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機械物に故障はつきものです。
壊れない機械は無いといってもいいでしょう。
でもメンテナンスは確実に機械の寿命を延ばします。
が長く乗っていれば、調子を悪くする時だってあるでしょう。
何だか調子が悪いなぁ〜 このページがそんなときの助けになれば幸いです。
ここでは主に2000年モデル以降のスポーツスターが対象です。
ブレーキなどの重要保安部品は信頼できるショップなどで実施してもらいましょう。
このコーナーはあくまで参考なので、実施は自己責任でお願いします。
他にリクエストがありましたらメールか掲示板に書き込み下さい。随時更新させていただきます。
☆エンジンオイルとオイルフィルター(別ウインドウ)
☆トランスミッションオイル
☆スパークプラグ
☆エアークリーナーフィルター
☆ブレーキパット
☆ブレーキのエア抜き
☆クラッチ調整
| 純正指定オイル | HD純正スポーツトランスフルード 又はスクリーミンイーグル SYN3化学合成オイル |
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| 点検時期 | 4000km毎 | |
| オイル交換時期 | 新車時は800km、その後8000km 走行時、以後8000km毎(又は1年) |
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| オイル交換方法 | 1.車体を水平な面に垂直に立てます。スタンドの下にブロックなどをかませても 良いでしょう。 2.@トランスミッションドレンプラグの下にオイル受けをおき、プラグを外して 潤滑油を抜きます。 3.ドレンプラグはマグネット式になっているので、鉄粉を綺麗なウエスでふき 取ります。 清掃したらドレンプラグを取り付け19〜28Nmのトルクで締め付けます。 4.T-27トルクスドライバーでAクラッチインスペクションカバーを取り外します。 このときプライマリーカバーのクワッドリング(ガスケット)を傷つけないように しましょう。 5.クラッチインスペクションカバーの開口部からスポーツトランスフルードを 1クオート(1ボトル:946cc)注入します。 ※量の確認・詳細については次項「潤滑油のレベル」を参照してください。 6.T-27トルクスドライバーで対角線上に順番に、Aクラッチインスペクションカバー を9〜12Nmのトルク値で締め付けます。 |
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| 潤滑油のレベル | 潤滑油の適正レベルは車体を垂直にしたときに、@クラッチダイヤフラム スプリングの下縁がスポーツトランスフルードに浸るくらいになっていることです。 入れすぎはクラッチ切れ不良やギャーが入りづらくなったりします。 また少なすぎてもクラッチの焼き付などを起こしてしまう可能性があるので 注意しましょう。 |
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| 純正指定プラグ | 6R12 | ![]() |
| プラグギャップ | 0.96〜1.09mm | |
| 交換時期 | 8000km毎清掃 16000kmで交換 |
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| 清掃方法 | 1.電気接点クリーナーやブレーキクリーナーで電極の汚れを落とし、エアガン等で乾燥させる。 2.細かい平棒やすりなどを利用してプラグの電極を平らにする。 上の図のようにプラグの電極のカドが立つように調整する。プラグのカドが立った(鋭い)方が丸まった ものよりも、何と25%〜40%!もの低い電圧で点火することができます。 3.プラグギャップを調整します。 |
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| 取り付け方法 | 1.シリンダヘッドとスパークプラグのねじ山を点検し、必要に応じて清掃、修正します。 メーカーではCRCなどの浸透性潤滑油で堆積物を軟化させたあとの清掃・修正を推奨しています。 2.スパークプラグのねじ山にアンチシーズ(耐熱焼きつき防止剤)を薄く塗布し、プラグを手で締め付け トルクレンチで15〜24Nmのトルクで締め付けます。 トルクレンチがないときはスパークプラグを手で締め付けたあと、プラグレンチで1/4回転締め付けます。 ※プラグねじ山へのアンチシーズは必ず塗布しましょう。塗布しない場合取り外し時にねじ山がカジッって しまい最悪 ヘッド交換、もしくはヘリサート打ち込みになったケースが何回かあります。 |
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| 純正指定 エアフィルター |
純正品番 29331-96(88以降XL) 価格5320円 29036-86(86〜87XL) 価格3140円 ※価格は2003年調べ |
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| 清掃時期 | 8000km走行毎 ※埃の多い場所を 走行する場合は これ以下で清掃 |
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| 取り外しと 取り付け |
1.図中Cの二本のスクリューをエアクリーナーカバーから取り外す。 2.DトリムとEカバーを取り外す 3.HDI仕様車ではGのスクリュー(三本)を取り外し、エアーエレメントを取り外す。 4エアーエレメント清掃後、Iガスケットを点検し(必要に応じて交換)取り外しと逆の手順で取り付けます。 5.経験上Cボルトが固着していたケースがあったので、取り付け時にねじ山を清掃した後ねじ山にアンチシーズ (固着防止潤滑剤)を薄く塗布したほうが無難でしょう。 |
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| 清掃方法 | 1.軽度の汚れであればエアガンなどでエレメントを内側から吹いて、埃を吹き飛ばします。 またはフィルターエレメントを洗剤をぬるま湯に溶かして洗浄します。(使い捨てではないのです!!) すすやカーボンを取り除くには中性洗剤を溶かしたぬるま湯にフィルターエレメントを30分浸します。 2.低圧のエアーで(2.2kg/cu)エレメントを乾燥させます。エアガンが無ければ自然乾燥させます。 3.エレメントを持ち上げて強い光にかざし、光が均一に漏れていればフィルターは完全に清掃されています。 4.@バックプレートやEエアクリーナーカバー内側の汚れも、綺麗にウエスなどで清掃しておきましょう。 |
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| 純正指定 ブレーキパット |
純正品番 44082-00A 6550円 (00以降モデルのフロント・リヤ用) FXSTS、FLSTSのフロントと FXSTDのリヤには不可 44063-83C 5820円 (84〜99のXLフロント) 44209-87C 7270円 (87後期〜99XLのリヤ) |
図1.ブレーキパット 形状の違いに注意![]() |
| 点検・清掃・交換 の時期 |
4000km毎 新車時・パット新品交換後は160kmまで慣らし走行をしましょう。 | |
| パットの交換方法 (フロント) |
1.フロントマスターシリンダのキャップを取り外す。 (交換中ブレーキフルードが溢れない様に注意しましょう) 2.両方のBパットピン(12ポイント)を緩めます。 3.キャリパーの取り付けボルト@Aを取り外し、キャリパーをフォークから外します。 4.パットをこじってピストンを押し戻した後、Bパットピンを取り外して古いパットを 取り外します。 ※パットは非対称形状なので形や取り付け方向をメモしておきましょう。 ※車両の右側で図1パット中の二個のタブ(図中1)の付いたパットが内側です ※車両の左側で図1パット中の二個のタブ(図中1)の付いたパットが外側です 5.新品のパットのカドをやすりで面取りする。パットピンにアンチシーズを塗る。 6.新品パットを取り外したパットと同じ向きに取り付けます。 パットの曲線部分(図1参照)を車両の後方に向けます。 7.両方のパットピンをカチッと音がするまでゆるく締め付けます。 8.キャリパーをフォークに取り付けます。(締め付けトルク38.0〜51.5Nm ※下側のボルトから締め付けましょう。 9.パットピンを締め付けます。(トルク20.3〜22.6Nm) 10.ブレーキレバーをポンピングして、パットとローターを密着させましょう。 |
図2.フロントブレーキ![]() |
| パットの交換方法 (リヤ) |
1.リヤマスターシリンダのキャップを取り外します。 (交換中ブレーキフルードが溢れない様に注意しましょう) 2.両方のパットピン(12ポイント)を緩めます。 3.内側のパットを大き目のマイナスドライバーなどでゆっくりとこじって戻します。 ブレーキローターを傷つけないように一定の圧力で行います。 パットとローター間をこじってキャリパーピストンを押し戻します。 4.ピストンが充分押し戻されたら、パットピンを引っ張ると内側のパットが外れる。 ※パットは非対称形状なので形や取り付け方向をメモしておきましょう。 ※図1ブレーキパット中の二個のタブ(図中1)の付いたパットが内側です。 5.新品のパットのカドをやすりで面取りする。パットピンにアンチシーズを塗る。 6.新品パットを取り外したパットと同じ向きに取り付けます。 パットの曲線部分(図1参照)を車両の後方に向けます。 7.両方のパットピンを締め付けます。(トルク20.3〜22.6Nm) 8.ブレーキペダルをポンピングして、パットとローターを密着させましょう。 |
図3.リヤブレーキ![]() |
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まず、交換前にマスターシリンダタンク内の、古いフルードを 注射器等を使用して吸い出します。 そのまま新しいフルードを入れると、水分や汚れを含んだ 古いフルードと混ざってしまい、非常に交換の効率が悪くなって しまいます。 ![]() フルードはオーナーズマニュアルを参照して、自分のブレーキシステムに 適合するブレーキフルードを準備します。 スポーツスターの場合は 〜2006年:DOT5 2007年〜:DOT4ですが、入念に確認してから購入します。 |
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キャリパーのブリーダーボルトにフルード排出用のホースと ブリーダーボルトを開け閉めするレンチを取り付けます。 この時点では、まだブリーダーボルトを緩めてはいけません。 ホースの反対側は、排出したフルードを受け止めるために 適当な容器や、トレイに配管しておきます。 |
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マスターシリンダに新しいブレーキフルードを入れます。 --交換のみの場合は下記の作業は必要なしです。-- ブレーキホースや、マスターシリンダを交換した場合は 高価なフルード節約のため、配管内のエアをこのまま抜きます。 フルードを入れる前にホース内のエアーがスムースにマスターシリンダに 上ってくるように、ハンドルを適当に切ってブレーキラインがマスターシリンダまで スムースな上り勾配になるように調整します。 その状態で、ブレーキレバーをゆっくりと握りきらない程度に操作すると ポコポコと配管内のエアが抜けてきます。 エアが出なくなっても、一旦深くレバーを操作してから、上記作業を繰り返すと またエアが出てきますので、レバーに抵抗が出るまで根気よく続けます。 |
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空気はキャリパーの上の部分に溜まりますので、エア抜きするキャリパーの ブリーダーボルトが、一番上に来るようにハンドルを切って調整します。 準備が整ったら、下記エア抜き順序を参照にエア抜きを行います。 レバーを握ったり話したりするタイミングには十分注意します。 間違えるとブレーキラインに、大量にエアを噛み込みますので注意します。 エア抜き最中はマスターシリンダのフルード量を随時確認し、1/3位まで減ったら 補給します。 補給を忘れると、レバーを話した瞬間、大量に配管にエアを吸い込みますので 注意します。 |
▲エア抜き順序
@ ブレーキレバーを握る(握ったまま離さない) → A ブリダーボルトを緩める(フルードとエアが排出される)
→ B ブリーダーボルトを締める → C ブレーキレバーを離す → @からを繰り返す
| 1.図1参照のうえ@ラバーブーツをAケーブルアジャスターから スライドさせます。 2.Aケーブルアジャスターを1/2 in.レンチで押さえてBジャ ムナットを9/1 6 in.レンチで緩め、Aケープルアジャスター からスライドさせます。AアジャスターをBジャムナット の方向に移動させてクラッチハンドレバーに大きな遊びを 与えます。 3.ロックナットとボルトを外し、左フットレストサポート からフットレストを離す。フットレストとスプリング ワッシャーを外します。 4.図2参照。T・27トルクスドライバーを使用して@トルクス スクリューとワッシャーを外し、Aクラッチインスペクション カバーを取り外す。その際、ブライマリーカバーのMクワッド リングを損傷しないよう注意します。 5.BスプリングとCロックプレートを調整スクリューの平面部 からスライドさせて外す。Kクラッチ調整スクリューに抵抗 を感じるようになるまで反時計方向にまわし、1/4回転時計 方向に戻します。 6.BスプリングとCロックプレートを調整スクリューの平面 部にはめる。ロックプレートの6角部分がEアウターラン プと合わないときは、K調整スクリューを少し時計方向に 回転させて合わせます。 7.Mクワッドリングがプライマリーカバーの溝に完全には まっていることを確認する。T-27 トルクスドライバーを 使用して、@トルクススクリューとワッシャーでAクラッチ インスペクションカバーを取り付ける。@スクリューは 対角順に9〜12 Nm(84〜108in-lbs)のトルク値で締め 付けます。 8.図1参照。Aケープルアジャスターをケーブルの遊びが 完全になくなるまで時計方向にまわす。クラッチケープル のアウターチューブをクラッチレバープラケットから引っ張り 遊びを点検する。必要に応じてAケーブルアジャスターを まわし、図3に示すようにケープルのアウターチューブと クラッチレバーブラケットの間に1.6〜3.2 mm (1/16〜1/8 in.)の遊びを与えます。 9.アジャスターを1/2 in. レンチで押さえ、9/16 in.レンチ を使用してジャムナットをケーブルアジャスターの方 に締め付ける,ラバーブーツをスライドさせてケーブル アシャスターにかぶせます。 10.左フットレストサポートの下部の穴にスブリングワッシャー を、凹面をサポートフランジの方に向けてはめる。 フットレストの穴とサポートとスプリングワッシャーを 合わせ、ボルトとロックナットを取り付ける。 ロックナットは11〜22 Nm (96〜192in-lbs)のトルク値 で締め付ける。 |
図1.クラッチアジャスター |
![]() 図2クラッチ本体部 |
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図3.クラッチケーブル遊び |
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