超混戦J2。第4クールへ

 

今まで、J2からJ1へ昇格できるチームは2チーム

そして、昇格争いに絡むチームは2年前、去年と

大体3チームほどだった。

 

 

しかし、今年は違う。

自動昇格2チームにプラスして3位のチームは

J1最下位チームとの入れ替え戦があるのだ。

 

実質、3チームに昇格枠があるといっていい。

おまけに

昇格を争うチームが実に7チーム

 

 

1位   川崎フロンターレ

2位   大宮アルディージャ    54

3位   アビスパ福岡        52

4位   モンテディオ山形     51

5位   ヴァンフォーレ甲府    50

6位   京都パープルサンガ   49

7位   ベガルタ仙台        47

 

 

 

首位の川崎フロンターレは論外の強さとして、

残る6チームはまさに熾烈な争い。

 

いよいよラストの第4クールへ突入。

勝ち点に差はほとんどない。

 

今回はこの、フロンターレを除いた

デッドヒート6クラブについてのコラムです。

 

 

 

 

2位  大宮アルディージャ   勝ち点  54

 

 

2001年、2002年、2003年と戦力的にJ1昇格を争えるだけの

戦力といわれながらもここ数年昇格争いに絡めなかったアルディージャ。

03年などは5連敗、6連敗をするなどふがいなさが目立った。

 

 

しかし、今年は違う。

わずかに連敗は一度のみ

安定感のある戦いをくりひろげている。

 

 

外国人もトニーニョ、バレーと結構長く在籍している

優良外国人に加え、J1で結果をだしたトゥットが加入するなど質が高い。

(ここにきてバレーのケガはきついが・・・。)

 

おそらく最後まで昇格争いに脱落することなく、絡んでくるだろう。

 

 

ところで、ホームの大宮サッカー場。

サッカー専用のスタジアムだし、いいスタジアムなのだが小さすぎる。

ギリギリ1万人入らない程度の収容人数。

 

そのため、ゴール裏にサポーターがかなり入ってるにもかかわらず

ここまでの平均観客数は人。

J1基準に満たしているのか心配だ。

 

 

まさか、認められず駒場使うなんてことはないだろうな・・・・。

 

昇格すれば、埼玉ダービーが実現する。

 

 

 

 

 

3位  アビスパ福岡    勝ち点  52

 

 

2001年に降格し、

2002年では全く昇格争いに絡むことなく沈んだ。

そして2003年、序盤から絶不調で、前半の第2クールは9位。

 

 

しかし、後半の第3クールから 鬼のような快進撃 を見せつけ、

なんと4位でフィニッシュ。

 

 

おまけに千代反田、福嶋、林など若手が成長。

04年ではきっと昇格争いに絡んでくると予想通り、

いい位置でラストに突入する。

 

 

しかし、去年から思ったけど古賀っていい選手じゃないですか?

左中盤のレフティーだが、ここまで得点だし・・・

顔もデコに似てるし・・・

 

(ってどーでもいいことだな)

 

 

アルビサポの方にとっては忘れられない選手でしょう。

昇格目前の43節、博多の森で、1−1の試合終了間際、

すげぇミドルシュート決めた奴です。

 

 

 

 

 

 

4位  モンテディオ山形   勝ち点 51

 

 

昇格ギリギリで逃した2001年を除き、

J2の下位チームといった印象が強かったモンテディオだが、

今ではすっかり上位〜中位チームとなった。

 

 

個人的に好きなチームで個別にコラムまで書いてしまったのだが、

(モンテディオのコラムはこちら

なんといっても星と大島が有名だろう。

 

 

FC東京戦力外になったあとここ何年か

大車輪の活躍をしている右サイドの星。

 

そしてなみいる外国人ストライカーを抑えて

ここまで得点ランク2位につける

ゴールマシン、大島。

 

 

来年度、この2人移籍するんじゃないかと心配なほどである。

 

 

順調にサポーターの数も増え、実に去年に比べ

平均観客数1300人もアップ。

 

ベガルタとのみちのくダービーが大きいのだろうが、

バックスタンド見る限りかなりサポーター増えている。

 

 

高橋が離脱中なものの、

アルビから宮沢、レッズから梅田を獲得するなど、フロントも動いている。

 

 

 

 

 

 

5位  ヴァンフォーレ甲府    勝ち点 50

 

 

海野社長という、メチャクチャいいフロントのもと再生。

 

 

万年最下位、消滅危機だったチームを建て直し、

そればかりか昇格争いまで導いてるんだから凄い。

 

 

有名な

ジュビロ − ベルマーレ  ホットライン  のように

エスパルス − ヴァンフォーレ  ホットライン がある。

 

 

鶴見や大木監督が流れたように、選手が引き抜かれ、

今年は外池がサンフレッチェへと移籍した。

 

その穴は大きく、序盤かなり苦戦。

しかし、かなり持ち直してきた。

 

と、思ったら今度は14得点あげたエース・バロンの移籍だ。

 

もちろん、外池とバロンの放出は戦力面から見れば痛いが、

ヴァンフォーレの経営状態、方針からすれば

全く間違っていない決断だといえる。

 

 

まだまだ基盤をしっかり固め、戦力をアップさせる時だ。

ムリにひきとめてJ1昇格を争っていくより、

オファーのあったところへ移籍させ、移籍金を獲得し

ハード面などに投資していったりするほうが将来的にずっといいと思う。

 

 

もちろん、海野社長もそのへんはわかっているらしく、

小瀬の改修やら地道なハード面整備から手を加えている。

 

 

最初は、

甲府にサッカー専用のいいスタジアムを建設できるような

大口スポンサーがいればなぁ。

 

なんて夢のまた夢 妄想を考えましたが、

J1基準を満たすために小瀬競技場の改修へ取り組んでいる。

 

 

実にしっかりしてると思う。

 

 

また、このチームの年間予算はメッチャクチャ少ないらしい。

以前、インタビュー時に

 

 

「甲府の年間予算は福岡の8分の1以下」

 

とか言ってた気がする・・・

 

グランパスの35億円とかに比べれば

恐ろしい程少ない金額のようで、

それでここまでしっかりしてるんだからかなりのモンだ。

 

(ちなみにJ1クラブの年間予算、平均すると25億円だそうです。)

 

 

 

海野社長、ただものではない。

 

 

 

 

とにかく、このチームは身の丈にあったムリをしない動き方で感心する。

 

今年昇格できなくても、

このフロントのまま3年ほどたてばまず間違いなくJ1へ行けると思う。

 

 

 

 

 

6位  京都パープルサンガ   勝ち点 49

 

 

今年のJ2はサンガが圧倒的な強さを見せると皆予測していたが、

J1の悪い流れ引きずったままでうまくいかず、

西村監督、文治が解任という事態になった。

 

(詳しいコラムこちら

 

 

前に散々批判してしまったが、

原、キム、鈴木悟、チェ・ヨンス、萩村と戦力補強をしっかりやり、

今回も左サイドに三上、レアンドロとダブルで補強してきたり、

正解だとか成功だったとかともかく

 

“絶対に1年でJ1に返り咲く”

 

というフロントの強い意気込みは感じられる。

 

 

監督も

 

コンサドーレを奈落の底へ落とした闘将・柱谷

 

とは違う柱谷監督だし、

 

 

中払、中山、田原が成長を見せるし、

なにしろ戦力的には間違いなくJ2最強だと思う。

 

順位こそ6位と厳しいものの、

決して届かない勝ち点ではない。

まず、昇格できるチームのはずだ。

 

あとはメンタル面と、ホームでしっかり勝つことだけだろう。

 

 

 

7位  ベガルタ仙台    勝ち点  47

 

 

 

昇格争い圏内ではあるが、厳しい状況。

 

「そして、誰もいなくなった。」

 

といいたくなるほどJ1時代を支えたメンバーが抜けた。

その割には頑張ってると思う。

 

 

 

特に、序盤7戦は

 

vs 横浜F  ●0−4

vs 京都   ●0−5

vs 札幌   ●0−1

vs 川崎   ○2−1

vs 鳥栖   ●0−3

vs 大宮   ●1−3

vs 甲府   ●1−2

 

 

など、凄まじい戦跡だっただけに、

よくここまで持ち直したな・・・という印象。

 

 

萬代もルーキーなのに頑張ってるし、

佐藤寿人は相変わらず心を揺さぶるようなゴール決めるし、

シルビーニョも文句なしにJ1レベルの選手だし、

ガスパルは失敗だったけどセドロスキーは当たりあったし、

根引、熊谷、ファビオ・ヌネスと補強もかなりやってるし、

 

頑張っているんだけど・・・・・

 

 

昇格、厳しそうだなぁという印象。

 

 

 

2位のアルディージャとは勝ち点7差。

3位のアビスパとは勝ち点5差。

 

これを第4クールのみで追いつくにはかなり厳しい。

 

 

当たり前だが、まず直接対決で負けた瞬間終わる。

そしてサガンやベルマーレなどの格下との対決で絶対落とさないこと。

この2つを完璧にクリアしていかないとムリだ。

 

この第4クールでアルディージャやアビスパが

星を落とすことは考えにくいし・・・・。

 

 

 

J1時代に比べると確かに仙台スタジアムに訪れる観客数は落ちている。

 

しかし、相変わらずバックスタンドやゴール裏は満員状態で熱い声援を送っているし、

減ったといってもまだ仙台スタジアムでは17000人以上つめかけている。

これは、どのチームよりも大きく、強いサポートだ。

 

 

これだけのサポーターがいるチームがJ2にいるのは

勿体ない気がするんだよなぁ・・・・・。

 

って、話がだいぶずれました。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ。

第4クールで心がけること。

 

 

 

直接対決で、

勝ちをめざして相手に負けるくらいなら

 

最初っからドローめざして、

ひきこもり戦方のほうがまだマシ・・・・

 

そのくらい勝負に徹さないと、昇格イスは残っていないと思う。

ドローなら両者の差は縮みこそしないが、離されもしない。

もちろん、ラスト5節まできたら話は全く別ですが。

 

 

 

横浜FC。

水戸ホーリーホック。

 

この、

ドローに持ち込むことに関しては天才的

2チームとの対戦で勝ちをあげること。

 

 

 

他のチームがこの2チームにドロー食らうのを考えれば、

ただの勝ち点3よりずっと大きい。

 

この、ドローが18試合もある

2チームから勝ち点をあげることができたら凄くお得。

 

 

 

 

まぁ、こんなところでしょうか。

 

 

 

いやぁ、プレーする選手にとっては死ぬ思いでしょうが、

見てる側としては実に面白い展開だと思います。

 

 

 

いよいよ、ホントに最後の第4クール。

 

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