佐藤寿人

サンフレッチェへ移籍

(衝撃の移籍シリーズ第2弾)

 

 

衝撃の移籍シリーズ、第1弾は

山瀬、マリノスへ移籍」でした。

 

それに続く、それよりも私の中で衝撃だった第2弾は、

この「寿人、サンフレッチェへ移籍」

 

 

まず、今までの寿人の流れを書いてくと、

ジェフユース出身で2000年、ジェフに加入。

出場機会にあまり恵まれず (といっても、結構でていたとは思うが)

02年、セレッソにレンタル移籍、しかしここでもそこまで出番なく、

03年、今度はベガルタへレンタル移籍。

 

ここで大ブレイク。 覚醒して37試合出場し13ゴール。

また、活躍しただけでなくベガサポのハートを鷲掴みにするなど、

在籍1年目にしては異常なほどの人気を誇った。

 

しかし、活躍むなしくベガルタはJ2に降格が決定。

多くのベテラン選手や中堅選手が他チームへ移籍したり

チームを離れる中、佐藤寿人は降格が決まる前から

「クラブを1年でJ1に復帰させる」と明言。

そして、ジェフからベガルタへ完全移籍を表明。

 

そして寿人は44試合出場し、20ゴールをたたき出す

素晴らしい活躍を披露。

まさに有言実行なのだが、

ベガルタ自体は結果をだせず、6位に終わり

J1復帰はならなかった。

 

 

 

で、ベガルタで来年もJ1昇格をめざしていくのかと思ったら・・・・。

 

 

 

サンフレッチェ広島へ05年より

移籍金 1億6000万円で

完全移籍することが発表される。

 

 

 

 

 

まさか!

 

あの、寿人がベガルタを・・・・!

 

あの、寿人がベガルタをでていくとは・・・・!

 

 

 

信じがたいニュースだった。

と、同時になぜベガルタから出て行ったのか。

その理由が非常に気になった。

 

 

そう、何故そこまで私がショックをうけたのかといえば、

寿人のベガルタへの熱い思いというのはハンパではなかったからである。

 

ベガルタへ加入してから

その後どんどんゴール後のパフォーマンスも派手になった。

それだけベガルタを、サポーターを愛しているんだなぁと普通に見ててわかった。

 

 

そして何より大事なところで。

本当に大事なところで決めてきたのは寿人。

03年、13連敗を止め、20試合ぶりの勝利をもぎとった、金沢でのガンバ戦のゴール。

残留天王山の2ndガンバ戦で叩き込んだ2ゴール。

など、要所要所で気持ちの入ったゴールを決めてきた。

 

 

そしてJ2降格が決まった後、

他の多くの選手とは違い、

『仙台でJ1昇格の力になりたい』と仙台に完全移籍。

この寿人の行動には感動してしまった。

もちろん、ベガルタを離れる選手が全部が全部悪いというわけではないが、

J2降格という責任を受け止め、

自分の力でベガルタをJ1へと戻そうと考えた寿人の思いには

相当グッときました。

 

 

昨年の天皇杯では山下のゴールの後に

手書きで“12”と書かれたアンダーシャツをゴール裏へ披露したこともあった。

 

 

 

その寿人が・・・・・・ベガルタを去るとは・・・・・。

 

 

そして、佐藤寿人のインタビューはこう。

 

 

 

−−初めになぜ広島に移籍することを決断したのか?

 

 「日の丸(日本代表)を目指してプレーしないといけないと思うようになりました。

 そのためにはJ1でプレーする必要があります。

 J1に在籍していなければ、代表候補にも入れないですから…。

 サッカー選手が上を目指すのは当然のことです。

 自分ぐらいの年代の選手が一番重要だと思いますから」

 

 

 −−移籍の経緯についてですが

 

 「最終戦終了後、2006年に仙台をJ1に復帰させたい、

 との思いから来季は仙台残留が大前提でした。

 そこへ広島からのオファー。

 これが自分が思った以上の評価。

 金銭的なものだけでなく、

 広島が自分を必要としてくれているチームなんだな、と感じました」

 

 

 −−仙台との交渉は

 

 「今シーズンの振り返りや、ファンサービスについていろいろ話し合いました。

 フロントからはいい評価をしていただいたと思います…」

 

 

 −−ベルデニック監督の解任もありましたが

 

 「2年半の契約でベルデニック監督が就任し、

 チームの土台を築き上げたと思いますが、突然の解任。

 その部分でも、自分の気持ちとチームの気持ちが少し違ってきたのかな、と思います」

 

 

 −−昨年、市原から完全移籍。今年、1年でまた完全移籍…。短いような気もしますが

 

 「仙台をJ1復帰させる、これが果たせずに

  他のチームに移籍することは仙台に失礼とは思いましたが、

  一人のプロサッカー選手として、どこまでレベルアップできるかということで、

  言葉ではいいあらわせません」

 

 

  

 

まず、このインタビューで真っ先に言っておきたいのは、

寿人が、金や地位で動く人間ではない事。

 

高額な年俸や

サンフレッチェというクラブへの魅力だけで

移籍を決断した人間であるとは

どうしても思えない。

 

 

 

ベガルタというクラブのフロントが

腐っていたためとしか思えない。

幻想?思い込み?

 

ベガルタのフロントが腐っているのは

誰もが認めていることでしょう。

 

(ベガルタの腐敗したフロントについてはこちら

 

ベガルタの腐敗したフロントに、

とうとう愛想をつかして、移籍を決断した・・・・・としか思えないんだが。

 

 

 

「インタビューで、フロントをけなすどころか褒めてるじゃないか」

そう突っ込む人もでてきそうですが、

公の舞台でフロント批判などするはずがない。

 

そうゆうことをやってくれるのは

岩本輝雄、唯一人。

 

インタビューの席でさすがに

「フロントは腐っていました」

などとブチまけるわけにはいかないだろう。

 

 

ベガルタを愛し、ベガサポを愛しているが

フロントを許せない気持ちの方が勝り・・・・・

移籍を決断したのではと思うんだよなぁ。

 

これが、マトモな普通のクラブだったなら、

「寿人ってただの裏切り者じゃん」

としか思えないが、

ベガルタのフロント・・・・特に、田中GMがいるという時点で

寿人がどれだけ悩んだのかがうかがえるというか・・・・。

 

 

最初に挙げましたが、

 

「仙台をJ1に上げること」

を自分に課せられた命題のように感じていた

責任感のある立派な男が

前言を撤回し、移籍してしまう・・・・・

というのはそれ相応の理由があるはず。

その理由というのが腐敗したフロントなのではないだろうか。

 

 

 

それにしても、引き止められなかったフロントの罪は重い。

本当にこれからJ1へあがる意気込みがあるのか?

何故、強力に引きとめようとしなかったのか?

はっきりいって、今年一年でJ1昇格なんて考えていないんだろう。

 

20ゴール叩き出したストライカー放出して

J1昇格なんてできるわけがない。

おまけに監督は都並という新人監督。

おまけに早野監督と同類ともいえる、

お笑い系というのがベガサポの頭を痛ませているようだが・・・。

 

 

 

ついでに書くと、

 

選手は年俸のことだけ気にかけると思ったら大間違いだ。

チームがJ1昇格を本気で目指しているのか。

そのためにどんな準備をしているのか。

そういったことをまず一番に気にかける。

 

(これはサンガの黒部も言っていました)

 

 

寿人に対してフロントは

「今年こそJ1にあがってみせる」

というのを伝えることができなかったんだろう。

 

 

それにしても衝撃的な移籍だった。

ショックが大きい。

 

 

第1弾の山瀬の移籍?

彼が抜けたところで、そこまで大きなダメージはないだろう。

レッズは05年、充分優勝を争えるチームだ。

一方、ベガルタは20ゴールを残したエースを失った。

20ゴールどうやって埋めるのか。

代えが絶対にきかないエースが抜けたベガルタは今後どうなってしまうのか。

05年でのJ1昇格は相当厳しいだろう。

 

なおかつ、山瀬がレッズサポから愛された度合いと

寿人がベガサポから愛された度合いは比べ物にならない。

何か大きなものがポッカリと抜け落ちてしまった。

多くの選手達が抜けた中、寿人がいたからこそ

なんとかサポーターをつなぎとめられた部分というのもあったはずだ。

仙台スタジアムのピッチにいるだけで、

“何かやってくれるのでは” 

とサポーターを期待させた寿人。

その姿をもう見ることはない。

 

 

なおかつ、ジェフサポにとってもショッキングな移籍劇であろう。

ジェフユース出身の寿人は、レンタル元のジェフに復帰することなく、

J2に降格したベガルタへ完全移籍してしまったのだから。

 

 

 

一方、サンフレッチェにとっては大きな大きな武器を手に入れた。

裏へ飛び出すあの速さ。

 

その特徴が相手に知られ、研究されていたところで

寿人を止めることは難しい。

 

ポストプレイヤーとともに2トップを組んだら、

これほど恐ろしい選手もいない。

なおかつまだ若い。

知将小野監督のもと、さらなる成長をも予感させる小さな巨人だ。

 

 

 

 

 

さて、これが第2弾。

この佐藤寿人の移籍より

さらにショッキングだったのが・・・・第3弾。

 

(第3弾はこちら)

 

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