パラが入ってもう2年!
◆ 早いもので、わが秋田県に初めてパラが入って2年が過ぎました。県内にも今では、秋田周辺、矢島周辺、二ツ井周辺、それにここ県南部と、パラグライダーに魅せられた仲間もどんどん増えています。
はじめのポツリポツリという数から考えると、本当に心強く、心はずむ思いがします。今後、ますますこのスポーツは盛んになり、人口も増えていく事だと思われます。この 機関紙が、これからのパラグライダー発展の一翼を担えれば幸いです。
皆様からの情報、ご感想、原稿を
お待ちしております。
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
40分
の
ソアリング
| ・・・・・大台エリアで・・・・ |
| 去る5月28日(日) |
| 西の風6〜7m/秒 |
| 機体・・・・イーデル(サーフエアー) |
| 大曲の嵯峨さんがこのエリア |
での最高記録をつくりました。トップオーバー30Mくらいでしたが、あまり前に出ないで、ゲレンデ両側の杉林の上を左右にS字をきって、テイクオフ地点上空へ何度も戻るようにしながら滑空を続けました。会心のフライトです。無事ランディングした後・・・「降りる気がしねがった!」と大満足の様子。今では風がないとつまらないとのこと。なんともうらやましい限りです。
≪大台エリアは
最高≫
太田町の大台スキー場は、県南部としても条件が整っているエリアなのです。なにしろテイクオフポイントまで車で行けるし、ポイント状態も最高です。
ランディングまでの高度差が230Mとちょうど良い高さでもあります。中腹には、無料で立派な休み屋も開放されています。すぐそばには、冷たくおいしい水が常時流れ落ちていて即、乾いたのどを癒してくれます。とてもよいことに、初心者でも安心してできる練習バーンも兼ね備えています。めったにないエリアです。
この頃では名が知れ渡ってか,結構県外からもフライヤーが訪れるようになってきました。ずいぶん有名になってきたようですよ。
創刊号 1989.6.7
今から12年前、大台スカイエリアにパラグライダーなるものが現れはじめ、その頃は、どんなフライトが行われていたのでしょうか?
1989年から1年間にわたって、「Big Flight」という機関紙が発行されていました。これは小西修悦さんが発行していたものですが、その当時のパラ事情などについて紹介しています。
当時、エリアに行けば必ず、発行されたこの機関紙があって、いつも楽しみにしていたものでした。
この機関紙を、皆様にできるだけ原本に近いかたちで忠実に紹介したいと思います。 構成などについては、若干のズレなどがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
号数をクリックするとページにジャンプします。
第2号 1989.6.8
お世話に
なっています
☆高橋さん☆ (スキー場・ヒュッテ休
憩所等管理人)
昨年まで門脇さんがやってくれていましたが、今年から高橋さんに交代。スキー場やキャンプ場の見回り、中腹にある無料休憩所の施錠等をやっていただいています。顔を合わせましたら一言声をかけてください。
☆小松さん☆ (太田町役場勤務スキー
場担当)
エリア内の各箇所に吹流しを立ててくれたり、見やすいものに交換してくれたり、あまりやってはいけないランディングをしたりした時には、救助してくれたり、テイクオフポイントの草を刈ってくれたりと、私たちフライヤーのために黙々と援助をしてくれています。
3月5日に県南部のパラフライヤーがはじめて大台で会合を開きました。小松さんがリフトを動かしてくれたおかげで、何と10本のフライトをこなしたメンバーも何人かいました。素晴らしい1日でした。
田畑さんの
アスリート
”まだですか”
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
◇◇◇◇◇◇◇◇
お客様紹介
◇◇◇◇◇◇◇◇
6月4日(日) 大台エリアに6名の県外フライヤーが来てくれました。1組は仙台のサンライズクラブの方々で、女性1人を含めた4名の仲間です。機体はITVとレボルーションでした。5m/秒の風でしたが、結構高度を上げていました。ITVも良い機体ですね。また、女性が乗っていたのはレボルーション。カラーが横に仕切られていて、今までのセールごとの縦カラーと違った美しさを持っていました。この機体も性能がよく、いい飛びを見せてくれました。
もう1組は奥日光の丸沼高原でペンション「ワルツ」を経営している佐藤さん夫婦です。お母さんと3人で来てくれました。素敵なことに夫婦そろってフライヤーで、機体はCT9・CT10(ストームワークス)でした。お2人とも上から2〜3本飛んでいかれました。夫婦で一緒にフライト旅行。なんと幸せなことでしょう。同じ趣味を持っているなんて素晴らしいことですね。
第3号 1989.6.9
秋田県南
パラグライダークラブ
役 員 名
会 長 岩 橋 秀 樹 (皆瀬村)
副会長 小 松 健 悦 (太田町)
j事務局 岡 根 洋 (平鹿町)
理 事 加 藤 好 三 (大曲市)
〃 嵯 峨 敏 雄 (大曲市)
〃 石 川 進 一 (横手市)
〃 畠 山 淳 (神岡町)
〃 富 樫 正 典 (六郷町)
〃 小 西 修 悦 (六郷町)
〃 佐々木 いほ子 (横手市)
〃 佐々木 茂 (増田町)
監 事 佐 藤 宏 (皆瀬村)
以上12名のメンバーで運営していく事になりました。どうぞよろしくお願いいたします。
お知らせ
※ 会員名簿の手直しをしています。
フライヤー登録番号・血液型・使用機体・技能・コールサインなどを加えながら行っていますので、わかり次第事務局の岡根さん(0182‐24‐0656)へ連絡ください。
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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第1回役員会
開かれる
6月8日(木)に、横手市を会場にして、役員会が行われました。中心議題は県南パラグライダークラブの規約制定についてでした。副会長の小松さんのほうから「規約案」が出され、それをたたき台として真剣に討議がなされました。
一部修正及び追加がなされた後、ほぼ原案通りに決定されました。各クラブや個人の連合体としてのこの県南クラブにマッチした、大変内容の濃い規約になりました。まもなく会員の皆さんにお届けいたします。
加えて、万一の場合、フライトエリアに迷惑がかからないよう、フライヤーに「誓約書」を出してもらうことに致しました。そのひな型も決定されました。ある期間を決めた誓約書ですので、後ほど皆様の署名と押印をしていただくことになります。その節はよろしく。
フライヤー登録をしていない方は大至急手続きをしてください。年間3千円です。
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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会 報
無料休憩所へ
これからは、会報「ビッグフライト県南版」を常時大台エリアの休憩所に設置しておきます。新しい号が発行されるたびに、白いプラスチックケースに入れておきますので、寄られたときにお持ちください。加えて、皆様からの寄稿を待っています。パラに関する話題があったらどんどんお寄せ下さい。
● 工事中 ●
ただいま大台エリアの登り道路に側溝がつけられています。その工事のために第2リフトから上の部分は車で上がれません。楽に飛ぶことはいま少し諦めていただいて、気持ちよい汗をかきながら、ただ黙々と歩きましょう。体のためにはかえって良いことですよ。初心者の頃に帰ってみるのもおつなものです。飛べる有難さが身にしみますよ。きっと。
今日はどっちだ?
今では風向きを見るのが当たり前になってしまいました。西風が吹いていると心がそわそわします。飛びにいく時間なんか今日はないのに、むしょうに心が騒ぎます。葉の揺れが気になってしかたがありません。
パラフライトを
見て一言
未経験者の声はこんなです。
「どんな気持ちするべなぁ?」
「あんなに危ねごどよぐやれるなや。」
「スキーなば おかねぐなれば転べばいいども、あれなばおかねたて何ともしょうねおな。」
「気分えべなやー。俺もやってみで。」
「あんなに重で物、汗流してしょっていって、あっという間に降りてしまう。俺なばやねたてぇ。」
「これ何ででぎでるもんだのよ。
あら!いやにピラピラじねよ。」
様々な感じ方があるようです。でも、本当の感想は、一度浮いてから聞きたいものですね。
君もパラグライダーで
空を飛ぼう!
第4号 1989.6.10
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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◎噂のサイキックに
試乗出来そ〜です?◎
リーベルマンの最新鋭機として、発売前から噂の高かったサイキックが、いよいよ大台エリアに来そうな模様ですよ。前から一度試乗してみたいと思っていたのは、岡根さんだけではなかったのです。その性能をスカイスポーツから引用させてもらうと
「広いスピードレンジとその最高速度にもまして、すごい安定感がある。
低速から高速までブレークコードで細かく操作でき、上昇風内では沈下率調整が意のままだし、ドリフト(偏流)がカチッとかかる感じ。旋回半径も小さく苦労せずに風を捕まえられる。ぺネストレーションが驚くほどいいから安心できるし、かぶりも少ないからかなり足が長い。サーマルからサーマルへのクロカンも思わずやってみたくなるね。方向安定も優れているし、ブレーキもよく利くからターゲットも狙いやすい。コックピットハーネスも体重移動しやすくて、これなら長く乗っていても疲れないでしょう。バランス性能ではこれ以上のものは、今のところないんじゃないかなぁ・・・」
どうです。読んだ限りでは、何か革命的な機体のように思えるんじゃありませんか。まだ、はっきりはしていないようですが、お目見えは来週の月曜日あたりになりそうだとのことでした。時間があったら大台エリアに来てみたら。無駄足になってもいいじゃないですか。
田沢湖スキー場エリア
もう一歩か!
大曲の加藤さんが、もう去年から粘り強くさまざまな手立てを尽くして、交渉にあたってくれています。おかげで、今年は非常にいい感じで話が進んでいるようです。問題はクラブとしての責任の所在をはっきりさせることと、フライトエリア規約のことのようです。何度も足を運んでくれたおかげで、県内最大のエリア実現が大変濃厚になってきた感じがします。是非実現させましょう。
第5号 1989.6.14
色がついている部分は網掛けなどで強調していたところです。
御 案 内
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小 西 修 悦
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★☆PARAGLIDER☆★
NITTOH CUP ’89
in斑尾
楽 天 家 200 人
斑尾の空を埋める
暇さえあればパラグライダーばかりしている、
底なしの楽天家が200人。
あの斑尾に集まって技を競ってみようという。
どれだけ舞い上がれるか、ご存知すべて風まかせ。
これはちょっと、目が離せない。
参加者ただいま募集中!
8月18日(金)19日(土)20日(日)大会予備日21日(日)
◆ 競技内容
@パイロットクラス(参加人員100名)
セットタイム+シークレットマークパイロン+ターゲット。
Aノービスクラス(参加人員100名)
直線飛行+ターゲット。
ただし、A証またはB証を持っていて、指導員より参加を許可された者
※ 優勝 賞金50万円
2位 賞金30万円
3位 賞金10万円
申し込み用紙は小西が持っております。
詳しくは無料休憩所の募集要項をご覧下さい。
申し込み先……〒389-22 長野県飯山市斑尾高原スキー場
斑尾高原パラグライダースクール内 0269-64-3039
第6号 1989.6.15
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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会 員 情 報
1時間のフライト
▼鬼首からのラブコール▼
先日、10日・11日の土日に、パラに今夢中になっている三人が、鬼首の高高度フライトに胸はずませて出かけました。
メンバーは、大曲の嵯峨さん・加藤さん、それにフライヤーになってまだ日が浅いものの、もうベテランのような飛びを見せている千畑の黒沢さんです。土曜日は生憎良くない風でしたが、それでも何とか一本は飛ぶことができ、満足して終わったそうです。
二日目の日曜日、天候も風も絶好になり、いよいよ待っていたフライト日和。嵯峨さんがダミーで一番出。安全を確認したかのように、次々にテイクオフ。山形のメンバーもどんどん飛び出します。
さて、問題の午後のフライトになりました。遅い昼食をとった後の1:30テレキャビン入り。加藤さんは、第一ポイントから愛する黄色のイーデルで2:00テイクオフ。上昇風を探しながらリッジ添いに何度も上げられながらフライトすること30分。ちょっと進んで谷
に入りかけたところで、田中さんの警告アナウンスを受け、斜面から離れました。直ぐ前方に薄い雲を発見。高度は500m。(なにしろ彼はバリオ・アルチの両メーターを持っているんです)それからS字を切っても全然下がらず、下の広い草原がいつまでも小さく見えるのです。そうしているうち、1m/秒位で上昇が始まリます。それが広範囲で起こっているようで、大きくサブロクをきっても一向に止まらないのです。前後、200mを一気に上げられることもあるから・・・というテクニックを伝授されたばかりの彼は、「なるほどこれか」と落ち着いた対処。遂に600mの高度まで達してしまったのです。怖くなかったのは、広いが弱いサーマルだったかららしい。すでにテイクオフしてから40分が過ぎている。
もう十分に遊んだという気持ちもあって、いよいよ降下に入ろうとした。ところがどう振っても高度が下がらないのだそうだ。
必死の降下 20分!
(次号へ)
第7号 1989.6.16
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
第8号 1989.6.16
(前号からの続き)
気持ちが焦りだした。果たして降りられるのだろうかという不安が心の隅をよぎる。サーマルから逃れようと直進しても出ることが出来ない。騒ぐ心を落ち着かせて降下の手段を考えたらしい。ついにスパイラル。これは正解でした。機体は今までとうって変わってぐんぐん下がる。「ほっ、これで降りれる」と思ったらしい。無事ランディング。
もう心の中で飛んだという感覚でいっぱいのため、なんとも言われない満足感と充実感であふれている。今までにないくらいゆったりと、そして堂々と愛機をたたむ、ゆっくりした足取りでカフェドネージュに戻ると、「さあ、また行くぞ。」という仲間たちの声。それに「おめだ えてこい。」と、答える。もう今日は大満足。この余韻を残しておきたい。すごいフライトをした後の、フライヤーの隠さざる気持ちとでも言おうか。
滞空時間:なんと1時間。降りることを考えてから20分が過ぎていた。
今までにお目にかかったことのない、リッジソアリングとサーマルソアリングを同時に二つ体験できた、彼にとって最良の日だったと言えるだろう。
§フライト用語§
■アゲインスト
向かい風
HGもPGもテイクオフとランディングでは必ずアゲインストで。上手くなると、サイドやフォローの風でも弱ければ大丈夫と、無理をしがちだが、失敗することが多い。けがをしたり機体を壊してからでは遅いので、風の向きや強さが思わしくないときは、フライトを諦める勇気を。
無風では飛べないと思い違いをしている人は意外と多いが、無風なら問題なし。HGやPGがフライヤーをぶら下げて飛ぶのに必要な揚力を発生させるだけのスピードを、向かい風のちからを借りず、走って出さなければならないが……。走りをサボるとスタチンしてしまうので、機体に充分揚力がつくまで、我慢して走る事。
空気の流れである風は、人間の目には見えない。テイクオフ・ランディング地点にはもちろん、フライトコースの途中にも吹流しを立てて、常に風の向きと強さをチェックする。コース修正やターンが出来ない、全くのビギナーが練習するには、テイクオフからランディングまでずっと安定したアゲインストであることが必要。
■エリア
HGやPGのために管理されているフライトエリアのこと。フライヤーの安全と自由を守るため、各エリアにルールがある。あらかじめそれを確かめて、約束事の範囲でフライトを楽しむ事。自由に飛ぶのと、自分勝手に飛ぶのは、決して同じではない事を、お忘れなく。
■クルージングポジション
パラグライダーが最もバランスのとれた安定した状態で飛行するときの、ブレークコードの位置。このポジションは、機体やフライト体重によって異なるが、ブレークコードを持った手が、肩から首のあたりの高さになるものが多い。
ワンポイント・アドバイス
第9号 1989.6.17
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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立ち上げは一発で
キャノピーの立ち上げはできるだけ一発で成功させたいものです。ちょっとそのわけを講釈してみると、
@キャノピーが早く安定して、即、リフト
力につながる。
Aリフトが早めにかかるので、助走が
短くて済む。
B助走が短いといくらかでも、高い位
置からテイクオフ出来、しかも予想以
上に高度が稼げる。
Cスタチンする確率がぐんと少なくな
る。
D悪条件のポイントからでもテイクオフ
出来、フライとエリアが広がる。
まあ、こういった有利な事がある訳です。ですから、初心者が平地や緩い斜面で立ち上げの練習を、汗をかきかきやるのは、とても大切なことなのです。
高性能の機体はベテランでもみっちり立ち上げの練習をする必要があるのもお分かりいただけたと思います。
風の具合で飛べない日は広場へ行って立ち上げの練習をやりましょう。風の強い日などは、平地でも結構体が浮きます。
体を寝せて
テイクオフした直ぐ後は、ターンに入る前に、一度大きく背中をハーネスに預けて仰向けのような格好を作ってみましょう。機体がそこでグーンと上昇しますよ。何もしない機体が一段下に見えているはずです。物は試し、やってみましょう。
講習を受けたとき、誰もが「ライザーを放して」という言葉を飽きるほど言われたはずです。そのとおりなのですが、いつのまにか手を放すタイミングを忘れてしまったか、勘違いしてしまった方がおいでになりませんか。キャノピーが頭上に来るまではしっかりフロントライザーを握って引いたほうが、素早く上がるのです。その後は手を放すなり、手を開いて手のひらでライザーを滑らせるようにしながら助走に入ったらよいのです。
もう一度、思い出してみてください。
ちょっと長い
ワンポイント・アドバイス
第10号 1989.6.18
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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風の強い時のテイクオフ
風の強い時は、リッジソアリングの絶好のチャンスなのですが、度胸も必要です。まだ慣れていない人にとって、強すぎる風はどうしても恐怖心が先に立って飛び出す気になれません。でも、実際は、飛び出したら考えたより安定している事に気がつくはずです。まず、度胸を決め、後ろに引っ張られるのを覚悟で立ち上げしてみましょう。キャノピーが真上に来れば、抵抗がそれまでの半分以下になります。真上に来るまでの一瞬のこらえが勝負といったところでしょう。
立ち上げには、普通の正面向きの方法と、広げたキャノピー側を向いたバックでの二通りがあります。力があまりいらないのがバック方式です。
この方法は、フロントライザーを持ったまま、右腕と左腕をクロスさせるところから始まります。初めは、一度正規に正面を向いてライらいザーを握り、そのままどちらかの腕を頭越しにもう一方へ移しながら体を半回転させ、キャノピー側に向きます。つまり後ろ向きに助走することになる訳です。が、風が強いとほとんど助走はいらないはずです。
むしろどんどん引っ張られていく事が多くなるでしょう。さて、クロスは、手先でやらないで、必ず手首とひじとの間で行うようにしたほうが、立ち上げの失敗が少ないようです。また、この方法でやるときは一度でバーンと上げようとせず、少しずつライザーを引いてみて、全部のエアーインテークがわずかずつ立ち上がるのを見計らってから一気に上げたほうが成功しやすいでしょう。体を元へ戻すのは、キャノピーが頭上に来てからですが、これは遅れても心配はありません。テイクオフした後、ライザーのねじれが元通りになるときに、自然に体も正面を向いてくれます。浮いてから回転しているフライヤーもたくさん見かけます。
次に、正面向きでの立ち上げの場合、風のためにキャノピーが引きずられている時は、前へ無理に進もうとせず、ライザーをもっている両腕を顔より前方に押し出す事を考えるべきです。そうすれば、キャノピーは頭上へ来てくれます。体が後方へ流されそうになってもあわてず、体全体で腕を前に出すということを考えましょう。足は直ぐ地面から離れますよ。
試乗会開催の
第11号 1989.6.19
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
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お知らせ
事務局へ、近く大台で藤倉航装の機体(スカイウォーカ)の試乗会とスクーリングをやりたいという連絡が入ったそうです。県南クラブの都合の良い日にあわせてくれるそうですので、いつが良いか早急に連絡ください。決まり次第会員に連絡します。たくさんの参集をお願いいたします。
駒ケ岳フライト計画
ただいま進行中
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
前々から実行を考えていた駒ケ岳山頂からのフライトが、今、じわじわと実行に向かって進行中なのです。なにしろ天下の駒ケ岳(1637m)から飛び出そうと言うのですから凄いですよ。下には田沢湖スキー場の広いランディングバーンがあるし、スポーツセンターのグランドもあります。着地には事欠きませんが男岳からでも高度差が900mから1200mあります。県内では初めてというビッグフライトになるでしょう。今から胸が躍ります。役員の努力が早く実ってくれるといいですね。
わが県南クラブだけでなく、山形のメンバーやその他のクラブでも、フライト計画を立てているようです。
まもなく山岳フライトのメッカになることでしょう。駒ケ岳の空に、パラの花が咲き乱れるのも、もう少しのようですね。
3回連続のポシャ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・・・オニコウベカップ・・・・・
これほどついていないエリアも珍しいのではないでしょうか。記念すべき第1回目のオニコウベカップは、昭和63年2月20日と21日に開かれました。
第1日目は、10人程がテイクオフしたものの、強風でウエイティング1時間の後、中止になりました。第2回目は同じく6月4日と5日の両日。この時は東風と雨天のため1本も飛ばずに中止。
そして岩橋会長が参加した今年の5月27日と28日のPG東北選手権オニコウベ。この大会も強いフォローで、けが人まで出しての中止でした。本当に残念な事です。730mの落差がある貴重なエリアでありながら、大会に恵まれない場所だとつくづく思います。
次の大会は是非成功させたいものです。
第12号 1989.6.22
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
岩橋会長明日戻ります
20日の火曜日に上京した岩橋会長が3泊4日の教員講習会を終えて23日に戻ってきます。多分良い返事が聞けると思います。これで我が県南クラブには、浦田さん・佐々木さん・会長の3人の教員を有することになった訳です。素晴らしい事ではないですか。いっそう県南クラブの発展が期待できそうです。どんどん仲間を増やしていきましょう。
東風と梅雨の雨でここ10日ばかり飛べないでいたのですが、今日ようやく大台を飛ぶことができました。午後5時過ぎに行ってみたらもう富樫さんが1本飛び終わっていて、直ぐ2人で上にあがりました。風は1m/秒。ちょっと弱かったので、ソアリングは無理かなと思いながら飛び出しました。案の定上昇は出来ませんでしたが、途中から風が入り、いつものようにゲレンデを離れたコースを取って下まで行く事が出来ました。機体をたたんでいると、加藤さんと嵯峨さんがやって来ました。「考えることは同じだな。」という事で大笑い。
さっそく2本立て続けにフライト。6:00過ぎたのに風はどんどんよくなってきたのです。東風にいつ変わるかという心配は全然いりませんでした。加藤さんの娘さん(群馬の宝台樹で一週間飛んできたばかり)もやって来ました。何と、6:00が過ぎて大台エリアはにわかに賑やかになったのです。富樫さんも初めてイーデルを借りてフライトしました。感想は後ほど載せたいと思います。
久々のフライト
ホッ!
昨日21日の午前11時頃大台のヒュッテ脇に二頭の熊が現れたそうです。作業をしていた人たちが目撃。びっくり仰天しました。親子ではなかったと
クマが
出たー!
のことです。キャノピーを引き裂かれないように気をつけましょう。身の安全が先ですけれどね。でも大台にも熊がいたんですねー。
驚きました。
| 必要書類全部整う |
岡根さんが頑張ってくれました。これで、どこのエリアににもフライト申請が出せます。 |
ここにイラスト
あり
ここに大会キャラ
イラストが書かれ
ている
会 員 報 告
第13号 1989.6.28
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
・・・・・岩橋会長からの報告です。・・・・・
大変遅くなりましたが、鬼首の東北選手権大会と、先週行われました東京での指導者講習会の報告をします。
5/27.28(土・日)に行われました大会は、南西の風が強く、ゲートオープンされませんでした。第1ポイントで延々何時間もウエイティング、午後3時頃サンライフの小野寺さんが、F4でダミーフライト。Take Offして斜面から離れるとみるみる高度が落ちて、5分位のフライトタイムでした。結局フリーフライト希望者のみが6人位、ときどきあがってくるダマシを捉えてTake Off。庄内クラブの1人がTake off失敗してツリーランし、大木に激突。すぐに救助に向かい、降ろしましたが顔面蒼白、脈が非常に弱く、冷や汗でグッショリ、体を動かすことができません。いわゆる外傷性ショック状態です。意識が少しおかしかったので、スノーボートで搬送し、救急車を呼びました。幸い骨折はなく、まもなくペンションに戻りました。機体の性能がよくなるほどリスクもついてきます。
皆さん、くれぐれも無理はしないようにしましょう。
さて、6/20〜23の4日間、東京の新橋にある航空会館で、教員講習会がありました。最終日は試験でした。(たぶん受かったと思いますが・・・・・) 7月末には教員証がきますので、秋田には検定ができると思います。P級めざして頑張りましょう。
それから、P級の学科を県南でやれるようにJHFに働きかけてみますので乞御期待。
★お知らせ★
7月2日(日)七時雨で
コンペティション開催
ヒャ
ホー!
と、ここにイラストが
書かれている。
小西先生の手書き
フライト用語その2
第14号 1989.6.29
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇
■エアルール
空中での交通規則のこと
フライトコースが他機と重なりそうなときは、右側優先、相手を右に見るほうがコースを譲る。他機と向き合ってしまったら互いに右へよける。前を飛んでいる機を追い越す場合は右側から。ランディングアプローチなどで他機とかち合ったら低高度のほうが優先。ハングとパラグライダーというように、他の飛行物体とフライトコースが重なる場合は、高性能の方が相手にコースを譲る。サーマルの中などで他機と一緒に旋回するとき、すでに旋回している機とおなじ方向に旋回する。これらの約束事は、世界中の空を飛ぶものに共通。エリアごとの地形を考慮したローカルルールも、フライト前にきちんと確認しておく必要がある。
■クラッシュ
コントロールミスなどで、地面にぶつかってしまう事。いうまでもなく、とても危険。HGでは、クラッシュ直前にコントロールバーから手を離し、胎児のように丸くなって、怪我を軽くできることもある、また、セーフティタイヤといわれる小さな車輪をコントロールバーのベース部に付け、クラッシュのショックを柔らげる工夫も。セーフティタイヤは全くのビギナーしか付けていないが、中級以上のフライヤーが付けてもおかしい事はない。
■オーバーコントロール
文字どおり、オーバーなコントロールのこと。
ハンググライダーは、コントロールバーの内側で体を前後左右に移動(ウエイトシフト)することによって、パラグライダーは、ブレークコードを引き下げたり上に戻したりすることと、ハング同様体重移動とによって、かなり細かいコントロールをすることができる。ビギナーは、不慣れなために、これらのコントロール操作を必要以上に大きくしがち。
オーバーコントロールすると、機体が大きく傾いたり、失速したりして、危険。特に地面近くでは、修正操作をする間もなくクラッシュすることもある。緊張すると、コントロールバーやブレークコードを握る手に、つい力が入るが、肩の力を抜いてリラックスするよう努力し、適度なコントロールを。
■寒冷前線
寒気団が、暖気団の下にもぐりこむと、その二つの気団が出会った面を、寒冷前線と呼ぶ。
寒冷前線は移動が速く、天気の変化も急で、突風や雷雨、強い雨などを伴うこともあり、前線が接近したらHG&PGフライトは大変危険。前線の吸い上げといわれる強烈な上昇風を、大きな大きなサーマルと間違え、喜んで飛び続けていると、どんどん引きずり上げられ、雲の中にまで吸い込まれて、重大事故につながることも。
また、寒冷前線接近の前にはウインドカームと呼ばれる「嵐の前の静けさ」が訪れる。それをコンディション好転と間違えないとこ。ウインドカームになったら、すぐ近くまで前線が迫っているのだから。
ここに
イラストが
入っています。
ここに
エアルールの
図が入っています。
ここにはパラの
部分名称が入っています。
スキャナーが入ったら改めて
入れますのでご了承を。
第15号 1989.6.30
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
5時過ぎ
車で登れます
・・・・大台の工期 10日までの予定・・・・
側溝の取り付けが大分進み、もう間もなく完成の様子です。工期は一応7月10日までになっているようです。でも、作業時間の終わる5時過ぎは、もうバンバン車で登っています。道路がとてもよく整備されていて運転しやすいし車が通ることによってさらに地盤が固まるようです。これからは、雨水による道路破壊がなくなります。また一段と素晴らしいエリアになりますよ。
まだ、配布できないでいる会員が何人かいます。規約と誓約書を休憩所におきますので、持っていってください。なお、クラブ名簿は小西が持っていますので、フライトに来たときにでも言ってください。お渡し致します。
誓約書はできるだけ早く事務局に提出願います。会員分をまとめて太田町役場に提出いたします。
規約と誓約書
大曲市
「スポーツ情報」からの転載
スカイスポーツ偏
パラグライダー
トンパラパチーム
た名前です。
パラグライダーとは?
フランスの登山家が発見したものです。彼ら山登り家は降りるのが好きじゃなかったんですね。そこで考え出されたのがパラグライダー。これは航空機の一種で、我々はハンググライディング連盟に所属します。連盟はパラとハングの部門にわかれています。
練習場所は?
大台スキー場が初級・中級に最高。空中散歩を楽しむには西風が必要で、あそこは素敵な風が山に向かって吹くので。最初のころは1・2分くらいしか飛んでいられませんでしたが、この間彼(嵯峨さん)は40分も飛んでいたんですよ。今年は冬にもやりました。
会員は?
大曲仙北以外からも来ます。秋田市とか鳥海町など。若い女性もけっこういますよ。このスポーツは好奇心の大変な人が飛びついてやっています。
飛んでいる時の感想は?
空を飛ぶというのは人間の願望。鳥になりたいという子供のころの願いを今、実現させています。空にいるときは何も考えていないのです。鳥が自然に翼で風をとらえているように、コードを自由自在に操作し飛んでいるときが最高です。最初はたった一瞬の下降のために30〜40分もかけて山に登っていたんです。今は
車に乗っていても木や煙などで風を見る癖がついてきました。常に楽しいフライトができるように心がけています。
これから始める人に若い人は
1時間くらいですぐ覚えられますが、基本を大切に身につけてほしいです。それに絶対に飛びやすい条件の風が吹かなかったら飛ばない勇気を持つことです。
取材協力者
安田保険サービス社長
加藤好三
サガ看板社長
嵯峨敏雄
会の名称は?
トンパラパ。これは簡単で面白いんです。パラグライダーは正式にはパラパントというんですが、それをひっくり返し
第16号 1989.7.3
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
パイロット学科試験
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近々、県南部を会場にしてパイロットの学科試験をやっていただくよう、会長のほうから学科試験検査員の小野寺さんへ申請を出しています。申請が出されてから、実施されるまで1〜2ヶ月はかかるようですが、今から学科試験の受験希望者をまとめておきたいと思います。ご希望の方は、事務局の岡根さん(0182−24−0656)へ申し込んでください。
なお、受験料と申請料合わせて2千円ですが、これは受験日に小野寺さんへ払い込むことになります。期日は決まり次第お知らせいたします。
※このパイロット学科試験と実技の両方に合格しないとP級ライセンスを持つことが出来ません。
是非、仕事の都合をつけて受験してください。落とすのが目的でなく、フライトする上で必要最小限の知識を身に付けてもらうためのテストです。ご心配いりませんので、できるだけ多くの方の受験をお待ちいたします。
刈和野採草地
・3日のフライト
・東の風6m(ちょうど横)
・テイクオフ PM5:30
・イーデル10
横風だったので、うまくライズアップできるか不安だったが、以前に同じような条件でアスリートで飛んでいるので
大丈夫だと思った。キャノピーが上がってしまえば、風の強いときはあまり前進が必要ないのでサイドの雑木は支障がないと思った。案の定ライズアップしたと思う間にリフトがかかって最大傾斜側へ浮いてしまった。風が巻いていたせいか、キャノピーが不安定で偏流をかけてもわずかずつしか前進しない。ときたまググッと上げられるが大した高度ではない。右下にある杉林のほうへ流されぎみだったので、フルぐらいどにして速度を上げようとした。何とか杉林から採草地に逃れたが、前進できないままぐんぐん高度が落ちていく。吹き降ろしに入ったらしい。そのまま静かに草地へランディング。大分風が乱れていたようである。ここは、高度がない割りに南風でないとなかなか難しい。
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ここに
イラストが
入っています。
小西先生手書きイラスト。
第17号 1989.7.5
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
やった−!最長不倒
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・・・・・アスリート会心の飛び・・・・・
待ちに待った西風が吹いてくれました。まるでこの日を待ちかねていたように、協和の田畑さんが、大台エリアでハングと同じくらいの距離を飛びました。しかも2本もです。1本目はリフト降り場からテイクオフした後、いつものテイクオフバーン上空で大きく高度を稼いでそのまま一直線に田んぼめがけてかっ飛びです。下から見ててもヒュッテの上でかなりの高度があったので、確実に林越えができるということがわかりました。そのまま真っ直ぐ進んで道路左側の減反地(30m四方)に無事ランディングしました。大台エリアでは、パラで初めての快挙です。「気持ち良がったー!!」彼の第一声でした。またまたすぐに上がって準備。今度はやや北方向になった風のために、立ち上げを2〜3回失敗した後テイクオフ。今度は先ほどのようには高度がありません。当然左右に振るだろうと思っていたら、そのまま行ったのです。大丈夫かなと思っている我々を尻目に、どんどん田んぼ方面に向かっていきます。一番最後の小山も何とか越えたようでした。機体が左へ向かったようで、道路沿いにある電線が
・7月5日(日)
・大台エリア
・北西の風3m
・PM5時20分テイクオフ
・アスリート11.5(ファルホーク)
・体重 76Kg
心配になりましたが。しかし、これをうまくクリアーして右側に並んでいる減反地にランディングしたのです。高度は低かったものの、2回目の方が距離的に長かったことになります。彼の度胸とテクニックに感心しました。そしてアスリートの性能にもです。この大台で一つの記録が出た素晴らしい日でした。
9日(日)
昼食会開催◎
◎焼肉
集まろう!
大台へ
● AM11:00から
● 安い会費制
● ご飯・飲み物各自持参
・・・追加・・・ 9日の日
8:00から草刈奉仕を行います。初心者練習バーンです。草刈機のある方は持参・参加ください。
飛び出したら
みよう
キャノピーが真上にくるまでは
フロントライザーを放さない
第18号 1989.7.14
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
このところ最高です
梅雨の合間でしょうか。ここ2〜3日いい風が吹いて大台エリアも日没まで最高のコンディションになっています。仕事帰りに一本二本という日が続きました。工事の検査も終わり、運転しやすい道路をグングン上がって飛び出しています。
素晴らしいエリアになったものです。これからはお互いに声かけ合って、テイクオフポイントまで協力の精神で乗せたり乗せられたりしながら、できるだけ多くのフライトを楽しみましょう。
イイ、練習バーンだねー!
先日の日曜日、3台の草刈機で練習バーンを造りました。かって見て驚きましたが、起伏の全くない一枚バーンなのです。歳とった方でも全く安全。しかも、2台ゆうゆうとセットアップできる広さです。初心者の方でももう安心して練習が出来ます。まず使ってみてください。
小松さん、岡根さんどうもご苦労さまでした。
817m←大台のてっぺん
登ってきました、大台展望台。焼肉昼食会の後半、飲んだ勢いもあって皆で行ってみようということになりました。奥羽山荘の前を通り、鹿子温泉の前から山道を車で5分程。展望台登山口から登り始めて1時間40分。ようやくの思いで山頂到着です。何と、どん前にぶなの木が3〜4
本どーんとあって、仙北平野の素晴らしい遠景が左右に真っ二つなのです。展望台というにしてはちょっと無理があったようです。でも、これがもっと切り開かれたらここら辺でも最高の展望台になることでしょう。もったいないなあと思いつつ下山しました。
エリアに着いたらなんとアゲンストなのです。すぐ、機体を車で上げてもらって1本飛びました。汗をかいた後の気持ちよいフライトでした。登山者は9人。酔った体に鞭打っての登山。どうもご苦労様でした。
焼肉昼食会 大成功
18人の方が集まりました。パラとのめぐり合いを入れながらの自己紹介は、一人一人の個性が出た愉快な話になりました。小さい頃からの空への夢が、今現実になった喜びが誰からも感じられました。加藤さんの奥さん、田畑さん、準備や後片付け難儀してくれました。本当にありがとうございました。
第19号 1989.7.20
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
知らんぷりは いかんぜよ!
・マナーの良さ
・元気な挨拶
梅雨が明けたぞー!
・・・フライヤーとしては 当たり前・・・
同じエリアを借りて、しかも同じ喜びを体験しているフライヤーなら、もう仲間も同然。より気分良く楽しむこと、スポーツすることはどの人にとっても強い願いなはずです。エリアの規則を守ることもそのためであるし、汚さないように努めるのも当然です。また、同じクラブでも、そうでなくても、顔見知りだろうが、知らない顔だろうが、声を掛け合っていこうじゃありませんか。
あんなに広い空を飛んでいるんです。心を狭くするなんて矛盾していますよ。心も広く大らかにのびのびと飛ばせてあげましょうよ。
秋田も梅雨明けです。いよいよパラ本番。時間のあるときはいつでも飛び出せるようになりました。大台エリアもこれからにぎやかになりそうです。練習生もぐんと増えているようです。事故のないよう、身支度や用具の点検、それに技能に合わせたバーンを選び、安全にやっていきましょう。指導者はくれぐれも気配りを忘れずに。
フライト用語(その3)
■アウトサイド
定められたランディングゾーンに降りられず、それ以外の場所に降りること。アウトサイドランディングの略。
フライトエリアのランディングゾーンは、土地所有者や管理者から許可を得て借りていることが多いが、アウトサイドすると、田んぼや畑の作物を傷める等の迷惑を第3者にかけることになる。また、ランディングゾーンとして整備されていない場所に降りて、怪我をするも考えられる。高度処理は慎重にし、無理なくインサイドランディングできるように努力を。
エリアによっては、アウトサイドした場合、罰金を徴収し損害を与えてしまった作物などの賠償金にしている。アウトサイド数回で、低高度の練習場に逆戻りし、1から出直すというルールを守っているエリアもある。
罰金惜しさにというわけではないが、アウトサイドしそうになると無理なターンをして、サイドやフォローの風で降りようとするフライヤーもいる。しかし、これは、とても危険。たとえアウトサイドしたとしても、地面近くでターンしてクラッシュする危険、フォローに押されて地面に突っ込む危険をおかすより、風に向かって安全なランディングを。
■サーマルブロー
サーマルが斜面に沿って吹き上げてくるときの風。間断なく吹いてくる斜面上昇風(リッジリフト)と違ってビューと来て休み、またビューと来て休みというふうに吹く。サーマルソアリングをしようとするフライヤーは、テイクオフ地点から下の斜面の草や葉の動きを監察して、ブローがテイクオフ地点に達する時に合わせてテイクオフし、サーマルに乗る。タイミングをはずすと、サーマルを逃してしまうこともある。
イーデルも最長不倒
第20号 1989.7.25
発行人 仙北郡六郷町米町71
小 西 修 悦
〒019-14 0187-84-1278
23日(火)大台 11時テイクオフ 南の風1〜2m
立ち上げに三回も失敗した後の四回目。キャノピーの左が下がり気味なのを右のブレークコードで修正してからのテイクオフだったので、やや低めにスタート。左のスギ林の上にでたのが、やっと一段下の斜面からになった。しかし、リッジでわずかに上げられていつもの高度は稼げた。奥羽山荘の芝生がいつもより近くに見える。あまり操作をせずに軽く一巻きしたまま直進。谷を越えるたびにググッと上げられる。 休憩所を右に見るあたりで今までにないくらいの高度になっている。減反地が目にちらつきはじめたが、越えれるかなと不安がまだ残っている。途中で落ちても逃れられるようにコースをやや右側に移した。スキーヒュッテを右に見るあたりで、また上げられる。これは行くなとその時思った。高度が十分のように思えたので、最後の一番高い杉林の小山を通過できると思い、さらに左へ軌道修正。小山の上を通過するとき、またまた上昇し、ランディングはどこの減反地でも可能なように思えた。田畑さんが電線を越えたのもうなずけたし、上から見ると結構ランディングバーンはある。小山を越えた後、高度処理のためS字を切る。豆畑の向こうが田畑さんの降りた減反地。ポイントをそこに決めて高度を下げたが、田んぼの上になったら思ったより下がってしまい、豆畑にランディングしそうになった。ちょうど狭い農道が畑の右にあったので、届かない場合はそこだなと思いながらアプローチに入った。農道の上をねばったがわずかにショート。農道へ無事ランディング。キャノピーはギリギリ減反地へ落とすことが出来た。さすがにやったぞという喜びがわいてくる。気分のよいフライトであった。
ここにツリーランしているイラストが入っているのです。
ドウスルノー!って言っているイラストです。
| ◎誓約書集めます◎クラブ員の誓約書を集めます。理事の方に至急渡してください。いよいよ大台エリアを正式に許可して頂くようにしたいと思います。 |
1年間にわたり、発行された「ビッグフライト」は60号で終了です。