トップページ

罫線

バックナンバーの情報





異端文學研究『或』創刊号 畸型特集
異端文學研究『或』主催/反戦和歌集『戦争いやや!!』
異端文學研究『或』第二号 獸特集
異端文學研究『或』総集編
異端文學研究『或』第三号 からだ特集
或編輯部刊/或同人歌集『さゞなみのおと』
異端文學研究『或』寫眞集『からだまんだら』

出だしをみる

罫線

『或』創刊号
■異端文學研究『或』創刊号 畸型特集■
2005/9/8 初版発行
2006/2/14 第二刷


+   +   +

◆畸型海津見声 きけいわたつみのこえ
◇氏名未公表

 爆撃のあめふるなか、ひたすらに精子を吸いとられながらも、青年は祖国を愛し続け、言葉だけを残して逝った。これは、あまりにも美しすぎる猥褻物である。

◆畸形博物館
◇谷口一平 TANI Rohei

 紳士達はわらわらと集まってくる、檻のなかのできそこないがまぐわうのをながめるために。狂った饗宴をえがき、グロテスクの頂点をきわめた、まさに異端作。

◆急上昇
◇ちちくりっく・おめこ

 ありがとう、うすのろの日よ。また、君のない日よ。……幼き恋人との戦慄の愛をうたいあげて、くらぶべきもののない、ロマンの薫りもゆたかなる美しき詩。

+   +   +

〔ひとこと〕
 異端文學研究『或』の紀念すべき号です。『或』のカラーは、はじめから、もう熟してしまっているように感じられます。かなりモノマニアな作の集まった、もしかすると『或』でもっとも兇悪な号であったかもしれません。

罫線

反戦和歌集『戦争いやや!!』
■異端文學研究『或』主催/反戦和歌集『戦争いやや!!』■
2006/1/1 初版発行
2006/2/4 第二刷


+   +   +

    〔或同人歌〕

◆澁の忌 みぎわのき
◇谷口一平 TANI Rohei


◆おもひはてなし
◇秦臣主 はたおみと


◆声なきこゑ
◇つよし。


    〔一般公募歌〕

◆全6首
◇5人のみなさん


+   +   +

〔ひとこと〕
『戦争いやや!!』とは、あまりに単純なタイトルであるかも知れませんが、反戦和歌集なんて愚直なものを刊行することになったんですから、タイトルもまあ愚直に、と。普段はキテレツな小説ばかり書いている或同人ですが、もちろん和歌集はマジメにやりました。或同人は、みんな和歌が詠めますので、なかなかこういうものも楽しかったです。秦臣主氏は「国粋主義的反戦和歌」なんていう、珍しいものを詠んでいました。一般公募にこたえてくださったみなさん、どうもありがとうございました。

罫線

『或』第二号
■異端文學研究『或』第二号 獸特集■
2006/3/24 初版発行
2006/4/6 第二刷
2006/4/19 第三刷


+   +   +

◆消滅と復活
◇ちちくりっく・おめこ

 あめに濡れそぼったみにくい「野獣」を支点において、存在のありかたをめぐる心の惑いが繰りかえされる。存在と無とのかけひきを読者に示しつける哲学小説。

◆当麻 とうま
◇唐傘山人 からかささんじん

 ここは少年遊廓、当麻は太夫の位にある。本日は旭日商事の会長のお相手をするも、その激しい行為に我を忘れて……。ねっとりした描写のハードホモエロ小説。

◆嵐夜のアポカリプス らんやのあぽかりぷす
◇谷口一平 TANI Rohei

 あの夜、ふたりの家族がこの館で殺された。穏やかにふとり続ける獣。祖父は行方知れず。憎しみと惨劇は繰りかえされるのか。復讐劇をえがくミステリ調小説。

    〔特別附録:酔ひどれ和歌集『南京酔宵 なんきょうすいしょう』〕

◆酔ひどれ和歌 十首
◇つよし。

◆花の融解 十一首
◇斐青映士 ひせいえいじ

◆古都に酔ふ 十首
◇秦臣主 はたおみと


+   +   +

〔ひとこと〕
 こぢんまりと、しかし、うまくまとまった雑誌になったのではないかと思います。読みものとして、充分通用するでしょう。みなさん、よいばらけ具合で、テーマのまったく違う小説を書いてきてくれました。けもの特集だと言っているのに、唐傘氏ときたら、ただ野獣のように犯しあっているだけです、ええ。
 和歌も、前よりさらによくなっている感触がありました。ちなみに、斐青映士というのは、詩を書く時の、ぼくのペンネームです。

罫線

『或』総集編
■異端文學研究『或』総集編■
2006/9/9 初版発行
2006/9/10 第二刷


+   +   +

〔ひとこと〕
 異端文學研究『或』第一号、第二号、反戦和歌集『戦争いやや!!』に掲載した、すべての小説、詩、和歌を再録した総集編です。文字もおおきくなり、読みやすくなっております。しかし、イラストはすべて再録された訳ではなく、造本もあまりよくありません。ところどころページが傾いていたりするところもあります。テキストのみを希望なさる人にはこれでも充分であろうと存じますが、どちらかといえば、やはり別べつに手に入れて頂くのがよろしいかと存じます。ちなみに、在庫が山のようにあります。

罫線

『或』第三号
■異端文學研究『或』第三号 からだ特集■
2006/9/9 初版発行

+   +   +

◆腦髓噪言+言+言 のうずいのたかさわぎ
◇谷口一平 TANI Rohei

 言葉を棄てよ、さあ、そしてひたすらに嘔吐せよ。もはやコンテクストはいらない、ディスクールなんかくたばったらよい。くだけちる脳漿、淵源のくだもの。狂いさわぐニューロン、おそるべきネオン。逝けッ、逝けッ、逝けッ。痙攣して壊れるしかないのだ文学は。ユーモアと無責任とペダントリイとグロテスクにおいて、いまこそ構築せん精神の逝かれた城砦をば。あまりにもえげつない超々ナンセンス小説。

◆世界のおわる日、ヤスクニの英霊の見た祖国と、あのクダラナイ白木の棒のものすごい罪業、およびこれが日本のすべての右翼と大江健三郎とチンポコとヒロヒトの子、孫、ヒ孫にささげる美しいメロデアであることをいのり二礼二拍手一礼。マンマン、
◇青梅おめ子

 まんまんまんころすけ・ま・まんが・まん。英霊達は永い眠りから喚び起こされ、ひたすらマ××を求めてさまよい始める。ああ世界の終わり。そして少年は汗くさいオトコとの愛欲におぼれてゆく。これは靖国の、いや、あの奇怪な白木のシムボルの暴走だ、小泉やヒ××トやアベシンゾーもおちてゆくべき世界にひらいた××コのアナ、いや美しいメロデアだ。奇絶怪絶のエロチシズム文学、ここに降臨。

◆小さな影
◇乳押満子 ちちくりっくまんこ

 それはなかった。あたかも煙のように消失しているのである。しかして、それはあった。それはいきなりやってきて、無残にも純潔をひっくりかえしてしまった。そのリリカルな心はうばわれて、そして、そこにはそれがある。やはり、やはり、それがある。音すらない崩壊の物語を、それはもたらす。これらみな、新しいあさまだきのための供物なのかもしれない。よみがえったニコライ・ゴーゴリとも言うべき怪作。

    〔詩2篇〕

◆ことば
◇斐青映士 ひせいえいじ

◆月の歩いた市 つきのあるいたまち
◇斐青映士


+   +   +

〔ひとこと〕
 あの或一号すらをも凌駕せんとする、凄まじいレヴェルの兇悪な雑誌ができあがりました。もはやなにもかもを超越してしまった感があります。いやもう、編輯長としましては、まったく想い残すことはありません。いちどこの雑誌を手にした読者は、悪夢の磁場にひきこまれ、無限にそのなかをさまようことになる……かもしれませんね。

罫線

或同人歌集『さゞなみのおと』
■或編輯部刊/或同人歌集『さゞなみのおと』■
2007/1/11 初版発行
(普通はA5版ですが、この和歌集のみはA6版です)


+   +   +

◆茜色の朝焼け
◇つよし。

〔つれづれなる雑歌/朋友に贈れる歌たち/思ひ出と新しき年へ/一月五日奈良町を歩く〕の4章よりなる。回文歌などの前衛的な試みもなされており、高度な技術をつくして織りなされた、まさに名歌集とよぶべき作品であろう。

◆山の風
◇百樹草堂 ひゃくじゅそうどう

〔人のもとに原稿つかはしけるに、をこなる郵便屋そをなくしたるをいきどほりてよめる/昨夏或同人らと伏見に遊びて感懐あり幾首かを獲たり/新潟にて/十二月三一日谷氏一平と年おし迫る京都をあるく〕の4章よりなる。滋味あふれる、ふかい余韻を残す和歌が多く集められており、すみわたった山の風が通りすぎてゆくかのごとき感覚を誰しもにいだかせる名品集である。

◆天涯地角 てんがいちかく
◇斐青映士 ひせいえいじ

〔花とかうもり/夢むるナルシス〕の2章よりなる。美しくもはかない幻の影を追いもとめ、夢の宇宙をさまよい歩いたとある精神の、これはインクによる現前とも言うべきものだろう。ナルシシズムとその苦しみを描きあげた、珠玉の歌業。

+   +   +

〔ひとこと〕
 テーマをひとつに決めなかったため、おのおのの詩的宇宙が奔放に紡がれることとなりました。装幀は、百樹氏のご意見などもたまわり、シンプルかつ深い味わいをもつものにしようと心がけました。「さゞなみのおと」は「の音」とも「ノート」とも考えられますが、もともとは「の音」のつもりだったものです。この和歌集には、同人三人のポートレート4枚も収録されております。みなさんも、ポケットに和歌、いかがでしょうか。

罫線

異端文學研究『或』寫眞集『からだまんだら』
■異端文學研究『或』寫眞集『からだまんだら』■
2007/10/5 初版発行

+   +   +

 A5版18ページ。収録された写真は25枚程度。不得手な分野ながら、駭嘆さるべき「肉体の挑発」を見事に写し出し、東大寺二月堂修二会(お水取り)にてのスナップ、乳押満子氏のロシア写真紀行、斐青映士氏の心象撮影のこころみなども含む。加えて乳押満子氏の卷頭歌、斐青映士氏の詩『舞いおり、舞いおり』、なまなまヴィーなす氏の長詩二篇を収める、遊び心にあふれた愛蔵版の写真集。25冊のみを限定製本、再販なしの予定。
 おそるべき寫眞集『からだまんだら』堂堂刊行!

+   +   +

〔ひとこと〕
 文学同人が写真集を出そうなどとは、酔狂なこころみにも思われるでしょうが、これは前まえからあった話。異端文學研究『或』という、存在自体がある意味「ネタ」である雑誌の、ネタさかげんがこの小冊子を手にとって頂ければお分かりになるでしょう。できるだけ遊び心にあふれた、ページを繰るのが楽しい本にしようと心がけましたが、どれだけ実現できたかは分かりません。上に記した以外にも、編輯長とH氏のカラミ写真(はい、変な想像禁止ね)、女装写真、そしてN君のワイフの存在が明きらかに……などなど、いろいろと危険な写真が含まれているようですね。

罫線

陰毛きのこの様

罫線

トップページ