●初代Mac/SE/Classic●SE30/Plus/Classic2●Color Classic●Performa 275



初代Macintosh
初代Macintosh開発チームは、これを芸術作品とし、
開発チームのリーダー、スティーブ・ジョブスの発案で、
初代マックの金型に、チーム全員がサインをした。初代
マックの匡体の裏にはそのサインが刻印として刻み込まれた


 Macintosh SE     Macintosh SE/30

 Classic        Color Classic

Macintosh Plus     Performa275

Classic2

パソコンではなく
文房具を目指す初代Mac
からの美しいデザイン

1984年に初代Macintoshは、人々の驚きとともに誕生した。それは従来のパソコンの常識を大きく覆えしていた。

それまでのパソコンといえば、鉄製の大きな匡体と、その上にのっかった重たいモニターという構図が当り前であった。
そんな時代にMacintoshは登場しそのデザインの美しさに誰もが驚愕したのである。これは本当にパソコンなのかと・・・。

モニターが一体化されていただけではなくなんと縦長だったのである。
そして電源スイッチ以外のスイッチがなかった。フロッピーのイジェクトボタンもなければ(オートイジェクト)音量ダイヤルもない。(画面のメニュー調整)
画面の輝度調整すらなかった。(マウスでコントロール)
どう考えても不思議なパソコンだった。
のっぺりとした顔にモノクロのモニターとフロッピーディスクの穴があるだけであった。
さらにキーボードだけではなく、『マウス』がついていた。マウス自体が珍らしかった上に、ボタンが1つしかついていなかった。
しかし、当時の技術でMacintoshが目指す世界を低価格で実現するのは困難であった。
思ったように売り上げは伸びず、初代Macintoshを改良したMacintosh512K(通称:ファットマック)を出しただけで2年が過ぎる。

そして1986年、Macintosh Plusを発表する。初代Macintoshの完成形といえるデザインは美しく、今だにファンは多い。やっとマックの普及する土台が揃ったといえる。続いて前面パネルのデザインが少し変わり、スリットの入ったMacintosh SEとSE/30がデビューする。処理速度も向上し、ハードディスクも内臓可能になり、周辺環境も整ってくる。

1990年秋・・・アップル社はSE相当の能力を持つClassicを19万8000円という低価格で登場させた。
これが当たり、売れた。しかしデザインの評判は悪かった。コストダウンのためデザイン会社への依頼をやめたのが原因である。そして時代はモノクロマシンに終焉の時を告げていた。翌年のClassic2を最後にモニター一体型モノクロ機という伝統のスタイルは姿を消した。

1993年初頭、フルモデルチェンジをしたColor Classicが登場した。犬のようであった。匡体が従来より鮮やかな白になり、主人を待つ犬のように見えたのだ。背が高く、奥行きもあり重かった。
使う人の視線がちょうどモニターと垂直に向くよう、足をつけて手前を高くした。
だから犬みたいだったのである。
前面パネルは鉄仮面のようであった。
この名デザインもCoror Classic2で終わってしまった。このサイズでは高性能なMacの要求は限界であったのである。


 Macintosh Performa275  ●ディスプレイ:10インチトリニトロンカラーモニター
    ●解像度:542×384ドット ●最大発色数:32000色 ●CPU:68030(33MHz)
    ●メモリ:8MB(最大36MB)HDD:160MB ●マイク:本体内臓 ●オープンプライス

| NEXT | Mac Story Contents |