グレージング観測報告フォーマット(e-mail用)

'96.12.18 掲示('99.5.25 修正).
written by A.Miyamoto(1996,99) & M.Soma(1996)..


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New E-mail 76-Format for Graze Report Ver.1.1a
                          (Produced by Atsushi Miyamoto)
                                           Last Update 1999 May 25

[共通原則]
アルファベット・記号などで記入する指定のある項目は大文字のみで、
名前などローマ字で記入する場合は大文字と小文字が使えます。
"_"はスペースのことです。
< >のところが入力するデータです。
( )の中の数字は限界桁数です。はみ出さないように入力してください。
指定された有効桁数をはみ出さないように入力します。
桁数が少ないときは、左つめにします。
ただし、小数点以下の桁数が少ない場合は、有効桁数で打ち切ります。
 ex. SS.SS_E --> 13.5_E
不明の場合は"?"を入力してください。
入力の必要がない項目は"-"を入力してください。ただし、指定がある項目のみ。
コメントは先頭3Columnは"##_"としてください。
複数の人数で観測したときは、以下のように続けて記入します。
ただし、各項目の間はBlank Lineを入れます。
 [タイトル]
 [観測者名・望遠鏡・観測位置]:Observer 1
 [観測結果]
 [観測者名・望遠鏡・観測位置]:Observer 2
 [観測結果]
 以下続く...

[タイトル]

 Column  1111111111222222222233333333334444444444555555555566666666667777777
1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456

1996 04 01 ZC:135 North Kurosu
Sendai-City, Miyagi Pref.
## 宮城県仙台市
Atsushi Miyamoto
## 宮本 篤
OdawaraX-X-X-XXX, Aoba-ku, Sendai-City, Miyagi Pref.
## 宮城県仙台市青葉区小田原X-X-X-XXX
XXXXXXXXXX@YYYYYYYYYY.or.jp
01-05:Sendai Touhoku-bu:1/25000 J 1996
##    仙台東北部
06-09:Sendai Tounan-bu:1/25000 J 1996
##    仙台東南部

<観測年月日>_<観測対象星>_<限界線の南北>_<使用した予報>
<観測地> (次行に漢字でコメントを入れて下さい)
<報告者名> (次行に漢字でコメントを入れて下さい)
<報告者住所> (次行に漢字でコメントを入れて下さい)
<報告者E-mailアドレス>
<観測者No.>:<使用地図名>:<縮尺>_<発行者>_<最終測量年(西暦)>
 (使用地図が複数の場合は、この行を地図の枚数分だけ記入します)

観測年月日:<年(西暦)>_<月>_<日> 1桁の時には"04"のようにします。
           日本標準時(JST)30時制での日付を記入して下さい。
観測対象星:観測対象星をカタログ名から
           カタログ名とNo.の間には":"を入れてください。
           No.は左つめで記入します。
           掃天星表の場合、"゜"は"d"とします。
           ex. ZC:135   PPM:123456  BD:+01d123 etc.
            ZC       Robertson の黄道帯星表
            PPM      ドイツ天文計算局の PPM 星表
            SAO      SAO 星表
            XZ       米国 USNO (現在は IOTA) の XZ 星表
            AGK3     AGK3 星表
            ACRS     米国 USNO の ACRS 星表
            FK5      第5基本星表 FK5
            BD       ボン掃天星表          (+89゜〜 -01゜)
            SD       ボン掃天星表の南天への拡張星表 (-01゜〜 -23゜)
            CD       コルドバ掃天星表        (-22゜〜 -89゜)
            CP       ケープ写真掃天星表       (-18゜〜 -89゜)
            DM       掃天星表 (BD, SD, CD, CP のどれかが不明のとき)
限界線の南北:北限界線(North) or 南限界線(South)
使用した予報:以下のうち使用した予報の記号を記入して下さい。
             相馬 充さんによる予報:Soma (天文観測年表)
             黒須 潔さんによる予報:Kurosu
             水路部(ILOC)による予報:ILOC (天文年鑑など)
             IOTAによる予報(Grazereg):Grazereg
             IOTAによる予報(ACLPPP):ACLPPP
観測者No.:01から99までの番号を記入します。複数の場合は01-05のようにします。
使用地図名:ex.「仙台北東部」 -->Sendai Hokutou-bu
           別行にも、漢字を使って入力した方が良いと思います。
縮尺:1/25000,1/50000のように記入します。
発行者:いずれかの記号を記入して下さい。  国土地理院:J  その他:O

[観測者名・望遠鏡・観測位置]

 Column  1111111111222222222233333333334444444444555555555566666666667777777
1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456

O01 Atsushi Miyamoto,Masayuki Yamamoto
P 135 12 34.56 E 35 12 34.56 N 13.5 CED 203 2032 10.0 203 +13 555 JT-
E M 0.75 0.75 0.5 S ENE 3.2 NNW 2.5
I ABAAA ---- 9801 9802

ONN Name,Name(Assistant)
P DDD MM SS.SS E DD MM SS.SS N HHHH.H TMD DDDD LLLLL EE.EE BBBB +TT 333 TRS
E M EE.EE EE.EE EE.EE S HHH DD.D HHH DD.D
I SSSSS TTTT OOOO RRRR

Line 1
O  (Observerの略)
<観測点の番号(2)> 通し番号:01,02,03,...,99
 Blank
<観測者氏名>,<助手氏名(いる場合のみです)> フルネームを

Line 2
P  (Pointの略)
 Blank
<経度(DDD_MM_SS.SS)>_<東経(E) or 西経(W)> (14)
  MM SS が1桁の時には"04"のようにします。ただし、DDDは左つめ。
  ex. 80゜6' 5.4" --> 80_06_05.4
 Blank
<緯度(DD_MM_SS.SS)>_<北緯(N) or 南緯(S)> (13)
  経度と同じように入力します。
 Blank
<標高(m)(HHHH.H)> (6)
  ex. 1135.7m --> 1135.7
      35.7m --> 35.7
 Blank
<望遠鏡のタイプ>
  N:反射  R:屈折  C:カセグレン  B:双眼鏡  E:肉眼  V:ビデオ
<架台のタイプ>
  E:赤道儀  A:経緯台  H:手持ち  (望遠鏡が「肉眼」の場合は"-")
<モータードライブ>
  D:モータードライブあり  M:手動
  (架台が「手持ち」の場合と望遠鏡が「肉眼」の場合は"-")
 Blank
<望遠鏡の口径(mm)(4)>_<望遠鏡の焦点距離(mm)(5)>
 _<アイピースの焦点距離(mm)(5)>_<倍率(4)>
  アイピースの焦点距離は小数点以下1位までつけることができます。
  そのほかは整数値になるように四捨五入してください。
  望遠鏡が「双眼鏡」「肉眼」「ビデオ」の場合は「望遠鏡の焦点距離」と
  「アイピースの焦点距離」の項目は"-"にして下さい。
  望遠鏡が「肉眼」「ビデオ」の場合は更に「口径」と「倍率」
  (つまりこのセクションすべて)を"-"にします。
 Blank
<気温(摂氏)(+TT)> (3)
  +,-と整数値2桁以内で入力してください。
  必ず、+,-を入れてください。
  ex.  +2℃ --> +2
       -15℃ --> -15
 Blank
<観測状況(シンチレーション)>
  "Very Good"->5-4-3-2-1<-"Very Poor" を参考に5段階でつけます。
<観測状況(透明度)> シンチレーションの項を参照
<観測状況(総合)> 風などを考慮した観測状況全般
 Blank
<保時方法(Timekeeping)>
  J:ラジオ(JJY)  B:ラジオ(BPM)  W:ラジオ(WWVH)  F:ラジオ(FM/AM時報)
  R:ラジオ(その他)  T:電話  C:時計  O:その他
<記録方法>
  T:テープレコーダー  V:ビデオ  E:目耳法
  S:ストップウォッチ  P:光電管  O:その他
<保時の時間補正>
  BPMなどの場合UTCとは違った時報を流しているので、
  このことを補正しているかどうかを記入します。
  UTCと同じ時報の時は"-"を記入して下さい。
  S:補正済み  U:補正していない

Line 3
E  (Errorの略)
 Blank
<測地方法>
  M:地図から計測(測地系:Tokyo Datum)  N:地図から計測(その他の測地系)
  T:GPSによる(測地系:Tokyo Datum)  W:(WGS84)  G:(その他の測地系)
 Blank
<経度誤差(")(EE.EE)(5)>_<緯度誤差(")(EE.EE)(5)>_<標高誤差(m)(EE.EE)(5)>
  小数点以下第2位を含む5桁で入力してください。
 Blank
<交差点補正> (19)
 「交差点補正」とは、地図で観測した交差点の経度と緯度を求めても実際は
  交差点の真ん中で観測することはまれです。そこで、交差点の中心点から
  どの方角に何m、またどの方角に何m、という風に補正するものです。
  詳しい記述方法は以下の通り。
    <補正の有無>  補正済み:S  未補正:U  未測定:N (以下記入不要)
     Blank
    <方角(16方位)> (3) 短いときは左寄せにして後ろをつめてください。
     Blank
    <交差点中心から前行の方角へ何m> (4)
     Blank
    <方角> (3) 前前行参照
     Blank
    <交差点中心から前行の方角へ何m> (4)
  ex. 東北東に3.4m 北に2.5m --> ENE_3.4_N_2.5

Line 4
I  (ILOCの略)
 Blank
<Observer Code & Telescope Code(15 or 11)>
  ILOC で発行するTelescope CodeとObserver Codeです。それぞれStation Codeと
  組にして観測者・望遠鏡の情報となります。詳細は以下の通り。
    <Station Code> (5) ILOC発行のStation Code。
     Blank
    <Telescope Code> (4 or 2) ILOC発行のTelescope Code。接食の場合は4桁、
                             星食の場合は2桁です。
     Blank
    <Observer Code> (4 or 2) ILOC発行のObserver Code。接食の場合は4桁、
                            星食の場合は2桁です。
     Blank
    <Recorder Code> (4 or 2) 観測助手のILOC発行のObserver Code。(必要時のみ)
                            接食の場合は4桁、星食の場合は2桁です。
  注. 接食の場合はこの行は代表者のところだけで結構です。
      また、Telescope Codeは毎回変わるので"----"としてください。
      この記入欄を残してあるのは、将来の拡張用だと思ってください。
      (もしかしたら...ってことです)

[観測結果]
観測結果は、例外的にColumnを守って入力してください。

 Column  1111111111222222222233333333334444444444555555555566666666667777777
1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456

01 25:58:00     -     -    - OS - -
02 26:00:03     -     -    - YD - -
03 26:00:56.2   0.6   1.0  S RD 1 1
04 26:04:13.5   0.4   0.6  S DD 1 1
05 26:04:20.3   0.4   0.6  S DD 1 1
06 26:10:00     -     -    - OE - -

NN HH:MM:SS.SS EE.OE EE.PE S EV S T Comments...

  1-2 Event No. (01-99)
 4-14 現象の時刻 (HH:MM:SS.SS) 必ず、30時制で記入して下さい。
16-20 測定誤差(Sec) Column 18に小数点 (0.01secまで)
      "-" or "?" はColumn 17
22-26 個人差(Sec) Column 24に小数点 (0.01secまで)
      "-" or "?" はColumn 23
   28 個人差の補正  S:補正済み  U:補正していない  ?:不明(測定していない)
30-31 現象
      OS:観測開始  OE:観測終了  OR:観測再開  OB:観測中断
      DD:暗縁潜入  RD:暗縁出現  DB:明縁潜入  RB:明縁出現
      BL:またたき  FL:せん光  FB:弱いまたたき(変光)  FF:弱いせん光
      LD:減光(かすみ)  LR:元の明るさに戻る
      YD:すでに潜入していたことに気がついた
      YR:すでに出現していたことに気がついた
      CS:雲やシーイングによる観測星の消失開始
      CE:雲やシーイングによる観測星の消失終了
      PS:通過  OT:その他(Comments(35-)に記述)
       PSの時は以下のように記述します。時刻の全てのColumnに"-"を入れます。
       YD,YRはその時刻の少し前までは現象が起きていなかったのに、
        気がついたら現象が起きてしまっていたというとき(条件が悪いときに
        よく起こる)と、OS,ORとあわせて、観測開始(再開)と同時に現象が起きて
        しまっていたことに気がついたということも表せます。
     ex.-----------------------------------
        12345678901234567890123456789012345
        01 25:54:00     -     -    - OS - -
        02 --:--:--.--  -     -    - PS 1 -
        03 26:10:00     -     -    - OE - -
        ## 何と通過してしまいました。
        -----------------------------------
       OS,OE,OR,OB,YD,YR,PS,CS,CE の場合は、測定誤差・個人差・個人差の補正
       ・現象の確度(PS除く)・現象のタイプの項目は、"-"にして良い。
   33 現象の確度
      1:確かな現象  2:疑いの可能性あり  3:ほとんど疑わしい
   35 現象のタイプ
      1:瞬間的な現象  2:連続的な現象  3:段階的な現象  4:その他
      瞬間的な現象以外は「潜入の終わり」・「出現の始め」の時刻を記録します。
      現象の始めから終わりまでの所要時間もコメントに記録できるとさらに良い。
37-76 コメント
  コメントは別の行を使って記入する事もできます。
  その場合、先頭3Columnは"##_"としてください。
   ex.-----------------------------------
      12345678901234567890123456789012345
      01 25:54:00     -     -    - OS - -
      02 25:59:05.9   0.4   0.6  S LD 1 2
      ## 雲が多かったので、雲による減光かもしれません。
      03 26:10:00     -     -    - OE - -
      -----------------------------------

サンプル
 Column  1111111111222222222233333333334444444444555555555566666666667777777
1234567890123456789012345678901234567890123456789012345678901234567890123456

1996 04 01 ZC:135 North Kurosu
Sendai-City, Miyagi Pref.
## 宮城県仙台市
Atsushi Miyamoto
## 宮本 篤
OdawaraX-X-X-XXX, Aoba-ku, Sendai-City, Miyagi Pref.
## 宮城県仙台市青葉区小田原X-X-X-XXX
XXXXXXXXXX@YYYYYYYYYY.or.jp
01:Sendai Hokutou-bu:1/25000 J 1996
##    仙台北東部
02-03:Sendai Nantou-bu:1/25000 J 1996
##    仙台南東部

O01 Atsushi Miyamoto
P 135 12 34.56 E 35 12 34.56 N 13.5 CED 203 2032 10.0 203 +13 555 JT-
E M 0.75 0.75 0.5 S ENE 3.2 NNW 2.5
I ABAAA 9801 ----

01 25:58:00     -     -    - OS - -
02 26:00:03     -     -    - YD - -
03 26:00:56.2   0.6   1.0  S RD 1 1
04 26:04:13.5   0.4   0.6  S DD 1 1
05 26:04:20.3   0.4   0.6  S RD 1 1
06 26:10:00     -     -    - OE - -

O02 Masayuki Yamamoto
P 135 13 34.78 E 35 14 12.34 N 13.5 NEM 160 1000 10.0 160 +15 555 JT-
E M 0.75 0.75 0.5 S ENE 2.2 NNW 4.5
I CDAAA 9802 ----

01 25:55:00     -     -    - OS - -
02 26:00:04.3   0.4   0.6  S DD 1 1
03 26:00:52.8   0.4   0.6  S RD 1 1
04 26:04:15.6   0.3   0.4  S DD 1 1
05 26:04:18.0   0.4   0.6  S RD 1 1
06 26:08:00     -     -    - OE - -

補足(以下、相馬様より) -----------------------------------------------------
 日本から受信可能な主な報時信号を次の表にまとめておきます.

呼出    発信地        周波数(MHz)     発射時間 (JST)
符号  (経緯度)

JJY   茨城県三和町   5, 8, 10       常時 (1996年3月末までは2.5MHzと15MHzも)
      (140E,36N)

WWVH  ハワイ         2.5, 5, 10,    常時
      (160W,22N)     15

WWV   アメリカ       2.5, 5, 10,    常時
      (105W,41N)     15, 20

BPM   中国           2.5, 5, 10,    16:30-10:00(2.5MHz), 10:00-18:00(15MHz),
      (110E,35N)     15             常時(5, 10MHz)

BSF   台湾           5, 15          常時
      (121E,25N)

HLA   韓国           5              常時
      (127E,36N)

RID   ロシア         5.004, 10.004, 常時
      (104E,52N)     15.004

RWM   ロシア         4.996, 9.996,  常時
      ( 38E,56N)     14.996

VNG   オーストラリア 2.5, 5, 8.638, 常時(2.5, 5, 8.638, 12.984MHz),
      (151E,34S)     12.984, 16     7:00-19:00(16MHz)

これらの多くは 5MHz や 10MHz で同時に聞こえることが多く,BPMは他の信号と
ずれた信号を通報していることがあること,毎分0秒を知らせる方法が,多くは
0秒の秒信号を変化させているのに対して,JJY では59秒台に特殊な信号を挿入
していることなどから,自分が使用した信号が何という報時信号なのかを区別す
る必要があります.そこで,これらを区別するためのヒントを述べておきます.
かっこ<>内は私の耳に聞こえる聞こえ方です.なお,これらの報時信号は原則と
して,協定世界時 UTC を通報し,地球の自転角から定められる世界時 UT1 との
差 UT1-UTC の0.1秒の精度の予報値 DUT1 を秒信号を変化させることによって知
らせています.この変化した秒信号を以下では特別秒信号と呼ぶことにします.
この特別秒信号がどうなっているかも各信号を区別する際の重要な要素になりま
す.UT1-UTC の最大は±0.9秒 (こうなるように必要に応じて UTC に閏秒を挿入
または削除する) ですが,その予報値 DUT1 の最大は±0.8秒とされています(両
者の違いは予報の精度が0.1秒というところから来ています.つまりDUT1が0.8秒
でもUT1-UTCの真の値は0.9秒でありうるわけです).DUT1 が正の時は特別秒信号
が毎分1秒から,負の時は毎分9秒から始まり,特別秒信号の個数に ±0.1秒を
掛けてDUT1の値が得られます.DUT1が0.0秒の時は特別秒信号はありません.

(1) JJY
毎分0秒直前の59.045 - 59.700秒に600Hz<ブー>が挿入される.毎分0秒から58
秒台までの毎秒の信号は下に示すとおり.  毎時 9-10,19-20,29-30,39-40,
49-50,59-60分には秒信号のほかに,「JJY」と時刻のモールス符号(JJYのモール
ス符号は .__ __ __  .__ __ __  __ .__ __ ),時刻のアナウンス,電波警報を
示すモールス符号が送信される.毎時35分から39分までは送信を休止する.
 s       s
 .000 -  .005 秒信号,1600Hz<カチッ>.特別秒信号は .000s - .045sの1600Hz
              <キュッ>.
 .005 -  .045 無変調.
 .045 -  .960 1000Hz<プー>.これが挿入されるのは毎時 0-5, 10-15, 20-25,
              30-35, 40-45, 50-55分で,その他は無変調.
 .960 -  .000 無変調.

(2) WWVH, WWV
秒信号は .000s - .005s の1200Hz(WWVH) か 1000Hz(WWV)<カチッ>.毎分0秒の
時はこれ(毎時0分0秒の時は1500Hz)が .000s - .800s になる<ピー>. 毎分29秒
と59秒の秒信号が省略される.毎時29-30分と59-60分に呼出符号等のアナウンス
があり,WWVHでは毎分45秒から52秒に女性の声で, WWVでは毎分53秒から60秒に
男性の声で次の0秒の時刻のアナウンスがある.原則として偶数分 (WWVH) か奇
数分 (WWV) の1.0秒から45.0秒まで600Hz<ブー>. ただし,各種情報のアナウン
スや 500Hz,440Hzの時間帯もある.特別秒信号は0.1秒間隔の2つの秒信号.

(3) BPM
毎時29-30分と59-60分に「BPM」のモールス符号(_ ... ._ _ . _ _ ) とア
ナウンス,毎時0-10, 15-25,30-40,45-55分はUTCを0.02s進めた時刻を通報,毎
時25-30,55-60分は UT1を通報している. UT1通報時は他の報時信号と明瞭に差
が生じている.UTC 通報時の秒信号は 0.01秒の 1000Hz<コツッ>,毎分0秒の時
は0.3秒の1000Hz<ピーッ>.UT1 通報時の秒信号は0.1秒で鋭くピッと聞こえる.
特別秒信号はない.

(4) BSF
秒信号の時間,1000Hzと無変調の時間,1000Hzの挿入時間帯はJJYと同じ. ただ
し,秒信号が 1600Hzかどうかは不明.特別秒信号の形式も JJY と同じもよう.
毎分0秒の秒信号が0.3秒に伸ばされる.送信休止時間は毎時35-40分.アナウン
ス (中国語?) があるが,時間帯ははっきり覚えていない (調査不足ですみませ
ん).

(5) HLA
秒信号は0.05秒の1800Hz.毎分0秒の時は0.8秒の1800Hz(0分0秒の時は1500Hz).
奇数分の1.0秒から45.0秒まで600Hz,偶数分では変調なしか 500Hz,あるいは各
種情報のアナウンス.毎分52秒過ぎに時刻のアナウンス.毎分29秒と59秒の秒信
号はない.特別秒信号は0.1秒?間隔の2つの秒信号.

(6) RID, RWM
RIDで20-30分と50-60分,RWMで10-20分と40-50分に0.1秒の秒信号<ツッ>, 毎分
0秒の時は0.5秒<ツー>になる.特別秒信号は0.2秒間隔の2つの秒信号(0.1秒の
信号,0.1秒の空白,0.1秒の信号)<ツッツッ>.DUT1の他に,UT1-UTCを0.02秒の
精度で知らせるdUT1も通報している.UT1-UTCの予報値は DUT1+dUT1 で求められ
る.dUT1が正の時は特別秒信号が21秒から,負の時は31秒から始まり,特別秒信
号の個数に±0.02秒を掛けてdUT1が得られる.この他,RIDでは0-10分と30-40分
に,RWMでは20-30分,50-60分に0.02秒<ツッ>(毎秒の初めでは0.04秒,毎分0秒
の初めでは0.5秒<ツー>)の信号が 0.1秒毎に繰り返される.また,RIDは10-18分
と40-48分,RWMは0-8分と30-38分に,すき間のない搬送波が送信されている.さ
らに, RIDで19-20分と49-50分,RWMで9-10分と39-40分にモールス符号が繰り返
される (RID: ._ . .. _ .. , RWM: _ ._ . _ _  ._ ). RIDで18-19分
と48-49分,RWMで8-9分と38-39分は送信を休止する.

(7) VNG
秒信号は0.05秒(毎分0秒の時は0.5秒)の1000Hz.ただし,毎分55-58秒 (5, 10,
15, ..., 60分直前では50-58秒) の秒信号は0.005秒の1000Hzで, 59秒の秒信号
はない.毎時14-15,29-30,44-45,59-60分に2.5MHzと5MHzと16MHzで アナウン
ス,8.638MHzと12.984MHzでモールス符号が送信される.特別秒信号は 0.05秒の
1000Hzに0.05秒の900Hzが続く.
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