アポラボ

Second Life のボイスチャットの動作不良(音声品質)を改善する方法

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Second Life でボイスチャットをしていると、時々音声が途切れたり、一時的に音声が止まってしまったりすることがあります。インターネットの回線に無線通信(無線 LAN など)を使用していると音声が途切れることが多くなるようなので、ボイスチャットをする場合には出来る限り有線でインターネットにつなぐようにしてください。Bluetooth(無線通信)のヘッドセットを使用している場合にも音声品質が悪化して聞こえづらくなることがあります。

パソコンに接続されているマイク(または内蔵されているマイク)の品質にもよります。100円ショップなどで売られているような安価なマイクの場合には音声品質はかなり落ちるようです。2000円前後のマイクなら十分だと思いますが、同じ値段でもメーカーによっては Second Life との相性が悪いものがあります。

バッファローというメーカーのマイクは相性が悪いことが多いようです。エレコムやサンワサプライというメーカーのマイクは相性が良いようです。もしお使いのマイクがバッファローのものであれば別のメーカーのマイクに変えてみてください。

また、パソコンの性能が低いのも原因となることがあります。このような場合には、以下のようにしてパソコンが Second Life ビューアーに対して行う処理の負荷(基本優先度)を低下させることでボイスチャットの動作不良や音声品質を改善することができる場合があります。

ボイスチャットをしているときに自分の声がマイクやスピーカーから聞こえてくる現象(トークバック)が起きることがあります。そのような場合には「ボイスチャットのトークバック回避方法」をご覧ください。

方法その1: Second Life ビューアーのウィンドウを「非アクティブ」か「バックグラウンド」にする

私のパソコンの場合(→ 私のパソコン環境)Second Life ビューアーのウィンドウがアクティブな状態(フォアグラウンド=一番手前の操作可能なウィンドウ)になっているとパソコンへの負荷(CPU 使用率)はほぼ 100 %に達しています。Second Life ビューアーのウィンドウを非アクティブにすると 80 %近くまで下がり、バックグラウンドにすると 20 %近くまで下がります。

CPU使用率100%

Second Life ビューアーのウィンドウを非アクティブにするには、複数のウィンドウを開いている場合には Second Life ビューアー以外のウィンドウをクリックしてアクティブにします。ウィンドウがアクティブなのかどうかはタイトルバーの色を見て確認できます。一般的には、タイトルバーの色が濃い色の場合はアクティブで、薄い色の場合は非アクティブという設定になっていると思います。

ウィンドウを非アクティブにする1

表示されているウィンドウが Second Life ビューアー 1 つだけの場合は、デスクトップやタスクバーの余白の部分(何もないところ)をクリックすることでウィンドウを非アクティブにできます。Second Life ビューアーを最大化した状態で表示しているときにはタスクバーの余白をクリックしてください。

ウィンドウを非アクティブにする2

Second Life ビューアーをバックグラウンドにするには、ウィンドウを最小化します。

ウィンドウを最小化する

非アクティブの場合は Second Life の操作はできなくなりますが、ウィンドウ内に表示されている画面は見ることができます。最小化してしまうと画面も見えなくなってしまいますが、ボイスチャットは続けることができます。

方法その 2: タスクマネージャを使って Second Life ビューアーの基本優先度を下げる

タスクマネージャを使うことで、パソコンが Second Life ビューアーに費やす処理能力を低下させることができます。この方法であれば、ボイスチャット中もウィンドウをアクティブな状態にして Second Life ビューアーの操作をすることができます。

まず最初に Second Life ビューアーを起動して、ログインした状態にしておきます。ログインの前ではうまく行かないことがあるので、必ずログイン後に以下の操作をしてください。

タスクマネージャを開くには、タスクバーで右クリックして「タスク マネージャー」を選択するか、キーボードの [Ctrl] と [Alt] を押しながら [Delete] キーを押します。

タスクマネージャが表示されたら「アプリケーション」の中から「Second Life」を選択して右クリックします。出てきたメニューの中から「プロセスの表示」を選択します。

タスクマネージャ

すると、「プロセス」のタブに切り替わり、「SecondLife.exe」が選択された状態になります。「SecondLife.exe」を右クリックして、「優先度の設定」から「通常以下」を選択します。

プロセスの優先度を変える

これで、Second Life ビューアーの基本優先度が通常以下に設定され、ボイスチャットのプログラムの安定性が増します。

方法その 3: ショートカットを変更して Second Life ビューアーの起動時に自動的に基本優先度を下げる

タスクマネージャを使って基本優先度を下げる方法は、Second Life ビューアーを起動するたびに設定を変更しなければならないので手間がかかります。そこで、Second Life ビューアーを起動するショートカットを変更することで、起動時に自動的に基本優先度を変更することができます。

Second Life ビューアーを起動するショートカットを右クリックして、「プロパティ」を表示します。

ショートカットのプロパティ

「リンク先」の部分を以下のように書き換えます。

cmd /c start /d"C:\Program Files\SecondLife" /BELOWNORMAL SecondLife.exe

「OK」を押してプロパティを閉じるとアイコンが変わって、ショートカットの内容が変更されます。このショートカットを使って Second Life ビューアーを起動すると、「SecondLife.exe」の基本優先度は最初から「通常以下」になっています。

ただし、この方法で起動すると、ボイスチャットのプログラムの基本優先度も一緒に「通常以下」になってしまうことがあるので、場合によってはボイスチャットが不安定になる可能性もあります。この方法でボイスチャットが不安定になってしまう場合には、他の方法を使うようにしてください。

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author: アポロ