梶山 陽平    (FC東京 MF)

 

 

バケモノ。

 

 

私が梶山についてのイメージとして

一言で表すならこう言うしかない。

 

 

最初にコイツ凄いなと思って注目したのは

03年のvsアントラーズ○5−1のゲーム。

 

途中から投入されたが

ユース所属の選手とは思えぬ

信じがたいオーラを放ち、堂々たるプレーを披露。

梶山のドリブルからチャンスが生まれ、

とどめの5点目が突き刺さった。

 

この試合で始めて梶山を見たが、

ホントすげえのがユースから昇格するなと来年度を心待ちにした。

 

 

 

そして、その期待は裏切られることなく

04年は素晴らしい活躍を残した。

 

あのドリブル・・・・。

背筋を決して曲げず、

マーカーを寄せ付けぬ近寄りがたい風格をかもしだし、

遠くからでもすぐ判別できる。

 

 

ああ、あのボール持ってるのは梶山だなと。

背番号23のバケモノがボールを持ってるなと。

 

 

 

東京サポのムラキョーさんが名言を残した。

 

「エリア23の確立」

 

なんていい響きだろう。

 

 

果敢に寄せるDFも数多くいるが、

彼からボールを奪うのは実に難行この上ない。

無理やりにとりにいって、

たとえドリブルを運よく邪魔できたと思っても、

何故か最後は梶山がボールをキープしている。

 

 

もうこれはボール自身が梶山を認めたということだろう。

彼こそがボールを持つにふさわしい選手だと。

 

 

 

この「ボールをとられない」ということは

原監督も

「驚いたよ、とにかくボールを取られないんだよ」

と、ただただ絶賛。

原監督だけではない。

 

 

強化部の柴田氏

「こいつのボール、奪いづらそうと思った」

 

長澤コーチ

「ほとんど本能で抜いていってしまう。

 2,3人来てもパパパッと。体が動いている。」

 

 

これはサカマガ03年12月9日の号で

カレンロバートや家長など新世代の選手がクローズアップされた時のもの。

その中で梶山は見開きでインタビューとともに特集されていた。

 

もうね、このインタビュー特集記事だけは絶対に捨てられない。

サッカー雑誌保存スペースの棚が一杯になり、

泣く泣くどれか捨てなくちゃいけない・・・・・となっても、

この梶山特集だけは捨てられない。

 

 

 

あるユースについてのサイトを見てたら、

梶山のFC東京ユースでの試合を見てた傍観者が

こんなことを言ってた、と書いてあった。

 

「あいつ、上手すぎだろ!」

 

いや、もうね、そう叫ぶしかないでしょ。

ホントに10代なのか信じがたくなるような

威厳ある佇まい。

スターの風格充分ですよ。

スタイルも抜群だよな。足もメッチャ長いし。

 

 

そしてあのミドルシュート。

 

04年、ナビスコ2節

アントラーズ戦でのミドルシュート。

そして東京ダービーでのミドルシュート。

デポルディーポ戦でのミドルシュート。

 

どれもこれも凄すぎる。

 

 

ワールドサッカーダイジェストの

スペイン人ジャーナリスト、ヘスス・スアレス記者の記事も凄かった。

 

 

「私はスペイン人の中でも

 日本のサッカー事情に詳しいと自負していた。

 だが、ファン・アクーニャ杯、デポルティボ戦での

 カジヤマという選手には驚かされた。

 

 全く知らなかったが、素晴らしい選手だ。

 彼なら間違いなくリーガでも活躍する。」

 

 

などとズラズラと梶山を大絶賛。

おそらくスアレス記者は他の関係者に喋りたおしたに違いない。

 

「日本人は大久保だけだと思ったら大間違い。

 梶山というバケモノがTOKYOにいるんだよ。」

 

こんなふうに。

 

 

うーむ、となると心配になる。

遅くても2007年には海外移籍してしまうんじゃ・・・・・と。

これだけの若く、才能溢れる選手を

ヨーロッパのクラブがほっとくわけがない。

今のうちにしっかりと存分に見ておかなければ・・・・。

(心配しすぎか)

 

 

そういえば、今季(04年)

リーグ戦16試合出場、2得点の梶山。

1点は東京ダービーでのゴール。

もう1点のは2nd vsジェフ△3−3のゲームである。

 

 

このゴール、覚えているだろうか。

2−3で迎えた81分。

ペナルティエリア内でジェフDFの甘いクリアボール。

そのこぼれ球を捕らえたのは梶山。

 

右足で完璧にとらえた・・・・・・・

 

と思いきや空振り

 

直後左足を振りぬいて同点ゴールを突き刺した。

 

 

 

このゴールについて、

東京サポのやすぞうさんはこんな名言を残した。

 

 

 

「梶山が魅せた “一人時間差シュート!”

 これ、まぐれとか偶然とか思ってる奴は

 ド素人認定。」

 

 

 

なるほど。

“一人時間差シュート” だったのか。

 

 

あやうく

 

「右足空ぶったけれど、たまたま左足で入った」

 

って思うところだった。

危ない危ない。

ド素人認定されるところだった。

 

 

 

ゴール直後、梶山が苦笑していたのも、

まぐれで入ったから苦笑いしていた

と思うところだった。

 

 

あまりにジェフDFが引っかかったので、

ジェフDFを笑ってただけだったのか。

 

 

やはり梶山はレベルが違うわ。

 

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