8日目 長白自然博物館見学後延吉へ

 客室の備品の数が合わないということでフロントともめて15分遅れてホテルを出発する。5分少々走ると長白自然博物館に到着した。

 
長白自然博物館          展示室

 館内には東北虎、豹、馬鹿(ウマシカ)のほか鳥類、昆虫、蛇、両生類などの標本が多数展示されていて見応えがある。

 
豹              東北虎

 熊はツキノワグマに似ているがヒグマくらいの大きさだ。イノシシも鼻から尾まで2m近くもある。なお中国では猪はブタを意味し、イノシシは野猪という。

 
熊             猪

 博物館の庭にはヤナギランなどの野草が咲き乱れている。

 
ヤナギラン(拡大)         (拡大)

 50分ほどで見学を終えて延吉へ向い1時間ほど走ったところにある土産物屋でトイレを借りる。移動中のトイレは汚いことが多いが、ここはホテル顔負けのきれいなトイレだった。


土産物屋

 さらに20分弱走ると紅旗村という朝鮮族の観光村があった。家の軒下に石で造った大きな人形があったが朝鮮族と漢族の友好を願う人形だという。

 
朝鮮族の民家         石人形

 広場には朝鮮族の伝統的な遊びである大きなブランコやシーソーが置いてあった。観光客相手に朝鮮ニンジンを売っている人もいた。

 
ブランコ           朝鮮ニンジン

 道路に五味子を広げて干していた。五味子は漢方薬に使われる。

 
五味子を干す女性           五味子

 朝鮮族の子供がいた。男の子が民族衣装を着ていたが朝鮮族は漢化されていて観光用の民族衣装しか見られない。。

 
朝鮮族の子供

 このあと水田が広がる平野の中を走る。やがて湖が見えてきた。明月湖という人造湖だ。12時15分安図市に到着、トイレ休憩をとる。お腹が空いてきたが昼食まであと1時間半我慢しなければならない。

 
水田              明月湖

 13時55分延吉に到着した。延吉は延吉朝鮮族自治州の州都で面積は1350平方キロ、人口は約40万人で朝鮮族が58.4%を占め、町の中はハングル文字が溢れている。考世茂というレストランに入り昼食をとる。

 
レストラン          ウエイトレス

 ウエイトレスは漢族でチャイナドレスを着ているが料理は朝鮮料理で、どの料理もこれまでと味が違うのでおいしかった。特に大きな魚の頭を煮た料理や春雨の料理がおいしかった。

  

  

  

  
朝鮮料理

 食後図們へ向かい、1時間ほどで到着した。図們は北朝鮮との国境の町で図們江に架かる国境の橋がある。


図們国境大橋の門

 国境大橋の門の上に登る。屋上からは北朝鮮の建物が手にとるようによく見える。橋の先に金日成の大きな顔写真がかかった建物があり、その手前には兵士の姿が見える。。

 
国境の橋(拡大)        金日成の顔写真がかかった建物(拡大)

 北朝鮮の工場や民家も間近に見える。このあたりに住む人は裕福なのか民家はしっかりした造りの建物だ。


北朝鮮の工場と民家(拡大)

 対岸の畑では北朝鮮の農民が並んで作業している姿や牛で耕している姿が見える。

 
北朝鮮の農民

 橋の右側には鉄道の橋が見える。


鉄道の橋(拡大)

 中年の女がキャスターにたくさんの荷物を乗せて国境の境界線のところで待っていた。やがて北朝鮮側から2人の男が歩いてきて荷物を受け取り女と一緒に北朝鮮側へ歩いて行き10分ほどすると女が空のキャスターを持って戻ってきた。北朝鮮に親戚のいる朝鮮族の女がパスポートなしでも北朝鮮に入れる特権を利用して運び屋をやっているのだ。カバンの中にはお金がどっさり入っていることだろう。

 
運び屋

 このあと国境の境界線の所まで歩いて行く。なぜか境界線は図們江の上ではなく中国側の河原の上にある。


国境の境界線

 国境の橋を観光後、延吉へ戻り広場の前にある成宝大厦の中の成宝大酒店に落ち着く。成宝大厦の中には日本の料理店も入っていてあちこちに日本語の字が見える。

 
広場             成宝大厦

 夕食は芸林焼烤という韓国料理店でとる。


レストラン

 料理は焼肉料理で日本で食べるのと同じようなものだ。

 
部屋             焼肉料理

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