IPnuts(mosquito)
奮闘記環境
: DSL Yahoo! BB 8MPC
: 自作機、winXPノート
PC:富士通-FMV-5133
パソコンにあまり詳しくもないヤツが
1FD Linux でルーターを作成しました。どこのところで苦労したのか、そのてん末を記しておきます。これからipnutsでルーターを作る方の参考になればうれしい限りです。ただし、この顛末記に書いた作成法や設定は当方においては、作動していることなので、このページを参考にされてのクレーム、苦情はご勘弁くださいませ。
IPnuts
ルーターの作成や設定は、各自の自己責任でお願いいたします。
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もくじ
第一部 IPnuts準備編 第二部 Webadmin接続編 役に立ったリンク集 疑問点 第一関門トンネル第二関門トンネル
第三関門トンネル
第四関門トンネル
第五関門トンネル 第六関門トンネル 編集後記
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IPnuts準備編
なぜ
Linux 1FD ルーターを作ろうかと思ったかというと、2年前に「Linux でパソコンをルーターにする」(DART社発行)という本を読んだことに始まります。読んで良かったことは、
1FD ルーターを作ってみたいなあ、というモチベーションは十分に高まった。さて、そうは思いつつも、いそがしくときは過ぎてゆき、アッというまに
1年半も経っただろうか。そう、今年の三月ごろ。そのころ何回か、
Yahooのまわし者から電話がかかってきたのだった。用件は、“BBしようよ”というもの。
最初は面倒で断っていたものの、2ヶ月無料でその後の値段も月々3千幾ばくだったので、迷いつつも申し込むことにしたのだった。
かねがね夢があった。もしブロードバンドできたならというもの。
そう、これで
1FD ルーターを作る動機付けが整ったのだった。
手元にはもともと古いノートPCがあったので、
1FDルーター作りにそれを当てる予定だった。機種はNECのPC-9821 Nr15というもの。1>
しかし、ここに
第一の関門があった。ダウンロードし、winで作成したフロッピーをこのNECのノートで読み込むことができないのだった。あせった。Win
機でネットを調べてみると、どこだかのページにNECのPC98シリーズではLinuxは出来ない、と書いてあった。なんてこったい。早くも挫折だった。この対処法としては、ヤフオクで中古のノートPCを仕入れることにした。うまく落札できたのは、富士通機の
FM-5133nu/yというもの。本来はwin95で作動しているものだったが、なにぶん中古なので、Biosしか起動していなかった。CPUはPen133ということらしい。しかし、そんな事は問題ない。値段はたしか送料込みで4,000円ぐらいだった。この間に月日は幾ばくか流れていったが不屈の富士通マシーンを手に入れて作業を再スタートさせた。
最寄の
Ipnutsがダウンロードできるページにアクセスし(ipnutsページへのリンク)、ファイルをダウンロード&フロッピーにそれを書き込むという作業をした。フロッピーに書き込むときに何度もエラーが表示されるのだが、そんな事はお構いなしに作業を続行していった。2>
後で気づいたのだが、ここに
第二の関門があった。Winで作成したIpnutsのフロッピーは時々(?)うまく書き込みができないようで、ノートPCにフロッピーを読み込ませるときにうまくいかないケースがあるようだ(いつまで経っても読み込ませる作業が終わらない)。その対処法は、もう一度winでフロッピーを作成しなおすにつきる。さて、ノート機で
Ipnutsを読み込んだあとは、モジュールの読み込みにかかる(モジュールはまた別のフロッピーディスクに書き込んでおくこと。Ipnutsを作動させるには合計3枚のフロッピーディスクが必要です)。結果的に自分が読み込んだモジュールは、pcmciaとeditor、libncursの三つだけだった(このモジュールというやつはIpnutsの付属品のようなもので、Ipnuts同様、任意でダウンロードしてくるものです。モジュールページへのリンク)。しかし、この結果がわかるまでは、ああでもないこうでもないと悪戦苦闘していた。なぜならノート機に使うNICによって読み込ませるモジュールは違ってくるからである。おいらは当初コレガのPCC―TXFと同じくコレガのPCC−TDというのを差し込んでいたのだが、どうもうまくいかないので、二枚ともPCC−TXFにしたら特にモジュールを読み込ませなくても認識されました。
結果的には使いませんでしたが、自分の場合はフロッピーにあるモジュールを読み込ませるためには
fd0u1680 と打たねばなりませんでした(コマンド操作で #mount /dev/fd0u1680 /mnt などとする、フロッピーを動かすコマンドです)。これがわかるまでには泣きそうなほどがんばりました。。。とあるウエーブサイトには
fd0 で作動するように書いてあったものですから。。。でもこれはお使いのノートによってそのへんの状況が変わってきます。それを調べる方法は、Linux(Ipnuts)をロードさせるときの画面を良く見ているにつきます。2枚目のフロッピーを差し込んだときに、最初のほうでフロッピーに関する記述が流れるのでそのときわかります。あなた様のノートのフロッピーのコマンド名は何でしょうか?無事に
IPnutsのロードが終わったら、IPnuts login:と表示されているはずです。これが出ないのは先にも書いたとおり、フロッピーの問題だったりしますので、ディスクを作成しなおしてトライアゲインしてください。
IPnuts login:
と出ましたらその後に root と入力してEnterキーを打ちます。これでログインできているはずです。そうしたら
ifconfigと入力し、(パスワードの設定はwebadminに繋げてからでもよいです)Enterキーを押してみましょう。すると、横文字がたくさん出てきます。見出しの部分に
eth0 と lo という2項目があればOKです。ノートに差し込まれたネットワークカード(NIC)のうち一枚は、確実に認識されている(しかし、まだ使える状態ではない)ということです。3>後は
IPnuts上でネットワークカード(NIC)を使える状態に持ってゆきます。話が長くなるのでここでは成功例を箇条書きで書き出しておきます(本当は、ここのところが大きな第三関門でしたが…)。(
当方においては、ここまで打ち終えたらノートのほうにネットワークカードが2枚差し込まれてますよ、というマークがインジケータ
(画面ではなく、キーボード付近によくある液晶)に表示されました。|
場合によってはNICのモジュールを読み込ませないといけない人もいるでしょう。そのような人は5番、6番の間にこの様なものが必要かもしれません。 しかしいかんせん、当方は Linuxについては無知な人間、正解かどうか詳しいことはわかりません。この辺のところ、誰か教えていただきたいものです。 |
Linux
初心者の当方が引っかかった、コマンド入力の落とし穴としましては、以下の様なものがあります。というものです。簡単なことですが、
Ipnuts,Linux初心者には陥りやすいわなではないでしょうか。Linux
に少し詳しい人ならばあれれ? と思うかもしれませんが、パスワードの設定に関しては、webadmin接続後でも十分だと思いましたので、ここでは省略しておきます。そして次は、当方の接続環境は
Yahoo!BBだったのでこのままではうまくDHCPが割り当てができない、とネットで調べてわかりました(参考ホームページ・リンク)。そこで、テキストエディタを使い
config内の記述を書き換えます。#ae /etc/dhcpc/config
と入力すると、何行か記述が出てきますので、その最終行にある
option="-B -D -t 10" というのを
option="-B -D"
に書き換えます。そして、
CTRL+Wdで保存し、CTRL+Cでaeを終了します。そして、Ipnutsの入っている2枚目のフロッピーに差し替えて、#save_lrp dhcpcd
として保存します。これでノートPC上での作業は終わりになります。
ここまできたらすぐにでもケーブルの接続に入りたいところですが、自分のようにYahoo!BBをお使いの方はもうひとつ調べ物があります。これを調べておくと後の作業がスムーズです。それはお使いになられているPCのドメイン名が、
yahoobb.netかbbtec.netのどちらであるか、ということです。調べる方法は、https://grc.com/x/ne.dll?bh0bkyd2というサイトにアクセスし、たどり着いた画面にお使いのコンピュータに関する名前というか、記述が出てきますのでそれを控えておきます。これはご使用になられているPCの接続環境、IPアドレスから作られているようです。
次には本体のPC(LAN側)の
IPアドレス設定をします。ノートPC(IPnuts)のIPアドレスは192.168.0.1というふうに自動的に決まっていますので、本体のPCのIPアドレスをそれ以外で振ってやります。ウィンドウズのスタートより、コントロールパネルを開け、ネットワークの接続をダブルクリックします。そして、LANまたは高速インターネットのローカルエリア接続のアイコンを右クリックし、プロパティーを開きます。
“全般”のタブの中にあるインターネットプロトコル(
TCP/IP)を選択し、プロパティーを開きます。そして、“次のIPアドレスを使う”“次のDNSサーバーのアドレスを自動的に取得する”にそれぞれチェックを入れ、入力してやります。具体的設定値は以下のとおり。IPアドレス :
192.168.0.xxx(xxx=2〜254)の数字(192.168.0.2)。サブネットマスク:
255.255.255.0デフォルトゲートウェイ:
192.168.0.1DNSサーバー :
192.168.0.14>
さて、ここまできたらいよいよノートPC(
Ipnuts)と本体のPCやブロードバンドモデムとのケーブルの接続に入ります。しかし、ここに意外な第四の関門が待ち構えていました。ケーブルのつなぎ方には大きく分けると2つあります。間にHUBをかませるか、それとも直接PCどうしを接続するかというものです。間にハブをかませる場合は何ら問題はありませんが、直接PCどうしをつなげる場合はケーブルはクロスケーブルを使わねばなりません。この事実が分かるまでには当方、少し時間が掛かりました。
何せ、
pingを打てども、いつも“100% loss”と表示されるんですもん。何がおかしいのか、ネットで調べても容易に分からず、図書館に行ってネットワークに関する本を読みあさったら、その一冊に“直接2台のPCどうしを接続するには、クロスケーブルを使わねばなりません”と記述されていました。素人判断といたしましては、パソコンのLANケーブルなど、どれも同じに見え間すもんねぇ。この“接続にはクロスケーブルを使う”、ということが分かるまでに、またしても数週間の月日が流れたのでした。
ケーブルを接続したならば、次には、
pingを打ってみましょう。ノートPCIPnuts機からピンを打つのはこのとおり。#ping 192.168.0.2
ping
を止めるには、Ctrl+Cで終了できます。“100% loss”などと出てこなければOKです。ちなみに当方のノートPCでは2枚のLANカードの上側が
eth0(win機側=IN側)、eth1(ADSLモデム側=OUT側)となっています。|
そのほか使ったコマンド ifconfig -a: ipconfig /all: |
以上でノート側の設定は終了となります。
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第二部
webadmin接続編ようやく
IPnutsの設定に突入となります。LAN側のPC(
win機)でInternet Explorer(IE)を起動させアドレスバーのところに以下のように入力します。 HTTP://192.168.0.1すると、接続のためのダイアログボックスが出てきますので、以下のように入力します
(初期状態ではパスワードは“free”)。ユーザー名:
webadmin5>パスワード:
freeOKボタンを押せば
IPnutsの設定画面に接続されます。しかし、ここに小さな第五関門があったのを知っています。WebでIPnutsのことを調べると、ユーザー名の“webadmin”というやつが、なぜか“webmin”とか“webAdmin”“WebAdmin”などと書かれている記述があります。ただしく、“webadmin”と打ち込まねば設定画面には進めません。さて、
winからIPnutsに接続できたらさっそくパスワードの変更をしておきましょう。画面左側の上のほうに“パスワードの変更”がありますのでそれをクリックして各人好きなパスワードを入れ込みます。で、これを保存しておかなければなりません。保存のときは
IPnutsの2枚目のディスクを入れておいてから画面左側の“設定保存”をクリックし、作業を行います。最終的には保存の内容がフロッピーディスクに書き込まれるということになるのです。6>だんだんと佳境に入ってきました。これからいよいよ接続に関する設定なのですが、これが実に厄介でした。
第六関門だったといってもよいでしょう。なぜならネットで調べても具体的な設定例はあまり見当たらなかったからです(バージョン
3.3の“mosquito”に関する設定例は結構よく目にすることが出来るのですがIPnutsに関する具体的ページはあまり無いのです。書店で本を探しても、まず目にできません)。具体的にいじる所は
IPnuts接続画面左側の大見出し、“ネットワーク”と“バックアップ”です。なお、設定の時に当方が参考にしたページはこちらです。 http://www.knonline.net/html/ipnuts.shtml具体的設定例
:デバイス “PPPoE”は一切記入不要:
基本設定:
詳細設定-代理Arp-ホスト登録-IPアドレス追加は一切記入不要:パケット制御
-フォワードフィルタ(画面1)、(画面2)-受信フィルタ-送信フィルタ--ポリシールーティング-不正パケットフィルタ-ポリシーとオプション
:アドレス変換
-送信元アドレス変換(SNAT)-送信先アドレス変換(DNAT):
DHCPサーバ-サービス-DHCPサーバ-DHCPスコープ-固定アドレス--DHCPリース一覧
:
DNSマスカレード
ページの最初にも書きましたが、当方は
IPnutsとかLinuxに全然詳しくありません。よって、設定は各自の自己責任でお願いいたします。また、これらの設定に詳しい人はここは違うんだよ、などと教えて頂ければありがたいです。さて、
Ipnutsの上記までの設定がすんだならば、もう当方の役目は終わったようなものです。ただ、いま一度確認してみましょう。左側メニューの
DHCPサーバーをクリックし、その中の“DHCPサーバー”を見てみましょう。その画面の“有効/無効”のチェックボックスにチェックが入ってますか(有効)? 入っていればOKです。そして、同じく左側の“DHCPサーバー”の“サービス”をクリックしてみましょう。状態は“OK”ですか? まあOKでもその下の再起動ボタンを押してみても良いでしょう。何ら問題はありません。次には左側メニューの“
DNSマスカレード”をクリックします。そこの“有効/無効”のチェックボックスにチェックが入っていますか(有効)? 入っていればよいです。そしてDNSマスカレードの状態はOKとなっていますか? OKならば問題ありませんが、ここでもその下の再起動ボタンをもう一度押してみても良いでしょう。以上でwebadminでの作業は終了になります。IEを閉じて良いです。
後はLAN接続するのみです。しかし、まれにインターネットにつながらない事があります。その時は“ローカルエリア接続”の“
(TCP/IP)”を開き、IPアドレス、DNSサーバーのアドレス、共に自動で取得するにチェックを入れ直すとうまく接続できる事があります。この辺の詳しいことは分かりませんので、うまくつながらないときは、いろいろと実験が必要になってくると思います。
以上、長らくお付き合いありがとうございました。うまく接続できることをお祈りします。
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役に立ったリンク集
(順不同)
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疑問点
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編集後記
1FDルーターを作成しようと思いたってから完成し接続に至るまで、実に長大な時間が流れて行きました。しかし、気長に取り組めば項を成すものです。まだ作成したことのない人はぜひ作ってみると良いです。これでまたPCを少しながら理解できた!! と思うことができるのではないでしょうか。このページが何らかのお役に立てればうれしい限りです。
(
2005/10/28-金曜)
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