
BY 鳥助&犬丸
●鳥助のコメント
なつかしいなぁ。ジロン・アモス役は大滝進矢氏ですが、当時はまだ本名の「小滝 進」でした。そのジロン役はとりあえず(って失礼だなぁ)、関 智一。
“美形ではないヒーロー”もできそうな声という点では小野坂昌也とかもいいかなぁって思ったのですが、やっぱりもうちょっとしっかりしてもらいたい(笑)。それに「GACHAMAN」の大鷲の健なんか聴くと結構クールで都会的(死語)な声だったりするんだよね。そこいくと関さんの方が“土の匂い”が残ってるし(笑)、ドモン・カッシュ仕込みの“熱い心”もあってなかなかハマリそうな気がします。
それから、ラグ役は松本梨香 でキマリ! オリジナルの島津冴子さんはぼくも犬丸氏も共に大ファン。冴子さんの色気と不良っぽさはもう絶品!(『ダーティペア』のユリも最高!)それだけに難しいと思いきや、二人とも迷わず決めました。
『絶対無敵ライジンオー』、『伝説の勇者ダ・ガーン』それに『忍空』と少年役が多い松本さんですが、“姉御肌”のキャラには絶対ハマリます。大人の女性役が少ない気がしますが、マイナーで申し訳ないが、『山寺宏一のGAP SYSTEM』でもお芝居、自然な感じで好きだなぁ〜。そういえば、松本さん『ダーティペアFLASH』でケイやってたわ! う〜む。なんだか面白い。
あとここでのポイントは、コトセットだね。理屈っぽいくせにパワフルな感じは『うる星やつら』のメガネに通じるところがあるんで「千葉 繁っ!」といきたいが、それじゃあ芸がない。そこでオススメは島田 敏! 『バットマン・フォーエバー』のジム・キャリー(リドラー役)や『デスペラード』のタランティーノの吹き替えが絶品らしい。これは犬丸氏のお墨付きです。
●犬丸のコメント
スペースの都合で(こればっか)、各作品ポイントをひとつに絞ってお話しします。実際、話し出したらキリがなさそうなので……。
ラグです。島津の色気には及びませんが、男勝りの気の強いところや口の悪いラグのキャラクターを考えると、松本梨香をおいて他にいません。ドラマ的にも重要な位置にいるキャラなので、微妙な演技が必要。巧さという点でも文句なくこの人! って感じです。
●鳥助のコメント
やはりマーベルに尽きるね。アノ濃い顔に土井美加の声、コレが良い。ちょっと低めのトーンが素晴らしいっス。これは悩んだねぇ。でも結局、玉川紗己子……なんだけど、ぼく個人としてはイマイチのような気がしないこともないではない。じゃ他にいるか? と言われると困るけど。(折笠 愛さんとか…色気ですぎるかなぁ?)
黒騎士=バーンは小杉さんにしてみました。オリジナルの速水さんは“美形声”の第一人者ですが、バーンの場合“美形”というよりもサムライっぽさが重要だと考えてみました。『機甲戦記ドラグナー』のマイヨ・プラートとか近いイメージでしょう。
チャム・ファウの川村万梨阿は一時期アニメ界のアイドルでしたねぇ。それを考えれば、桜井 智になるのは、何をかいわんやです(笑)。
トッド・ギネスは堀内賢雄がぴったりだな、とか思ったけど、よく考えたらビデオ版の総集編でアテてるんだよね。オリジナルって誰だっけ? TV版のビデオ誰か貸してくれぇ!
●犬丸のコメント
玉川マーベルは松本ショウとの絡みを考慮した末に決定。単品(変?)では、多少の違和感はあるでしょうな、絵的に。
で、ここでのポイントはガラリア。
勝ち気な性格に不幸な運命、トロン・ミラン(『戦闘メカ ザブングル』のね)似の風貌など、今このキャラにピッタリなのは高山みなみしかいません、実際。『魔女の宅急便』のウルスラ、『らんま1/2』のなびき、『天空のエスカフローネ』のティランドゥなど似た雰囲気の(全部遠い気もするが…)キャラも演っているし、実力もあるしね。
●鳥助のコメント
『重戦機エルガイム』は平松広和の名前が出てくるかどうかがポイント!(ネウソウソ)この名前が資料を見ずに出てきたあなた、かなりの声優マニアだね?
冗談はさておき(失敬なっ!)、キャオの大塚さんの名前を覚えたのはこの作品でした。それだけに大塚芳忠さんのイメージはここで決まったような気がします。軽いやつなんだけど、バカじゃない、結構頼りになったりする。良い意味での“悪友”って感じ。まさに“相棒声”とでも言いましょうか、青春映画とか似合うと思いません? その辺から『MACROSS PLUS』のイサム=山崎たくみという流れになりました。なんか二人とも洋画声だよなぁ。
アムの本多知恵子さんは『機動戦士ガンダムZZ』のエルピー・プルなんかも有名ですね。最近は『キテレツ大百科』のみよちゃんやってましたが、荘真由美さんから本多さんへバトンタッチしてから気のせいかわがままになったような気がします。やっぱ、わがままな可愛い女の子ってイメージですよね。そうすると、ここは『美少女戦士セーラームーン』のちびうさ役、荒木香恵さんでしょう。これはぴったり。
で、レッシイの川村万梨阿と富沢美智恵の共通項は? 「お〜っほっほっほっほっ・」という笑い声を思い浮かべてみましょう。ね、白鳥麗子=火野レイでしょ。…ん? これってレッシイなのか? ま、いっか。
リリス・ファウですが、オリジナルみたいにチャム・ファウと同じじゃ芸がないので、こちらは山崎和佳奈さん。個人的には『鉄人28号FX』のフランソワ役が好きですが、ここでは『空想科学世界ガリバーボーイ』のフィービー役がキメ手になりました。妖精だし。えっ? やっぱり芸がない? 失礼しました。
●犬丸のコメント
チャムとリリスのキャラクターの違いをさりげなくキャストにあらわしてみました。キンキン声でがなり立てるチャムとは明確に違う、リリスのキャラ。山崎の、あまりうっとおしくならない声に秘密があります。(どんな?)
●鳥助のコメント
名作だけに新しい声のイメージが浮かびにくいんだよなぁ。
しかも、同じようなキャラクター配置の、いわゆる“ガンダムもどき”作品が多くあるし(『機甲戦記ドラグナー』とか『機動戦士ガンダムF91』とか)、かなり難航しました。
言ってるそばからアムロ役が、菊池正美=ケーン・ワカバだし、セイラさんが冬馬由美=セシリー・フェアチャイルドというみもふたもない結果になってしまった。とほほ。
その上、シャアが子安“ゼクス”武人で、ガルマが置鮎“トレーズ”龍太郎!……って、おいっ! まんまじゃないかっ! (別に良いんだけどね)こればっかりはかんべんしてくれえ
その代わり(?)、ザビ家の方々は無理矢理な感じもしますが、重厚にキメてみました・
そうそう、ランバ・ラルの茶風林は『疾風!アイアンリーガー』のブルアーマーや『黄金勇者ゴルドラン』のアドベンジャー等の“カッコイイ”方ねらってますんでよろしく。間違っても、『ちびまる子ちゃん』のヒデじいとか『黄金勇者ゴルドラン』のカーネルとかの声を思い浮かべないようにしましょう。
●犬丸のコメント
ポイントを絞るのが難しいなあ。決定してから気付いたけど今回の『機動新世紀ガンダムX』で堀内賢雄は艦長役ジャミルを演ってます。迂闊でした。
石川カツの気の小ささや家弓ギレンの狡猾さ、二又マ・クベのキレ加減がポイントか。『機動戦士ガンダム』のキャストには相当自信あります。スキ、ないでしょ?
●鳥助のコメント
『超時空要塞マクロス』も同じく、『マクロス7』とかあるんでダブらないように気をつけました。で、今度はなかなかうまいこといったんじゃないかな。一条 輝=岩田光央なんかいいでしょ? 『AKIRA』の金田とか『ここはグリーン・ウッド』の光流先輩みたいな役もいいけど、やっぱりどっか頼りない感じの青年のイメージも捨てがたい。日清のスパ王のCMでペペロンチーノのコーンが増えてうれしがってる姿も印象に新しいですね。バルサンのCMもやってましたね、そういえば。
早瀬未沙も土井美加さんがやっていましたが、これはマーベルとは正反対の地味ぃ〜な女性でしたね。いやぁ、やっぱり土井さん幅が広いよなぁ。洋画の吹き替えが多いのも納得です。で、地味な未沙(笑)では天野由梨嬢。やっぱり知性を感じさせつつ嫌味でない声という点ではこれもぴったり。『無責任艦長タイラー』のユリコとか『機動武闘伝Gガンダム』のレインなんかをみてもわかるでしょ。
それに対して、痴性を感じさせる(笑)声のミンメイちゃん。これは國府田マリ子さんでしょう。ほめてるんだからね! ここで、桜井 智をもってきてはいけません(キッパリ!)。
その後のフォッカー、クローディア、グローバルがそれぞれ佐々木功、滝沢久美子、田中信夫…って濃いなぁ〜これ(苦笑)。マックスの緑川さんは速水さんの嫌味な部分を踏襲してもらえるんじゃないかなぁ。劇場版のマックスってTV版に比べるとちょっとイヤな奴入ってるし。“慇懃無礼な天才美少年”って緑川さんにハマるって。だからほめてるんだよ! ホントに!
しかし、エキセドルは苦しいよなぁ。青野さんてのもちょっと安直すぎるかなぁ。でも、『機動警察パトレイバー』の後藤隊長と同じ声だとは思えないよねえ、大林さん。(もっとも、後藤隊長よりエキセドルの方が先だから、『機動警察パトレイバー』の時に驚いたけど)
カムジン&カイフンは劇場版はほんのチョイ役だったんで、檜山さんと堀川さんだったって言われても思わず「そうそう」とか言ってしまいそうでしょ?
●犬丸のコメント
『超時空要塞マクロス』のテーマは、嫉妬深い未沙とワガママで奔放なミンメイに翻弄される輝がいかに滑稽に見えるか、です。女心を見抜けず愚考を繰り返し、視聴者をヤキモキさせるには、岩田の軽薄的直情的朴念仁声(なんやそれ)がいいのでは? と思いました。マリ姉のワガママ&自分勝手なとこや天野の、場合によっては狂気にも感じられる冷たい声色(嫉妬してる時のね)。夏声と冬声の激突。恋の行方は? というお昼のメロドラマ感覚がこの作品の重要なポイントなのです。
どうでもいいけど、私と鳥助氏の早瀬未沙像が全然違います。これは私がミンメイ支持派、鳥助氏が未沙支持派だからです。結構分かれますよね。どっちが好きかで女性の好みが分かるという……(笑)。
●鳥助のコメント
ごめんなさいっ! もう我慢できませんでしたっ!
音無響子=井上喜久子。
ああ、し・あ・わ・せ・
いかん、いかん! 思わず幸せの国へ行ってしまった。
響子さんがきっこさんてだけで完璧だが、他のメンバーもこれまた自信作です!
朱美さんの萩森さんは『蒼き伝説シュート!』の田仲夏子のイメ−ジで決めました。三鷹の堀さんなんかも軽さと白々しい誠実さが程良くブレンドされてて良いです。そういえば、堀さんも神谷さんもピアース・ブロスナンの声アテてますなぁ(堀=『ミセス・ダウト』、神谷=『探偵レミントン・スティール』)。
あと八神いぶきに大谷育江さんもいいですね。オリジナルの渕崎さん同様、大谷さんも男の子の役とか多いですが、やっぱり『姫ちゃんのリボン』につきます。大谷さんにもっと女の人の役やらせなきゃいかんよ。ほんと。(大谷さんファンはBS11chの「ER」は必見! ゴールドマンという看護婦さんやってます。これがまた良いんだ!)
ゆかりばあちゃんの三ツ矢雄二なんかよさそうな気がしませんか? えっしない? そうかなぁ。いけるって、いや、マジで。ほんとうだって。
W惣一郎さんもハマリ。広中さんの穏やかな声、良いですよぉ〜。茶風林さんの穏やかな鳴き声、良いですよぉ〜。
●犬丸のコメント
きっこさん響子は鳥助氏の意見。個人的には私、響子があまり好きじゃないんです(また好みのタイプの話だよ)。いいイメージないので、賛同しかねました。でも、物語のクライマックスあたりは、良いかも。永島こずえと大谷いぶきが、どれだけ魅力的に小野坂裕作に迫れるかが見どころ。
●鳥助のコメント
『ガンバの冒険』も名作ですからオリジナルのキャスト以外考えられないところですが、あえて挑戦してみました!
ここでのポイントは、オリジナルでは女性もいるところを全部男性で固めてみようということなのだ。オススメなのはイカサマの渉さんとガクシャの勝平ちゃん、ヨイショの立木さんです。このメンバーはなかなか通好みっぽいでしょう。とくに勝平ちゃんはいい味出すよ、きっと。オリジナルの富山さんも美形役が多かったけど、このガクシャでまた芸域の広さを見せつけてくれました。ホントに惜しい方を亡くしました。個人的には、『宇宙戦艦ヤマト』の古代 進よりも、『UFOロボ グレンダイザー』のデューク・フリードの方が好きだったなぁ。
それから忘れちゃならないのが、ノロイの麦人さん。大塚周夫さんのノロイも迫力あったけど、麦人さんのノロイは怖いぞぉ〜。『無責任艦長タイラー』のミフネ中将とかやってますが、アニメよりも洋画のイメージが強いですね。悪役とかやらせると、ほんとにコワイよ。『新・スタートレック』とかで理知的な役やってますが、なんかコワイんだよなぁ。ぼくだけですかね、そう感じるの?(『V』って外国TVシリーズで確か、レジスタンスのリーダーみたいな人の声をアテてたと思うんだけど、傭兵あがりみたいな感じだったと思うけど冷酷さからくる迫力を感じました)
●犬丸のコメント
麦人ノロイにつきます。こりゃあ、結末変わるぞ! きっと(笑)。コワすぎだよー。
密かにおススメなのが、中尾シジン。「〜であーるですぞぉ」とは言わないかもしれませんが、達観した仙人みたいなシジンを飄々と演ってくれそう。立木ヨイショは内海ヨイショの熱いスピリットを見事受け継ぐことでしょう。
●鳥助のコメント
これも名作。
オリジナルは皆、個性的なメンバーで、声優さんと言うよりも役者さんで固められてるだけに、出崎 統監督の演出とあいまってアニメっぽくない芝居も素晴らしかったですね。そこで丈役は迷った挙げ句、森川智之さん。檜山修之とかも考えたけど、“アニメっぽくない”ところを考慮すると森川さんに軍配があがりました。丈の持つ鋭さと熱さ、それに後半の何ともいえないニヒルさは、『宇宙の騎士テッカマンブレード』のDボウイや『蒼き伝説シュート!』の神谷篤史にもみられる若者らしさと共に表現してくれそうだと思います。(ところが、最近WOWOWで『あしたのジョー』が再放送されだしたんだけど、最初は丈もちょっと幼くて、これなら檜山さんでもいけそうな気がしたりして。森川さんは『あしたのジョー2』の時のイメージなんだよね)
そして“おっつぁん”に池水通洋。『機動警察パトレイバー』の太田とか『うる星やつら』の温泉マークとかもいいけど、たまにはシリアスな役もやってほしいです。基本的には説得力ある声ですよ。ワイドショーとかでナレーションやるくらいっスからね。
白木葉子には佐久間レイのちょっと気の強そうなお嬢様声。「矢吹くん」の「くん」がポイント! 『トップをねらえ!』のお姉さま好きだなぁ。
減量に耐え切れず、屋台で丈に殴られて、鼻からうどんを出してるマンモス西には、デブ声のオーソリティ(おいおい)桜井敏治でキマリ。
力石にはニヒルで重厚な小杉さん、カーロスにはやっぱり外人声の大塚芳忠さん、で世界チャンプのホセ・メンドーサは屋良有作さん。もちろんカッコイイ方の声です。『妖獣都市』の闇ガード=滝蓮三郎の声ね。『ちびまる子ちゃん』の父ひろしの酔っ払い具合も絶品ですが、ドランカーになるのは、カーロスだからね(笑)、そこんとこ間違えないように。
●犬丸のコメント
鳥助氏の言うとおり、佐久間葉子の「くん」は重要なポイント。しかし、梁田龍飛の悲しい回想シーンもポイント。梁田の太く低い声が悲しい生い立ちに一層ハクを付けることでしょう。それと中尾カーロスのドランカーぶりに、芳忠カーロスがどこまで迫れるかも注目。
●鳥助のコメント
自己主張の少ない主人公=ロディ君には、清潔感があって正しい青少年の雰囲気のある岩永哲哉。
余談ですがこの人の声、菊池正美さんと似てません? どちらも線の細い、おとなしい少年役が多いけど、岩永さんの方がさらっとしてて、透明感がある。菊池さんの方がウェットな感じがありますね。ロディ役にはこのさらっとした感じが大切だと思います。まっすぐで誠実なキャラクターですから。
その弟のフレッドには、佐々木望。最近は、『魔法騎士レイアース』のクレフ役や『幽★遊★白書』の幽助役、『ここはグリーン・ウッド』の蓮川一也役などやってますが、やっぱり佐々木さんの基本は、弱気でおとなしい男の子!(ここポイント、「少年」ではない) デビュー当時はそういう役が多くて、食傷気味でしたが、最近はあまり聴けなくなりました。もしかして「NG5」知らない世代とか、もういるんだろうなぁ。
バーツには『機動新世紀ガンダムX』のガロード役で初の主役をつとめてる、高木 渉。『蒼き伝説シュート!』では野性的なGK緒方十次郎と、クールな美形外人ヴィリー・ラインハルトという、両極端な役を見事に演じて演技の幅を見せてくれました。
スコットには、かつて『タッチ』の上杉和也や『炎のアルペンローゼ』のランディなど、“あこがれの王子さま”系の役が多かった、難波圭一氏。『聖闘士星矢』のアフロディーテを経て、最近は『美少女戦士セーラームーン』の海野ぐりお&ゾイサイト、『鉄人28号FX』のゾルリック役など美少年モオカマモコメディリリーフと見事な変貌(笑)をとげました。なんたって、『ゲゲゲの鬼太郎[第4作目]』のねずみ男のオーディションを受けてるくらいですから、これはもう本物です。そんな彼なら、スコットのコミカルさと真面目さの落差をうまく表現してくれるでしょう(「エロ本事件」のくだり、想像してみよう!)。
その「鬼太郎」を現在やっている松岡さんに、やっぱり初代「鬼太郎」の野沢さんの後を継いでもらいましょう。男の声って女性が演じる場合が多いけど、けっこうハラハラしちゃう人もいるよね。そこいくと、野沢さん同様、松岡さんも安心して聴いてられる。でも、野沢さんのケンツより上品で凛々しくなりそう。
渕崎さん、鷹森さん、安達さん、みやむー、マリ姉ぇ、かないさん、潤ちゃん、大谷さん…ってこれだけのメンバー揃えられたら売れないわけないだろうなぁ(笑)。女性陣については、犬丸先生よろしく(笑)。しかも、潤ちゃんのカチュアと大谷さんのジミーってすごいなぁ。夢のようなコンビ・思わずにやけてしまうなぁ。
あと、ポイントはミューラァさん。この人ライバルキャラのくせに影、薄いんだよね。いやぁ、古田さんの名前がなかなか思い出せなくて苦労しました。小杉さんがやってたって言われても納得するよなぁ。我ながら、たいしたもんだ。よく思い出したよなぁ……ってホント失礼な奴だなぁ、オレ。
●犬丸のコメント
鳥助氏の要請にお応えして、女性陣について。
小さな子供達に振り回される鷹森クレアは、『ふしぎの海のナディア』で見せたときのような神経質っぽい声をイメージ。
安達マキ、みやむーシャロンは、まんまです。
マリ姉ペンチは文学少女というより引っ込み思案ではにかみ屋といった雰囲気で選出。マリ姉のもうひとつの得意技(笑)。
かないルチーナはちょっとクドくなりそうかも。
岩男カチュアは、好みですなあ。
大谷ジミーですが、同じ千々松もので『ド根性ガエル』のピョン吉もイケるのでは(余談)?
吉田ケイトは魅惑のセクシィ声で岩永ロディにモーションをかけるのですが、岩永よ、こりゃタマらんなぁ、オイ。酔っぱらって、くだをまく吉田ケイト。是非、見たいぞ。
●鳥助のコメント
これまた、難しかったのが『うる星やつら』です。
なにせ、これほどキャラクターと声が一致してる作品も珍しいからなぁ。
演出、作画、声優と三拍子そろっている作品だけに、新たなキャスティングは、はっきりいって無謀でした。そこで、とりあえずアニメの方は忘れて、原作漫画のイメージでキャスティングしてみました(まぁ当然といえばそれまでだけどね)。
で、まずラムちゃんには、人気、実力、共に兼ね備えた三石琴乃さん。健康的なお色気と気の強さと、ちょっぴり天然ボケともちろん可愛らしさ、この全てをバランス良く表現できる若手というと、やっぱりこの人になるのじゃなかろうか? “バランス良く”ってのがポイント。それぞれ得意な方は他にもいらっしゃいますが、どれかひとつが突出してしまってもダメですからね。これが、色気重視となると、「ねぇ〜ん・天地ぃ〜ん・」なんて具合に折笠さんとかなんでしょうなぁ。ま、『天地無用!』ってのも言うなれば、『うる星やつら』の焼き直しみたいなもんだからね。それから、林原さんなんかも巧いんで良いんですが、そうなると当然『らんま1/2』とダブってきちゃうしね。やっぱ、三石さんでしょう。
とか言っときながら、あたる役に勝平ちゃんじゃ節操無さすぎだなぁ、こりゃ。しかし、これってホント難しいわ。“あたる=古川登志夫”ってもはや、常識といってもいいくらいのハマリ役だもんなぁ。スケベなんだけどいやらしくない、という禅問答のようなキャラを見事に表現してましたからねぇ。湿っぽくないんだよね、基本的に。カラッとしてる。こういう若手の男性声優って意外と少ないなぁ。あ、今思いついたけど、岩田光央をもう少しカラッとさせて、水気を抜いたら良いかもしれない(笑)。そのまんまだと“スケベ”ってよりも“変態”になってしまう恐れがある(確率97.8%)。というわけで、勝平ちゃんで勘弁して下さいませ。
テンの神代知衣さんは問題なし! まったく違和感なし!
しのぶ役もねぇ、悩んだよなぁ(なんせ、オリジナル冴子さんだし)。かわいい時とくずれた時のギャップを考えるとどうしても松井菜桜子さんになります。なんだかんだ言ってもそういうの巧いですからね彼女。
これも悩んだ、面堂終太郎。最初、速水 奨にしようかと思ったんだけど、ちょっと重いんだよなぁ? でも美形声ははずせない要素だよね。ヒーロー声の“二代目 神谷 明”ともいえる草尾 毅では、ちょっとスマートさに欠けるし。“美形”で考えると、子安武人なんかもいけそうだけど、やっぱり線が細い感じがするもんなぁ。それにちょっとウラがありそうにも見える(笑)。(『楽しいムーミン一家』のスナフキンのアヤシイ雰囲気ったらないもんなぁ)これも、鈴置洋孝さんとかにしちゃうと『らんま1/2』の九能ちゃんになってしまう……。そこで登場、置鮎龍太郎。『地獄先生ぬーべー』なんか見ると、ぬーべーって、ほとんど終太郎だもんなぁ。「暗いのコワいよー!」ってやつまったく違和感無いって。
メガネの難波さんは『銀河漂流バイファム』の項で述べたとおり、三代目ねずみ男を千葉さんと争うくらいですから、もうキマリですわ。
パーマ、カクガリ、チビの3人は、ぼくの独断で決めました。こういうところに巧い人たちを置いとくと面白くなるんじゃないかな。
鷲尾真知子さんの怪演(?)が印象的なサクラさんには、色気ばっちりの折笠 愛さんです。艶っぽさと凛々しさのブレンド具合が、まさにサクラさん! 声に落ち着きがあるんですよね。“大人の女”ってぇ感じが最高っす。
で、錯乱坊の青野さんは、ごめんなさい。この人しか浮かびませんでした。イメージ的には『究極超人あ〜る』の成原博士ですかねぇ。
ランには西原久美子さん。彼女の声って、ホント可愛いよねぇ。『とんがり帽子のメモル』のピーとか『まじかる★タルるートくん』のミモラとか、ちっちゃい役が多いし。川田妙子さんと双璧を成す“子供声”の声優さんです。声のギャップを表現するという点では、しのぶと同じですが、こちらはブリッコの要素が大事な部分です。そこに西原さんのあの声! これはすごいギャップになるぞ。
それから弁天に高山みなみさん。彼女も男の子の役が多いけど、女性役をやらせるとなかなかそそるものがありますなぁ。ご存じ『らんま1/2』の天道なびき役なんかいいじゃないですか。あとは海外ドラマの吹き替えで、『ツイン・ピークス』のドナ・ヘイワード役なんか良かったなぁ。優等生がだんだんすさんでいくという設定も手伝って、えもいわれぬ色気がありました。
そして、お雪さんに我らが喜っ子おねぇちゃん! これは良い! 喜っ子さんのあの穏やかぁ〜な喋り方と、お雪のアノ性格のギャップを考えると…うーむ、これはコワイぞ! もしかしたら、小原さんのお雪よりもコワイかも…。『怪盗セイント・テール』の聖良がもし悪人だったらって考えると…ほら、コワイでしょ。
それから、レイは速水さんでキマリ。ほとんど喋らないだけに「ラム…」っていう一言をいかにいい声で言うか? これがポイント。“いい声”だったらもう、速水さんしかいないっしょ。小杉十郎太もいいけどちょっとシブすぎる。となれば、あのか“美形声”でキマリです。
あとの男性キャラは、まぁ置いといて(笑)、女性キャラは充実させました(こんなこと同人誌でなきゃ言えんわなぁ)。
竜之介の松本さん、クラマの久川さん、飛鳥の白鳥さんもいい感じでしょ? そして、なにより、玉川紗己子の面堂了子! これ、実現したら玉川さんの代表作になるぞ、間違いなく。イジワルさ炸裂だね。
最後にコタツネコの立木さんだけど、この人もしかしたらオリジナルの時にやってるかもしれないなぁ、何度か。西村智博と立木文彦って『うる星やつら』で脇役総ナメにしてたもんなぁ。
●犬丸のコメント
何といっても、きっこさんお雪。このキャスティングはイチオシです。やわらかーな喋りでまわりを凍らせまくるきっこさんは脅威以外の何物でもない。玉川了子も「イッちゃってる」という点ではイイ感じ。結城トンちゃんが振り回される姿が目に浮かび、合掌。
どんなに頑張っても、絶対に越えられないであろう、オリジナルキャストの凄さ。
竜之介の父なんて、梁田が安西のインパクトを上回るとは思えない。まさにハマリ役のオンパレード。素晴らしい作品でした。脱帽。(何? まとめにはいってんの)
●鳥助のコメント
そして、トリをつとめるのは、『ルパン三世』です!
これだけは、ぼくの独断で決めました。だって、「ルパン」好きなんだもん。
で、ルパン役はもうこの人しかいない、山寺宏一! 二代目の古川さん、三代目のクリカン共に良いのですが、もひとつハードさが欲しいと思うのはぼくだけでしょうか?(まぁ作品的の演出上“ハードなルパン”を表現する機会が減ってるんだから、役者さんの技術に問題があるわけではないんですけどね)そこいくと、山寺さんはワイルドさもあって、“悪党”って部分もうまく取り入れてくれると思うんだけどなぁ。『八犬伝』の犬山道節とか『ガイ SECOND TARGET』とかの感じね。あとはアノ“七色の声”ですから、変装しようが何しようが、すべて一人でこなせます。ギャグもシリアスもOK! マジで見てみたい。
ルパンが山寺なら、相棒はこの人でしょうやっぱ。ということで大塚明夫。渋いくせにどっか飄々としたところもある次元には、声が低けりゃいいってもんじゃないってことを銀河万丈の時に教えてもらいましたからね。大塚明夫っていうと低音て気がするから、オヤジ系かマッチョ系になりがちだけど、意外と若いキャラとかもいけるんだよね。なんて、偉そうだけど、この間『新・刑事コロンボ 殺人講義』で犯人の大学生役やってて、それが今までの大塚さんの役とはちょっと違う、冷静な若者でこれがホントに良かった。それを見て「いける!」と思ったんだよね。ちなみに共犯の大学生を山寺さんがやってたんだなぁこれが。
で、五右エ門に速水さんをもってきました。これは小杉さんとかもいいかもしれないなぁと思いましたが、五右エ門て人を考えた場合、どっか若さというか、青さというかそういうものを感じさせた方が良いだろうと。そうなると小杉さんよりは速水さんだろうと。それに大塚=次元とのバランスもあるし、井上真樹夫モ塩沢兼人モ速水 奨って流れも自然でしょ。
それから不二子ちゃんですけど、これも意外なキャスティングかもしれませんが、イケルと思うんだけどなぁ。喜っ子さんって意外とこういう役うまいんじゃないかなぁ。そりゃぁ、かすみお姉ちゃん役はそのまんまだし、ベルダンディーももちろん最高ですが、エレクトラさんにも少し色気を足してみたりすると、いい感じじゃないっすかねぇ? 本人もね、『ああっ女神さまっ』のLDのライナーで「実は、峰不二子みたいな役をやってみたいんですよ」って言ってるし、やってもらいましょうよ。ねぇ。そうしましょ、とりあえずここは。いけるって、マジで。いいぞぉ、喜っ子さんの声で、「ねぇ〜ん・ルパぁン・」って、こりゃタマらんっっ!!
銭形は玄田さんでいきます。カッコ良さとコミカルさが絶妙な演技は最高でしょう。なんせアクション仮面ですから。
よぉーし! この5人なら、あと20年は大丈夫!(笑…って笑えんなぁこりゃ)
●犬丸のコメント
鳥助氏の座右のアニメ、『ルパン三世』。なんか最強の布陣で文句付けるスキはないです。きっこさん不二子以外は。
きっこさんが好きなのは、よーく分かる。不二子ちゃんが好きなのも、よーく分かる。
でも、きっこさん=不二子ちゃんは、私にはピンと来ないねぇ。私なら、玉川紗己子を持って来ますが……。