【情報と物質の不思議な関係】
−情報と物質の科学哲学入門−
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「情報と物質」という枠組みでどのようなことが実現でき、どのような限界があるのかを研究しています。
この問題を扱う「情報物質哲学」は、このサイトが初めて提唱しているものです。
*脳科学や認知科学には「脳は情報処理システムである」という非科学的ドグマがあります。
そのため、情報の厳密な定義を放棄してこれを単に便利な用語として極めて曖昧に使っています。
「環境から情報が入る」「ニューロンが情報を生成する」など初心者に誤解を与える説明が蔓延しています。
*「情報とは何か」を物質現象との関わりで定義しない限り、ロボット/高等動物/脳/量子における現象を理解することはできません。
*知能ロボットの行動は情報で制御されていますが、なぜ非物質的な情報がロボットという物質を制御できるのでしょうか。
この事実は、ハードプロブレムと称される「心身問題」の解決には「情報物質問題」を先ず解決すべきことを示しています。
*情報とロボットの関係を分析すると、心の謎を解く鍵は人工知能よりロボットにあることが分かります。
*脳の内部では情報と物質とが何らかの仕組みで相互作用している筈ですが、それを扱う専門分野はありません。
*量子レベルの物理量は、測定器による予測不可能な攪乱のため測定値という情報と密接に関係します。
量子力学は、物質世界に閉じた理論ではなく、物質と情報とが関わる奇妙な世界を説明する理論です。
量子力学誕生以来物理学者を悩ませ続けている量子現象の謎を解く鍵は、量子現象と情報概念との不可分な関係にあります。
*情報概念を用いれば(全体論や複雑系を持ち出すまでも無く)「物理還元主義の限界」を簡単に証明できます。
*今こそ、生物学/脳科学/知能ロボット/量子力学において情報と物質の関係究明に正面から取り組む必要があります。
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| 項 目 | 内 容 | 更新日 |
|---|---|---|
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2009.11.19 |
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2009.11.21 |
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2009.11.22 |
| 情報とロボットの密接な関係 | 情報物質哲学による新しいロボット哲学 非物理的遠隔作用を実現する情報 環境のモデル化に不可欠な情報 非記号化ロボットの限界 ロボットにとって「仮想現実世界」のみが「現実」である 心の謎を解く鍵はロボットにある 情報の意味を創発する仕組み ロボットの「他我問題」とは何か ロボットに心はあるのか 心を持たないロボットの限界 ロボットは時間を理解できるか |
2009.11.23 |
| 心身問題と情報物質現象 | 情報的属性と物質的属性 情報則と物理則 21世紀科学に不可欠な多元論的説明パラダイム 情報概念を用いた「物理則不完全定理」の証明 言葉・記号による説明の原理的限界 計算しているとはどういうことか ニューロン発火はクオリアの原因には成り得ない 心の働きは物理則に従うのか 脳科学や物理還元主義に見られる「錯覚説明」とは何か |
2009.11.14 |
| 時間とは何か−情報と時間− | 「一様に流れる時間」「時間の矢」の由来 「時間=情報」説: 時間は実在しない 時計は時間を計る機械ではなく時間情報を出力する機械である 時間のシステム依存性 様々な顔をもつ時間の謎を解く鍵 時間概念は思考の道具である 過去や未来が見える身近な例 物理的時間と情報的時間とに影響される人間 未来は変えられない! 時間と確率との不可解な関係 |
2009.11.16 |
| 情報と量子力学の密接な関係 | 量子力学に潜む様々なカテゴリー錯誤と用語の混乱 波動関数の重ね合わせの特異性: 「情報的干渉」 基本粒子の波動的性質と粒子的性質との矛盾は錯覚 波束の収縮に関するコペンハーゲン解釈の問題点 「波束の収縮=量子力学の中の幽霊 」説 「観測問題」は擬似問題である EPR実験はミステリーではない 「波動関数=粒子情報波」仮説 量子現象のための「量子時空間仮説」 光子が確率的性質を持つことの思考実験による証明 神はサイコロ遊びをしている! 量子現象の測定はいつ終了するのか 干渉縞は主観的概念である 量子力学は基本粒子の情報的世界を記述する理論である 量子現象測定過程の情報通信モデル |
2009.11.17 |
| 情報と物理量の実在の違い | 量子力学と古典物理学における物理量の実在の違い 「実在」の意味の多義性 「情報」はどこに実在しているのか 時間・空間は実在しない |
2009.11.18 |
| 情報・システム・自己組織性 | 物質・生物・情報 | ロボット・人間機械論 |
| 科学哲学・科学論 | 脳科学・認知科学・人工知能 | 脳と心 |
| 時間論 | 意識・精神と進化論 | 量子力学の解釈/観測問題、実在論、量子情報科学 |