
《 lobotomy (leucotomy)》 |
| 上記の日本語訳(の意味)を
まとめてみると、lobotomy(leucotomy)と呼ばれる手術は
大脳の脳葉(特に
感情等を司る前頭葉)の一部を 切開したり切除したりして、白質(人間では
灰白質の下にある)の神経繊維を切断し、過剰に興奮させないように
感情を制御する目的で行われる術式のようである。つまり
神経繊維に
何か特別な刺激を与える訳ではなく、逆に
神経繊維の一部を使えなくすることで
感情や行動を鈍らせることが目的であるため、破壊を伴わない電気刺激を脳に与えるやり方は、lobotomy手術とは
まったく異なる治療法(術式も
目的も)ということになる。 …という訳で、【植物人間】も【快楽の座】も【ある監督の記録】も、本来の意味での ロボトミー手術なんかしていない、と言えますよね? 一応。ただ、【ある監督の記録】で使用している電流が、結果的に 神経繊維の一部を 傷つけているようなことがあれば…全然 無関係とも言えなくなっちゃいますけど…。でも、B・J先生は ハッキリと 《この中枢に・・・刺激を与えれば》 と おっしゃっていますので、通電は あくまでも運動中枢に刺激を与えるためのものであって、神経繊維を破壊するためではない(つもり)ということが わかります。電気ショックとロボトミーを混同してしまったセリフに 問題があったことは否定できませんが…。 |
まとめ
| 作品名 | 《ロボトミー》 というセリフの有無 | 実際に 《ロボトミー》 手術をしているか? | 実際の手術内容 |
| 植物人間 | 有 |
していない | 母親の脳の生死を確かめるため、脳に通電 |
| 快楽の座 | 無 |
していない | 脳に小さな電極を取り付け、快楽中枢を刺激させる |
| ある監督の記録 | 有 |
していない (一応) | 運動中枢に刺激を与えるため、脳に通電 |