KKK基準案
ヤルデア研究所 伊東義高
・「家具を、金具で、固定する」事を「KKK」という
・固定先は「天井・壁面・床面」の内、「壁面」とする
(ここでいう「壁面」とは「作りつけの間仕切壁」)
・一般人が、一般家具を、確実・安易に固定するために
壁裏の下地に十分な耐震力のあるアンカー・ナットを
仕込むための建築業界の基準を「KKK基準」という
・「KKK基準」設定のため、標準家具固定を設定する
・家具寸法:高さ=180、幅=90、奥行き=45
・家具材質:木製・樹脂製・金属製の何れか問わない
・家具構造:一本仕立て(二段・三段は上下繋ぎ後)
・家具重量:本体50+合計収納物50=100KG
・地震振動:(Mg7+α)×安全率2=水平動1G
・家具固定:壁面に横木をネジ留め、L字金具で固定
(木/金属製横木を間柱毎にボルト捩じ込み固定)
(家具板の補強は別途、補強板の貼り付けで対応)
・「KKK基準」設定のため、建物を次の通り区分する
@ 新設のRC造・鉄骨製:間仕切壁の下地材が鋼製
A 既設のRC造・鉄骨製:間仕切壁の下地材が鋼製
B 新設木構造・木質構造:間仕切壁の下地材が木製
C 既設木構造・木質構造:間仕切壁の下地材が木製
・上記区分の「KKK基準」上の特性・要点は次の通り
@ 公共建築工事標準仕様書遵守ならば耐震性は十分
標準家具を想定しアンカー・ナットの位置を設定
アンカー・ナットは壁からスタッドを貫通し固着
アンカー・ナットの口径・長さ・取付け法を標準化
(基準案成立後、実物大モデルで実験し,確認)
(壁面のアンカー・ボルト穴は化粧ビスで隠蔽)
A 高性能電子式間柱センサーにより下地状況を精査
(下地の材質・寸法・形状・取付け仕様…撮影)
(センサーの性能:メーカーに照会、実験確認)
壁面からアンカー・ナット埋め込み用の穴を穿孔
(穿孔後,高性能電子式間柱センサーにて確認)
埋め込むアンカー・ナットは強度のある金属製筒
(アンカー・ボルトは貫通後、末広がり固定式)
(コンクリート壁用のアンカー・ボルトを参照)
(壁面のアンカー・ボルト穴は化粧ビスで隠蔽)
B 木造家屋工法は一様ではないが、間仕切壁は一様
断熱・防音のため,壁裏に一定厚さの空気層確保
壁材・壁裏構造(材質・寸法・仕様)は設計者任意
(構造強度と無関係、建築基準法は関与しない)
KKK基準の前提条件「ホゾ組み+補強シート」
下地材の材質・寸法・ホゾ仕様は業界で基準化
(ホゾ結合部分にアラミド繊維製の補強シート)
所定高さで各間柱にアンカー・ナットを埋め込む
(アンカー・ナットは下穴に誘導の捩じ込み式)
(壁面のアンカー・ボルト穴は化粧ビスで隠蔽)
C 事前に建築仕様書で間仕切壁裏の仕様を点検する
高性能電子式間柱センサーにより下地状況を精査
サンプル実験:壁中央部の間柱中央部の水平耐力
(ドリル穿孔、フック付き綱、50Kg引張り)
(実験失敗なら壁補強・家具固定法を別途検討)
所定高さで各間柱にアンカー・ナットを埋め込む
(壁面のアンカー・ボルト穴は化粧ビスで隠蔽)
・以上の素案を建築業界研究会で検討・実験・決定する
・事後、法定耐震強度+KKK基準=丸震マークとする
・国土交通省担当部署と相談して、事前了解を得ておく
・@Bについて建築各社はモデルハウスにKKK仕込み
・その公開説明・公開実験をマスコミに取材を要請する
・建築業界・建築会社は協力してマスコミに登場し提唱
・家具・器具の製造業界に呼掛けて、合同KKKを推進
・全国各種の地震防災推進団体と協同してKKKを推進
・「KKK」「丸震」「地震自助」を全国自治体に提唱
・将来官民協力でJIS化、法制化、国際化を推進する
「KKK基準」の具体的説明スライドはこちら。