私のNikon D600における不具合 その1

 

所謂初期不良、とでも言いましょうか。

ダスト発生の件はこちらの別ページで書いてあるので置いとくとして、それといって不具合らしい事はあまり聞かないD600に、世間にあまり認知されてないような不具合も発生しました。(発売日直後に買っている個体ですので最初期品って事ですよね。)

いずれも自分でどうにか出来る不具合では無かったですが、お使いのD600にも同じ現象が起きたら早期解決の参考になるかもしれないと思い、記載することとしました。

あと、微妙で普遍的なトラブルもありましたので解決へのポイントを一緒に記します。

 

※簡潔にまとめないまま掲載するという暴挙に出たため、前編と後編にわけています。

 

D600の購入動機と、なんちゃってレポートはこちらから。

2台目のD600のゴミ検証はこちらから。

 

後継機D610に思うことはこちらから。(H25.10.09追記)

H26.3.28の交換発表について思うことはこちらから(H26.3.30追記)

 

 

 

1.再生ボタンを押しても背面液晶に表示されない。しかも正常回復するまでにおかしな表示をする。

シャッター切ってすぐに再生ボタンを押して、画像チェック。これって良くやりますよね。というか息を吸うのと同じぐらい自然にやりますよね。

でも、それができない時があったのです。

発売日直後に買って1〜2週間後、撮影後に再生ボタンを押しても背面液晶に何も表示されなかったのです。何度押しても表示されません。ちなみに上部液晶は問題なし。

このときシャッターを切ると、ちゃんと撮れる。しかしボタンをいくら押しても表示されない。

そうこうしてると、何も表示されていない背面液晶にじわじわ何かが表示されてくるのです。しかも黄色で。

表示されてきたものは撮影した画像でした。それと判るころには黄色からフルカラーに戻りました。

元に戻ったら、あとは何事も無かったようにいつもどおりです。

再現性もなく、SCでのチェックも問題なし。

たまたまかなと思い、とりあえず良しとしました。

 

が、1ヵ月後またもや発生。

 

今度は、2度目なので色々試しました。

再生ボタンを押したらカードにアクセスするので上記のようにアクセスランプが点灯します。が、まったく点灯しません。

なるほど。表示できないのは、カードにアクセスできないからかと推測。ちなみに1件目のカードはSanDiskのカードで発生し、2件目はパナソニックのカードでも発生。しかも同時記録。

となるとカードの問題でもない。つまり基盤か。

相変わらずシャッターは切れる。しかし表示できない。電源切って再投入するも変化無し。

時間にして30秒ほどで、また何事も無かったようになる始末。

やっぱり再現性はありませんでした。

 

こうなっては無視できないので事の顛末を記したテキストと一緒にSCへGO。SCで再現できなかったものの2回目の発生と言うことで即、工場送り(基盤交換)となりました。

それから1週間しない内に戻ってきました。それからは発生は確認できていないので、なんらかの基盤不良だったのでしょう。

 

あとで気づいたのですが、この現象って長時間露光時のノイズ処理をありにして、それが作動している時と似ている仕草なんですよね。再生ボタン押しても処理完了するまで表示されないのが。

まぁ、とりあえず一件落着となりました。

 

早期解決へのポイント:事の顛末を文章にして持っていったのが功を奏したみたいです。

口頭だと全ては伝わらないかもしれませんが、こちらで用意した不具合等を列記したペーパーは、直接修理してくれる人まで渡されますから非常に有効です。仔細に伝えたいことを書くべし書くべし。

私が説明下手というもの多分にありますが、時系列・挙動・試した事などを文字にした事で、事態が容易にSCに伝わったものだと思います。

 

しかし保証が後1ヶ月で終わるところで再発。(H25.9追記)

1日で再生ボタン押しても何も表示されなくなる現象が2回でました。

緑のアクセスランプが細かく点滅してるだけで表示されないバージョンと、アクセスランプがちっとも点かないバージョンの2通りです。

この間もシャッターは切れて記録も出来てる。SDカードは推奨カード。

 

またもや前回の症状と併せて文章にして新宿SCへ持っていきましたところ再発と言う事で徹底的に洗い出しをするみたいです。ついでにセンサーのクリーニングもお願いしました。

 

そして9日後、ずいぶんとでかい箱で戻ってきました。

衝撃対策かな?と思って空けると。驚愕の事実が!

 

最終奥義「新品交換」

 

納品書には意訳すると

「あらん限りの手を尽くしてみた結果正常動作しかしないんだけど、過去の経緯から考慮して新品と交換するよ。不具合該当機(私の)は更なる調査に使って今度の役に立てるよ!」

との事。

oh...

まぁ、よくわかんないけど新品になったから良しとするか。ホントはメカニカルダストも落ち着いたし、他のトラブルの膿だしも進んでいたので新品交換は微妙なんですよね。

 

症状を治してもらうのが本分だったのですが、修理センターでも原因不明で基盤変えても同じ事が起こるって事はSDカードのせいも考えられるけど、そこまで手を広げることはニコンには出来ないので交換となった訳ですし、SDカードは推奨物なのでそこは問題視しないそうです。

SCや修理センターでは修理対応のみ、新品交換は販売店でやるのが原則なのですが、修理センターに送って新品交換はレアケースでD600では初めての該当らしいです。保証は1台目のD600の保証期限まで。再生不良の件においては修理完了から半年まで。

 

注:この新品交換の件は一連の流れでも最後に起きたものです。下記以降のトラブルが、この交換の件より時系列は先になります。紛らわしいですね。

 

 

 

2.MC-DC2を接続してレリーズするもシャッターが切れない。

初期不良とは違うかなとは思いますが、一応。

 

夜景を撮影しようと準備を終えいざレリーズしたら、切れるものが切れない。

ありゃ?挿しミス?

あってるな・・・

気を取り直して再接続するも、まったく反応無し。

以前の基盤交換前では問題なくMC-DC2が使用できたのですが、基盤交換後初めて使用したらレリーズが切れませんでした。

MC-DC2が壊れたかと思い、お店で許可を得て手持ちのMC-DC2を展示機に刺すとレリーズが切れる。新品MC-DC2を私のD600に刺すと無反応。

こりゃ私のD600がおかしいですね。

 

カメラとMC-DC2を持って早速SCへGO!

スタッフさんに接続してもらって確認してもらいました。

結果、カメラ本体のコネクターがグラグラしているとの事。

 

半田が取れかかっているかもしれないとの事なのですが、まだ使用するので後日修理に。

念のため「即時点検結果連絡表」を作ってもらい次回の修理がスムーズに運ぶようにしてもらいました。

 

そして、修理完了。

明細にはIF基盤交換とあったので、やはりコネクターの具合が悪かったようでした。

 

早期解決へのポイント:当たり前ですが、不具合を直に見せましょう。

 

 

 

3.マルチセレクター内部がペッタンペッタン

ペッタンペッタンって何のこっちゃ。

マルチセレクターを押しても、フニフニとしたような感触ですよね?

気温が1ケタ台ぐらいになると、セレクターの右側を押したときにボタン内部に粘着物があるようにペッタンペッタンという感触が出るようになりました。もちろん操作性は落ちています。

室温環境に戻すとペッタンペッタンという感触はなくなり、いつものとおりの使用感ですが、再度寒い外においておくと再びペタペタペッタンペタペッタンとなります。

ボタンを離す際はペチというかペタという音も聞こえます。

ペタとしているときは向こうに張り付いているようなので、ボタンの戻りが遅いので操作性に影響が出ています。

寒ければすぐ再現できるので、なにかのトラブル・・・?

粘度があるものでボタンが張り付いている感じ。

低温時に粘性が上がるの物としてオイルとかグリス類の付着が頭に浮かんだのですが、なんでしょうね。

 

良く見るとマルチセレクターの右縁にカメラ内部から出てきた感があるオイルのようなものがついています。

 

もう確実にトラブルですね。

これはリモートコードの件で修理出すのに待ったをかけている時に発生したものです。

ペタペタしている様を動画で撮ったのをCD-ROMに焼いて一緒に送ります。寒いときは一発で発生しますが、修理する部屋は暖かいですものね。

 

後日修理完了。

交換箇所は、マルチセレクター、マルチセレクターゴム、OKボタン、レバー、背面FPC部組となっておりました。

要するに周辺箇所ごっそり取り替えです。

 

何が原因でなったかは判らないですが、これで事態は収束しました。

これらの故障は買って1年していないので保証適用です。

 

早期解決へのポイント:限定条件でしか再現できないものは、その現象を写真なり動画なりでその様を記録し資料として添付する。

 

 

※蛇足

今件についてはニコンピックアップサービスを利用しました。

ピックアップサービスの箱が到着と同時にカメラを梱包するので、運送箱だけ預かって後日発送は出来ないようなので、予定合わせはちゃんとしておきましょう。

精密機器運送ということで専用のパッキングで固定化するので、まぁそれなら後日発送は不可というのも判る気がしました。

下のはNikonとは関係ない別件の物ですが内容は同じです。

ダンボールにビニールがついていて・・・

 

ブツをこの中に入れます。

 

折り目のとおりにするとビニールが引っ張られて案外強力に固定。

 

これでピッチリと固定されます。やり方が悪いとダンボールやビニールが破けたりするんですよね。だからヤマトの人が梱包することで責任の在り処をより明確にしているのではないかと推測。

 

 

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