モンテディオ●1−3○アビスパ

 

 

「何故“J2の神様”は毎年かくも

 ドラマティックなクライマックスを用意するのだろうか?」

 

 

ELGOLAZOの小見出しにあった表現ですが、

もはやJ2最終節が劇的なマッチメークになるのはお約束。

 

 

03年のアルビ優勝フロンターレ一歩届かずも劇的だった。

01年のベガルタ財前逆転昇格ゴールも語り草。

00年のレッズ土橋のVゴールは言うまでもなく、

99年はトリニータ “舞鶴橋の悲劇” があった。

 

 

そして04年J2。

フロンターレの独走優勝。

アルディージャの第4クール脅威の連勝での2位昇格。

残るは入れ替え戦参戦権の3位の座。

 

 

4位モンテディオ山形と3位アビスパ福岡の直接対決。

山形ホームの聖地べスパでの決戦。

 

 

勝ち点71のモンテディオ。

勝ち点73のアビスパ。

 

アビスパはドロー以上で入れ替え戦。

モンテディオは勝つしかない。

 

 

Jsportsでガッツリ生観戦しました。

モンテはベストメンバー。大塚も今日はスタメンだ。

アビスパは山形が強行出場。

 

べスパ凄いモンテサポーターの数。

いやーやっぱ凄いわ。

かたやアビスパサポ・・・・・・、全然カメラに映らない!

ゴール裏はガラガラだが何故かアビスパサポを映さない。

絶対大勢とはいかなくても数百人いるはずなんだが映像に出てこない。

 

どうゆうこった。

 

 

 

さて、疑問残しながらもキックオフ。

 

大声援を受けながらモンテが攻める。

ホベルト、いきなり大塚をふっとばしてイエロー。

と思ったらその後今度は大塚が福岡の選手をすっ飛ばしてイエロー。

やはり大塚非常に危ないキャラだ。

鈴木監督がイエロー累積恐れて投入をギリギリまで控えたのもうなずける。

 

 

前半22分、星が2人囲まれながらも精度高いクロス。

これを大島が絶妙なスルー。

うけた梅田が完璧に決まったと思えるシュートを放ち・・・・・

 

 

 

右ポスト!!!

 

 

 

おっしぃ!

てゆうか梅田これは決めとけよ!

 

いやはや大島、恐ろしいスルーだな。

よく状況見えてるというか・・・・・。

 

その後もモンテは宮沢、梅田とガンガン遠めからロングシュート。

風がガンガン吹いてるため、遠くからも狙ってくる。

 

 

 

今度は星のクロスに大島が強引にヘッドかますが角度なく外れる。

というか星のクロスってやっぱりJ2レベル超えてるよな・・・・。

速いし精度高いし。

 

あと大島も相当なもんだ。

梅田の方がポストプレーに関しては上かと思ったら断然大島の方が上だった。

キープ力もあるしポジショニングもいいし、くさびのパスセンスも凄く良かった。

 

一方アビスパなんですが目に付くのは山形。

高校時代注目浴びたようだが、私はクラブユース>>>>>高校サッカー部

という人間のため、どんだけ脚光を浴びていたのかは知りませんでした。

ともかく高校時代は有名だったが入団したサンフレッチェでは出番ないまま解雇。

そして浪人生活(?)を経た後、04年途中にアビスパへ入団。

 

入団後から今までの苦労、怒りをぶつけるかのように福岡で活躍し続ける山形が

小さな記事でクローズアップされてたが、実際この試合で目に付くのは山形。

右サイドで起用されていたが左サイドにも度々出現し、

ねんざながら強行出場という事実を忘れてしまうような動き。

 

 

 

この日、J1クラブのスカウト陣も結構いそうですが、

まず大島と星と山形が目についたのでは。

あと福岡DFもかなり固かったし、宮沢、内山のモンテ左サイドも。

 

 

モンテが攻め立てるも中々点に結びつかない。

この試合アビスパはドローでいいわけだし、そりゃ守りがちになるよなぁ。

 

で、アビスパは時たま前線にパスが送られてきて、有光のドリブル突破が繰り出される。

なんかこういった有光みたいな速さ勝負系のFWが残ってたら

モンテとしては嫌だろうな〜なんて思ってたら、

 

 

 

有光、抜け出して豪快なシュート突き刺し

65分アビスパ先制点。

 

 

 

いやー松下のスルーパスも見事だったが・・・・

松下、有光、両方ともドフリーやんけ。

 

モンテDF一瞬集中途切れたな〜これはヤバイ。

 

というか、モンテが攻めてアビスパが守るという感じになりつつあったので、

「ここでアビスパに先制点きたらほぼアビスパの勝ちだな。」

みたいに思ってた矢先の出来事。

これは厳しいぞ。

 

 

77分、小林が強烈・ハンパないロングシュートが

左ポスト直撃!

梅田詰めきれず・・・・。

 

これ入ってたら流れ一気に変わってたんだろうが・・・・・・

 

この後、有光がボール受け、素早いドリブル開始。

右にドでかい太田がおとり気味に動いてたため、モンテDFつめず。

(太田ヤバでかかった。アルビ船越以来の衝撃)

 

ここで有光、DFの間を抜くロングシュート。

これが見事に突き刺さって山形0−2福岡。

81分。

 

 

実にいいコースを狙った、最高のシュートだった。

 

 

 

ここでやっとアビスパサポが映されるも一瞬で切り替わる。

上半身裸の男衆が見苦しいという理由ですか。

 

 

 

それにしても有光、見事の一言。

43節の九州ダービーサガン鳥栖戦でも決めていたが、

終盤でまさにラッキーボーイ的存在。

ドリブル突破が非常にうまかった。

 

 

モンテサポが映し出され、泣きそうな顔になっていた。

これは勝負あったか・・・・・。

 

 

ここでモンテサポにとってさらに悲劇的な3点目がかまされる。

コーナーキックをホベルトがうけ、

かるーくはたいて左サイドバックのアレックスが

ここしかないという最高のコースへミドルで流し込み、

89分、3−0となる。

 

 

 

数少ないチャンスを見事にものにする決定力。

そしてモンテディオの攻めたてを全て跳ね返し、

チャンスこそ作らせるがシュートや決定的シーンまでは作らせない守備の固さ。

なにより老獪な試合運び。

 

 

いや、本当に強いよアビスパは。

これは相当完成度高いチームだなと感じました。

 

 

モンテディオも決して弱くないし甘いチームではないんだが、

アビスパの完勝ゲームといっていい試合だった。

レイソルとの入れ替え戦、相当自分達を力を信じて挑めると思う。

 

 

 

 

 

 

そしてロスタイム、コーナーキックのこぼれ球に根本がつめて、

山形に1点が入り1−3となる。

 

 

確かに、全く無意味な、あまりに遅かったゴールだけれども

この根本の笑顔なきゴールに少しばかり感動しました。

 

 

モンテディオにとってモンテサポにとって凄く辛い結果となったけれども、

こういった悔しさこそが来シーズンへつながると思うし、

つながってほしいと思えるようなゲームだった。

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