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6月6日放送
はい、ファイルが4つ目になりました。
まだ終わりそうにない「陣内レシート」から。

先週、東京ディズニーランドで八戸のレシートをもらい、
このロケ初の「東北編」(「北海道」はあったが)に突入。
現場へ向かうことに。

午後10時15分、盛岡 到着。
「えー、こっからさらに 電車を乗り換えて1時間半、
 そっからさらに 車で移動、ということでね。
 移動に 5時間半て。
 でもどうせアレでしょ? オンエアーでは10秒ぐらいなんでしょ?
 全部流せっちゅうねん。5時間半。」

午後11時50分、ようやく目的の店 到着。
早速レシートをもらうも、同 八戸のもの。
次に声をかけた人で「五戸(ごのへ)」のレシートを手に入れる。

ここからロケ18日目
午前10時15分、目的の店 到着。
そこで十和田のレシートを手に入れ、移動。

午後0時30分、目的の店 到着。
八戸、五戸、十和田、と青森県内でウロウロしている。
とりあえず、関西に 少しでも近づきたい。
・・・と そこで、品川ナンバーの長距離トラック発見。
「おー、東京か。東京行きたい。東京でいい。
 これか神様が落とした 僕へのプレゼントや思うんですけど。」
しかし停車中のそのトラック、運転手が不在。
とりあえず、帰ってくるのを待つことに。
そして待ちつつも、他の行きかう車のナンバーもチェックすることに。
青森に東京の車が止まっているわけだ。
てことは、関西の車も 来ているかもしれないわけだ。
じっくり目をこらす。
「八戸・・・八戸・・・八戸・・・青森・・・岩手・・・
 いや、この近くの車ばっかりですねー」
・・・と、

 ブロロロロロロ

「・・・・・・え!」
停車していたトラックが動き出したのだ
「いや、嘘やろ、え、ちょっと待って、品川!」
走って追いかける。
「いや、ちょっと待ってって、いや、ちょっと」
車が見えなくなった
「・・・最悪や・・・」
「やったー!!」「最悪や」「無理」。
このロケの3大 お約束言葉。
そして力無く うなだれる陣内。

そして お約束字幕。「次回へ」。

ちなみにここまでの移動距離、15110km。

そしてオープニングの後 本編へ。

今日の出演は「チュートリアル」。
そして企画は「有名フレーズの続きを」。

梅田から難波へ徒歩で向かい、
道行く人に「有名なフレーズ」の最初の半分を ふる。
そして ふられた人が その続きを言えれば成功。
・・・分かりにくいですね。では実戦。
「勉強しまっせ」「引っ越しのサカイ」 はい、成功。
「ピッカピッカの」「一年生」 はい、成功。
「アクロンなら毛糸洗いに」「・・・え?」 はい、失敗。
こんな感じ。

成功したら 次の信号まで進めるが、
失敗したらスタート地点に戻らなくてはならない。
難波まで30個ほど信号があるわけで、
つまり30人ほど連続で成功しなければならない。
ちなみにその「フレーズ」は、
チュートリアルが 2人で考えなければならない。
また、1度成功したフレーズは、2度と使えない。

午前9時30分、ロケ開始。
「よっしゃ 最初は これで行こ。」
声をかける前に、「このフレーズで行きます」と宣言する必要がある。

道行く人を呼び止める。
「いやー、関西名物と言えば やっぱアレですよねー」
「ネタフリ」の前に、こういう「ヒント」っぽい 話は、
してもいいことになっている。
そして最初のフリ。
「とれとれピチピチ」
ナニワのモーツァルトが作った、
関西人にすれば当たり前の、アレですな。
「カニ料理」
はい、成功。次の信号へ。

2人目「セブンイレブン」「いい気分」
成功。次の信号へ。

3人目「じゃ、これで行きます」
声をかける。
「ファイトー!!」「・・・え?」
「・・・うん、いや、ほら、ねぇ」
宍戸開と西村和彦ばりのジェスチャーをしてみせる。
そしてもう一度。
「ファイトー!」「オー!
失敗。スタート地点へ。
・・・にしても、オーて。ノリ悪いな。
分かりそうなものだけど。

2回目も3つ目の信号で失敗(放送上詳細は省略)し、
午前11時、3回目のスタート。
3つ目の信号。
「さらりとした」「梅酒」
成功。
なんかこれ、昔 ナイトスクープでもやってたな。
ほとんど100%の人が答えられてたように覚えてる。
6つ目の信号。
「これで行こう。引っ越しのやつ」
声をかける。
「ところで、引っ越しとかは よくされますか?」
「まぁ、仕事の関係で」
「おっ、そうですか」
「しょっちゅう引っ越ししますんでね、
 どこの業者が安い、とか、結構詳しいですよ」
「おっ! これはいけるぞ!」
そしてフリ。
「サカイ 安い」
「・・・え、なにそれ」
「うそーーーん!!」
失敗。

午後0時半、4回目スタート。
10個目の信号。
「4400111」のフリに
「ツカサのウィークリーマンション」が出ずに失敗。

午後3時、5回目スタート。
15個目の信号。
目の前に「フジフィルム」の会社があった。
「よし、じゃこれで行こう」
道行く人を呼び止める。そしてフリ。
「お正月を写そう」
そして答え。
「フジカラー」
「・・・いや、うん・・・」
「・・・え、何?」
失敗。「で写そう」が出なかったがために。

6回目から9回目の分はカットされていた。
そして午後6時、10回目のスタート。
「8時間半たって、まだスタート地点にいまーす!」
「いえーい! やったぁ!!」

1人目で さっき失敗した「4400111」に挑戦。
今度は成功。

8個目の信号。「これで行こう。赤木春恵に託そう。」
声をかける。
「お仕事の帰りですか?」
「いえ、仕事はしてないんです。
 バイトを探してるとこなんです。
「バッ! バイトを! 探してる!!」

「バイト探しは」「フロムA」
なんなくクリア。

14個目の信号。
「じゃ次は これどう?「関西電気」「保安協会」っての」
「ああ、いいね、それでいこう」
・・・んー、まぁ、生まれも育ちも関西人の人ならともかく、
そうじゃない人には 分からないような・・・。

声をかける。
そしてヒントトーク。
「まぁねぇ、ほら、漏電とかしたら大変じゃないですか。
 そんなときには・・・」
すると男性が言った。
「かんさいーでんきほーあんきょーかい」
「うわ、すごいすごい。1人で全部言うた。ふってもないのに答えた。」
「いや、これ、大阪人の基本でしょ」
ん、やっぱり関西人には そんなに浸透してますか。

信号残り8個。
しかし2人は新しいフレーズが浮かばずにいた。
そこで、スタッフに問いかける。
「ちょっと、案、出してくださいよ」
「いや、ほんまに、このままフレーズ浮かばないと
 みんな帰れないんすよ? いいんですか?」
そしてスタッフを含めての会議。
なかなか有名なフレーズがいくつか浮かんだ。
早速使ってみる。
「1・2」「サンガリア」 成功。
「日清製粉」「唐揚げ粉」 成功。
「ゴホンといえば」「龍角散」 成功。
順調。

そして、残す信号は、3つとなった。
声をかける。そしてヒント。
「いやー、僕ら吉本の若手なんですけどねー。
 ホンマにねー、お金ないんですよー。
 どうしたらいいと思います?」
「むじんくん とか」
「あー・・・むじんくんねぇ・・・
 ・・・そうだんです。
 ・・・いや、なんか、今、俺がスベったみたいで、
 ごっつ気分悪いんやけど。」
そしてフリ。
「黄色い看板」「プロミス」
成功。

残り2つ。
ゴールゲートが見える位置にいる。
「これ、どう?「ありがとう」「浜村淳です」。」
「ありがとう浜村淳です」
もう10年以上続いている、
関西の人なら 知らない人はいない、ぐらい有名なラジオ番組。
普段よくラジオを聞いているであろう
「タクシーの運転手」に声をかけ、成功する。

さぁ、残り1つ。
ここで失敗すれば、また最初からだ。
失敗するわけにはいかない。

・・・と、ここで とっておきの提案をした。
このときの為に 今まで使わなかったのだろう。
「これはいける! 絶対いける!!」

しかし、時刻はすでに午前2時半
人通りがなく、声をかけようにも かけられない。
30分ほど待ったところで ようやく人を発見。

早速声をかけ、そしてヒントトーク、
そしてちょっとしたモノマネの後、ふる。

 「3年B組ーー!」

 「金八先生ーー!」

「よっしゃー!!」

「贈る言葉」をBGMに、ゴールゲートをくぐる2人。
ロケ終了時間、午前3時。
ロケのべ時間、17時間30分。

ちなみに、使用したフレーズは、
放送されたされてない、また成功失敗を含め、全69フレーズとのこと。
その一覧が、最後にダーッと流れましたですよ。

・・・ん? 一覧? 一覧てか?
・・・どうする? 俺? 書くか? ここに? 書くか?
大変じゃないの? 大変だろうね。
・・・ま、いいか。
明日(ていうか、もう今日)、仕事休みだし。書きますか。

間の空白までが「フリ」の部分。
後半が「答えてもらう」部分です。

・とれとれピチピチ カニ料理
・セブンイレブン いい気分
・ファイト 一発
・有馬兵衛の 向陽閣へ
 ↑「ありまひょうえの こうようかくへ」関西では有名なCM。
・はとむぎ玄米月見草 爽健美茶
・できたて飲むか 藤原紀香
・さらりとした 梅酒
・喜びの酒 松竹梅
・チョッコレートx2 チョコレートは明治
・カンカンカンカン晩餐館 焼肉焼いても家焼くな
・勉強しまっせ 引っ越しのサカイ
・サカイ安い 仕事キッチリ
・ロートx6 ロート製薬
・すぐおいしい すごくおいしい
・サッポロ一番 味噌ラーメン
・ミルキーは ママの味
・おいしい笑顔 マクドナルド
・お口クチュクチュ モンダミン
・猫大好き フリスキー
・コーヒーギフトは AGF
・いいことあるぞ ミスタードーナツ
・4400111 ツカサのウィークリーマンション
・京橋はええとこだっせ グランシャトーがおまっせ
 ↑これも関西では有名なCM。どちらかというとバカCM。
・おはぎの 丹波屋
・痛くなったら すぐセデス
・メガネの ミキ
・たまごクラブ ひよこクラブ
・洋服の 青山
・白い歯っていいな ホワイト&ホワイト
・牛乳石鹸 よい石鹸
・クエックエックエッ チョコボール
・明日も見てくれるかな? いいとも!
・100人乗っても 大丈夫
・ハナテン 中古車センター
 ↑これも関西ローカルっぽいね。
・金鳥の夏 日本の夏
・お正月を写そう フジカラーで写そう
・ピッカピッカの 一年生
・赤いきつねと 緑のたぬき
・5時から男の グロンサン
・ドリームジャンボ 宝くじ
・お仏壇の 浜屋
・バイト探しに フロムA
・やめられないとまらない カルビーかっぱえびせん
・開いてます あなたのローソン
・黒猫ヤマトの 宅急便
・それにつけても おやつはカール
・かんむし乳はき弱ったな ひやひやひやの樋屋奇応丸
・関西電気 保安協会
・やっぱり俺は 菊正宗
・マルコメx4 マルコメ味噌
・あらよっ 出前一丁
・ぶたぶたこぶた おなかがすいたブー
・アクロンなら毛糸洗いに 自信が持てます
・おなかがすいたら スニッカーズ
・薬用石鹸 ミューズ
・ほらチェルシー もひとつチェルシー
・ハウスバーモント カレーだよ
・8時だよ! 全員集合!
・パンにはやっぱり ネオソフト
・スライスチーズは 雪印
・痔には ボラギノール
・かつお風味の 本だし
・1,2 サンガリア
・モーニング娘も WowWowWowWow
・日清製粉 唐揚げ粉
・ゴホンといえば 龍角散
・黄色い看板 プロミス
・ありがとう 浜村淳です
・3年B組 金八先生

・・・こんな感じっすねー。
「洋服の 青山」とか、字だけで見ると分かりにくいですが、
メロディーに乗せて ふられれば、分かりますわね。

・・・「おいしい笑顔 マクドナルド」って なんだ?
そんなCM やってたっけ?

どうでしょう、「ジャンプ団」に投稿されてる方、
「ダジャレ怪獣王」の元ネタとして、使えたりしませんかね?
・・・などと、せっかく書いたので むりやり
なんらかの実用性を 持たせてみようとしてみたり。

んー・・・疲れた・・・。
更新終了時間、午前5時45分。
更新のべ時間、4時間。
・・・まぁだいたいいつも 3時間はかかるんですが。

6月13日放送
陣内レシートから 番組開始。

ロケ18日目 午後1時 青森県十和田市より。
レシートをもらう。
「ここは どこですか?」

下田町です。」

青森県下田町。
八戸→五戸→十和田→下田。
青森県から出られない。

午後3時、下田のジャスコに到着。
さすがデカいスーパー、駐車場は車でいっぱいだ。

ナンバープレートを見てまわる。
「八戸ばっかりやねぇ・・・
 ・・・あっ! 奈良! 奈良奈良奈良奈良奈良奈良奈良奈良奈良!」
興奮のあまり連呼。
「他にもなんか あるんちゃうかな・・・
 あっ! 神戸! 神戸神戸神戸神戸神戸神戸神戸神戸神戸神戸神戸!」
興奮のあまり さらに連呼。
まるでジョジョのようだ。
「これはもう、このリャンメン待ちするしかないね。」

20分後、神戸ナンバーの人が 買い物を終えて戻ってきた。
「すいません! レシートを・・・」
「なぜですか?」
「いや、説明は後でしますので・・・」
もらったレシートについて 興奮気味に聞く。
「これは、どこの・・・」
「え、レストランの」
「どこのレストランですか?」
「え、このジャスコの。」
「ジャスコーー!」
そして説明。
「そういうわけで、神戸のレシートがね、
 もらえるかと思って 声かけさせてもらったんですよ」
「あー・・・いや、今はもう こっちに住んでるのよ。
 1年半前まで 神戸に住んでたんだけどね。」
「あ、そうなんですか。」
1つの候補は消えた。残るは1つ。

待つことさらに30分、奈良ナンバーの人が戻ってきた。
「すいません!レシートを・・・」
レシートを出しながら、女性は言った。

「これ、三沢なんですけど。」

「三沢って、青森ですよね・・・」
「はい」
「この、奈良ってのは・・・」
「実家が奈良なんです。今は三沢に住んでますけど。」
「あ、そうなんですか・・・」

失意の陣内に その女性の子供が話しかける。
子供「おっちゃん、なんの仕事してるの?」
陣内「(レシートを見せて)こんなことをしてんのよ」
子供「なんの為に?
子供は時に残酷。ミもフタもない。

午後5時30分 青森県三沢市。
八戸→五戸→十和田→下田→三沢。
青森県から出られずにいる。
「ホンマ 青森 出たいー」

「すいません、レシートを・・・
 あ、すいません、えーと これは?」

 「十和田

「・・・・・・。」

午後7時15分 十和田に戻ってきた陣内。
結局 この日一日、青森をウロウロしているだけだ。

早速 声をかける。
「すいません、レシートをですね・・・。」
「ありますよ、ガソリンのでよければ」
「いいですいいです。それでいいです。お願いします。」
そしてレシートを受け取る。
「えーと、これはどこですか?」

 「福島です。」

「福島ーー!! ありがとうありがとう。」
こうして丸一日かかった青森編は終了した。

「よかった、やっと出た、福島、よかった・・・。
 ・・・福島ってどこ?
 ・・・まぁええわ。青森出れるなら。」

ここで字幕。「次回へ」

そしてオープニングの後、本編へ。

今日の出演は「ロザン」。
そして企画は「幸せいっぱいで梅田〜難波」。

道行く人に「幸せですか」と聞いてみる。
そして、その人の幸せの度合いに応じて、
規定のコップに水を入れてもらう。
「今めっちゃ幸せ」な人は コップぎりぎりまで水を入れ、
「今ヘコみまくり」な人は ちょっとしか入れない、ということ。
そしてそのコップの水を、
ロザン宇治原の背中に背負ったタンクに入れて、
そのタンクから水があふれたら ゴールとなる。

ちなみにそのタンクの容量、30リットル
コップの容量については説明がなかったが、
たとえナミナミ一杯いれたとしても、
決して大した量ではない。
30リットルためるには、かなりの時間を要することになる。

午前10時、ロケ開始。
1人目の人に聞いてみる。カップル。
「どんなときが幸せですか」
「2人でしゃべっているとき」
・・・のろけ話かいな。
そして水をコップいっぱいにいれた。
それを宇治原の背負ったタンクにいれる。
それを見て相方 菅、ガクゼンとする。
「・・・なにこれ。マンタン入れたのに。」
「そうやな、コップいっぱい全部行ったよ、今。
 いや、俺、見えへんねんけど。
 ちょっと見ていい?」
背中からタンクを降ろす宇治原。
「・・・これ、メッチャ聞かなアカンで。」
30リットルのデカさを思い知らされた2人。

「・・・暑い・・・」
午前11時を越えたころには気温は27℃を越えていた。
この番組、これからの季節 更にしんどいかもしれない。

そんな折り、宝クジ売り場を見つけた2人。
なんと「当選金お支払い窓口」まで あるではないか。
「あれ、並んでるってことは、
 つまり「当たった人」ってことやんね?
 ・・・そりゃ 幸せいっぱいやろー。」
早速 声をかけてみる。
・・・が、みんな足早に逃げていく。
昔、「こち亀」に書いてあった。
「宝クジに当たった人は「当たった」とは言わない」
それが立証されたVTRだった。

午後2時、気温がついに30℃を突破。
おっさんに声をかけてみる。
「みなさんに、今、コップの水で幸せの度合いを・・・」
「うん、今ノド渇いてるから、一杯くれへん?
 ゴクゴクゴク ぷはー    おおきに! じゃ!!
「水 飲み逃げ去った・・・」

午後5時、気温は相変わらず30℃を越えたまま。
ここまでで声をかけた人数、68人。
水の量は約半分、13リットルまで来ている。
水は1リットルで1キログラム。
この暑さの中、さらに「重さ」が のしかかる。

そのとき、たまたまそこを通りかかった少年。
少年 「あ、おはようございます」
宇治原「おいっす」
菅  「おいっす」
少年 「え、ロケですか? クヮンガクッ?」
宇治原「そう、クヮンガクッ」
午後5時なのに「おはようございます」。
わりとギョーカイ人っぽいアイサツ。
おそらく「プロ」としては最年少お笑いコンビであろう、
「りあるキッズ」の長田融季だ。
「最近、なんか幸せやったことある?」
「幸せやったことですか・・・
 あ、そうそう、修学旅行 行ったことですね。
なんとも中学生らしい御意見。

やがて陽がくれてきた。
気温は下がってきたが、かわりに水の量が増えてきている。
宇治原の足元が おぼつかない。
個体なら まだしも、液体なので、
歩くたびにタンクの中で揺れて、
背中で水が揺れると それに合わせて体も振り回される。
宇治原「あかん、うまいこと歩かれへんよう なってる」
菅  「お前、めちゃめちゃ涙目なってるやん」
休み休み、ちょっとずつ進んでいく。
いよいよ日付が変わった。
午前0時を過ぎて、水は29リットルのとこまで来ていた。
菅  「でも、あと何杯、ってのが分からんからな」
宇治原「せやねん、人によって まちまちやからな」

声をかけてみる。
「あなたは今 幸せですか」
「いや、車で免取り(免許取り消し)になって。
微々たる量しか入れてもらえず。

いよいよ「あと1人で終わり」っぽくなってきた。
声をかけて、水を入れてもらう。
宇治原「どう? あふれた? あふれた?」
菅  「ああー! 表面張力!!
ギリギリであふれない。

午前1時30分、ゴールの「難波高島屋」到着。
しかし、「場所」がゴールでも、
「条件」がギリギリ クリアできていない。

深夜、人通りの少ない中、
ようやく協力してくれる人を見つけた。
宇治原「あふれました? 幸せあふれました?」
菅  「おっけーい」


協力してくれた人・116人。
ロケ終了時間・午前2時20分。
ロケのべ時間・16時間20分。


6月20日放送(第34回)
今週土曜の「オンエアバトル」(NHK)は関西芸人が多くて
楽しみだったりする。
陣内智則も出ているようだ。
こういう他の仕事の日以外は
すべてこのロケに費やされているのだろうか。
そんなレシートロケから。

前回の青森から 寝台列車で一晩かけて翌日午前11時
目的地、福島県福島西のガソリンスタンドに到着。
ロケは19日目に入った。

「とりあえず関西ナンバーの車を探そう」
目の前を通り過ぎる車の中から
探してみるも、福島のばかり。

やがて、千葉ナンバーのポルシェ
ガソリンスタンドに入ってきた。
「んー・・・・・・千葉か・・・。どうしようかな・・・。
 ん、次のも千葉か、次のも千葉・・・いや、なにコレ?」
千葉ナンバーのポルシェが10台。
ガソリンスタンドがポルシェで埋めつくされた。
「いや、でも関東行っても しゃーないんで、見逃しますわ。
 とりあえず、ポルシェが10台来た、ということで。」

関西ナンバーの車を探すこと3時間、ついに・・・
「・・・お、大阪!」
ん、来たか?
「神戸!」
ん?
「大阪神戸ばっかり来るやん」
こわれた。
そんな事実は存在しないのに。

そんな時、またも千葉ナンバーの車がGSに。
「・・・どうしようかな・・・行くか」
声をかけることに。
もらったレシート、行き先は

  土気(千葉)

「よし、行きましょう」
電車に乗り込み 現場へ。

現場が近づくにつれ、外の景色がどんどん田舎になっていく。
「関東のイメージって こんなんちゃうぞ・・・。
 これやったら福島と同じやん・・・。
 ていうか青森と同じやん・・・五戸やん・・・。」

ここで画面に文字。「次回へ」。そして本編へ。

今日の出演は「サバンナ」
そして企画は「持ち物しりとりで梅田〜難波」

道行く人の持ち物で しりとり。
その物の最後の文字で44文字全てを埋めるとゴールとなる。
44文字とは「あいうえお かきくけこ さしすせそ
たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも
やゆよ らりるれろ わ」のこと。
濁音(゛)や半濁音(゜)で終わるものは
濁音や半濁音のない音が あてはまるものとし、
また逆に 前が濁音や半濁音のない音で終わっていても
次の物は それに濁音や半濁音のついた音で始まってもいいものとする。
伸ばす音(ー)で終わる場合は
その一つ前の音が あてはまるものとする。
普通のしりとりは 同じ言葉は2回言えないが
これは 同じ物が何回出てもいいものとする。
当然「ん」で終わる物は禁止。

午前10時、八木の持っていた「時計」からロケ開始。
ちなみにこの「い」はカウントされない。

一万円札、つぶつぶいちご(ポッキー)、小銭、ニコスカード、
鳥の唐揚げ(弁当から)、携帯電話、脇シュー(いわゆる制汗剤のこと)、
指輪、和光電機のカード、
八木「カード、さっきも出たなぁ・・・」
「と」がダブった。早くも「ダブリ」発生。
このロケはよく この「ダブリ」に悩まされる。

時計、生きがい情報士の教科書1(そういう本の1巻ということ)、
チャコナー、ナイスタック(というテープ)、クレパス、スニーカー、
鍵、(持ち物の)黄色(の部分)、ローズマダー、ダマートグラフ、
封筒、上着、キティちゃんのお守り、リング(指輪)、口紅、
ニコちゃんライター、第一勧業銀行カード、ドラえもんストラップ、
袋、ロブスの靴、
4時間で44個のうち19個が埋まった。

ツアーパンフレット、時計、一円玉、マジック、口紅、荷物、
通学帽子、シール、ルイヴィトンのサックプラ、ライター、
タバコケース、スヌーピーのバッヂ、ちり紙、水、
スルッとKANSAI(という電車乗車券)、委任状、
高橋「「う」で始まるものを・・・」
運転免許証
高橋「また「う」やがな」
高橋「(ちがう人に)「う」で始まるものを・・・」
梅のど飴。
ここで まだ「ね」で終わるものが出ていないことに
高橋は気がついた。
高橋「め で始まって ね で終わる言うたら「メガネ」やわな」
八木「メガネかけてても、なんか荷物持ってたら
   荷物の中から探されるかも知れへんから、
   手ぶらのメガネを探そう」
その目論見が成功。

メガネ、寝巻、黄色の紙、ミッキーの写真入れ、
高橋が おばちゃんに声をかける。
「すいません、何か「れ」で始まるもの持ってませんか?」
「れ? レシートしかないわー」
「あ、それでいいですよ」
レシートを受け取る高橋。
・・・ん、「レシートを受け取る」の後に
「陣内」以外の名前が入るのは 初めてだわ。

そしてサバンナは驚いた。
高橋「あああ! 難波高島屋!!
八木「陣内さん!」
高橋「陣内さん! 僕ら1日でやりましたよ!
   何日も出ていない幻のレシートが 今ここに!!」
八木「結構 簡単に見つかるもんやねんなぁ」
高橋「あービックリした・・・」

時計、インナー、名札、タバコ、コンパクト、時計、家の鍵、
銀の筆箱、小銭、ニコルくんのストラップ、封筒、ウチの鍵、
高橋が まだ「て」が出ていないことに気がついた。
「き で始まって て で終わる・・・切手!」
郵便局前で出てくる人を待ち伏せ。そして成功。

切手、手帳、占いの紙、ミュール、ルイヴィトンのポーチ、
チーク、口紅、ニゼルタクチュアクレイ(化粧品)、
イヤリング、靴下、タイムボム(という名の店)の袋、
ここまで6時間で28文字クリア。

ローファー、アイスコーヒー、ひも、
ここでアイスを食べている女の子3人組を見つける。
そして高橋が まだ「む」が出ていないことに気がつく。
「あー、アイスクリー・・・」
まずは先に「あ」で終わるものを見つけないと。
とりあえず その子に声をかけてみる。
「モッズヘアー(店)の名刺」と「シール」が出てきた。
八木「ル・・・ルアー!
高橋「ルアー持ってる人いませんか!」
そこで近くに釣具屋があることを知り、急いで移動。
なにせ彼女たちがアイスを食べ終わるまでに
戻ってこないといけない
わけだから。
「アイスクリーム」じゃないと、
「アイスクリームの棒」じゃ意味がない。

釣具屋の前で待ち伏せ。
出てきた客に聞く。
「何か「る」で始まるものを・・・」
「え、ルアー」
ダッシュで戻って「む」クリア。

時刻はすでに午後6時。
八木「さすがに疲れて来ましたね・・・」

アイスクリーム、ムース、水筒、腕輪、
ワインミュージアムのチケット、ドコモの携帯、胃薬、
リップクリーム、無印良品のスティックのり、領収書、洋服、
靴、ツタヤのカード、時計、イングリッシュディクショナリー、
リップライナー、
ムースからリップライナーまで3時間かかったが、
かぶっていないのは「領収書」の「よ」だけだ。
高橋「あかん、俺らだけでは 言葉浮かびにくい」
そこで八木が本屋で何かを買ってきた。
逆引き広辞苑
高橋「何これ?」
八木「例えば、「さ」で終わる言葉を探してるとするやろ、
   で、この辞書で「さ」の所を調べるとな、こういう風に
   「公開捜査」とか「さ」で終わる言葉が沢山載ってるわけや」
高橋「ウソやん、マジで?
   ていうか、この本は何の目的で作られてんの?」
八木「いや、このロケの為やろ」
こうして強い味方を手に入れた。

生茶、やきそば、花柄の傘、財布、笛、映画のビデオ、おしぼり、
リベンジ(というイベントらしい。詳細は不明)のチケット、時計、犬、
ここで時刻はすでに午前3時。
残っているのは「せ」「そ」「ほ」「へ」の4つ。

布、ノート、トラサルディのタバコ、
高橋「コーラ行って ラジカセ行って、「せ」取ろう」

午前5時。
八木「$¥%*$#$¥#」
高橋「え?」
八木「・・・いや、歩きながら寝てた・・・」
ロレツが回らなくなっている。目もウツロだ。

午前6時、コーラを持っている人を探して
さまよい歩くこと3時間、ようやく 探し人発見。

ここでVTRは「午前10時」に変わる。
「僕らも正直、疲れも限界なんですけどね」
そう言う八木の顔が かなりスッキリしている。
少し寝たのかも知れない。

さっそく関西有数の電気街「日本橋」へ。
ラジカセを買った人発見。
ラジカセ、千円札、ツーカーの携帯、家の鍵、銀行の通帳、
ウチの鍵、キャッシュカード、時計、家の鍵、生地、
高橋「ジッポや! 「ほ」取ろう!」
ジッポ(ライター) ゲット。

残すは「そ」と「へ」。

ここで2人は綿密なプランを立てた。
むやみに聞いて回っても なかなか終わらない。
とりあえず「へ」にたどり着くために
2人が立てたプランは こうだ。
「帽子、ジーンズ、ストラップ、フラッペ」
そして この計画が成功する。

残すは「そ」。
「逆引き広辞苑」で調べてみるが、
ブ厚い本のわりに、「そ」のページは1ページしかない。
高橋「とりあえず この中で持ってても
   おかしくないもん言うたら 「味噌」やな」
そして立てたプランは、
「ペットボトル、ルーズソックス、スニーカー、鏡、味噌」

近くの味噌屋に電話。閉店時間は午後6時と知る。
現在午後4時。2時間以内に「鏡」までをクリアしないと。
味噌屋の前以外で 味噌を持っている人を探すのは難しい。

午後5時30分、「鏡」までを終えて味噌屋の前へ。
しかし、味噌屋には あまり客が来ない
ひたすら待つことに。

午後5時50分、ようやく客が来た
そして味噌を買っていった。さっそく声をかける。
が、シカトされる。
時間がない。

そこへもう一人 客が。味噌を買った。
声をかける。
「ちょっとよろしいですか」
「すいません、仕事中なので・・・」
これを逃すと おそらく次はないだろう。
その人の自転車の前に立ちふさがる高橋。
そして強引に聞く。
「「み」のつく物 持ってませんか!!」
「え、味噌・・・
「よっしゃー!!」

しりとりの回数・131回。
ロケ終了時間・2日目の午後6時。
ロケのべ時間・32時間。

余談ですが、これを書いている途中、
何度もビデオを再生して停止して巻き戻して
を繰り返しているうちに、
テープがデッキの中でからまる
という おもしろイベントが起きました。
テープ取り出せません。泣きそうです。

明日開けてみよう・・・。今日はもう6時なので寝ます。
失意の中。

6月27日放送
↑先週ブッ壊れた私のビデオなんですが、
フタを開けてなんとか直すことに成功いたしました。
が、翌日にまた おブッ壊れあそばされました。
またフタを開けて、いろいろしてみたら、
「バキッ」という、「なに?断末魔?」みたいな音をたてて、
なんか白いとこが取れました。
そして うんともすんとも動かなくなられました。
やったね!

仕方がないので新しいビデオを買いましたよ。
修理に出すと どれぐらい日数かかるか分からないのでね。
詳細なレポートが お届けできなくなるのでね。
ていうか、なんでそこまで必死に お届けしているのかしら、私は
まぁね、好きでやっとることなんで いいんですけども。

なんかビデオを変えたら テレビ自体の映りが良くなったのよ。
なぜかしら。
あと、Gコード機能って、便利なようで
実は無くても あんまり変わらんかな、という感じ。
「一発ナビ」とかいう機能も。

市民税やらの通知が来てて金銭的にしんどい この状況の中、
追い打ちをかけるようなイベントが起きましたよ。
やったね!

そんなわけで、「クヮンガクッ」に行きましょう。

今日の出演は「陣内智則」。
そして企画は「レシートすごろくで梅田〜難波 その15」。
「35分まるごとレシートスペシャル」である。

前回と違って、前週に告知(「来週はレシートスペシャル」みたいな)が
無かったので ちょっと意外だったりした。
「次はゴールの時まで スペシャルは無いやろな」とか思ってたので。
・・・ん? ゴール?

今日の新聞テレビ欄、「クヮンガクッ レシートゴールか?」とある。
ん、いよいよなのか?

ナレーションより放送開始。
「これまで18日間で 17都道府県を移動。
 ほぼ1日1県のハイペース。
 総移動距離は15702km。
 はたしてゴールできる日は やってくるのか?」
なんとも その日が今日であるとも取れるナレーション。

そんなわけで、ロケ19日目、午後5時10分、
千葉県 土気(とけ)のスーパーに到着。
かなり のどかな所。
「こういう、地味なところが一番しんどいのに、
 編集で すぐ次行ってたりすんねん。
 全部流せっちゅうねん。完パケで。」
色須魅亜的業界用語講座。
完パケ。「完全パッケージ」の略だったかな。
(「講座」とか言ってるわりにウロオボエ)
つまり「カットせずに」ってこと。

そこへ通りかかった一人の青年。
「すいません、レシートを・・・」
もらったレシート、住所は

 六本木

移動。

午後8時20分、六本木到着。
東京には各地から人が集まってくる。
さっきの のどかなスーパーよりは
関西人を捕まえられる確率は高いだろう。
「今日中に関西帰るぞー」

が、また東京ロケ恒例「誰も話を聞いてくれない」を味わうことに。
しかし しばらくして「あれ?陣内さん?」
関西人が通りかかった。
「おおお! いや、あのね、レシートを・・・」
レシートを探す青年。そして言った。
「・・・無いですわ、昨日全部捨ててしもた」
「ああ、そう・・・。ちなみに、それはどこのレシート?」
天王寺とか
「ああ・・・・・・。」
「がんばってくださいね。」
「うん、ありがとう、さようなら。」
ヘコむ陣内。
「イヤや、もうイヤや、帰りたい、関西帰りたい。」

と、そこへ・・・
「・・・!!!!? おっ!おはようございます!!」
目を見開いて驚く陣内。
そして夜8時なのに「おはようございます」と
業界の人にするみたいな挨拶。
スタッフ「えええ!?」
スタッフも驚く その通りかかった人。
陣内 「おはようございます! いくよさん!!
今いくよである。

驚いたのは陣内とスタッフだけではなかった。
いくよ「・・・誰?」
急に深々と挨拶されて 驚くいくよ。
陣内 「吉本興業の陣内智則といいます」
いくよ「・・・陣内君? 何してんの、こんなとこで。」
事情を説明。
陣内 「そんなわけで レシートお持ちじゃないですか?」
いくよ「ちょっと、辻井ちゃん(マネージャー)」
辻井 「じゃ、これ・・・あの、
    すごい関西のなんですけど、いいですか?」
陣内 「いいですいいです、全然いいです」
そしてもらったレシート、店名は「MIO」。
陣内 「ミオってこれ、天王寺ですよね?」
辻井 「ええ」
陣内 「よっしゃー!!」
こうして無事に関西への切符を手に入れたのだった。
いくよ「今、石川から帰ってきたとこやねん。営業でね。
    くるよちゃんは大阪帰ったんやけど。」

そしてロケ20日目。
午前10時30分、天王寺よりロケ開始。
「いくよさん、ありがとうございます。
 8回目の天王寺です。
 今日はね、もう、ゴールしますよ。
 視聴者のみなさん、裏では
 ロンドンブーツ(ロンブー龍)、
 誠タクシー(北野誠のやっている関西ローカル番組)、
 「ぷっ」すま、やってますけども、
 今日だけは陣内智則を見てください。お願いします。」
おお、いかにも 本当に今日ゴール、みたいな発言。
やはり いよいよなのか?

狙いは いつも通り「高島屋の紙袋を持った人」。
しかし、2時間待っても 「その人」が現れない。
「なんでや? 天王寺は通らへんのか?
 でも、こないだ来た時には 結構通ってたのにな。」
そこで一人の女性に声をかけられる。
「あ、陣内さん、いつも見てますよ」
「あ、ありがとうございます。
 いや、高島屋の袋を持った人をね、探してるんですよ」
その女性から、なぜ「そういう人」が通らないか、知ることができた。
「今日、高島屋、休みですよ
「え、マジですか?」
「水曜日なので」
そりゃ 通らないわけだ。
「・・・なんの為に待ってたんや、2時間も・・・。
 まあでも、教えてもらわんかったら、ずっと待ってるとこやったし。」

そのときまた、違う女性から声をかけられる。
高島屋のレシート持ってますよ
「・・・あー、「持ってますよ」って言うたらダメなんですよ・・・」
ルール上 それをもらうわけにはいかない。
「でも 持ってる人は おるってことやね」

そして声をかける。
「すいません、レシートを・・・」
もらったレシートは「あべのルシアス」
阿倍野と天王寺は つまり同じ場所で、
目的の店は そこから肉眼で見える距離にある。
「じゃ あの店へ行ってきます」
「めっちゃ長いこと やってますよね」
「あ、知ってたんや」

午後2時10分 目的の店 到着。
「あと2枚で ゴールします」
ゴール宣言。
根拠のないゴール宣言。
でも、これで本当にゴール出来たら
根拠はなくても この発言に意味はあるわけで。
理屈じゃない、予言めいた発言としてね。

早速 若い女性に声をかける。
「すいません」
「・・・・・・」
シカトされる。通りすぎて行った。
それでも とりあえず言ってみる。
「あの、「クヮンガクッ」って番組なんですけど」
「えっ、クヮンガクッ!? めっちゃうれしい」
戻ってきた。
そしてレシートをもらう。
「たぶん めっちゃいいレシートやと思うで」
と言われて 渡されたレシート。

場所は なんばCITY
「やった! ・・・え、これ何?
 このときのために 置いといてくれたん?」
「いや、もしかしたら、って思って。
 だから今、めっちゃうれしい。
 分からんと通りすぎたけど「クヮンガクッ」って言われて。」
「分からんかった? 僕 地味やから? やかましわ」
一人ノリツッコミ。

午後2時50分、なんばCITY到着。
「なんば」。つまりゴールのあるところ。
ここで、荘厳なBGMが流れ出す。
・・・荘厳というか なんというか、
うまく表現できないんですけども、
なんか、教会とかで流れてそうな、
うん、映画で言うなれば、クライマックス近くで流れてそうな曲
・・・「クライマックス近く」?

「長かった、20日間は長かった。
 沖縄も行ったし 札幌も行ったし
 東京も3回行った・・・」
「今日で終わる感」たっぷりに 思い出を語り出す陣内。
「でも高島屋が閉まってるから
 袋 持ってる人が おらへん・・・あっ!」
いた。
「すいません、レシートを・・・あ、ありますか、
 それをですね、はい、ひょっとしたらそれが
 記念すべき最後のレシートになるかも知れないんですよ・・・」
そして そのおばちゃんからレシートを受けとる。
「・・・プラスワン? これは・・・?」
生野区の林寺なのよ。
 なんとかいう偉い落語家さんが住んでるとこなのよ」
「いや、知らん・・・そんなん知らん・・・」
「米朝さんの次ぐらいに偉い人が住んでるとこなのよ」
「いや、知らん知らん・・・そんなん今の僕には関係ない・・・。
 ・・・え、この高島屋の袋は・・・?」
「いや、服のサイズが合わなかったのでね、
 交換してもらおうと思って来たけど 店が閉まってたのよ」
「あー・・・そうなんですか、
 いや、説明をしますね、僕、20日前から、」
うん、こないだ北海道行ってたよね
「知ってんねやん! なんや、知ってんねやん!
 知ってんのに 何を出してくれとんねん、これ。
 ・・・いや、すいません、
 高島屋のレシートくれたらゴールやったんですよ」
「あらー、そうなの・・・そこまで知らんかったから・・・
 すいませんね・・・」
「いやいや、いいんですよ いいんですよ」
まあ、また後日 交換に来るのであれば、
「ここで買ったものです」と証明するために、
レシートは必要になりますわな。

午後4時20分、生野(いくの)区 林寺(はやしでら)到着。
大阪に変わりないが、ゴールからは かなり離れる。
この後 玉出へ。
そして その後 梅田へ。
生野から梅田までの間は 放送上10秒程だったので
(いわゆる「ダイジェスト」)詳細は不明。

午後5時50分 梅田はJR大阪駅前歩道橋到着。
前にも書いた通り、ここはこのロケのスタート地点である。
「ね、初心に返ってね、がんばりますよ。
 3ヶ月前にね、ここから始まった時の気持ちで。
 ・・・あのとき僕まだ 25やったからね。
 今は26になっとるからね。
 年取っとるのよね。」
そしてレシートをもらって、その店へ移動。
その移動距離、わずか50メートル。

そして次にもらったレシート、場所は

 心斎橋そごう

「おおっ! やった!!」

午後7時、心斎橋そごう到着。
ゴールの高島屋までわずか1kmのところである。
ここで、荘厳なBGMが流れ出す。
・・・荘厳というか なんというか、
うまく表現できないんですけども、
なんか、教会とかで流れてそうな、
うん、映画で言うなれば、クライマックス近くで流れてそうな曲
・・・「クライマックス近く」?

「もうね、がんばりますよ、
 生まれ変わったネオ陣内を見ててください。
 すいません、レシートを・・・」
もらったレシート、場所は

 大阪府松原市

大阪市から 久しぶりに出てしまう形に。
「あかんわ・・・いつもの陣内智則のままや・・・」

そしてこの後、松原→松原→中百舌鳥(なかもず・堺市)を経て
午後10時 大阪南港に 到着。
この間も ダイジェストなので 詳細は不明。

わたくし色須魅亜、昔「白鷺(しらさぎ)」という所に住んでまして、
南海高野線の白鷺駅から電車に乗ると
その次の駅が中百舌鳥なのですよ。
昔は よく中百舌鳥をウロウロしていたのですよ。
だからこの時 陣内が中百舌鳥のどこに行ったのか
ちょっと気になったりするけど 放送上ダイジェストだったので
どこか分からなくて 残念なのですよ。
うん、めっちゃ余談。

午後10時 大阪南港。
雨の中、傘をさしながら人が通るのを待つ。
そこへ、傘もささずに歩く女性。
「すいません、レシートを・・・」
もらったレシート、その場所は

 心斎橋ココリコ

「よっしゃ! ありがとうございます
 傘、これ、差し上げますので、使ってください」

午後10時40分、ココリコ(ケーキ屋)到着。
たしか、「ココリコ」ってコンビ名は
この店から取ってるのよね? たしか。
ちなみに、その店、どこいあるかというと、心斎橋そごうと同じ建物
つまり、3時間40分前と まったく同じ所に 戻ってきたわけだ。

なので、再びここで、荘厳なBGMが流れ出す。
・・・荘厳というか なんと(中略)
うん、映画で言うなれば、クライマックス近くで流れてそうな曲
・・・「クライマックス近く」?

通りかかった若い女性に声をかける。
「すいません、ちょっといいですか?」
「あっ、陣内さん」
「おっ! よし!」
この企画を知っている人のようだ。
「レシートを・・・」
「これ、モスやねんけどね、私がバイトしてるとこ」
「モス? どこの?」
駒川中野(東住吉区)
「なんでやねん・・・」
肩を落としてみるも、「大阪府大阪市」であることに変わりはない。
「え、この企画知ってるよね?」
「知ってるよ」
「難波のは 持ってなかったの?」
「うん」
「そうか・・・うん、でも いいよ。
 今日の俺なら またここへ戻ってこれそうな気がするし」

午後11時15分、駒川中野 到着。
「今日のロケ始まって 約12時間が経ちました。
 ・・・すごいな、今日 丸一日 大阪におるわ。
 いや、そうやねん、うん、それが普通やねん。
 大阪におる人が大阪のレシートを、持ってて普通やねん。
 それが なんや、今まで 東京やー 札幌やー・・・」
と そこへ、こちらへ近づいてくる人が。
「じゃ あの女性に声かけてみます。すいませーん・・・
 ・・・いや、さっきの子やないか
心斎橋で このモスのレシートをくれた女性。
「どないしたん?」
「あのね、きいちごシェイクが メッチャおいしいのよ。
 ちょっと食べてみて、ホンマおいしいから」
「いや、うん、じゃ買ってきて」
シェイクを おごってもらう陣内。
そして人通りの少ないこの深夜、その女性と
誰か通るのを ひたすら待つことに。

しばらくして、若いカップルが通りかかった。
その女性に意見を求めてみる。
「どうかな、あの子たち、難波とか行きそうかな」
「うん」
「じゃ、行ってみよう。すいませーん・・・」
そしてもらったレシート、「アメリカ村ビッグステップ」、
地名で言うと心斎橋である。
「よっしゃ!! え、これは? 最近行ったの?」
「いや、メッチャ昔」
日付を見てみる。
「・・・97年!? よう持っててくれたわ・・・」
参考までに、その人の他のレシートも見せてもらう。
「うわっ!! 沖縄あった!!
沖縄県宜野湾市。日付は98年。
旅行に行った記念に 持っているらしい。
「よかった・・・もしこっち出してたら
 沖縄行かなあかんとこやったのよ・・・」
そして その女性と別れ、アメリカ村へ。

午前1時50分、アメリカ村 到着。
今日の放送、心斎橋へ来ると毎回
荘厳な音楽が流れる。荘厳というか(以下略)。
これは、やはり何かの前フリなのか?

深夜、しかも大雨。
人通りの ほとんどない中、ようやくもらったレシート、
場所は「武庫の里(むこのさと)」。
市で言うと兵庫県尼崎市である。
「あかん・・・やってもうた・・・。
 せっかく今日一日 大阪におれたのに・・・。」

そしてロケ21日目。丸3週間だ。
午前11時、武庫の里ファミリーマート 到着。
「もう今日はね、絶対ゴールしますよ。
 あと4枚。4枚目のレシートでゴールします。」
またも根拠のないゴール宣言。
しかし、この宣言は、後に・・・。

そこでレシートをもらって、
午後2時30分、神戸市垂水(たるみ)区に到着。
「もう、あと3枚でゴールしますんでね。」
駐車場に停まっている「なにわ」ナンバーの車を発見。
レシートをもらう。行き先は

 HEPナビオ

「ヘップナビオって、これ、梅田やんね?」
「そうですよ」
「よっしゃ!!」

午後4時、梅田に到着。
うまく大阪に戻ってくることが出来た。しかも梅田。
「もう、あと2枚でゴールしますんでね。」
そしてもらったレシート、場所は恵美須(えびす)町
梅田から見れば、難波に少し近づく形。
「よっしゃ!!」

午後5時30分、恵美須 到着。
運命の刻。宣言通り 次でゴールできるのか?
ちなみに難波高島屋までは わずか2kmの所。
可能性は充分にある。
「すいません、レシートを・・・」
もらったレシート・・・
残念ながら高島屋のものではなかった
「コクミン」というドラッグストア。
しかし、そのコクミン、何店かというと、

 ナンバ店

「ごめんなさい、これで最後の予定やったんですけども、
 まぁ、オッケーです。次でホンマに最後です」
妙に自信あり。これは ひょっとしたら・・・?

午後6時、コクミン ナンバ店 到着。
ここから見て、難波高島屋は どこにあるかといいますと、
 目の前
距離にすると、200メートルぐらいだろうか。
ほんとに、もう、すぐそこ。

荘厳な音楽が流れはじめる。
映画で言うと、「悪の組織に単身侵入、途中で悪の部下達と
死闘を繰り広げながら、ようやくボスのいる部屋へ たどり着いた」
みたいな音楽。なにせ、ゴールは すぐそこにあるのだ。
「高島屋、僕が21日間目指した場所が、もう目の前にあります。
 もう、これでホンマに最後です。ホンマに長かった。
 でね、(昨日は閉まってたけど)今日は開いてるし、
 もう、高島屋の袋を持った人だけを狙っていきます。
 ・・・で、これで終わりなんで、というか終わりにするんで、
 (紙を取り出し)これ、「レシートすごろく出演者一覧」
 ってのがありまして、レシートをくれた皆さんの
 お名前とか、聞いてるんですよ。
 会ってお礼は言えませんのでね、ここでお礼を言わせて頂きます。
 まず、記念すべき第一号は、ツボウチユウコさん、
 これね、阪神百貨店のレシートをくれた女の人。
 彼女から始まって、そしてイトウノリユキさん、
 ・・・OOさん、ありがとうございます。
 ・・・OOさん、ありがとうございます。
 (放送上は省略されていたが、おそらくすべての人に
 お礼を言ったのだろう。ちなみにその人数は195人にのぼる)
 そして、最後ですね、さきほど、キハラミワコさんが、
 この「コクミン」のレシートをくれました。
 このみなさんの協力がありまして、
 今日、めでたくゴールしようとしています。
 みなさん、本当にありがとうございました。
 ・・・ホンマに、なんでこんなに かかったんやろ・・・。
 長かった・・・長かったぞ・・・。」

ボスさえ倒せば すべては終わる。
この21日間のすべてをかけて、高島屋の袋を持った人を探す。
「・・・これね、高島屋のレシートをもらったときの
 気持ちっていうのがね、僕、分からないんですよ。
 味わいたいんですよ、どんな気持ちなのか・・・。
 ・・・デッカイの来た!!
高島屋のデカい袋を持った おっさんが近づいてくる。
最後にふさわしいデカさ。これがボスの貫禄なのか。

声をかけてみる。
「すいません、ちょっとよろしいですか・・・」
見事にシカトされる
さすがボス。一筋縄では いかないぜ。

そしてまた高島屋の袋を持った人が通る。
しかしまたもシカト。
無理なのか? ゴールは出来ないのか?



そしてまた高島屋の袋を持ったカップルが通った。
「すいません、ちょっとよろしいですか・・・」
立ち止まった
「すいません、レシートを一枚頂いてるんですよ、
 よろしければ・・・。」
カップルの女性が レシートを探しはじめた。
「じゃ、ここに置いてください・・・」
すぐに見えないように、顔を後ろに向け、
そして右手を差し出す。
そこに置かれるレシート。
すかさず左手をその上に置いてレシートを隠し、
合わせた両手を顔の前に持ってきて祈る。
「あの、すいません、場合によっては、
 僕、変になるかも知れないですけど、
 そのへんは ご了承ください・・・」


「・・・行きます・・・」
おそるおそる左手をどけた。


今日の番組の全体の作り、
そしてその音楽、
また、難波高島屋の すぐ前という場所、
そしてそこで会った 高島屋の袋を持った人、
すべては「そのとき」に向けて 流れている。


左手の下のレシート、
右手の上のレシート、
その店名は・・・・・・



 高島屋



「・・・高島屋!! やったーーー!!」

大の字に跳び上がる。
スタッフの惜しみない拍手。
音楽も変わった。
「ボスを倒して、ついに町の平和を取り戻した」みたいな音楽に。

「ありがとうございます! ありがとうございます!
 ・・・あ〜 こんな気分なんや〜・・・」



こうして、陣内智則の、
実時間21日間、放送時間15週間の、
長く そして孤独な戦いは、幕を閉じた。



・・・んー、とりあえず陣内さんがゴールしましたのでね、
この「関西ローカル番組紹介企画」も
いったん終了ということに させていただきます。
いや、来週の内容によっては またやるかも知れませんけどね。
とりあえず、今までのご愛顧、ありがとうございました。












まぁそんなわけで、無事ゴールを果たした陣内智則。
ところで、



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