オシム語録

 

 

オシム死ぬな!

 

頼む、生きていてくれ。

監督業引退になってしまっても、

生きていてこれからのJリーグ、

日本サッカーを見守っていてくれればそれでいいよ・・・。

 

こんな早く別れてしまうのは辛すぎる。

頼む、生きていてくれ。

 

 

オシム監督を語る上で、 ”オシム語録” は欠かせない。

オシム監督のコラムはこちら

数々の名言があるが、僕の独断と偏見により、

気に入ってるいくつかの発言をとりあげてみたいと思う。

 

 

 

まず、一番初めに聞いたのが、

03年1st の0−3で敗れたヴィッセル神戸戦の監督会見で、

 

「今日唯一良かったことは、

最低のプレーをした選手が全員だったということだ。」

 

これ、初めて聞いた時ものすごく強烈だった。

この時、まだオシム監督が就任したばかりで

どういう人なのか知らなかったため、余計に驚いた。

 

「この監督エラく怒ってんな・・・・」

という風に冷や冷やした。

よく見れば多少のユーモアが入ってるのだが。

 

 

 

 

次に、一番笑えたのは、

 

 

とあるスポンサー

「ホームゲームでは絶対勝ってくれないか」

 

オシム監督

じゃあ、別の監督でも雇ってくれ

 

 

同席していた岡社長(当時)は

あわてふためいたそうですが、

 

誰だってこんな事言われたら

腰抜かすだろ。

 

社長も、スポンサーもどっちも腰抜かしたに違いない。

 

 

大切なスポンサーに対しても

バッサリと切り捨て、

容赦なく言い返すオシム監督。

見事。

 

 

実際、このスポンサーの注文、

無理あるよなー。

誰だってホームでは勝ちたいと思ってやってるわけだし。

それをわざわざ注文されたって・・どうするんだよ。

 

しかし、オシム監督、これってユーモア含めて言ったのかな・・・?

なんか感じ的には本気で言ってるような気がするぞ。

 

 

 

 

次に深いお言葉。

 

 

限界には、限界はありません。

 

限界の定義は何だと思いますか。

 

限界は個々の選手の目標で、

 

限界を超えれば、

 

次の限界が生まれるのです。

 

 

 

深い!

 

やばい。最高にカッコいい。

僕はこんな言葉絶対にでてこない。

 

 

 

ふと思ったんだが、

adidasのCM、モハメド・アリのと少し似てないか?

 

 

 

「不可能」とは、自分の力で世界を切り拓く事を放棄した、臆病者の言葉だ。

 

「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にしかすぎない。

 

「不可能」とは事実ですらなく、単なる先入観だ。

 

「不可能」とは、誰かに決め付けられる事ではない。

 

「不可能」とは、可能性だ。

 

「不可能」なんて、ありえない。

 

 

 

 

言ってることはオシム監督のとそう大差なく、

根本的には同じことをいってると思う。

 

何が言いたいかって?

 

 

adidasよ、今すぐ掲載されてるモハメド・アリの言葉にかえて

オシム監督の言葉を載せなさい。

 

 

 

 

次に、取り上げるのは

サッカー解説者、サッカーライターによく理解してほしい言葉。

 

 

「日本人はシステム論議が好きらしいが、

 システムは保証でしかないことを理解したほうがいい。

 システムの奴隷になってはいけないのだ。」

 

 

「無数にあるシステムそれ自体を語ることに、

 いったいどんな意味があるというのか。

 大切なことは、まずどういう選手がいるか把握すること。

 個性を生かすシステムでなければ意味がない。

 システムが人間の上に君臨することは許されないのだ。 」

 

 

 

 

 

今、サッカーマガジンやサッカーダイジェストだけでなく、

ネット上の掲示板やブログやサイトで

 

“世界の主流は4−5−1だ!”

“3バックではなく4バックでなければならない!”

 

と、語る人がどれだけ多いことか。

(反響があったコラム→ 4バックしか認めない人たち

 

 

 

オシム監督のこの言葉を聞けば、

わざわざ金払って買った雑誌の中のコラムで、

 

“・・・・日本には世界の主流である4バックをしなくてはならない。

 3バックは完全に世界の流れから外れている・・・・”

 

・・・・なんてことがグダグダ書かれているのを見ると、

 

 

金返せ。

そしてテメーはオシム語録見ろ。

 

そう言ってやりたくなるよね!

 

 

たまにこんな事書かれてるとか、

書いてるにしても納得できる、説得力のある書き方ならわかるし、

こっちも別にとやかく言うつもりはない。

しかし、思考停止状態で

「何が何でも4バックじゃなきゃダメなんだよ!」

的な書き方で書かれてるのを見ると頭にくる。

 

 

 

 

そしてすんごく気になる言葉。

 

 

 

「今のジェフには、今の生活を維持できればいいという

 『年金選手』が多すぎる。」

 

 

 

 

おいおいおいおい

誰のこと指しているんだ!?

 

 

 

これは03シーズンの始めに言われた言葉だが、

誰を指して言ったんだろうなぁ。

気になったので、調べてみた。

えーと、03シーズン解雇、もしくは移籍にになった選手は・・・・・

 

 

GK石川、DF中西、DF吉田、FW大柴、

FWチェ・ヨンス、FW小山、MF武藤

 

 

 

うーむ・・・・オシム監督の評価では、

これ、全員 “年金選手” なのだろうか?

それとも若手のくせに必死で頑張らない選手に向かって、

ハッパをかける意味で言ったのだろうか?

後者か?

 

 

 

 

では、最後に私の一番好きなオシム語録についてとりあげて

終わりにしたいと思う。

 

03年セカンドステージ、ベガルタ●1−2○ジェフ戦後。

(得点者 仙台:岩本  市原:佐藤×2)

 

 

 

 

「2点をとったのは佐藤でも勇人でもなく、

 ジェフというチームが挙げたものだ。私はそう考えている。」

 

 

 

 

いい言葉だなぁ・・・・・・・・・。

「佐藤でも勇人でもなく」 ・・・・この部分最高だ。

 

 

 

オシム監督の言葉を聴いていると、

彼は単なる監督という枠を超越し、

哲学者の域に達しているかのような錯覚すら覚える。

 

オシム監督のコラムはこちら

UP日 04年9月30日  リニューアル 06年6月25日)

 

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