
こんねこ
2004年10月29日発売『ま〜まれぇど』より発売のドタバタ萌えエッチアドベンチャー。
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| あらすじ |
| 主人公片瀬有羽は従弟の川原瑞菜の元で暮らしていますが、そこに瑞菜の妹の川原訪花が2年の入院生活を終えて帰ってきます。そんな訪花を交えてのドタバタな学園生活の中で明らかになっていく過去とは…? |
| システム 8 |
| 一シナリオのプレイ時間は既読スキップを使えば4〜5時間。初回は8時間ほど。コンプまでの時間は20〜25時間ほどです。
セーブ箇所は50箇所。まあ十分ではないかと。選択肢ごとにセーブすると足りませんが。 主な機能はスキップ(既読判別あり)、オートモード(ただし簡易のもので速度調節は不可)、バックログ(音声再生あり、ホイール対応)、一つ前の選択肢へ戻るボタン、など。各種機能はキーボードに対応しています。 調整機能は画面モード、メッセージ、画面効果の速度調整、各種音量調節、ウィンドウ透明度など。 動作は軽快でスキップ速度も早いです。ただエフェクトで引っかかります。 CG/BGM鑑賞、Hシーン回想を搭載。おまけシナリオもあり。 全体的に見て丁寧な造りだと思います。インターフェイスも綺麗ですし、細かい部分にも気を使っている印象があります。ただ一部不正落ちなどがあるようなので、メーカーホームページの修正パッチを落としておきましょう。 |
| 音楽 8 |
| ボーカル曲はOPの「笑顔を追いかけて」とEDの「恋するとけい」。OP曲はアップテンポで格好良いです。ED曲はしっとりとした曲で雰囲気もこのお話のエンディングにぴったりです。歌詞も良いですね。
BGMは23曲。こちらも良いです。使われ方もお話の雰囲気にきちんと合わせて使われていますし、逆に曲のほうが雰囲気をひっぱってくれている感じもします。 |
| 音声 8 |
| 成瀬未亜、北都南、韮井叶、榎本みなも、大波こなみ、須本彩奈。(敬称略)以上の声優さんによる女性キャラフルボイス(一部のエキストラなどを除く)です。
豪華な声優陣ですね。どの方も安定していて、特に違和感を覚えるものはありません。成瀬未亜さんは可愛い演技で多少強引な口癖もとても楽しものになっています。榎本みなもさんの声もいいですね。ほのぼのとした口調、怒ったときの叫び声なども可愛く演じられています。大波こなみさんは年上キャラによくあるつまらない演技になってしまわずに、非常に喜怒哀楽、緩急のある演技です。韮井叶さんは通常時の声とのぎゃっぷも相まって、どぎまぎした時の声がとても魅力的です。演技も思い切った感じで良いです。 |
| CG 9 |
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CG、立ち絵ともに可愛い感じの絵です。CGは柔らかい感じの色使いときらきらした光の加減が良いですね。またキャラの表情も良いです。時々登場するコメディタッチのミニCGも楽しいです。
立ち絵も非常に良いと思います。キャラの表情も豊かでコロコロ変わりますし、ポーズも動きがあり、またポーズそのものも可愛いです。デフォルメされた立ち絵もたくさん使われており、これもキャラの特性に合ったものが使われており、ワンパターンにならず、非常に効果的です。 CG枚数は差分含めず78枚。イベントとHシーンのCGで半々と言ったところでしょうか。ちょっと少ないですね。差分はそれなりにありますが。 |
| シナリオ・テキスト 5 |
| シナリオは前半ドタバタコメディで、後半はシリアスな雰囲気になります。前半はコメディという部分に関していえば中々良いと思います。キャラ立てに口癖の多用など多少強引な部分も見られますが、それを抜きにしてもキャラごとの特性はしっかり作ってあるので魅力的です。そのためキャラ同士の掛け合いなどは面白いです。ただ、全体の流れから見ると多少テンポは悪いです。
後半のシリアス部分ですが、いまいちです。ほとんどのシナリオの展開がかなり強引なものに感じてしまいました。どのシナリオでも過去のエピソードが出てきて、回想と平行してお話が進みますが、ちょっと過去のエピソードの頼りすぎ、しかもワンパターンなのでいまいちお話に入り込めません。また展開の為にキャラクターを強引に動かしているため、前半でのキャラ作りが壊れてしまっています。 このように展開したシナリオ終盤はどうにも展開をなぞるだけと言った印象を受けました。もう少し肉付けが欲しいところです。さらに無理なキャラクターの動かし方もあり、感情移入がし難いので、肝心の場面で盛り上がりに欠けます。例えば訪花シナリオ、ああいう結末では丁寧にキャラ作りをして、最後ほどじっくりとした描写が欲しいです。一つ一つのイベントを取れば、良いものもたくさんあるのですが、それが十分に生かされていないのが惜しいという感じです。 日常のテキストですが、こちらはきちんとキャラ立てがあるので、それぞれのキャラがドタバタを繰り広げる様子は非常に楽しいです。演出やCGも効果的に使われていますし。そして訪花の「ふみ」とか菜子の「特盛りバカ」などの口癖ですが、かなり頻繁に出てきますので気になる人は気になるかもしれません。私は訪花の「ふみ」ってのはあまりにも意味不明なのと言いすぎなので、段々ニヤニヤしてきました。 エロシーンは一人3,4回程度。一つ一つのシーンのテキストは多少短めです。 |
| 総評 6 |
| 全体としてはやや締まりに欠けますね。と言っても決して悪くはないです。システム、CG、BGMなどそれぞれ良いですし、シナリオも良いところはたくさんあります。
最後におまけが非常に良いですね。ぶっ飛びすぎていてとても楽しいです。おまけならではの弾けっぷりではありますが、本編もこれぐらいのノリがあれば良かったかなと思います。 |