さほど長続きするものでもない、と思ってはじめたBEREEVEゆえ、このアルバムはあれこれ考えず、当時やってみたかったもの、好きだったもののフラグメンツを一枚に集約してみました!っという思いが入ってる作品。

 昔からなぜか好きになる音楽に時間軸があまり存在しない私、この時期のテーマは60年代のプログレ、70年代の黒っぽいフィーリング18世紀以降のクラシック、80年代のヘヴィメタルの融合!!ムリヤリ(笑)。レコーディング中に阪神大震災、プリ、プロダクション時に地下鉄サリン事件、ちょっとカゼひいたと思ってほっといたらインフルエンザでした!みたいな状態になってく心(笑)。暗くねじれていく条件は十分揃ってた。アルバム一曲目を一聴して「ガラスのように透明で壊れやすそうな音楽」と表現した人がいた。
 ギターを弾くことは自分にとって『解放、開放』する行為なんだけど作曲は自分と『向き合う』ことを強いられる作業ゆえ、脳ミソの歪みがどんどんブーストされていく気がするのって俺だけかなぁ?10代の頃の自分をボス黄色いのオーバードライブだったとするなら、この頃はさしずめMXRのディストーション。今はもうビッグ・マフ(笑)頂点を想像するとなんか怖い。

 でも、そういう状態の中で産み出したものゆえ、自分ではちょっと可愛くてBEREEVEの三枚のアルバムの中では一番気に入ってます。

追記
 これ書いてから10年ぶりぐらいに聴いてみた。さすがにそれだけ時間がたつとアラも見えるがいいところもあるな。誇れるもんでもないが恥じる事もないというか…。一曲目はピアノで作った。あと三曲目と五曲目…この三曲は一日で同時に“ポン”と産まれたもの。五曲目「この素晴らしい世界で」は前述のムリヤリ ミクスチャーのテーマでアシッド食ってたころのビートルズ、Pファンク、クリムゾンなんかの影響(笑)ギターは全体的に荒っぽく弾いていたような時期でソロのリズムとピッチが気になる(笑)その分目立たないバッキングとか凝ってんだけど、あんまり聞こえてこない(泣)。