磐梯ヒルクライムレポート
3つの峠を越える
行程:(1日目)福島市→(70号)→高湯温泉 16.1km
2日目 高湯→(磐梯吾妻スカイライン)→浄土平→土湯峠→(R115)→(県道70号)→(磐梯吾妻レークライン)→裏磐梯 58.6km


全国自転車ツーリング旅行HP『CharyTime』

この場所を選んだ理由としては北東北はよく行ってたものの南東北はまだ未開の地であったことと 実際、計画はしていたが震災の影響で長く保留になっていたが風評がそろそろ少なくなってきただろうと思い 実行しました。そしてスカイラインがまだ無料だったということから(自転車はそう変わらないが) 今の機会に検証をしようということで行いました。



1日目(高湯温泉)

この日は福島市街から高湯温泉まで行くことが目的です。距離はそうありませんが、午後からのスタートでオール登りなので けっこうタフだと思われます。しかしながらアクセスは良く新幹線駅からのスタートなので随分スムーズでした。 市街地をどんどん抜けてだんだんと山間に近づいてゆき、少しずつ新緑の景色に覆われてきました。


このあたりは緑が美しかったですね。そして前方には吾妻山が見えていたが雲とガスに覆われていた。 ちなみにユースで同室のおじさんによると雹が発生していたとのことです。やはり山の天気はあなどれません。


だんだんと標高を上げてゆき高湯800m地点まで行くわけですが景色がなかなか良かったんで苦ではありませんでした。 ときどきコンクリート舗装になったりするのですが、雪解けをよくする為らしいです。

さてぐにゃぐにゃカーブをひたすら登りに登りました。自転車押しとはいえまあ普段の登山よりかは全然足の負担とか 少ないんでそんなにきつくはないです。 温泉街近くはけっこう殺風景な雰囲気でした。やはり温泉ガスとかで草木が育たないんでしょうね。 このあたりから残雪がちらほらと見え始めいよいよ標高が高くなってきたなと感じました。

高湯温泉街











ログキャビンステラポートユースホステル宿情報

この日の宿は私としてはかなり珍しいユースホステルです。そこしかなかったのかといえばそうですね。 ただし高湯という拠点はこの計画を実行する上ではかなり重要であったことが大きかったです。 他の宿泊所は旅館的なものとかいろいろありましたがすべて1人はお断りな感じでした。 まあ調べてないですが繁盛期だと旅館はまずNGなことが多いです。 続いて民宿的なところも満席とかお断りとかだったんでYHにしました。YHは別に嫌いではないんですよ。 ただ同室した人の相性とか悪いと一日具合悪いですからね。ある意味かけですし気が合うにせよ ゆったりと一人でくつろぐことが出来ないので敬遠しているのですわ。

この宿は温泉の日帰り湯の券を配布しているので気軽に温泉と楽しむことが出来ます。 この施設は露天しかありませんので洗い場とかは簡易的です。なので寝冷えに注意ですね。 冬場とかけっこう寒いのでは!?と思ったんですけど(^^; 泉質は硫黄系でしょうかね。クセがある系です。乳白色のやや濃い感じかな。 よってしっかり洗い流す必要がある感じでしたね。白骨温泉に近いかな?

おじさんとは屋久島の話についていろいろしておりましたね。私みたいな自転車旅行者のような特殊な人(?)は 基本的にこういう宿に泊まるんで同じような人がそろっているんだなと感じます。 私がモッチョム断念した点はそんなに難しくないでしょうみたいに言ってました(^^; まあ展望はあそこで良かったんですけどね(言い訳) 今年の富士山の世界遺産については残念に思っているらしくこれで屋久島のように 旅行者が殺到して自然に悪影響になるなと懸念しておりました。 彼はそのまま新潟の方へ出向くようでけっこう忙しいようなことを言ってました。 私とは逆にスカイラインを降りてきたとのことですが、山頂は吹雪いてたらしいです。 これはちょっと覚悟しないとな〜なんて思いました。この時期に標高1500m以上ですからそうですね。 なんかIパッドみたいな端末を持ってまして写真を見せてくれました。どこの写真だったか覚えてませんが・・・


このユースはステラポートと言いまして昔スターハントYHと言われていたそうで天体観測の場が設けられています。 そんなんで夜は観測会が行われました。ユース参加者の全員?が庭にある天体望遠鏡にていろんな★を観測しました。 土星とか星団とかあと銀河とか見たかと思います。この時期は天の川があまり見えないそうです。 それでもけっこう★が綺麗でした。中には人工衛星なんかもおしえてくれて面白かったですね。 レーザーでの解説でした。あとは事務所のログハウスでいろいろ本やTVを見ながら各自コテージに戻りました。

晩飯はけっこうおいしかったですね。ユースということでさほど期待はなかったんですが鳥料理だと思います。 なかなかジューシーな感じでした。


2日目(磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークライン)
朝は高湯温泉街をちょっと散策。ちょっと標高が高いのですがすがしかったです。カタクリなんぞも咲いていました。 他高山植物もけっこうあって春の到来を告げている様子でした。


この日は本当に晴れて良かったと思う。この日の天候次第では登頂不可になる可能性もあったんで大きいです。 この日はスカイライン800m地点の起点から標高1600越えで吾妻連峰を抜けて裏磐梯に抜けるというちょっとハードな内容です。 それだけにちょっと気を引き締めてかかりました。 最初はゆっくり入りたんたんと標高を稼いで行きます。レーサーのように颯爽と駆け上がるイメージとはかけ離れております(^^; それでもゆっくりと標高を稼いで行きました。途中に閉鎖になったと思われるスキー場があり、それをしばし見つつさらに高度を上げてゆく。



標高1000mを越えるとさすがに低木になってきて麓のような新緑はなくなっていました。ここが緑になるにはまだまだ先のようです。 不動沢橋という大きな橋がありますが、これは雲海が遠目に見えて幻想的とのことですがこの日は雲がありませんでした。 晴れているんで良いんですがね・・・ しかし見晴は良いです。福島市街なども見ることが出来ますし。

1200mを越えてくると残雪が目立ち始め森林限界が近づいてきました。その為か風もきつくなって寒くなってきました。 この辺でダウンを着用しました・・・







さて完全に森林限界を迎えた・・・というよりこの辺は火山性ガスが発生しているのでけっこう殺風景になってます。 なので自転車で通って大丈夫なのだろうかという疑問もあるんですが普通に通っている人が多いようなんで まあ敏感でなければ大丈夫なんではないしょうか?私も一応、早く抜けるようにはしたつもりなんですが やはりアップがきつくてどうにもなりませんでしたね。 しかし殺風景だけあって遮るものがなく見晴が良かったです。遠目に吾妻小富士を眺めつつ残雪の風景を 眺めながらのサイクリングは爽快でした。 道もアップながら走りやすい路面でしたんで終始疲れずに行けたと思っております。

浄土平付近は車が渋滞しておりました。やはり無料ということでアクセスが増えたのかもしれません。 こういうとき自転車の優越さを感じますね。そしてこの景色を肌で感じることの出来ることも・・・これだからチャリダー冥利に尽きます。 浄土平で昼くらいになるであろう予想はあったんでここで昼休憩及び散策をしました。ビジターセンターでちょっと休みながら 食事をして吾妻小富士を散策するといった感じです。 この日は天候が良かった為、なかなか良い散策が出来ました。ただ吾妻小富士の稜線に出たところすごい風だったんですぐ降りましたけど・・・ あんな中お鉢めぐりをしようとは思いませんわ(^^; 火口が見えただけでも良しとしましょう。



磐梯スカイライン土湯峠側ですがこちらは向うとは違って明らかに風の通り道になってるっぽいです。 つまり偏西風がもろにぶつかっている地点で冬でも豪雪になっている印象がしました。 GWの現在でもかなりの積雪があり。道の両端には雪の壁がずっとあるような感じでした。 山の斜面にはまだたっぷり雪が残っている感じでした。そしてここのダウンヒルはかなり寒い・・・風も寒いしあたる風も寒いです。 これは天気が悪かったらかなりキツいでしょうね。



ここの景色も変化に富んでいて安達太良山とか樹氷のある丘や森林。そして白の世界を見ることが出来ました。 しっかしこの自転車そろそろヒルクライムには危険だろうと思われます。ギアがかなりヘタってきているようで、旧式なんで リペアが効かない・・・特注とかになると新車買った方が良い結論になります。 おそらくもし次に今回のような計画を立てるとするのであれば新車にすることになるかと思います。 思い入れは確かにあるんですが自転車自体も消耗品なんでどうしても寿命があるんですよ・・・ ブレーキとは普段と比べようにないくらいの負担がかかりますし、タイヤ、フレームなども同様です。 特にダウンヒルを行う場合はそれが命取りになりますから・・・



さて一気に土湯峠まで。ここもけっこうな標高なんですが、頂上に比べて随分暖かかったです。 ここからはレークラインを行くかR459を行くか迷いましたが。余裕がありそうなんでレークラインにしました。 このあたりは新緑こそまだ早かったものの並木や湖面にそった木々と、向こうに見える磐梯山の山容など なかかなの展望を望みながらのサイクとなった。 途中、中津川渓谷というのがあってそこからサイクリングロードに入れるとあったんんでレストハウスの横道から トレイルライドして入ったんですが、どう考えても無理な渡渉地だったんでやめました。 サイクロード自体も使われてなさそうな雰囲気でしたし、横道から車道に入りました。









ここから涼風峠へ。裸木の並木をゆきそのままダウンヒル。これで2つの有料道路を突破しました。あとはゴールドラインのみ。 レークラインをおりたところはちょうど裏磐梯の中心地であり宿が沢山立ち並んでいました。 雪なんかもけっこう残っていたりして豪雪地帯なんだなと思わせます。

ここからちょっと町はずれにあるペンションヴァンブランへ。ここはオーナーがサイクリストであるところでもあります。 フロントバックがアルプスというメーカーのやつをつかっていたようで何やら手作りのカゴのようでした。 ずいぶんと昔から自転車乗りやっているようです。そのメーカーは今はやっていないとのことでした。 晩飯はちょっと洒落たフレンチでフレッシュなひとときをすごせました。 またこの宿は離れにも露天風呂があったりしていろいろ新鮮味を感じることが出来ます。





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