9日目 トルトゥゲーロ国立公園観光

 コーヒーとビスケットの簡単な食事をとりモーターボートに乗って5時50分に船着き場を出発する。小雨が降っていてうす暗い。


船着場前の景色

 国立公園のレンジャー詰め所に行き観光の手続きをしてからハダー水路をゆっくりと進む。

 
ハダー水路の景色 (拡大)        (拡大)

 川岸の小枝には獲物を狙う鵜や鷺やカワセミがとまっている。

  
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 アメリカレンカクが水草の上を歩いていた。


アメリカレンカク(拡大)

 大きな花が咲いていた。パキラの花だという。


パキラの花(拡大)

 イグアナやカワウソも見られた。

 
イグアナ(拡大)               カワウソ(拡大)

 暗い場所の木の肌にブラジリアン・ロング・ノーズコウモリがぶら下がっていた。そこにいると指さされても木の肌の色にまぎれてなかなかわからない。カイマンワニの子供も暗い場所に潜んでいた。ストロボを光らせると目が異様に光った。

 
ブラジリアン・ロング・ノーズコウモリ(拡大)               カイマンワニの子供(拡大)

 ロッジに戻り朝食をとった後、今度はジャングルウォークに出かける。入場者は1回10人に制限されているので2組に分かれて時間をあけてレンジャーセンターを通過する。道が悪いのでロッジから長靴を借りてはいたが足に当たってちょっと痛い。船に乗っているときは曇り空だったが幸い晴れてきた。

 トレイルの脇に大きめの葉の木があった。ココアの木だという。さらに歩いて行くとたくさんの気根を出したヤシの木があった。日の当たる方へ根を出して動いて行くので歩くヤシと呼ばれている。

 
ココアの木        歩くヤシ

 体長が2cmもある大きなアリがいた。噛まれると非常に痛いという。アマゾンの先住民は一人前の男として認められるにはこのアリをたくさん入れた袋に手を入れてアリに噛まれなければならないという。兵隊アリの群れが歩いていた。兵隊アリは巣を持たず絶えず歩いている。    

 
オオアリ       兵隊アリの群(拡大)

 クモザルの群がいて見上げていると子供の猿が私たちに興味を持ったらしく近くまで降りてきて眺めている。おかげでいつもは真黒にしか写らない顔をはっきり撮ることができた。


クモザルの子供(拡大)

 川窪さんがキヌバネドリがいますと言うので皆が一斉にクモザルの子供の方向からキヌバネドリの方向へ顔の向きを変える。キヌバネドリはケツァールの仲間で大変美しい。


キヌバネドリ(拡大)

 ミツバチの巣があるというので見ると木の幹にパイプのようなものが突き出していて中にミツバチがびっしりいる。雨避けのため入口にパイプを作っているのだ。


ミツバチの巣の入り口(拡大)

 トカゲもよく見かける。しっぽの部分が青緑色に輝くきれいなトカゲがいた。動くのが早いのでフラッシュトカゲと呼ばれているが、尻尾が青緑色をしているのは子供のうちだけで成長すると茶色くなってしまう。

  
トカゲ (拡大)             フラッシュトカゲの子供(拡大)               親のフラッシュトカゲ(拡大)

 黄色い小さな蛇がいた。毒蛇の子供だという。歩きはじめる前に毒蛇がいるからトレイルから外れないよう注意されたが本当だった。


ドクヘビの子供(拡大)

 歩いて行くと海岸に出た。昨日訪れた海亀が来る海岸の続きだ。上空を見上げると大きな鳥が一列になって飛んでいたがペリカンの群だという。

 
海岸(拡大)              ペリカンの群(拡大)

 入口に向かって別の道を通ってレンジャーセンターに引き返す。途中に小さな赤いカエルがいた。このカエルも毒カエルだ。毒のないカエルもいたが保護色なのでどこにいるのかなかなかわからなかった。

 
毒カエル(拡大)              保護色のカエル(拡大)

 レンジャーセンターに近づくとたくさんの小鳥がいた。コマドリは茶色で地味な色だが雨季の始まりを教えてくれるのでコスタリカの国鳥になっている。

 
(拡大)              コマドリ(拡大)

 ロッジに戻り客室で休憩し13時からロッジのレストランでブッフェスタイルの昼食をとる。


昼食の料理

 午後は自由行動でキャノピーやカヌー乗りなどに出かけた人もいたが私はフランクさんの案内でトルトゥゲーロ山にハイキングに出かけた。モーターボートに15分ほど乗って下船すると船着き場の前に休憩所があり、休憩所を通り抜けて右手に5分ほど歩いてから登り始める。始めのうちは緩やかな登りだったが途中から急な登りになりカメラ2台をぶら下げているので帰りに滑らないかと心配になる。


休憩所

 20分ほど登ると展望台に出た。高度計を見ると90mしか登ってないからかなりゆっくりしたペースだ。展望台からはカリブ海やトルトゥゲーロの北部の森林と水路が見える。近くの木にヒメコンドルがとまっていた。いつもは見上げてみなければならないのに横から見られるのは山に登った効果だ。まだ道は続いているがフランクさんがこの先は険しくなるというので引き返すことにした。以前の私だったら絶対に行くのだが最近気力がなくなってしまった。

 
カリブ海と水路と森林(拡大)              ヒメコンドル(拡大)

 17時10分エバー・グリーン・ロッジに戻る。疲れたので夕食まで横になって休み19時からロッジのレストランで夕食をとる。川窪さんが日本からソーメンを持ってきて作ってくれたので久しぶりに日本の味を楽しむ。このほかにブッフェの料理も食べたので腹が膨れて苦しくなってしまった。体力は低下したが食欲だけはまだ残っている。

 
ソーメン           料理

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