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                   「悪代官 川合伸旺くん」のオフィシャルホ−ムペ−ジへ    

 オフィシャルホ−ムペ−ジの中からいくつかの項目を転載する。

お知らせ

 本人病気により、名古屋御園座の正月公演を降板いたしました。 チケットをお買い求めになったお客様、また出演を楽しみにしていて下さった皆様には多大なご迷惑をお掛けし、お詫び申し上げます。 只今療養中につき、芸能活動を休止しております。芸能活動を再開いたしましたら、今まで同様応援して頂けますようにお願い申し上げます。【2004年1月】

プロフィール

* 愛知県豊橋市出身.
* 八町小学校を経て豊橋中学校(愛知四中)に入学.敗戦後の新学制度により県立豊橋時習館高校となり、昭和26年卒業する.
* 上京、池袋の演劇専門学校(秋田雨雀・土方与志主幹)の舞台芸術学院本科に入学.
* 卒業後、プロ劇団『劇団青俳』(亡木村功・岡田英次・金子信雄・西村晃など)に所属、『新劇』で修行する.
* 劇団青俳に所属中に映画・TVの出演をくり返し、在籍10年を経て退団.
* 創立以来のテレビ界で活動する.
* 再び新劇の世界に戻り、賀原夏子主幹のNLTを経て三島由起夫主幹の『浪漫劇場』に在籍.
* 解散後、マスコミの世界に再び戻り、以後舞台(商業演劇)・映画・TV・外国映画の吹き替え(アテレコ)〔主にポール・ニューマンの声〕と活動を続け、現在に至る.

* 絵画活動は1987年色紙絵より始まり、個展も10数回を超えている.

最近の主な出演作品

【商業演劇】
松平健公演、坂本冬美公演、小林幸子公演、五木ひろし公演等で御園座(名古屋)、明治座(東京)、新歌舞伎座(大阪)、新宿コマ(東京)、梅田コマ(大阪)を回っている。
【映画】
東映 『最後の博徒』
【TV】
名古屋TV  ダムドファイル『物件瑞穂区』
【舞台】
2004正月公演 五木ひろし公演(名古屋御園座)

絵画歴

【基 礎】
* 愛知県時習館高校(豊橋市)在学中、美術部に所属.三年間にわたり基礎(デッサン)を冨安昌也先生(現日本水彩画会理事−東京芸術大学油画科卒)に学ぶ.
* 高校卒業後、演劇(新劇)の道をたどり、絵の活動から離れ俳優の修行に勤しむ.

【個 展】

昭和62年
初めての絵画展を名古屋市御園座(劇場)地下の画廊で童をテーマにして淡彩画を発表する
平成3年
第6回目の個展を郷里 豊橋市丸栄百貨店の美術画廊で開催
平成5年
第8回目個展 名古屋松坂屋デパートにて
東海ラジオ、御園座後援で行う
平成12年
名古屋栄、メゾン・オザワギャラリーで個展開催
平成13年
NHK厚生文化事業団企画 第3回『芸能人の多才な美術展』に出展
同時に長野県南安曇野穂高町有明『ギャラリー陶苑』にて水墨画の秋山美峰氏と“二人展”を開く。
平成14年
第4回『芸能人の多才な美術展』に出展
平成15年
第5回 同美術展に出展

絵画作品例

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            【http://www.tbs.co.jp/mito/univ_MITO/jidaken/repo/17.html】より

 川合伸旺 インタビュー
             

                

      ▼プロフィール 川合伸旺(かわい のぶお)

     1932(昭和7)年、愛知県豊橋市出身。'51年に愛知県立時習館高校を卒業。
     漢劇専門学校の舞台芸術学院本科を卒業後、劇団青俳」に所属。舞台・映画・テレビで活躍。
     声優としてポール・ニューマンなどの吹き替えも。'87年から絵画活動をはじめ、各地で個展も開催。

“悪代官”といえばこの人!『水戸黄門』出演回数48回。その数、歴代2位の川合伸旺(かわいのぶお)さん。
12月15日放送の1000回記念スペシャル版で、49回目の出演を果たします。ワルぶりに今から期待しちゃいましょ。

その川合さんの悪役のルーツは、なんと小学生の時に演じた「花咲かじいさん」の悪いおじいさん役だったー!そして、悪代官の肩書きからは想像もつかないもうひとつの意外な活動もされていたー!聞けば聞くほど楽しくて深〜い川合さんのお話。

学芸会でも悪役でした

一番最初に人前でお芝居をしたのは、小学1年生の学芸会。
出し物は「花咲かじいさん」で、悪いおいじさん役に推薦されたんです。それが嫌で嫌で、先生に「やりたくない」って駄々をこねた。
当時僕は学級委員長で、先生は「級長がみんなの前でそんなことができないようじゃダメだ」って言うんで、仕方なくやったわけ。
でも、やりながら悔しくてね。灰を撒きながら「枯れ木に花を咲かせましょう」って何度も言ってるうちに、涙が出てきちゃった。
で、舞台が終った時に、みんなが心配して僕の周りに集まってきた。でも「悔しくて泣いた」なんて恥ずかしくて言えない。ちょうど冬場だったから「シモヤケが痛かったんだよ」ってごまかしました。

助っ人から俳優開眼

僕は旧制中学の時(今の高校生)、美術部に在籍してたんです。
演劇部の大道具の書き割り(背景の絵など)を描いてたら「役者が足りないからちょっとやってみて」って言われたのがきっかけ。
当時、ジャン・ギャバンとかジャン・マレーとかカッコイイ俳優がいっぱいいて、なんかよさそうだなって思ったんです。それで、役者になるには発声とか舞踊とか全部一から勉強しなきゃダメだって演劇の専門家に言われたから、大学進学をやめて上京。「舞台芸術学院」に入りました。
2年間とにかく基礎の勉強ばかりでしたね。そこを卒業する時、「劇団青俳」に推薦してもらって、試験を受けたら受かったんです。木村功とか岡田英次とか金子信雄とかそうそうたるメンバーがいて、新人は僕と梅津栄の二人だけでした。

挫折から救った黄門様の一言

入って10年の間に、「もうやめて田舎に帰れ!おまえは役者にはむいてない」って3回言われました。
確かに体つきも顔もよくないし、言葉もなまっててきちんとした標準語がしゃべれなかったからね。
やっぱりダメかなぁなんて思ってた時、西村晃(二代目黄門様)に「みんなに何を言われても、舞台ができればいいじゃないか。映画になんか行こうと思うな」って言われたんです。そうか、僕は舞台だったら一生懸命やれば役者として生きられるんだって、ハッと気付きましたね。それから頑張って頑張ってやりましたよ。

時代劇初挑戦!それは苦労の連続

僕は新劇出身だから、刀なんて持ったことないわけ。何にもできないから、みんなに厳しくされて大変苦労しました。
でも、すごく感激したというか教えられたことがあります。
僕が悪代官や悪家老の役で、ベテランの時代劇俳優の人たちが僕の子分になるわけですが、そのベテランの人たちから「僕ら主役に斬られるための悪役をやってるんじゃないよ。川合さんが演じている代官の子分をやってるんだ。代官を信用して守っているから、斬られて死んでいくんだ。だからどうか、川合さんももっと勉強して欲しい」って。
確かに、へたな殺陣をやってる親分には誰もついてこないし、見ててかっこがつかないよね。だから僕も専門家のところで必死に勉強しました。
今の若手の人たちも、時代劇をやるんなら「最初はできなくてあたりまえ」なんて思ったらよくない。
僕は、時代劇は基本をわきまえた人しかやったらいけない、それくらい厳しいものだと思っています。
もし演技で不安があったら、撮影中でも「今のとこ、あれで良かったでしょうか?」ってどんどん先輩に聞けばいい。教えてくれるのを待っていたら進歩しないです。

悪代官は心優しい画家の顔を持つ!

大人に見て欲しい童画をね、描いてます。僕が子どもの頃にいたふつうの子どもたちっていうかな、鼻水たらして田んぼを走り回ってたあの時分の童(わらべ)。それを今の大人たちが見て、時代が忘れてしまったものを思い出してくれて、今の子どもたちにも伝えてくれればいいなと思って。
高校の時以来絵は描いてなかったんだけど、ある時、サインと一緒に描いていた僕のカットを見た人が、もっとちゃんとやってみたらどうかと言ってくれて。
最初、何を描こうか迷ったんだんだけど、俳優だから人を観察するのは得意だから人間にしようと。でも、大人は好きじゃないし、かといって女性にはあまり縁もない(笑)。そこで子どもにしました。
特にモデルがあるわけじゃなく、ほとんど空想。高校時代ずっとデッサンをやってたから基本はわかってるしね。
でも、手のひらにも足の指にもちゃんと表情があるんだって、描いてみてあらためて思いました。

公開はたった一日!幻の青春映画

昔、各劇団の若手を集めた日本のヌーベルバーグ作品を新東宝さんが企画し、僕も劇団青俳から出演しました。
「女子大生、私は勝負する」という青春映画で、マドンナ役は原知佐子。
ほかに三橋達也、蜷川幸雄、露口茂、米倉斉加年、春川ますみといった面々。

僕の役は、ベンツのオープンカーを乗り回す金持ちで、ちょっと不良っぽいタフガイ。予定通り全国で封切られたんだけど、残念ながら初日のみで打ち切りになってしまいました。
理由は、若者たちが水着姿で遊ぶシーンに婦人団体からクレームが入ったため。
当時、女性のビキニ姿は初めてだったんです。結局、この作品は二度と日の目を見ることがなかった。
それからしばらくして「太陽の季節」が作られて、これは日本のヌーベルバーグだ!なんて評価されたけれど、もしも「女子大生、私は勝負する」がそのまま上映されていたら、僕が石原裕次郎より先に日本のナイスガイになってたかもしれません。
ナイスガイと悪代官とじゃえらい違いだよね(笑)

名台詞はこうして生まれた

悪代官が袖の下の小判をチラリと見せられ、「お主も悪よのう」とニンマリする場面、すぐに皆さんご想像がつくかと思いますが、実はこのセリフはドラマではほとんど使ってないんですよ。
もともとは、かつて田口計さんと出演した飴のCMでのやりとり。悪代官(川合)とその恩恵に預かる悪人(田口)という設定で、最初は違うセリフが用意されていたんだけど、やっているうちに二人でこれに変えちゃったわけ。
結果、CMのインパクトが大きくて、それがそのままドラマのセリフのように思われているんです。
僕のフィギュアの屏風(びょうぶ)にも直筆で「お主も悪よのう」と書き添えてあるんですよ。(フィギュアは完売しました)

ワルに見せるために

僕はもともと現代劇出身だけど、時代劇の人間と思われているようですね。
でも、最近の現代劇は子どもが殺されたり、さらわれたりするから、時代劇俳優といわれてちょうどいいや、なんて思っています。
そういう犯人役が回ってきたらかなわないからね。
『水戸黄門』に限らず、昔から悪人に見せるために、けっこういろんな努力をしてるんですよ。
詳しいところは企業秘密なんだけど、ちょっとだけ明かすと、とにかくたくさん着こんで恰幅よく見せること。
だから夏は大変。でも不思議なことに、脇や背中、股周りは汗びっしょりなのに、顔だけは汗をかかなくなりました。
あとは、昔から「この役をやったら絶対に画面に映る。その時は俺は主役だ」っていうふてぶてしい思いがあったし、いい者役に平伏したり斬られたりしながらも、心の中では「くそっ、何言ってやがんだ!」っていう思いが本当にあったから。
だからこうして存在できてるのかなぁなんて思いますね。

悲しくも奥深い悪役人生

悪役をやっていて寂しいナと感じるのは、同級生の友達なんかから「テレビに川合伸旺が映っても、あれはお父さんの友達だぞって子どもに言えないんだよなぁ」なんて言われた時。そういう時はその友達が気の毒になるし、なんだか自分も哀れになっちゃうよね。もし僕が正義の味方の役だったら、友達も威張れるのになって。一方、初対面の方から「川合さんて素顔はいい人ですね」なんて言われてます。でも、別に僕はいい人でもなんでもなくて、ずっと悪人を演じていると、素に戻った時くらいは違う人間でありたいというだけのこと。悪役をやっていて良かったことを挙げるとしたら、人間として間違わないこと。これに尽きるんじゃなかな。

                   

           【http://www.tbs.co.jp/mito/univ_MITO/jidaken/repo/27.html】より

             

  川合伸旺さん・内田勝正さん・中田浩二さんの座談会。

1000回SPに、黄門様に平伏し続けたあのおなじみの敵役三人が登場します!
                      薩摩藩国家老役で川合伸旺さん、
                      薩摩藩江戸家老役で内田勝正さん、
                      薩摩藩江戸留守居役で中田浩二さん。
三人が密談するシーンの収録は、スタジオ内に緊迫感が漂っていて、ワタクシお鈴もちょいビビっちゃった。でもって、そんな三人の素顔は…。

                   

悪の言い分

川合:
それにしてもこれだけの長寿番組は珍しいですな。私の俳優生活の大部分と重なります。
私らは裏方みたいなもんだけど、実際はドラマを支える大きな役割を担ってるわけで、そういう意味じゃ大変でしたよね。

内田:
そうそう、悪がいなきゃこのドラマは成り立ちませんからね。
特に我々は大悪党だから、見た目から存在感がなくちゃいけない。主役に対抗できるものがないと、やっつけがいもないからね。

中田:
我々が憎まれれば憎まれるほど、いい仕上がりにつながるワケですから。

川合:
だからスタジオに入ってから撮影が終るまで、精神修行みたいなもの。
レギュラーの人たちともあまりおしゃべりはしない。そうしないとお芝居が弱くなっちゃうんだよね。
その分、気難しいヘンなヤツなんて思われたりもするけど、でもみんなそうやって自分の役を大切にしてるんじゃない?

内田:
ありますよね、そういうとこ。

中田:
僕自身悪役をやってきた中で、ほかの悪役俳優の方々とお付き合いできたことが、すごく財産になっていると感じてるんですよ。
でも、そんな魅力的な先輩方が次々に亡くなられて、今回こういう1000回の記念に、気心の知れた川合さんや内田さんとご一緒できて、ホントうれしいです。
生き残っている者の同窓会のような感じがして、よく頑張ってきたなぁ、なんてね。

内田:
頑張ってきましたよね。
やっぱり悪役やってると、長いこと苦労を積み重ねてるから、人の痛みとか弱さをある程度知ってるじゃないですか。
でも、だからこそ演じる時はそういう人の弱い部分をグググッと突ける。因果な商売だねぇ。

川合:
だからね、誰も知らないところでは素朴に美しく生きてみたい、なーんて思うわけですよ。

中田:
川合さん、カツラ取るとホントいい方ですもん。

内田:
ほんと、ほんと。

個性が大事

中田:
それにしてもお二人は、カツラを付けてメイクすると濃いですねぇ。

川合、内田:
あっはっは(大ウケ)。

内田:
そういう中田さんこそ濃いじゃないですか。

中田:
いやいや今回はお二人が濃いので、私は少し静かめに。
でも、やっぱり悪をやる俳優って一人一人スタイルがありますよね。諸先輩方を思い出しても、皆さん考え抜いたスタイルを持っている。

川合:
やっぱり個性を出そうと思うから表現方法も考えますよ。
『水戸黄門』ではあまりないけど、僕は斬られた時の"死に様"を大変研究しました。
家老、代官、商人、その時々の役柄とか状況を踏まえて、この瞬間に死んでいく気持ちはどんなだろうって一生懸命考えて。
監督に「そこまでやらなくていいよ」なんて言われながらもね。
『水戸黄門』だったら、印籠を出された瞬間のワルのビックリした顔だけを集めてVTRを作ったら面白いんじゃない?
みんな表情も間も絶対違うから。

内田:
それは確かに面白そうですね。
『水戸黄門』の場合、いろいろなパターンが決まっていて、お客さんもそれを期待してるワケだから、立ち回りを自分だけへんに凝ったり、今風の殺陣をしたらバランスが崩れちゃう。
その辺は絶対はずさないように個性を出さないとね。
でも、今回のように三人一緒のシーンがあったりすると、同じような演技をしても仕方がないから、たとえば川合さんがこうきたから、僕はこうやって動こうとか、カメラが回った瞬間に体が反応してる。やっぱり習性でしょうか。

苦労は多い!

中田:
冬にやるお白州のシーンはキツイですね。
ずっと正座してるから膝がガタガタになっちゃう。
日頃からちゃんと体の手入れをしとかないとね。
膝を痛めてる仲間は本当に多いですね。
別の番組だけど、一緒に出ていた俳優さんが、わらじをはいて立ち上がった瞬間にアキレス腱が切れたことがあって。
寒くて体が固まっちゃってたんでしょうね。
以来その番組は、全員柔軟体操をしてから撮影に入るようになりました。

内田:
我々の仕事はスポーツ選手と変わらないですよね。
立ち回りも、常に主役の方たちのタイミングに合わせてやるでしょ?
相手によってリズムも全然違いますからね。

川合:
しかも、その上で個性を出さなきゃならない。

中田:
内田さんは忍者の役も多いから、飛んだり跳ねたり走ったり…。

内田:
俊敏な動きが要求されますからね。
忍者は、お侍と違って刀を逆手に持つし、立ち回りの動きが全然違ってくるんです。
柄(つか)も丸じゃなくて四角だから危ない。
芝居中に、肉離れを起こしたり、何度も落馬したり、ケガは耐えません。

中田:
カツラを付けたまま何時間も待つということ自体、体力勝負。
疲れたところで本番が来たりするから、そういう時は特に体を気をつけないとね。

内田:
そうですね、それに悪役ってかなりテンションが高いでしょ?
本番で急にテンションが上がらないから、待ってる時からある程度維持していないとね。

中田:
川合さんも内田さんも、お会いするといつも思うんだけど、背筋がピシッとしていて、精神的な強さを感じます。

川合:
精神なんてものじゃないですよ。
大根役者だから、そうしてないと出番になった時にスッと入れないだけ。
でも、僕ら三人とも舞台出身だから、長い間稽古を積んで、徐々にテンポを上げていって、それを保って保って、芝居で一気に出すってやり方でしょ?
それが映画出身の方って、本番直前までワーッて話していてもスッと役に入れる。瞬発力があるなぁと思いますね。

内田:
苦労というわけじゃないけど、僕なんてたまーに現代劇なんかでいい人やると、クレームが来ちゃうんですよ。
お客さんは裏切られた気持ちになるみたいで。ホントはいろんな役をやれた方が面白いんだけど。

川合:
僕もたとえいい者の役でいい芝居をしても、お客さんは「違う!」って認めてくれないんだ。ホント消化不良起こしちゃうよ。

趣味の時間

川合:
僕は、俳優業以外に絵を描いてるんですよ。

中田:
私は趣味と実益を兼ねて空手をやっています。
もう30年になるかな(現在2段)。

内田:
最近、スキューバダイビングとゴルフをやるようになりました。
ダイビングもゴルフも原点は力を抜くことなんだけど、実は役者もそうなんじゃないかと、ふと気付いたんですよ。
今までは悪役をやる上でとにかくカーッと睨んだり、あちこち力を入れてたんだけど、力を抜くお芝居も大切だってね。
力まないこと、これは趣味から学んだ発見でした。

中田:
それ、わかります。空手も実は力を抜く訓練なんですよ。
力を抜いた方がスピードも出る。そういう意味で、私も空手は仕事に役立ってますね。
ダイビングも同じなんですね。

内田:
リラックスしないと酸素ばかりたくさん吸っちゃってダメなんです。魚になった気分でしなやかに漂わないと。
土日はよく伊豆で潜ってますが、気持ちいいですよぉ。
でも怖い顔してるとお魚が寄って来ないから、優しい顔でね(笑)。

今後の時代劇

                    

中田:
時代劇って、演じる側にとっても見る側にとってもすごく遊び心があると思うんです。
ある意味リアルとは対極のものだから。
そういう自由さが俳優としてすごく楽しいし、大好きですね。

川合:
時代劇は、歴史の中の"美"がいっぱい詰まっているものだと僕は思うね。
衣裳にしても、家並とかの風景にしても、小道具ひとつとっても。
日本人の民族性とか魂からくる様式美みたいなものを、キチッと形にして伝えていくのはとっても意義があると思います。
時代劇は日本人にとってなくてはならないものです。

内田:
うん、これからもっともっと育てていってもらいたいと思いますね。
若い人たちも面白い時代劇を作れば必ず見る。
ただ、ヘンに若い人に迎合するようなものはダメ。
やっぱり我々も含めた送り手が、ちゃんとしたいい時代劇を作ろうという思いを持ち続けないとダメでしょうね。

                    

          【http://www.asahi-net.or.jp/~yu3m-mtmt/love/love06.html】より

               

 ●御前様(川合伸旺)

 言わずと知れた悪代官、川合伸旺さんである。タイトルの御前様というのは、子供の頃から我が家では、川合さんのことをそう呼んでいたからだ。昔ながらの悪代官。「越後屋…お主もワルよの」「いえいえ、御前様ほどでは…」という典型的なパターン。悪役の王道(笑)なにせ、悪代官・川合伸旺というフィギュアにまでなったくらいである。アルフレックスから出ているこのフィギュア、小道具も凝っている。ホームページでは動画で、御本人自らのPRムービーが見ることができる。けっこう嬉しそうに商品を手にしている川合さんが、可愛らしい。この会社は由美かおるさんの<かげろうお銀>のフィギュアを作った会社だ。オプションはお風呂セット。人選も渋いが、小道具の選択も渋い(笑)<うっかり八兵衛>のフィギュアには限定でおにぎりが付いていた。おにぎりが効いたのか、八兵衛、完売だそうである。リクエストも受け付けているので、早速ホームページにお願いの書き込みをした。わたしのリクエストは、<焼津の半次@品川隆二さん>と<仁義なき戦い@今井健二さん>である。ナイスな人選でしょ?
 時代劇専門チャンネルで時代劇を新旧取り混ぜて見ていると、いやあ、出てくる出てくる(笑)亀石さんもよくお出になるが、川合さんには敵うまい。何度成敗されたのだろうか?たまに善い人も演じられるが、それもまた味わい深い。永遠の<御前様>。いつまでもワルの中の悪でいて欲しい

名前 川合伸旺(かわい・のぶお)
生年月日 1932年4月18日
主な出演作 <献身>(1962)、<獣に生きる>(1963)、<仇討ち・二人の荒木又右衛門>(1968)
<花は散らず>(1976)ほか
MEMO 単発でご出演は数えきれず。声のご出演も多い

                    

                【http://homepage1.nifty.com/keidora/hdaikan.html】より

                        「悪代官 川合伸旺」

                        
                        「ふっふっふ、お主も悪よのう・・・」


 川合伸旺くんは2年半の闘病の甲斐なく、2006年6月24日永眠されました。ご冥福を祈ります。

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