに怒号、ブーイングがとんだ。

皆完全に浮き足だち、焦っていたのである。

 

 

 

そしてFC東京サポーターを凍りつかせた瞬間がおとずれる。

 

右サイドから平本へクロス。

これを絶妙なトラップでうけ、

ペナルティエリア内から左足で完璧なボレーシュート。

 

 

全てが終わったように感じ、一瞬スローになるような錯覚さえ見えた。

しかし、このシュート強烈にポスト内側を叩いてゴールならず。

 

 

し、死ぬ・・・・・。

よかった・・・・・・・死にそう。

 

 

流れからして完全に決まり、

ヴェルディ 0−3 から 4−3 大逆転勝利の瞬間だと思った。

本当に間一髪。

 

 

そしてゲームは延長へ。

双方とも、ベンチ、スタッフまで全員で円陣を組み延長戦へ臨んだ。

 

「やっぱダービーだよなぁ・・・・・・」

私の隣で観戦していたおっちゃんがつぶやいた。

ホント、ただじゃ済まないよなこのゲーム・・・・。

 

 

この劇的なゲームに終止符がうたれたのは延長わずか1分。

途中投入された阿部がゴールめざして強引なドリブル突破を試み、

そこからコーナーキックを獲得。

蹴るのは途中投入された宮沢。

そのボールにヘッドでパシーン!と合わせたのはルーカス!

今日ルーカス3点目!

 

 

スタジアムが絶叫につつまれ、

周りのFC東京サポーターが飛び跳ねる。

あまりにも嬉しくて跳ねたあと、見知らぬオッサンと絶叫しながら抱き合った。

そして嬉しさのあまり泣いてしまった。

あー今思い出しても泣きそう。凄かった。

FC東京ベンチも、ベンチ選手・スタッフ全員がルーカスのもとへ

拳をあげながら爆走していった。

 

 

そして次々に倒れこむヴェルディの選手達。

特に・・・・・平本。

あとでテレビで見たけど、

平本がユニフォームで顔をおおい、泣き倒れてるシーンは

凄く印象に残りました。

ホントに悔しかっただろうなぁ・・・・・・

 

 

 

このゲーム、素晴らしい内容でした。

この場にいて、生で見れたことに感動するくらい。

 

 

もちろん、前半のヴェルディはとても褒められた内容じゃなかったし、

後半のFC東京の慌てぶりはひどかったし、

なにより柏原は主役になろうと頑張ってたけど

凄くいいゲームでした。

 

 

 

ついにFC東京、チーム初の決勝進出。

相手は浦和レッズ。

凄い楽しみなカードだ・・・・・。

 

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