
日本語教師になるには
日本語教師の資格は赴任先の施設によってまちまちです。日本の公立学校の教師の様に教員試験の合格が必須というわけではないのです。従って、下にあげる「条件」を満たしていれば希望する学校に赴任するチャンスがあるということになります。自分がどこでどんなことをしたいかによって条件を満たす準備をしておかなければなりません。ここでは大別していますので、自分で必ず確認してください。
日本語教育を主専攻、副専攻など
国内の大学、国の教育施設等では日本語教育の博士号か修士号取得者を応募資格としています。また、経験も3〜5年以上としています。つまり、知識と経験重視の採用となっています。もしこれらの機関への就職は、かなり早い段階で日本語教師を目指していないと難しいと言えます。
日本語教育能力試験
毎年1月末に実施される、認定試験。教員免許取得と違って、これがないと就職できないというわけではありませんが、ほとんどの機関があれば有利と位置づけています。しかし、来年度から文部省(現文部科学省)認可からはずれます。また、来年度から試験内容が変わり、現職教師に有利になると言われています。全受験者の上位18〜19%が合格とされ、丸一日試験という、大変ハードなものです。国内外の求人のほとんどにこの言葉が見られます。ただし、「試験合格者か長期養成講座終了者」というふうに、併記されています。
420時間日本語教師養成講座
日本語教師を目指す一番の近道とされています。大学で勉強しなかった人や、社会人、レベルアップのために民間施設が開講しています。420時間が長期養成講座の基本時間数で、半年〜2年で習得します。日本語教育の全ての分野について網羅して、大学などでの授業と同じ時間数とされていますが、一定期間での授業なので一つ一つにかける時間が短く感じます。
授業の進め方から知識の会得まで、広範に学べるので即戦力になります。国内外の日本語教育施設の求人のほとんどにこの言葉がみられます。
短期養成講座
1〜3カ月で、授業に必要な知識や授業の進め方を集中的に勉強します。とにかく今すぐ教えてみたい人や、友達の外国人に教える人むけです。目的がはっきりしているので、この講座を受講する人は、すでに教える環境にいる人が中心で、たとえば日本語ボランティアやプライベートレッスンを始めるにあたって学ぶ人が多いようです。
現地教員免許
海外の大学、国際機関、特定の国が必須としている場合が多い資格です。取得には現地の大学での日本語教育学部等留学が必要です。私が知っている範囲では、オーストラリアやブラジルの教育施設のほとんどが必須としています。これはビザ申請の関係と資格としての両方を兼ねているようですが、なかには例外もあるので、各自問い合わせて確認してください。
語学力
海外英語圏、国内の英語話者向け日本語クラスには英語力が特記されています。大体が英検2級程度、TOFEL600点以上です。
また、各国の教育施設の募集資格には現地語が話せることを特記している場合が多いです。(マレーシア語・スペイン語・ポルトガル語など)ただし、赴任前の語学授業を受けられる場合もあります。
ボランティアなら、語学力はあるにこしたことはないけど、私みたいにできなくてもOK。外国人はいろんな国からの人がまじっているから、
共通語は英語とは限らないの。中国人のクラスでは英語は意味ないでしょ?