中田浩二

マルセイユへ移籍

 

 

もう、これほど衝撃な移籍もないというか・・・・

 

衝撃というより、悪夢。

 

悪夢という一言に尽きるんじゃないのでしょうか。

 

 

 

 

最初、

「中田浩二 マルセイユへ移籍か」

というニュースが流れた時、

 

マルセイユの移籍金提示額は 8000万円。

鹿島側は 3億6000万円。

 

もの凄い金額の差。

 

 

この差はちょっとやそっとの開きじゃないので、

まずまとまらないだろうと思ったら

鹿島側の

「タダみたいな移籍金で移籍させるわけにいかない」

というコメント。

 

うーむ相当怒ってるな・・・・。

で、後日別のメディアよりなんと

マルセイユの移籍提示額は8000万円どころではなく、

2600万円だったということが判明。

これにより、鹿島側・・・・というか鹿島サポ側の怒りが爆発。

中田浩二の実力考えた場合、

せめて1億程度が妥当ではないかと思ってただけに、

私もこの2600万円というのには(゚Д゚)ハァ?という気持ちで一杯だった。

 

 

 

しかし、ダバディがここにきて暴露ニュースを発表する。

以前トルシエの通訳を務めていただけあって、

マルセイユ監督トルシエとコンタクトがとれていたのか、

 

 

「日本の新聞に書いてあった3千万円は誇張ですが、

 確かに大金は出せないらしいです。

 といいますか、マルセーユが他の選手を売って手放さないかぎり

 今はまだクラブの予算が赤字ですからね。」

 

 

という絶妙なタイミングで内幕情報を自身のブログ上にて公開。

これにより、マルセイユは移籍金2600万円は虚報なものの、

アントラーズの提示額と大きな隔たりがあることが決定的に。

 

 

 

中田浩二としてはマルセイユに移籍したい気持ちがもちろん強いだろう。

海外の方がレベルが上であることは実際間違いないことだし、

自身のレベルアップを考えてもそこまで身の丈に合わないクラブでもない。

年齢を考えても絶好のタイミング。

おまけに恩師ともいえるトルシエが監督だ。

 

 

ただ、03年に靭帯を断裂し8ヶ月近くも戦列を離れ、

シーズンを棒にふってアントラーズが無冠に終わったことや、

アントラーズ側の中田浩二に対するケガ中の誠意など考えた場合、

わずかな移籍金で駄々をこねて旅立つというのはあまりに非礼。

 

 

こういった二つの考えが頭に渦巻き、相当悩んでいたと思われる。

 

(アントラーズへの思いゼロで、マルセイユへ

 とにかく海外移籍したかったと考えていたならば 許せないが)

 

 

 

そして、時間たった挙句、ようやく決着がついた。

最終的な結果が

 

 

 

マルセイユへ移籍金ゼロで

1年半の完全移籍

 

 

 

このニュースを見た瞬間震えましたよ・・・・。

アントラーズとの契約が05年1月31日までだったので、

フリーとなり、移籍金はゼロ。

 

 

 

鹿島側の発表

 

 

 

「 中田浩二選手との契約について

 

 鹿島アントラーズは中田浩二選手に対し、

 契約を更新し2005年もアントラーズでプレーするよう

 再三要請をして参りましたが、

 本人の海外移籍への希望が強く、

 残念ながら本日、契約更新は不可能という結論に至りました。」

 

 

 

 

悪夢だろ・・・・・

悪夢としかいいようがない・・・・・・。

 

鹿島側もただ、この殺風景な発表をHP上に掲載しただけ。

円満とはいいがたい決着だったことが容易に想像つく。

 

 

まず、8000万円という移籍提示額にしても、

「そのぐらいならグランパスやヴィッセルがポンとだせる金額じゃんか」

と、思ったレベルでしたが0円移籍・・・・・・。

 

2600万円という移籍提示額に至っては、

「マルセイユ てめぇなめんのもいい加減にしろや」

そう吐き捨てるレベルでしたが0円移籍・・・・・・。

 

 

0円移籍になるぐらいだったならば

最初、マルセイユの提示した4000万円程度で手をうつべきだった?

今更いってももう遅い。

それに、アントラーズ側がそれに合意しなかったのもうなずける。

 

Jリーグクラブ間の移籍ならば、

中田浩二に4000万円どころでオファーするクラブなんてひとつもないだろう。

おそらく、1億5000万円〜2億円程度のオファーがくるはず。

しかし、海外クラブだからといってこの金額でのオファーはねぇだろ・・・。

 

 

03年1月のサッカーダイジェストで

イタリア代理人協会会長のオベルト・ペトリッカ氏に

日本代表選手の移籍額を査定するという企画ページがあった。

 

 

その査定される選手の中に、

もちろん中田浩二もいた。

 

そこにはこう評価されていた。

 

 

中田 浩二

売買価格   150万ユーロ  (1億8000万円

 

値付けの理由

 

「 あの有名な英寿とは別人だが、中田浩二も能力は高い。

 本来は守備的なMFの選手だが、トルシエ監督時代は

 代表チームで3バックの一角を担っていた。

 運動量が多く、キックも正確。

 ツボを抑えたプレーが身上。」

 

 

 

イタリア代理人が1億8000万円付けてたのに、

今回たったの5000万円程度・・・・いや、0円移籍・・・・・・・。

 

もちろん、欧州サッカーバブルがはじけて間もない時期だったことや、

日本のサッカーファンむけに多少のリップサービスをこめて

少し高めの金額をつけていることは確かだろう。

しかし、いくらなんでもこのレベルの価値がついている選手を

0円で失ってしまうとは・・・・・・。

 

 

別にペトリッカ代理人に言われるまでもなく、

中田浩二は非常に重要な選手だ。

アントラーズにおいて、中田浩二が抜けた穴というのは

考えられないほど大きなものだろう。

アントラーズにおいて不可欠。

アントラーズを支え続けた中盤の要。

 

鈴木隆行 ・ 岩政大樹 ・ 青木剛の3人が抜けるのと

中田浩二1人が抜けた場合。

どっちがダメージ大きいかと問われれば

中田浩二抜けた方が大きいだろうと思ってしまう。

 

さっきから金の話ばっかり言ってて、

あまりお金の話は聞きたくないという人もいるだろうが、

今回、金が重要な話になっているので我慢してください。

 

 

衝撃移籍シリーズの

山瀬は2億円。

佐藤寿人は1億6000万円。

 

第3弾のジュビロ、ジェフから3人強奪でも

茶野が8000万円。

崔龍洙 8000万円。

村井 2億円。

 

戦力が抜けたけれども、

その見返りにしっかりと移籍金が入っている。

この移籍金があってこそ、

新たな選手獲得に動くための補強費へとまわされ、

抜けた戦力の穴埋めができるというものだ。

 

 

しかし、中田浩二はゼロですよ。

ただで強奪ですよ。

どうやって穴埋めするんだよ。

 

 

青木ボランチにしてなんとかなる?

なんとかなると思えますか。

 

今年入団する高卒のコウロギ君に期待?

笑い話言ってる場合じゃないぞ。

 

 

 

 

「穴埋めをするためには、

 受け取った移籍金以上のお金が必要になる。」

 

 

これはあるクラブの強化部長のお言葉だ。

・・・・・・って、よりによってこのセリフ、

アントラーズ強化部長の鈴木満氏の発言。

頭痛いだろうなぁ・・・・・。

 

 

海外移籍自体はいいことなのかもしれないが、

今回ばかりはあまりにも悲惨すぎる。

日本サッカー界の強化にはなるかもしれんが、

アントラーズ側のことを思うととても喜べる移籍劇ではない。

 

 

悪夢。

あらためてもう一度書くが、

この一言に尽きる移籍劇だったと思った。

 

 

 

 

さて、いよいよ次はラスト、衝撃の移籍シリーズ第5弾。

 

(ラスト、第5弾はこちら)

 

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