We Want MILES!

ようこそ、 Milesの部屋へ!

ここは、JAZZ界(?)最高の
ミュージシャン/アーティストである
マイルス・デイビスのページです。
僕のMiles体験話
Miles紹介をしていきます。


tutututu



マイルス・デューイ・デイビスIII世



(1926.5.26〜1991.9.28)



彼が見つめているものは!





僕がMilesのレコードに初めて接した日 他
1983.某日

 『イン・ア・サイレント・ウェイ』−これが僕のはじめて買ったMilesのアルバムでした。大学1年のときでしたね。これをまず手にとったのは、ジャズ・ミュージシャンたちを紹介しているとある本で評判が高かったからです。きっかけは、普通このように雑誌の紹介や知人からの情報などによることが多いでしょう。しかし、この何気ない記事が今後の僕の音楽嗜好に多大な影響を及ぼすきっかけになろうとは…。出会いというものは不思議なものです。

 しかし、僕がこのアルバムを聴いて、すぐにMilesの音楽を理解できたわけではありません。何せ、これまではクラシック音楽中心だった僕にとって、例えば「In A Silent Way 〜 It's About That Time」で最後に冒頭と全く同じ演奏が流れること自体に大きな抵抗がありました。また、同じく「It's About That Time」での各ソロの最後の方に出てくるリフは、何でこんなのが出てくるの!?って感じで、僕の理解を超えていました。しかし、それにも関わらず僕は根気強くこのアルバムを聴きつづけました。何故でしょう?次に買ったアルバム『ビッチェズ・ブリュー』は、より難解でした。タイトル曲でのMilesのトランペットにつくエコーにも抵抗はありました。この辺りも、人工的な効果にまだ抵抗を覚えるクラシック音楽人間から脱却しきれていなかった故でしょう(余談ですが、ウェザー・リポートの創り出す電化サウンドにも、最初は生理的な抵抗を覚えました。しかし、彼らの音楽が紙芝居のようなものであると理解してからは好きになりました。)。とにかく、それでも聴きつづけました。何故でしょう?やはり、そこには僕を惹きつける何かがあったのです。何に惹きつけられたのかはよくわかりません。しかし、難解だけど何かありそうだと、一種の謎解きをしている間にはまってしまったのかもしれません。まあ、それもMilesの音楽は高次元のムードが香り、多彩なニュアンスをたたえているからに他なりませんが。そうして、3枚目のアルバム『オン・ザ・コーナー』を購入したときには、出だしのリズムを聴いた瞬間にこれはいい!と感じるまでになっていました。僕はもう完全なMiles信者になっていたのです。

 『セレクト・ライヴ・アンダー・ザ・スカイ』−このジャズ・フェスティヴァルで僕は生Milesをついに体験しました。当時山形県に住んでいた僕は1987年と1988年の仙台公演を聴きに行ったのですが、しかしこれが唯一の機会となってしまいました。

 さて、初めて生で見るMiles!僕は紙でできた簡易双眼鏡でMilesをずっと追い続けました。でも、当時から目が悪くなっていて、それでもよく見えたとは言い難かったけれど。しかし、Milesの発する一音一音やMilesバンドの充実したサウンドは今でもよく覚えています。特に、1987年の「Human Nature」でのMilesのあのひと吹きは鮮烈な印象を残しました。あのひと吹きとは?−正直言って1987年公演のMilesの調子はあまり良くなかったように感じました。直前の東京公演がFMラジオで放送されましたが、そこに聴くMilesのトランペットは充実した吹奏振りだったのですが…。PAのせいかもしれません。しかし、あの瞬間はすごかった!「Human Nature」の後半は例の如くケニー・ギャレットのサックスが盛り上げていました。そして、曲が大団円を迎えようとしているときに吹いたMilesの気力を振り絞った上行スケール!このひと吹きで観客もバンドもぴっと電気が走ったように引き締まり、我々の眼前には重厚で圧倒的なサウンドが出現したのでした。このあまりにも衝撃的なひと吹き!これに生で接することができただけで感謝しなければならないのかもしれません。でも、欲を言えば、「Time After Time」を生で聴きたかったなぁ。ラジオで聴く1987年の東京公演での同曲の演奏での、ミュートからオープンに切り替えたときのあの涙腺からぽろりものの第一声!しかし、今となってはかなわないことです。

 Milesが亡くなって10年が経ちました。あの仙台公演の舞台であった泉パークタウンスポーツガーデンの特設ステージがあった場所は、今はもう野球場になってしまっています。時の流れを感じますが、しかしMilesの音楽は今でも生きています。CDなどで聴くMiles、僕の心の中で鳴り響くMiles、皆に語り継がれるMiles、いずれもフレッシュなMilesです。しかし、彼自身はやっぱり死にたくなかったんだろうな。

いずみちゃん
2001/10/31

 …と、上記文章は、「僕のMiles体験話」として以前作成したものをそのまま載せました。したがって、下記内容と重複している部分もありますが、ご勘弁のほどを。

これらのアルバムの紹介です!
アルバム名曲目メンバーなど
「イン・ア・サイレント・ウェイ」Shhh/Peaceful
In A Silent Way/It's About That Time
Miles Davis(tp)Wayne Shorter(ss)Chick Corea,Herbie Hancock(p)Joe Zawinul(org)John McLaughlin(g)Dave Holland(b)Tony Williams(ds)1969.2.18
「ビッチェズ・ブリュー」Pharoah's Dance
Bitches Brew
Spanish Key
John McLaughlin
Miles Runs The Voodoo Down
Sanctuary
Miles Davis(tp)Wayne Shorter(ss)Bennie Maupin(b-cl)Chick Corea,Joe Zawinul,Larry Young(p)John McLaughlin(g)Dave Holland,Harvey Brooks(b)Jack DeJohnette,Lenny White(ds)Jim Riley,Don Alias(per)1969.8.19-21
「オン・ザ・コーナー」On The Corner/New York Girl/Thinkin'One Thing And Doin' Another/Vote For Miles
Black Satin
One And One
Helen Butte/Mr.Freedom X
Miles Davis(tp)Dave Liebman,Carlos Garnett(ss,ts)Bennie Maupin(b-cl)Herbie Hancock,Chick Corea,Harold Williams(p)John McLaughlin(g)Colin Walcott(sitar)Michael Henderson(b)Jack DeJohnette,Billy Hart(ds)Don Alias,Mtume(per)Badal Roy(tabla)1972.6.1/6.6

(2001.12.30)


僕が動いているMilesを初めて見た日
1987.某日

 僕が、映像として動くMilesを見たのは『マイルス・デイビス・ライブ'85』というLD(レーザーディスク)が初めてでした。このLDは、1985.6.28のカナダのモントリオール・ジャズ・フェスティバルから収録されたものですが、僕はLDプレイヤーをこのディスクを見たくて購入したのです。最初は、接続の仕方が悪かったのでしょう、音声は聞こえるものの画面が映らず、動揺したことも懐かしい思い出です。

 さて、このLDですが、とても良いです。僕はこれ以降、海賊版の映像も含め多くの動くMilesを見てきましたが、録画状態も含めたMilesの映像としては、ギル・エバンス・オーケストラと共演したものと双璧でしょう。バンド全体がハイ・テンションで、Milesもきれているし(また、楽しそうなんだなぁ〜!)、さらにジョンスコ(guitar)が良い!僕は、ギターの良さをあまり感じたことのない人間ですが、ここでのジョンスコは人間技を越えています。まさに、Milesの人間味あふれる多彩な(一つであるとも言えますがね。)パフォーマンスと並ぶ、一つのハイライトをつくりあげているプレイです。この演奏、80年代Milesを軽視している人に是非聴いてもらいたいです。

 また、某中山氏は、映像は一回見たら飽きるとおっしゃっておりますが、僕はこの映像を何回見ても飽きることはありません。Milesのサングラスの奥に感じる眼光、メンバーへの指示の与え方、ソーントン(percussion)のプレイに対する乾杯のポーズ、観客に対しての優しいシィ〜のポーズ……う〜ん、書き出せばきりがない!とにかく、この映像は必見です。DVDでも出ています。見たことのない人は、急げ!ショップへ。

このLDのメンバーと曲目などなどです!
メンバー曲目日時など
マイルス・デイビス(tp)One Phone Callモントリオール・ジャズ・フェスティバル 1985.6.28
ボブ・バーグ(ss,ts)Human Nature
ロバート・アービング(Key)Somethings On Your Mind
ジョン・スコフィールド(g)Time After Time
ダリル・ジョーンズ(b)Code M.D.
ビンス・ウイルバーン(ds)Jean Pierre
スティーブ・ソーントン(per)

(2000.2.1)


僕のMiles体験 〜第2回〜
1988.8.2

 僕のMiles生体験は二度あります。いずれも、今はなき「Select Live Under The Sky」の仙台公演でした。

 2回目の出会いは、1988.8.2の公演でした。この日の公演では、一番手は「スペシャル・カルテット」でしたが、パット・メセニー(g)やアーニー・ワッツ(ts)などの哀愁を帯びながらも暖かく・熱いブローも良かったです(これがまた、夏の夕暮れにマッチしていたんだなぁ。)。でも、メインはやはりマイルスです。マイルスに会いたくて、この会場にやってきたのです。しかし、これが最後の出会いになろうとは……。

 さて、一年振りのマイルスは出だしから好調でした。しかし、不思議なものです。前年のような強烈な印象に残ったひと吹きには出会えませんでした。全体的には、明らかに昨年より良かったのにね。また、この公演で一番印象に残っているのは、『Wrinkle』の一番最後の部分です。曲の終盤で、曲が一度終わると見せかけてもう一度繰り返されました(こうなることは、先の東京公演がラジオで放送されたのを聴いていたので、予習済みでしたが。)。まさに会場はダンス・タイムって感じになり、ノリノリでした。そして、今度は本当に曲が終わるのですが、その際、何とあるプレイヤーは曲を終えたのに別のプレイヤーは曲を続けているという感じで、終結がずれてしまったのです。これって、演出ではないと思うのですが……?あと、余談ながら、曲が『New Blues』に移ったとき、観客の「穴なんか見たかねえぞ!」という野次が飛んだ瞬間に、マイルスが正面を向いて吹き出したのには笑ってしまいました。マイルスって日本語が理解できるの(わけない!)?

 ところで、この日の演奏、聴いてみたくはないですか?

当日のメンバーと曲目などなどです!
メンバー曲目日時・会場
マイルス・デイビス(tp)In A Silent Way / Intruder泉パークタウンスポーツガーデン特設ステージ 1988.8.2
ケニー・ギャレット(as,fl)New Blues
アダム・ホルツマン(Key)Perfect Way
ロバート・アービング(Key)The Senate / Me And You
ジョセフ・マクレアリー(lead-b)Human Nature
ベニー・リートベルト(b)Wrinkle
リッキー・ウェルマン(ds)Tutu
マリリン・マズール(per)

(1999.11.6)


僕のMiles体験 〜第1回〜
1987.7.28

 僕のMiles生体験は二度あります。いずれも、今はなき「Select Live Under The Sky」の仙台公演でした。

 第1回目は、1987.7.28の公演でした。はじめて見るMilesから目を離したくない一心からか、紙でできた簡易双眼鏡でずっとMilesを追っていた記憶が、会場のまわりの虫の鳴き声とともによみがえってきます。

 さて、肝心の演奏ですが、この日のMilesは調子がそれほど良くなかったのか、それともPAのせいなのか、よくわからないのですが、トランペットの音が前に出てこなくて、この点で少しものたりなさを感じました。ラジオで放送された1987.7.25の東京公演のアンコール曲「Time After Time」でのMilesの哀愁のプレイ(特に、曲の後半で、ミュートからオープンに変わったとき発した、あの最初のワン・ノート!)と同様なものを期待していたのですが……。しかし、一瞬ですが、生涯忘れることのできない貴重な感動体験もしました。それは、「Human Nature」の演奏のときでした。曲の後半、ケニー・ギャレットのサックスが例のごとく盛り上げていました。そして、曲の最終盤で最大の盛り上がりを向かえようとしていたとき吹いた、Milesのたった一つの上行スケール!これによって、我々もバンド全体もぴっとタイトになり、圧倒的な分厚いサウンドが我々の目の前に出現したのでした。う〜ん、書きながら感動してしまいます。とにかく、このMilesのひと吹きの存在感!これこそが、Milesが僕に残してくれた最大の贈り物です。

 ところで、この日の演奏、聴いてみたくはないですか?

当日のメンバーと曲目などなどです!
メンバー曲目日時・会場
マイルス・デイビス(tp)One Phone Call/Street Scenes/Speak泉パークタウンスポーツガーデン特設ステージ 1987.7.28
ケニー・ギャレット(as,fl)Perfect Way
アダム・ホルツマン(Key)Human Nature
ロバート・アービング(Key)Wrinkle
ジョセフ・マクレアリー(lead-b)Tutu
ダリル・ジョーンズ(b)Carnival Time
リッキー・ウェルマン(ds)
ミノ・シネル(per)

(1999.10.13)


Milesの紹介 〜第4回〜
クイズ、Miles Davis!

 あなたは、Milesのことをどれだけ知っていますか?さあ、この10問にトライしてみましょう。




(2002.2.1)


Milesの紹介 〜第3回〜
Milesの(ちょっと気になった)アルバム編

 今度は、Milesのちょいと気になったアルバムを、それ全体で紹介したいと思います。さて、何から始めましょうか!?

「Miles 2 Nowhere」/Prince[Thunderball]&「Miles From The Park」/Prince[Sabotage]
アルバム曲目メンバー
mp
(1987.12.31)
Sheila DrumMiles Davis(tp)
Boni Boyer(vo)
Miles Davis InstrumentalSheila E(ds,per)
Dr. Fink(key)
Chain Of FoolsMiko Weaver(g)
Levi Seacer Jr.(b)
Movie StarEric Leeds(ts)
Miles Is Not DeadAtlanta Bliss(tp)
Cat(vo,dance)
Prince(whatever)
-お話-
 これらは、いずれも1987/12/31にペイズリー・パークで行われた大晦日ライブからのブートCDで、当然同じ演奏が収録されています。もちろん、Prince主演のライブで、Milesは『Miles Davis Instrumental』で4分程度出演しているだけです。
 さて、上記2タイトルの違いですが、「Miles 2 Nowhere」にはこのステージの全貌(かな?)がボーナス・トラック2曲とともにCD2枚組で収録されています。一方、「Miles From The Park」には冒頭の『Sheila Drum』がカットされてはいますが、CD1枚にまとめられています(もちろん、ボーナス・トラックはなしです。)。でも、「Miles From The Park」にはもう1枚CD-ROMが付いています。実は、これがポイントなのです。このCD-ROMでは(オーディオCDではカットされた『Sheila Drum』も含めて)このステージの全貌をビデオで見ることができるのです。Princeのステージはショー的な要素も強いので、やはり画像があった方が何倍も楽しめます。いや、何よりMilesとPrinceが一緒に共演している映像が見られるだけでもう…(感涙!)。なお、クイック・タイムを使用して見ますが、ビデオCDレベルよりも落ちますが、そんなに悪いものではないです。
 ところで、「Miles 2 Nowhere」に収録のボーナス・トラックですが、Milesのライブと明記された『Movie Star』はジャケット表記のデータは誤りで、「In Concert '88 Part2」[Jazz Concert]収録の同曲と同じ演奏、つまり88/2/16のライブからのものと思われます。そして、『Miles Is Not Dead』はMilesの死の直後(1991/9/30。なお、Milesは1991/9/28に亡くなっています。)に収録したPrinceのインストものですが…。で、結論!この2タイトルでは、ビデオ付属というアドバンテージで断然「Miles From The Park」の買いです。
 なお、肝心の演奏ですが、例えば『Miles Davis Instrumental』は際立って優れた演奏というわけではありません。しかし、Prince&Lovesexy Bandが奏でるフレーズなどには80年代Miles Bandと共通する点が結構あり、当時のMilesとPrinceとの音楽的交流を実感できます。また、余談ながら、『Chain Of Fools』でのEric LeedsのSaxソロは、『(アガルタへの)プレリュード』のテーマを奏でているシーンがあり、ちょっと笑えます。
 なお、曲名表記は「Miles 2 Nowhere」にしたがっています。

(2001.5.13)

「Sing In Singen」[Regency]
アルバム曲目メンバー
sing01
(1990.7.14)
Star People(New Blues)Miles Davis(tp,key)
HannibalKenny Garrett(as,fl)
The Senate〜Me And YouKei Akagi(key)
JilliFoley(lead-b,vo)
Human NatureRichard Patterson(b)
In The NightRicky Wellman(ds)
WrinkleErin Davis(per)
Tutu
-お話-
 昨日、仕事帰りに渋谷の某M店で、昨年末予約しておいた「Sing In Singen」[Regency]を購入しました(CD-Rだけどね。なお、同時に、発売されたての「Unknown Sessions Vol.2 : 1974-1976」[Kind Of Blue]も購入!コメントは後日。)
 ところで、これはドイツのSingen(ってどこだ!?おっ、ジャケットに矢印でしめされている!)でのライブからのブートレグです。でも、これ、音いいネ。肝心の演奏もいいし、これは買いか!?ライブでは今のところ唯一の『In The Night』も収録されているしね(でも、Cameoとのオリジナル・バージョンを超えているとは思えませんが。でもでも、Foleyのボーカルが楽しそう。)。しかし、充実したライブです。Milesもかなり元気ですが、サイドメンの充実が特に素晴らしいです。各ナンバーでフィーチャーされるそれぞれのソロでは皆かなり暴れていて、バックでも皆を煽りまくり、とても壮快です。そうです、Miles一人が突出することなく、バンド全体でハイ・レベルな点がすごいのです。Kenny Garrettはじめ各メンバーの成長振りに、思わず感慨深げな僕なのです。とにかく、このパフォーマンス、1990年のベストと断言して差し支えないでしょう(“ベスト演奏”も書き換えか!)。
 と書きましたが、このディスク、ピッチが半音くらい高いようなのです。ピッチが高くなると緊張感も高まります。ですから、上記の感想はピッチによるものかな!?とも思ってしまいます。今度、ピッチを半音くらい下げて(つまり、元に戻して)聴いてみようかな。

(2001.1.29)

-追記-
 .wav化してSonic Foundryの「ACID」というソフトで半音下げて聴いてみました(それとともに、テープの回転数が下がったときと同様に、テンポもゆっくりになるようにしたわけですが。)。やはり、異様なテンション感は少し薄らいだかな。でも、Jan Lohnmann著の『ディスコグラフィー』に載っている演奏時間を見ると、このCD(-R)はテープの回転数を上げて収録していることは明白だし(半音下げると、Jan Lohnmann著の『ディスコグラフィー』のデータと時間が一致するのです。)、それでも良い演奏にかわりはないので、こうして聴くことをお勧めします。

(2001.2.13)



Milesの紹介 〜第2回〜
Milesのベスト演奏を聴け!編

 これから、年ごとにMilesのベスト演奏を、トラック単位中心で紹介していきます。Milesが死んだ1991年からさかのぼって、少しずつUPしていきたいと思っています。オフィシャル物中心の“表名演”編とブートレグ物や穴場的名演などといった“裏名演”編と2種類用意しました。とにかく、少しでも関心を持ったならば、ぜひ一聴を!

これが、Milesの年別ベスト演奏だ!“表名演”編
曲名アルバム名演奏データコメント更新日
1945年Bring It On Home(#2)First Miles〜Savoy Years Complete Edition [Savoy]Miles(tp) Herbie Fields(ts) Teddy Brannon(p) Leonard Gaskin(b) Eddie Nicholson(ds) Rubberlegs Williams(vo) 1945.4.24Milesの初レコーディングからです。Milesにもこんな時代があったんだと、思わず微笑ましくなります。2000.12.18
1946年Night In Tunisia(#5)Charlie Parker On Dial Completed / Charlie Parker [Dial]Miles(tp) Charlie Parker(as) Lucky Thompson(ts) Dodo Marmarosa(p) Arvin Garrison(g) Vic McMillan(b) Roy Porter(ds) 1946.3.28もちろんMilesのリーダー作ではありませんが、曲は好きだし、Charlie Parker(as)はもちろんのこと、Milesも健闘しているのではないでしょうか。2000.12.18
1947年Milestones(#3)First Miles〜Savoy Years Complete Edition [Savoy]Miles(tp) Charlie Parker(ts) John Lewis(p) Nelson Boyd(b) Max Roach(ds) 1947.8.14Milesの初リーダー・セッションでの吹き込みからです。事前準備をしっかりやって臨んだレコーディングであったことが伺われる演奏です。なお、#2がマスター・テイクですが、破綻を来していてもより意欲的にやろうとしている#3を。2000.12.16
1948年Sil Vous PlaitThe Complete Birth Of The Cool [Capitol]Miles(tp) Mike Zwerin(tb) Junior Collins(flh) Bill Barber(tu) Lee Konitz(as) Gerry Mulligan(bs) John Lewis(p) Al McKibbon(b) Max Roach(ds) 1948.9.4これはスタジオ収録に先立つライブからのものです(とはいっても、このナンバーはスタジオ収録されませんでしたが。)。Milesのプレイ自体は、自分の個性を垣間見させながらも、まだ未熟ですが、進化の真っ最中!って感じです。2000.12.15
1949年OrnithologyIn Paris Festival International De Jazz [Columbia]Miles(tp) James Moody(ts) Tadd Dameron(p) Barney Spieler(b) Kenny Clarke(ds) 1949.5.9/5.12/5.14/5.15Milesは飛ばしています。1949年が最初のピークであったことを感じさせる熱気溢れる演奏です。2000.12.13
1950年RockerBirth Of The Cool [Capitol]Miles(tp) J.J.Johnson(tb) Gunther Schuller(flh) Bill Barber(tu) Lee Konitz(as) Gerry Mulligan(bs,arr) John Lewis(p) Al McKibbon(b) Max Roach(ds) 1950.3.13まず、はっきり言いますが、1949年のセッションからのナンバーの方が良いです。これは覇気の問題です。また、『Moon Dreams』(arr-Gil Evans)の方がアレンジは良いと思います。これはソフトなサウンド創出故です。しかし、1950年のセッションから一番覇気の感じられるナンバーを。なお、「Birth Of The Cool」のベスト・トラックは『Boplicity』(arr-Gil Evans/1949.4.22)か。これはアレンジ、演奏の総合評価故にです。2000.12.13
1951年DigDig [Prestige]Miles(tp) Jackie McLean(as) Sonny Rollins(ts) Walter Bishop Jr.(p) Tommy Potter(b) Art Blakey(ds) 1951.10.5『My Old Flame』のバラード演奏も好きですが、今回は快調に飛ばす『Dig』を。2000.12.12
1952年Dear Old StockholmMiles Davis Vol.1 [Blue Note]Miles(tp) J.J.Johnson(tb) Jackie McLean(as) Gil Coggins(p) Oscar Pettiford(b) Kenny Clarke(ds) 1952.5.9Minor調の哀愁がいい雰囲気。そして、Major調になり希望を感じさせるフレーズもまたGood!2000.12.12
1953年SmoothBlue Haze [Prestige]Miles(tp) Charles Mingus(p) Percy Heath(b) Max Roach(ds) 1953.5.19こういうスロー・ナンバーでのMilesはいつも良い味を出します。なお、Charles Mingus(p)です!2000.12.8
1954年The Man I Love (take2)Miles Davis & The Modern Jazz Giants [Prestige]Miles(tp) Milt Jackson(vib) Thelonious Monk(p) Percy Heath(b) Kenny Clarke(ds) 1954.12.24有名なクリスマス・イブ・セッション(ケンカ・セッション?)からです。特にMilesとMilt Jacksonは美しく、締まったプレイを繰り広げています(しかし、Thelonious Monkは…。)。2000.12.7
1955年There Is No Greater LoveMiles [Prestige]Miles(tp) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) 1955.11.16Milesはしっかりとミュートで歌いこんでいます。2000.12.7
1956年It Never Entered My MindWorkin' [Prestige]Miles(tp) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) 1956.5.11俗に言うマラソン・セッションからです。Red Garlandのカクテル・ピアノ(笑)が慎ましい花を添える、心の温まるナンバーとなっています。2000.12.5
1957年GeneriqueAscenseur Pour L'echafaud [Fontana]Miles(tp) Barney Wilen(ts) Rene Urtreger(p) Pierre Michelot(b) Kenny Clarke(ds) 1957.12.4〜12.5Malle監督の傑作映画「死刑台のエレベーター」のサウンドトラックからです。Milesとしても初のサウンドトラックですが、この気だるくも品位あるムードがいいです。なお、この数日後の1957.12.8に行われたライブ(「Complete Amsterdam Concert」[Celluloid]というブートレグに収録。)の『What's New』では、どうもこの「死刑台のエレベーター」とイメージがダブるんですよね。2000.12.5
1958年On Green Dolphin Street1958 Miles [Columbia]Miles(tp) Cannonball Adderley(as) John Coltrane(ts) Bill Evans(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) 1958.5.261958年は本当に名演ぞろいで困ります。今回は気持ち良く、極上のモダン・ジャズに浸れるこのナンバーから。2000.12.4
1959年Flamenco SketchesKind Of Blue [Columbia]Miles(tp) Cannonball Adderley(as) John Coltrane(ts) Bill Evans(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) 1959.4.22このアルバムはアコースティック・マイルス最高のアートでしょう。それだけに、どの曲で代表させるのか、難しいところです。今回は、Bill Evans(p)のソロ後に出てくるMilesの繊細なハイ・トーン一発で『Flamenco Sketches』に決めました。しかし、暗い大地に立ちながらも、小さくも芯のある炎が内から自分を照らし、僕は前方を見据える!そんな気持ちにさせてくれるこのナンバー、アートとしか言い様がありません。2000.12.3
1960年SoleaSketches Of Spain [Columbia]Miles(tp) Gil Evans(arr,cond) 他 1960.3.10これは感動的なナンバーです。Milesが出しているのは楽器の音か?いや、魂の愁いをたたえた熱い叫びそのものです。2000.12.3
1961年Someday My Prince Will ComeSomeday My Prince Will Come [Columbia]Miles(tp) Hank Mobley(ts) John Coltrane(ts) Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) 1961.3.20キュートな曲、演奏となっています。2000.12.3
1962年Song #1Quiet Nights [Columbia]Miles(tp) Gil Evans(arr,cond) 他 1962.8.13Gilの凝ったサウンドを聴くことができます。2000.12.3
1963年MilestonesMiles Davis In Europe [Columbia]Miles(tp) George Coleman(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1963.7.27「Seven Steps To Heaven」[Columbia]からの『Joshua』なども好きなナンバーですが、当時のニュー・リズム・セクションなどによるフレッシュなライブから。2000.12.3
1964年Stella By StarlightMy Funny Valentine [Columbia]Miles(tp) George Coleman(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1964.2.12物憂げなムードのタイトル・ナンバーでも良かったのですが、ここはスイートなDのハイ・ノート連発の『Stella By Starlight』を。しかし、この時期、Milesは(技術的に)トランペッターとしてのピークを思わせる吹きっぷりです。2000.12.1
1965年E.S.PE.S.P [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1965.1.20フレッシュ・マイルスです。こんにちは!って感じです。2000.12.1
1966年Freedom Jazz DanceMiles Smiles [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) Gil Evans(arr) 1966.10.24新しい雰囲気を感じるかっこいいナンバーです。そうした空気感でこれに決まり!2000.11.30
1967年NefertitiNefertiti [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1967.6.7ホーン・セクションは全くアドリブをとらないナンバーです。曲名通りの高貴で神秘的なフレイヴァーあふれるメロディーが印象的です。2000.11.30
1968年Frelon Brun(Brown Hornet)Fills De Kilimanjaro [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Chick Corea(p) Dave Holland(b) Tony Williams(ds) 1968.9.24『Petits Machins(Little Stuff)』のムード、コンビネーションも捨てがたいですが、ここは新しい風が吹く『Frelon Brun(Brown Hornet)』を。2000.11.29
1969年Spanish KeyBitches Brew [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ss) Bennie Maupin(bcl) John McLaughlin(g) Chick Corea(p) Joe Zawinul(p) Larry Young(p) Dave Holland(b) Harvey Brooks(b) Jack DeJohnette(ds) Lenny White(ds) Don Alias(congas) Jim Riley(shaker) 1969.8.21Milesのおそらくは最高作である「Bitches Brew」からです。Matiによるジャケットとマッチした、演奏から立ちこめてくる黒い香り!最高のアートです。しかし、どのトラックで代表させようか?かっこよさでこれかな。しかし、このアルバムだけは生の垂れ流しセッションを聴いてみたい!その点、「The Complete Bitches Brew Sessions」[Columbia]はいったい何だったのでしょう?全然Bitches Brew Sessionsじゃない!また、エコーが無くなったり、そのタイミングが少しずれているところもあるしね(『Pharaoh's Dance』の8分30秒あたりから。)。2000.11.27
1970年Friday MilesMiles Davis At Fillmore [Columbia]Miles(tp) Steve Grossman(ss) Chick Corea(p) Keith Jarrett(org) Dave Holland(b) Jack DeJohnette(ds) Airto Moreira(per) 1970.6.19特に『It's About That Time』でのMilesのオープン・ソロ、Jack DeJohnetteらのプッシュぶりは超最高!でも、他もタイトで充実したところばかり(本当にそうなのです。)の満点のライブです。2000.11.27
1972年On The Corner〜New York Gril〜Thinkin' One Thing And Doin' Another〜Vote For MilesOn The Corner [Columbia]Miles(tp,org) Dave Liebman(ss) Chick Corea(key) Herbie Hancock(synth,p) Harold Williams(org,synth) John McLaughlin(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Jack DeJohnette(ds) Billy Hart(ds) Colin Walcott(sitar) Badal Roy(tabla) 1972.6.1「In A Silent Way」、「Bitches Brew」に続いて聴いた、おそらくMiles3枚目のアルバムからです。先の2作はMiles初心者にはちょっと難解でしたが(でも、「Bitches Brew」はMilesの最高作で、「In A Silent Way」もそれに匹敵するアートだと思います。)、これはLPから音が飛び出してきた瞬間から気に入りました。軽快でヒップなリズム・サウンドがGood!2000.11.25
1973年Calypso FrelimoGet Up With It [Columbia]Miles(tp,p,org) Dave Liebman(fl) John Stubblefield(ss) Pete Cosey(g) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1973.9.17タイトル通り南国の香りは感じられますが、リズムの洪水に圧倒されてしまいます。2000.11.24
1974年He Loved Him MadlyGet Up With It [Columbia]Miles(tp,org) Dave Liebman(fl) Dominique Gaumont(g) Pete Cosey(g) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1974.6.19or6.201974.5.24に亡くなったDuke Ellingtonに捧げたナンバーです。なんて哀しいMilesのワー・ワー・によるtpソロなんでしょう!2000.11.23
1975年Prelude〜MaiyshaAgharta [Columbia]Miles(tp,org) Sonny Fortune(ss,as,fl) Pete Cosey(g,synth) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1975.2.1「Agharta」と「Pangaea」に振り分けられた1975.2.1の大阪公演の凄さといったら…。Milesの音楽・バンドはついにここまで上りつめた!っと感嘆してしまいます。しかし、どのトラックを紹介しようか?『Zimbabwe』(「Pangaea」)の疾走感などもかなり捨てがたい!同トラックや別トラックの静かなパートなども、昇華された、宇宙的な美しさです。う〜ん!?ここは、S朗さん宅で初めて『Prelude』の一部分を聴いた時、Bossのスピーカーから溢れる膨大な音の情報、各音・音群の洪水に圧倒され、興奮した僕自身の体験を尊重し、今回はこれを。2000.11.23
1980年The Man With The HornThe Man With The Horn [Columbia]Miles(tp) Bill Evans(ss) Robert Irving(key) Randy Hall(g,vo,key) Felton Crews(b) Vince Wilburn(ds) Angela Bofill's backup singers(vo) 1980.5.1〜6このアルバムは復帰第1作となったものです。ボーカル・ナンバーですが、Milesのワー・ワーによるソロ!涙ちょちょ切れものです。2000.11.22
1981年My Man's Gone NowWe Want Miles [Columbia]Miles(tp,key) Bill Evans(ss) Mike Stern(g) Marcus Miller(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1981.6.27このアルバムは、一連のカムバック・ライブを収録したものです。しかし、この演奏はMilesのソロも完璧、Marcus Millerのベースなどの反応も完璧、全く非のつけどころがない、一つのアートとして極めて充実したものになっています。2000.11.22
1982年Come Get ItStar People [Columbia]Miles(tp,key) Mike Stern(g) Marcus Miller(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1982.8.28先日発売された中山康樹氏著によるディスコグラフィ(双葉社)などによると、この演奏は1983.2.3のもので、ひょっとしてTom Barney(b)ということになるのかな?でも、1982年の演奏にしておくと、うまく年が埋まるので(笑)、ここはJan Lohmann著のディスコグラフィのデータを尊重しておきます。演奏は炎のライブって感じです。2000.11.21
1983年DecoyDecoy [Columbia]Miles(tp,key) Branford Marsalis(ss) John Scofield(g) Robert Irving(key) Darryl Jones(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1983.9.10ベースの動きが好きだし、曲としての多彩さで、「Decoy」からはタイトル・ナンバーを。2000.11.21
1984年Time After TimeYou're Under Arrest [Columbia]Miles(tp) John Scofield(g) Robert Irving(key) Darryl Jones(b) Al Foster(ds) Steve Thornton(per) Gil Evans(arr) 1984.1.26冒頭から泣かせます。Milesの優しさに触れることができるナンバーとなっています。なお、この演奏、ひょっとして復帰後のベストか?2000.11.20
1985年OrangeAura [Columbia]Miles(tp) Palle Mikkelborg(arr,cond) The Danish Radio Big Band 1985.1.31〜2.4オーケストラと共演しています。7番目のコーラスからの展開が好きです。2000.11.20
1986年PortiaTUTU [Warner Bros.]Miles(tp) Marcus Miller(all other instruments) Paulinho DaCosta(per) 1986.2.13Milesの繊細なソロ!しびれます。なお、このアルバム、晩年の最高作かな?2000.11.17
1987年Theme For Augustine〜Wind〜Seduction〜KissSiesta [Warner Bros.]Miles(tp) Marcus Miller(all other instruments) 1987.1同名映画のサントラです。色彩感が印象的な映画でしたが、音楽はスパニッシュなものです。しかし、切ないトラックが並んでいます。2000.11.17
1988年AmandlaAmandla [Warner Bros.]Miles(tp) Marcus Miller(b,key) Kenny Garrett(as) Steve Khan(g) Joe Sample(p) Omar Hakim(ds) Don Alias(per) Bashiri Johnson(per) 1988.12「TUTU」にインタープレイ的要素をプラスしたアルバムからですが、都会の夜をイメージさせるナンバーに仕上がっています。 2000.11.16
1989年Mr. PastoriusLive Around The World [Warner Bros.]Miles(tp,key) Kenny Garrett(ss) Foley(lead-b) Kei Akagi(key) John Beasly(key) Benny Rietveld(b) Ricky Wellman(ds) Munyungo Jackson(per) 1989.4.12オリジナル版(「Amandla」収録)より良いのでは。各インタープレイも聴きものですが(実は、ブートレグでないとわかりません。)、Milesのtpも泣いています。なお、これはショート・バージョンなので、本当はブートレグ盤(「Miles 1989」[Red Phantom]など)で聴いてほしいです。…と書きましたが、実は、この2つの演奏、別物だと思っています。つまり、オフィシャル盤の方は4.12の演奏でないのでは?だって、吹いているフレーズなどが違いますから。2000.11.16
1990年TutuLive Around The World [Warner Bros.]Miles(tp,key) Kenny Garrett(fl) Foley(lead-b) Kei Akagi(key) Richard Patterson(b) Ricky Wellman(ds) Erin Davis(per) 1990.7.20Miles最後のライブ(1991.8.25)も収録されているCDです。Foleyのソロの箇所と観客とのやり取りが聴きものです。2000.11.15
1991年BlowDoo-Bop [Warner Bros.]Miles(tp) Easy Mo Bee(programing,sampling,rap) Deron Johnson(key) 1991.1or2Miles最後のスタジオ・レコーディングからで、ラップに取り組んでいます。まさに曲名通りのサウンドを構築しています。2000.11.14

これが、Milesの年別ベスト演奏だ!“裏名演”編
曲名アルバム名演奏データコメント更新日
1945年Thriving On A Riff(#3)The Complete Savoy Studio Sessions / Charlie Parker [Savoy]Miles(tp) Charlie Parker(as) Sadik Hakim(p) Curley Russell(b) Max Roach(ds) 1945.11.26Milesのソリストとしてのデビュー・セッションからです。Miles、がんばれ〜! 2000.12.18
1947年Embraceable You(#A)Charlie Parker On Dial Completed / Charlie Parker [Dial]Miles(tp) Charlie Parker(as) Duke Jordan(p) Tommy Potter(b) Max Roach(ds) 1947.10.28Charlie Parker(as)の有名なDialでのレコーディングからですが、これは名演です。Parkerをはじめ、皆、素晴らしいソロを奏でています。Milesもいい!カップ・ミュートからの暖かい音色を前面に、少ない音数でじっくりとリリカルに歌い上げています。2000.12.16
1948年Steeplechase(#2)The Complete Savoy Studio Sessions / Charlie Parker [Savoy]Miles(tp) Charlie Parker(as) John Lewis(p) Curley Russell(b) Max Roach(ds) 1948.9.24Charlie Parker(as)の有名なSavoyでのレコーディングからです(今回とり上げたナンバーが収録されたのと同じ月に行われたセッションでは、Milesは参加していないナンバーですが、『Parker's Mood』(#2)という、Parkerの良さである、楽器を完全に消化しているからこそ感じる懐の深い吹奏からの、思わず唸ってしまうほどの快演が録音されています。)。このナンバーですが、Milesのソロでの『Tiptoe Through The Tulips』の引用一発で決まり(笑)。2000.12.15
1949年MoveCharlie Parker & The Stars Of Modern Jazz At Carnegie Hall,X-mas'49 [Jass Records]Miles(tp) Serge Chaloff(bs) Sonny Stitt(as) Bennie Green(tb) Bud Powell(p) Curley Russell(b) Max Roach(ds) 1949.12.25カーネギー・ホールでのビッグ・イベントを収録したブートレグからですが、MilesとBud Powell(←いいネ!)は快調なソロを展開。なお、このアルバムで貫禄を示しているのはやはりCharlie Parker(as)!。未だに彼を超えるJazz Alto Sax奏者は存在しないことを再認識します。2000.12.13
1950年Max Is Making WaxXIII.Miles Davis〜The Real Birth Of The Cool. Rare & Live [The Golden Age Of Jazz]Miles(tp) J.J.Johnson(tb) Stan Getz(ts) Tadd Dameron(p) Gene Ramey(b) Art Blakey(ds) 1950.2.181950.2.10の演奏と記載されていますが、1950.2.18の演奏、つまり「Birdland Days Featuring Stan Getz」[Frech Sound]収録のものの同一と考えられるブートレグからです(「Birdland Days Featuring Stan Getz」を持っていないから比較できませんが。)。tsなどのトリルが変(?)ですが、Art Blakeyの気持ち良いプッシュがいい感じです。2000.12.13
1951年Ezz-TheticConception [Prestige]Miles(tp) Lee Konitz(as) Sal Mosca(p) Billy Bauer(g) Arnold Fishkin(b) Max Roach(ds) 1951.3.8オフィシャル盤ですが、Lee Konitzのセッションといってよいので。ちょっと現代音楽タッチの曲想にもマッチしているMilesです。2000.12.12
1952年Out Of The BlueXIII.Miles Davis〜The Real Birth Of The Cool. Rare & Live [The Golden Age Of Jazz]Miles(tp) Jackie McLean(as) Don Elliot(vib) Gil Coggins(p) Connie Henry(b) Connie Kay(ds) 1952.5.3「Miles Davis Quintet/Sextet」[Frech Sound]収録のものの同一と考えられるブートレグからです。Milesも元気ですが、vibの色彩がより独特なこちらのナンバーに。2000.12.13
1953年Tasty PuddingMiles Davis And Horns [Prestige]Miles(tp) Sonny Truitt(tb) Al Cohn(ts) Zoots Sims(ts) John Lewis(p) Leonard Gaskin(b) Kenny Clarke(ds) 1953.2.19オフィシャル盤からですが、ムーディーなアンサンブルが俗的ですが、好・き!なので。2000.12.8
1954年Walkin'Walkin' [Prestige]Miles(tp) J.J.Johnson(tb) Lucky Thompson(ts) Horace Silver(p) Percy Heath(b) Kenny Clarke(ds) 1954.4.29“表”に相応しい名演の誉れの高いものですが、一部ではリズム・セクションに覇気がないということで名演の評価に対して?をつける人も。しかし、秘めた熱さを感じる各ソロはやはり素晴らしいです。よって、あえてこちらで紹介。2000.12.7
1955年I Didn'tThe Musings Of Miles [Prestige]Miles(tp) Red Garland(p) Oscar Pettiford(b) Philly Joe Jones(ds) 1955.6.7オフィシャル盤ですが、唯一の全編ワン・ホーン・アルバムであり、それゆえの軽快感が独特なので。2000.12.7
1956年Round About MidnightRound About Midnight [Columbia]Miles(tp) John Coltrane(ts) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds) 1956.9.10オフィシャル盤だし、本来は“表名演”に相応しいナンバーだとは思いますが、まあ“裏”で録音していた(?)ということで。構成力の優れたアレンジもGoodです。2000.12.5
1957年Round About MidnightMiscellaneous 1955-1957 [Jazz Unlimited]Miles(tp) and Erwin Lehn Orchestra 1957.12.18なお、これはトラック11の方です(トラック3の同曲は1955.7.17の伝説のニューポート・ライブからです。)。しかし、同年の「Miles Ahead」や翌年の「Porgy And Bess」(共に[Columbia])のGil Evansのアレンジの素晴らしさが分かる陰影の無いアレンジ、演奏(ちょっと言い過ぎです。)となっています(笑)。ホーン・セクションのビブラートがトホホ…です。でも、Milesはしっかり吹いているのでGood!あっ、もちろんブートレグです。2000.12.5
1958年Autumn LeavesSomethin' Else / Cannonball Adderley [Blue Note]Miles(tp) Cannonball Adderley(as) Hank Jones(p) Sam Jones(b) Art Blakey(ds) 1958.3.9Cannonball Adderleyのリーダー作なので“裏”ですが、実のリーダーがMilesであることは誰でも知っています。しかし、Milesは少ない音数で完璧なソロ、ムードをつくりあげています(ジャケットとともに。)。2000.12.4
1959年Concierto De AranjuezSketches Of Spain [Columbia]Miles(tp,flh) Gil Evans(arr,cond) 他 1959.11.20このアルバムはオフィシャル盤ですが、「Kind Of Blue」[Columbia]を前にしては“裏”に回ってしまうのは仕方のないところです。Rodrigoの『アランフェス協奏曲』で第2楽章を元にしていますが、名曲ですね。2000.12.3
1960年All BluesCopenhagen, 1960 [Royal Jazz]Miles(tp) John Coltrane(ts) Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) 1960.3.24これはブートレグからですが、Milesはじっくりと表情豊かにプレイしていきます。しかし、Coltraneはよー吹きまくりますわ。2000.12.3
1961年TeoMore Music From The Legendary Carnegie Hall Concert [Columbia]Miles(tp) Hank Mobley(ts) Wynton Kelly(p) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) 1961.5.19『アランフェス協奏曲』のライブを含むオフィシャル盤からですが、スタジオ録音を超えない『アランフェス協奏曲』よりもこちらを。情熱的なMilesのtp、いい!2000.12.3
1962年Devil May CareMiles Davis&Gil Evans〜The Complete Columbia Studio Recordings [Sony]Miles(tp) Frank Rehak(tb) Wayne Shorter(ts) Paul Chambers(b) Jimmy Cobb(ds) Willie Bobo(bongos) Gil Evans(arr) 1962.8.23オフィシャルのボックスものからですが、いっそのことBob Dorough(vo,p)入りの『Blue Xmas』(1962.8.21)にしようかとも考えましたが、ここはまともな方を。2000.12.3
1963年The Time Of The BarracudasMiles Davis&Gil Evans〜The Complete Columbia Studio Recordings [Sony]Miles(tp) Gil Evans(arr,cond) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 他 1963.10.9〜10.10オフィシャルのボックスものからですが、この曲は同名の演劇用のオーケストラ音楽です。完成作とは思えませんが、Milesの当時のニュー・リズム・セクションとGilのオーケストレーションとのとりあえず幸福な出会いではありました。Gilの描出する様々なシーン、結構好きですし。2000.12.3
1964年Walkin'Four&More [Columbia]Miles(tp) George Coleman(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1964.2.12「My Funny Valentine」[Columbia]と同日のライブからです(もちろんオフィシャル盤です。)。「My Funny Valentine」を“静”とすると、こちらは“動”!『So What』にしようかとも思いましたが、1965年で同曲をとり上げていますので、今回はこちらを。2000.12.1
1965年So What〜The ThemeAt Plugged Nickel,Chicago [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1965.12.23伝説(?)のライブを収録したオフィシャル盤より、1965.12.23の2ndステージからのナンバーです。あまり一体感は感じませんが、そりゃそうでしょ、フリーってるんだもん。ところで、お暇なら、コンプリート版([Columbia])で12.22と12.23の全7ステージをぶっ通しで聴いてみましょう。2000.12.1
1966年CircleMiles Smiles [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1966.10.24フリー・ブローイング時代の激しい演奏ぞろいのなかにあって、これはちょっと(ぱっと見は)異色か?Milesのミュートから発せられる多彩な表情などが聴きものの、繊細なナンバーです。2000.11.30
1967年Agitation〜Footprints〜Round About Midnight〜No Blues〜MasqualeroLive In Europe [New Sound Planet]Miles(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(ds) 1967.11.4ベルリン・ライブのブートレグからですが、何だ、この出だしからいきなりの疾走感は!Tony Williamsの煽りがすんごい。しかし、このバンドは超ハイ・レベルです。なお、これはトラック1のメドレー・ナンバーです。2000.11.30
1968年Directions IDirections [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ts,ss) Chick Corea(p) Herbie Hancock(p) Joe Zawinul(p) Dave Holland(b) Jack DeJohnette(ds) 1968.11.271981年発売の未発表オフィシャル・アルバムからです。Wayne Shorterの調子が良ければ、よりまとまりつつあった『Directions II』にしようかとも思いましたが、Wayne ShorterがGoodで、Jack DeJohnetteがより暴れている『Directions I』にしました。なお、Wayne Shorterはテーマではts、ソロではssを吹いています。2000.11.29
1969年In A Silent Way〜It's About That TimeIn A Silent Way [Columbia]Miles(tp) Wayne Shorter(ss) Chick Corea(p) Herbie Hancock(p) Joe Zawinul(p,org) Dave Holland(b) Tony Williams(ds) 1969.2.18より“裏名演”としてはふさわしいアルバム(「1969 Miles」[Sony]や「Double Image」[Moon]の過激なライブ!)もありますが、ここは僕自身の思い出を優先させせていただきます。「In A Silent Way」は僕が最初に聴いたMilesのアルバムです。特にLPのB面に収録されていた『In A Silent Way〜It's About That Time』はよく聴きました。しかし、8分23秒などから出てくるバックのリフには、なんでこんなのが出てくるの?って感じでしたね。懐かしい思い出です。2000.11.29
1970年Call It Anythin'Message To Love [Castle Music Pictures]Miles(tp) Gary Bartz(as,ss) Chick Corea(p) Keith Jarrett(org) Dave Holland(b) Jack DeJohnette(ds) Airto Moreira(per) 1970.8.29ワイト島ライブのオフィシャル盤からですが、ごった煮盤なので“裏”(DVDなどでも見てネ!短いけど…。)。皆、激しい!2000.11.27
1971年DirectionsLive 1970/1973 [-]Miles(tp) Gary Bartz(ss) Keith Jarrett(p,org) Michael Henderson(b) Leon Chancler(ds) Don Alias(congas,per) Mtume(congas,per) 1971.10.22「Neue Stadthalle Switzerland 10/22/'71」[Jazz Masters]と同じ音源とみられるブートレグからです(「Live 1970/1973」は、Jazz Mastersからも出されている1970.2.21〜1973.11.1のライブがCD4枚組に収められています。)。スイスで行われたライブ演奏ですが、Miles、アグレッシブです。2000.11.26
1972年Rated XGet Up With It [Columbia]Miles(org) Cedric Lawson(p) Reggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) Khalil Balakrishna(sitar) Badal Roy(tabla) 1972.9.6もちろんオフィシャル盤からですが、Milesはorgしか弾いていないので。一直線に突き進む怒涛のリズム隊!Milesのorgとともにどこまで上りつめるのか。う〜ん、酸欠状態!2000.11.25
1973年TurnaroundphraseBlack Satin [Jazz Masters]Miles(tp,org) Dave Liebman(ss) Pete Cosey(g) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1973.6.19新宿厚生年金ホールでのライブを収録したブートレグです。この時期のリズムは軽やかで気持ち良いです。なお、この演奏は1枚目の1トラック目です。2000.11.24
1974年MojaDark Magus [Columbia]Miles(tp,org) Dave Liebman(ss) Azar Lawrence(ts) Dominique Gaumont(g) Pete Cosey(g) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1974.3.30オフィシャル盤ですが、日本のみの発売だったということで(今はちゃいますが。)。リズムはヘビーで、全体的な雰囲気もテンションが切れず、病的な重厚さを感じます。2000.11.23
1975年Right OffNew York Bottom Line 1975 [Jazz Masters]Miles(tp,org) Sam Morrison(ss) Pete Cosey(g,synth) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1975.6.11Milesは1975.9.5のステージを最後に長い沈黙に入りますが、このブートレグはその直前のライブであり、そういった意味で大変興味深いものです。SaxはSam Morrisonですが、この人、怪しい!このトラックですが、シャッフル・リズムが心地良いです。しかし、8分22秒すぎからのバックが、Milesの初吹き込み(1945.4.24)からのナンバーである『That's The Stuff You Gotta Watch』(「First Miles」[Savoy])の伴奏パターンを始めるあたりは、ちょっと面白いし、沈黙直前を逆に暗示している?2000.11.23
1976年Mother Dearest MotherUnknown Sessions Vol.1 : 1973-1976 [Kind Of Blue]Miles(tp,org) Pete Cosey(g) Leggie Lucas(g) Michael Henderson(b) Al Foster(ds) Mtume(per) 1976.3.30このブートレグには、TDKのTVコマーシャル用の音源(1973.7.26)や「Agharta」・「Pangaea」(共に[Columbia])以降の沈黙期のスタジオ・レコーディングからの音源が収録されています。このナンバーは、「Agharta」・「Pangaea」などのスロー・ナンバーの線上にあるものです。2000.12.11
1980年InterviewMiles In St.Louis [VGM]Miles(vo) 1980.10これ、演奏ではなくて電話インタビューです。17分余り収録されています。なお、このブートレグ、1963.6のライブ中心ですが、5トラック目のボーナス・トラックとは1981.10.17のテレビ出演時の『Jean Pierre』のことです。2000.12.3
1981年Fat TimeMiles! Miles! Miles!〜Live In Japan'81 [Sony]Miles(tp,key) Bill Evans(ss) Mike Stern(g) Marcus Miller(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1981.10.4これはオフィシャル盤からのものですが、痛々しいMilesの記録ということで。最悪の健康状態で臨んだ新宿西口広場でのライブからです。2000.11.22
1982年Jean PierreForum,N.Y.12/31/'82〜New Year's Eve [Jazz Masters]Miles(tp,key) Bill Evans(ss) John Scofield(g) Mike Stern(g) Marcus Miller(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1982.12.31大晦日のライブからのブートレグです。特に、オープンにしてからのMilesのソロが、胸にぐっときます。2000.11.21
1983年HopscotchIn The West [Jazz Masters]Miles(tp,key) Bill Evans(ts) John Scofield(g) Mike Stern(g) Tom Barney(b) Al Foster(ds) Mino Cinelu(per) 1983.5.26大阪公演からのブートレグで、この演奏は2枚目の方です。Milesは出だしから疾走しています。2000.11.21
1984年Time After TimeThis Is Miles! Vol.2 [Sony]Miles(tp) John Scofield(g) Robert Irving(key) Darryl Jones(b) Al Foster(ds) Steve Thornton(per) Gil Evans(arr) 1984.1.26もちろん、これ、オフィシャル盤からですが、「You're Under Arrest」に収録されているもののロング・バージョンです。「You're Under Arrest」バージョンの方が作品としての完成度はより高いけど、Milesのソロが長く聴けるこのバージョン、好きです。2000.11.20
1985年Pacific ExpressHuman Nature [Jazz File]Miles(tp,key) John Scofield(g) Robert Irving(key) Darryl Jones(b) Vincent Wilburn(ds) Steve Thornton(per) 1985.7.14このブートレグ、曲名・メンバーとも間違いだらけです。これはトラック6のナンバーです。Robert Irvingのプレイが気に入っています。2000.11.19
1986年SplatchTime After Time [TIKI]Miles(tp,key) Bob Berg(ss) George Duke(key) Robben Ford(g) Robert Irving(key) Adam Holzman(key) Felton Crews(b) Vincent Wilburn(ds) Steve Thornton(per) 1986.7.17David SanbornやGeorge Dukeがゲスト出演したライブが収録されたブートレグからです。そのGeorge Dukeの暴れっぷりがすごいナンバーです。なお、「Maze」[Lfye]というブートレグには、同ライブがほぼコンプリートに収められているそうです。っと、僕の持っている「Robben's Blues」[The Last Bootleg Records]にもコンプリート収録されていました。2000.11.19
1987年われら3人東の王Scrooged〜Original Motion Picture Soundtrack [A&M]Miles(tp) David Sanborn(as) David Gamson(key) Larry Carlton(g) Paul Shaffer(key) Marcus Miller(all other instruments) 1987.12映画「3人のゴースト」のサントラからで、Milesはこの一曲だけ参加。哀愁のMilesって感じです。2000.11.17
1988年In The NightMachismo / Cameo [Mercury]Miles(tp) Kenny Garrett(as) Larry Blackmon(vo,ds,per,b) Tomi Jeckins(vo) Nathan Leftenant(vo) & others 1988Cameoというファンク・グループのリーダー作からですが、これは、Milesのリーダー作と言われても何も違和感のない作品になっています。2000.11.17
1989年AmandlaMiles In Paris [Four Aces]Miles(tp) Kenny Garrett(as) Foley(lead-b) Kei Akagi(key) Benny Rietveld(b) Ricky Wellman(ds) John Bigham(per) 1989.11.3これはブートレグですが、同題名で公式ビデオ化されています。より抑えた表現で始まっていきます。(『Wrinkle』の完全版が聴きたい!)2000.11.16
1990年You Won't Forget MeYou Won't Forget Me / Shirley Horn [Verve]Miles(tp) Shirley Horn(vo,p) Charles Ables(b) Steve Williams(ds) 1990.8.13オフィシャル盤ですが、リーダー作でもないし歌伴なのでこちらに。しかし、Milesは完全に主役ですね。ジャージーな雰囲気を醸し出しています。2000.11.15
1991年Human NatureSchwanengesang〜Live In Germary [Agon Productions]Miles(tp,key) Kenny Garrett(as,fl) Foley(lead-b) Deron Johnson(key) Richard Patterson(b) Ricky Wellman(ds) 1991.6.30死の3ヶ月前のライブからです。ブートレグですが、死の3ヶ月前の影など全く感じられない、元気で情感あふれるMilesを聴くことができます。また、Miles Bandとしての成長・成熟も感じられます。なお、Milesのソロ単体としては『Time After Time』が良い!2000.11.12


Milesの紹介 〜第1回〜
Milesサウンドを作ってみよう!編

 今回は、80年代の(擬似!)Milesサウンドを作り、Miles気分をちょっと味わってみたいと思います(まあ、お遊びみたいなものです。その辺はご勘弁を!)。

 昔、とある雑誌(『ジャズ・ライフ 1991年12月号』)に「マイルスの不思議にカッコいい”一発もの”」という記事が掲載されていました。「Milesは電話で、最近発見したインプロヴァイズ・テクニックについて話してくれた。例えば、Aのスタティック・ベース・ラインの上にEフラット・トライアドかFシャープ・トライアドを組み合わせて、ソロはBフラット・メイジャーをプレイするんだ。僕は実際にプレイしてみた。それをやっているときに『デコイ』ができたんだ。」……これは、この雑誌に載っていたロバート・アービングの発言ですが、要するに絶対パターンからはずれないベースの上に、適当なポリ・コードを乗せているのですね。

 そこで、上記発言とは別の例ですが、これまた同誌同記事に載っていた、ケイ赤城が示したMiles一発ものの例などを参考に、ちょっとしたMIDIデータを作ってみました(ずいぶん昔に作ったデータですが。)。なお、メロディーはMilesとは直接関係ありませんが、昔ヒットしたあの曲からです。何の曲かって?それは、ひ・み・つ!

さあ、カリフォルニアに、Let's go!
曲名作曲者コメント対応音源DL(size)
ひ・み・つひ・み・つ「M-GS64」は「SC-88」の1Uラック版みたいなものです。 M-GS64(SC-88)PEPE.lzh(2KB)

(1999.10.13)


このページのTOPへ

TOPページへ